BIC WiMAX(ビックワイマックス)の解約方法や注意点、解約違約金なしで解約する方法を解説
大手家電量販店のビックカメラで契約できるWi-Fiサービスに「BIC WiMAX」があります。
すでにBIC WiMAXを使っているけれど繋がらない、速度制限がかかるなどの理由から解約を検討している方もいらっしゃるでしょう。
また、これから契約を検討していて、解約に関する情報をチェックしておきたいという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで本記事では、BIC WiMAXの解約方法や解約時の注意点を詳しく解説します。
また、解約違約金なしでBIC WiMAXを解約する方法も紹介していますので、ぜひご覧ください。
BIC WiMAXとはどんなサービス?
BIC WiMAXは、株式会社ラネットが運営するWiMAXプロバイダーです。
株式会社ラネットの名前はあまり聞き慣れない方も多いかもしれませんが、ビックカメラやコジマデンキ、ソフマップと言えば多くの方が知っているのではないでしょうか。
このBIC WiMAXは、主にビックカメラグループ(ビックカメラ・コジマデンキ・ソフマップ)の店頭で提供されているWiMAXなのです。
近年、オンラインでのみ申込みを受け付けているWi-Fiプロバイダーが多いなか、店頭で契約できるため詳しく情報を知ってから契約したい、実機を触って確かめてみたい、家電量販店のポイントを貯めたいといった方におすすめのプロバイダーです。
BIC WiMAXの解約方法
BIC WiMAXを契約したものの、なんらかの理由によって解約したいと考えている方もいるでしょう。
そこで、BIC WiMAXの解約方法を解説します。
BIC WiMAXを解約する方法は、次に紹介する2種類のみです。
ビックカメラやコジマデンキ、ソフマップの店頭で解約は受け付けていないので、お店へ足を運んで店員さんに解約を依頼することがないようにしましょう。
「お客様サポートセンター」へ電話する
1つ目は、お客様サポートセンターへ電話して解約する方法です。
・0120-99-5151
受付時間:9:00〜21:00(年中無休)
・042-310-3710
※携帯電話からかける場合はこちら(有料)
上記いずれかの番号へ電話して、解約したい旨を伝えます。
携帯電話からフリーダイヤルへはかけられないので注意してください。
お客様サポートセンターでは、いつまでに解約したいのか、解約違約金の有無なども教えてもらえます。
解約違約金が発生するかどうかなど不明な方は、お客様サポートセンターに電話して詳細を確認のうえ解約手続きを進めるのがよいでしょう。
解約届を郵送する
2つ目は、解約届を郵送する方法です。
ホームページから解約届をダウンロードして、必要事項を記入したうえでポストへ投函します。
解約届けの書類は、以下からダウンロードできます。
上記のリンク先ページにある「解約届」を利用してください。
個人ではなく法人で契約している方は、「解約届別紙(法人)」になります。
また、郵送先については「封筒貼付用紙」を印刷して、封筒に貼り付けるだけです。
郵送にかかる費用は不要となっており、切手を貼る必要はありません。
サポートセンターへ電話する時間がない方や、電話をしたくない方は郵送手続きを利用しましょう。
ただし、郵送による解約は書類のダウンロードや印刷、記入など多くの作業が必要となるため、お客様サポートセンターへ電話して解約した方が、手間がかからないのでおすすめです。
BIC WiMAXを解約する際の3つの注意点
BIC WiMAXを解約する際の注意点を3つ紹介します。
今後解約を検討している方は、以下の内容を確認したうえで手続きを進めてみましょう。
1.BIC WiMAXは解約月の料金が日割りになる
BIC WiMAXは、解約月の料金が日割りになります。
多くのWiMAXプロバイダーでは、解約月の料金は日割りとならず月単位の締め切りになっているので、利用者にとってはうれしいポイントです。
解約月の料金が日割り計算されるということなので、不要になったタイミングで最短の解約を進められます。
なお、電話で解約する際は直接解約日を伝えられますが、郵送の場合は解約届けに解約希望日を記入します。
記入する解約希望日は、解約届けの投函日から6営業日以降でしか指定できないので注意しましょう。
最短で解約を進めたいという方は、解約届ではなく電話による手続きがおすすめです。
2.BIC WiMAXは解約違約金が発生するケースもある
2023年1月24日の時点でBIC WiMAXが提供するプランには契約期間の縛りがないため、解約時に解約違約金が発生することはありません。
しかし、過去にBIC WiMAXで提供されていたギガ放題(3年)など一部のプランでの契約や、キャンペーンが適用されている場合などは、解約するタイミングによって解約違約金が発生する可能性があります。
解約違約金の一例
契約プラン |
契約期間 |
解約違約金 |
BIC 定額ツープラス BIC 定額ツープラス(2年) BIC定額ギガ放題(2年) |
1年目 |
