Wi-Fi(ワイファイ)があれば月々の料金がかからない?Wi-Fiの仕組みや料金について基礎から詳しく解説

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Wi-Fi(ワイファイ)は、いまやなくてはならないライフラインのひとつといっても過言ではありません。

スマホやパソコンなどを利用する際、多くの方がWi-Fiを利用していることでしょう。

しかし、実はWi-Fiの料金や仕組みについて詳しく理解していない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで本記事では、Wi-Fiの基礎知識や月々の料金について解説します。

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Wi-Fiとは?基礎知識を確認

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そもそもWi-Fiとは何の略なのでしょうか?

答えは、Wireless Fidelity(ワイヤレス フィデリティ)です。

ただし、これには諸説あり、Wireless Fidelityを省略したのではなく後付けだという説もあります。

このWi-Fiは何を指すかというと、端末同士が通信するための方式のことです。

通信規格が決まっていないと、国や地域、端末によって通信方式が異なることから通信できないといったおそれがあります。

そのため、国際的に通信規格が「IEEE 802.11」に統一されました。

また、この通信規格は年々進化しており、2023年2月現在の最新規格は「IEEE 802.11ax」となっています。

なお、実際にWi-Fiを利用する際、「このWi-Fiの規格は?」というようなことを気にする必要はありませんので、予備知識として頭の片隅にあるといった程度で問題ありません。

Wi-Fiの仕組みを図解で解説

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Wi-Fiとはどのような仕組みなのか、図解で解説していきます。

まずは以下の図をご覧ください。

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私たちがスマホやタブレット、パソコンなどを利用する際、インターネットと通信を行うために接続するWi-Fi。

Wi-Fiの電波を発信する機器にはポケット型Wi-Fiやホームルーター、自宅回線に接続されたWi-Fiルーターなどがあります。

これらの機器からWi-Fiの電波を受信することで、インターネットを利用することが可能となります。

つまり、「端末→Wi-Fi→インターネット」という流れでつながっているのです。

Router(ルーター)とWi-Fi(ワイファイ)の違い

Wi-Fiを利用する際、「Router(ルーター)」という単語が頻繁に出てきます。

ルーターとWi-Fiの違いは、以下をご覧ください。

ルーターとWi-Fiの違い
  • ルーター:Wi-Fi電波を発する機器の名称
  • Wi-Fi:インターネットへ接続するための通信規格

つまり、「Wi-Fiルーター」は、Wi-Fi電波を発することができる機器、ということになります。

一般的にWi-Fiルーターのことを「Wi-Fi」や「ルーター」と呼ぶことが多いですが、厳密には別々のものを指す単語だということを覚えておきましょう。

Wi-Fiを使うには何が必要?主要な5種類のWi-Fiを紹介

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Wi-Fiを使うには、いくつかの方法があります。

今回は、そのなかから主要なものを5つ紹介します。

ポケット型Wi-Fi

ポケット型Wi-Fiは、ルーター端末を持ち運んで利用できるタイプのWi-Fiです。

出張や旅行、ビジネスなどで場所を選ばずにWi-Fiを利用したい場合、このポケット型Wi-Fiが活躍します。

また、使った分だけの料金で利用できるものもあるため、最安値でWi-Fiを利用したいのなら、ポケット型Wi-Fiを選択するのがおすすめです。

ホームルーター(置くだけWi-Fi)

置くだけWi-Fiとも呼ばれるホームルーターは、比較的安い料金体系のWi-Fiです。

ポケット型Wi-Fiのように外出先へ持ち運んで利用することはできませんが、工事不要でポケット型Wi-Fiよりも安定したWi-Fiを利用できるのがメリットです。

回線工事はしたくないけれど、ポケット型Wi-Fiよりも速度が速く安定したWi-Fiを使いたい方には、ホームルーターがおすすめです。

光回線

光回線は、自宅などに直接光ケーブルを引き込むタイプのインターネット回線です。

モデムやONU(光回線終端装置)と直接LANケーブルで接続して利用することもできますが、ルーターを介してWi-Fiの電波を飛ばせば、LANケーブルなしでWi-Fiを使うことが可能です。