20,900円(税込) |
2年目 |
15,400円(税込) |
|
BIC 定額ツープラス(3年) BIC定額ギガ放題(3年) |
1年目 |
20,900円(税込) |
2年目 |
15,400円(税込) |
|
3年目 |
10,450円(税込) |
|
BIC 定額ツープラス(4年) |
1年目 |
20,900円(税込) |
2年目 |
15,400円(税込) |
|
3年目 |
10,450円(税込) |
|
4年目 |
10,450円(税込) |
上記は契約期間内に解約すると発生するもので、契約の更新月に解約した場合は、解約違約金が発生しません。
契約プラン、利用期間によって解約違約金の発生有無や金額が異なるので、自分がどのプランで契約しているのか、契約してからどれくらい期間が経過しているのかなど、BIC WiMAXのマイページへログインして確認してみましょう。
3.端末は返却不要
BIC WiMAXを解約する際、Wi-Fiルーター本体の返却は不要です。
そのため、電話または郵送によって解約手続きが完了すれば、端末は手元に残ります。
解約後手元に残った端末は、以下のような使い道ができます。
- 別プロバイダーのSIMカードを挿して使う
- 売却する
ただし、別プロバイダーのSIMは利用できないケースもあるため注意が必要です。
また、メルカリやリサイクルショップなどで売却する際、古い端末は値段が付かない可能性もあります。
その場合は、自分で処分しましょう。
端末の処分方法は自治体によって異なるため、お住まいの市区町村へ確認してみてください。
解約違約金なしでBIC WiMAXを解約する方法
BIC WiMAXの繋がりが悪いなどの理由で解約したくても、解約違約金が発生すると大きな出費になるため、躊躇してしまいますよね。
そんな時は、次に紹介する方法を検討してみてください。
BIC WiMAXのWiMAX +5Gプランへ機種変更する
BIC WiMAXで「WiMAX 2+」プランを利用している方は、「WiMAX +5G」プランへの変更が可能です。
「WiMAX +5G」プランへ乗り換えれば、「WiMAX 2+」よりも通信速度の向上や通信状況の改善が見込めます。
「WiMAX 2+」から「WiMAX +5G」へは、契約移行手数料3,300円(税込)のみで切り替えができるうえ、5G対応の最新端末が割安の特別価格で購入可能です。
「WiMAX 2+」から「WiMAX +5G」への切り替えで他のプロバイダーへの変更を考えている方は、BIC WiMAXの「WiMAX +5G」への乗り換えも検討してみましょう。
Broad WiMAXへ乗り換える
人気のWiMAXプロバイダー「Broad WiMAX」では、上限19,000円(非課税)の乗り換えキャンペーンを実施しています。
BIC WiMAXで解約違約金が発生しても、このキャンペーンでBroad WiMAXへ乗り換えれば実質負担なしで乗り換えが可能です。
そのため、ほかのプロバイダーへ乗り換えたい方は、Broad WiMAXの契約を検討してみるのもおすすめです。
BIC WiMAXとBroad WiMAXの違い
BIC WiMAX |
Broad WiMAX |
||
ギガ放題コスパDXプラン(2年契約) |
ギガ放題縛りなしDXプラン |
||
月額費用 |
契約初月 4,268円の日割り 1〜13ヶ月目 4,268円(税込) 以降 4,950円(税込) |
契約月(0か月目):1,397円(税込)の日割り |
契約月(0か月目):1,397円(税込)の日割り 1か月目〜36ヶ月目:3,960円(税込) 37ヶ月目〜:4,950円(税込) |
上記は、月額料金を比較した表です。
Broad WiMAXには契約期間の縛りの有無で2種類のプランがあります。
2年契約のギガ放題コスパDXプランの方が安く利用できますが、ギガ放題縛りなしDXプランでもBIC WiMAXより毎月の費用を抑えられます。
ただし、Broad WiMAXは端末代金31,680円(税込)が必要です。
880円(税込)×36回の分割払いもできますので、毎月の費用を抑えたい方は、ギガ放題コスパDXプランにして端末を分割払いにするとよいでしょう。
\Broad WiMAXのお申し込みはこちら /
ブロードワイマックス
まとめ
BIC WiMAXの解約方法は、以下の2種類です。
- サポートセンターへ電話する
- 解約届を郵送する
どちらの方法でも問題ありませんが、書類の印刷などの手間を考えると、電話での解約がスムーズでしょう。
そのほか、解約違約金の有無が確認できる、最短で解約日を設定できるなど、電話による解約の方が圧倒的にメリットが多くなります。
また、電波環境や通信速度などが理由で他のプロバイダーへの乗り換えを考えている方は、WiMAX +5Gプランへの切り替え、もしくはBroad WiMAXへの乗り換えもおすすめです。
どちらも解約違約金の負担なしでWiMAX +5G対応の最新端末へ切り替えられるため、通信環境の改善が期待できるでしょう。
本記事の内容が、あなたのWi-Fi環境改善のヒントになれば幸いです。