導入には工事が必要となる点や、料金がやや高くなることを除けば、ポケット型Wi-Fiやホームルーターよりも快適にWi-Fiを利用できます。

スマホのテザリング

スマホには、テザリングという機能があります。

テザリングとは、スマホとパソコンなどをWi-Fiで接続してインターネットを利用できる機能のことです。

スマホがポケット型Wi-Fiの役割を果たして、パソコンをWi-Fiに接続できるようなイメージになります。

外出先などでWi-Fiがなくても、スマホのテザリングを使えば手軽にインターネットを利用できるのがメリットです。

フリーWi-Fi

フリーWi-Fiは、その名の通り無料で利用できるWi-Fiです。

カフェやコンビニ、公共機関などではよくフリーWi-Fiを見かけます。

1回あたりの利用時間が決まっているケースが多いものの、何度も接続して利用できるため、ポケット型Wi-Fiなどを持っていなくても外出先でWi-Fiの利用が可能です。

ただし、フリーWi-Fiはセキュリティ面でややリスクがあるため、ログイン情報を含む通信はできるだけ控えた方がよいでしょう。

Wi-Fiがあればできること

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最近のWi-Fiは通信速度や安定性が向上しているため、インターネットが必要なほとんどのサービスを利用できます。

インターネットサイトやSNSの閲覧、動画視聴にオンラインゲームのほか、プリンターへ接続してデータを印刷したり、家電製品を操作したりできるIoTなども、Wi-Fiを利用しています。

これらはLANケーブルを使った有線接続でももちろん可能ですが、Wi-Fiによってワイヤレスになったことで、さらに便利になりました。

Wi-Fiを使わないとどうなる?

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Wi-Fiがなくても、スマホで通信したりLANケーブルを挿したりすれば、パソコンも利用できます。

しかし、スマホで利用できる通信量には上限があるため、使いすぎてしまうと速度制限がかかるおそれがあります。

また、LANケーブルを使う場合、ケーブルが届く範囲でしか利用できない、ケーブルの数しか端末を接続できないといった弊害もあります。

当たり前にあることに慣れてしまって気付きにくいですが、Wi-Fiは私たちの生活に欠かせないものの一つとなりつつあるのです。

Wi-Fiってお金がかかるの?Wi-Fiの月々の料金や仕組みについて

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Wi-Fiを利用する際にお金がかかるのか、月々の料金や仕組みについて見ていきましょう。

基本的にWi-Fiを利用するにはお金がかかる

Wi-Fiを利用する際、基本的にお金がかかるものと思っておきましょう。

Wi-Fiを利用する際の月額料金の平均は、だいたい3,000〜4,000円前後です。

もちろんどういった形でWi-Fiを利用するのかによっても、実際の月額料金は異なります。

また、料金がかからずにWi-Fiを利用できるケースもあります。

そこで、利用料金がかかるケースとかからないケースに分けて、それぞれのWi-Fiについて解説します。

Wi-Fiの利用料金がかかるケース

以下のWi-Fiを利用する場合、利用料金がかかります。

Wi-Fiを利用するのに利用料金がかかるケース
  • ポケット型Wi-Fi
  • ホームルーター
  • 光回線のWi-Fi

ポケット型Wi-Fiやホームルーターは、多くの場合月額料金が発生します。

なかには、月額制ではなく利用した通信量に応じた料金体系のサービスもあります。

また、光回線を利用している場合、ルーターを介してWi-Fiを使うことになりますが、このケースでは光回線を利用するための月額料金が必要です。

Wi-Fiの利用料金がかからないケース

以下のWi-Fiを利用する場合、利用料金はかかりません。

Wi-Fiを利用するのに利用料金がかからないケース
  • フリーWi-Fi
  • マンションなどに設置されている無料のWi-Fi

フリーWi-Fiは、先述した通り誰でも無料で利用できるWi-Fiです。

また、最近は賃貸マンションの設備としてはじめからWi-Fiが設置されているケースがあります。

マンションのWi-Fiは月額料金がかかるものもありますが、無料で利用できるWi-Fiもあります。

「Wi-Fi無料」となっている賃貸マンションなら、通信費用なしではじめからWi-Fiを利用できるので非常に便利です。

一人暮らしでWi-Fiを契約するならどれがいい?

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一人暮らしでWi-Fiを契約する場合は、「どれくらいの通信量が必要か」を目安にプロバイダー選びをするのがおすすめです。

それほど多くの通信量を必要としない方なら、クラウドWiFiのようなレンタルサービスを利用するのもよいでしょう。

クラウドWiFiは、20GB・50GB・100GBの3つのプランから自由にプランを選べます。

なるべく安いWi-Fiを利用したい一人暮らしの方なら、月額2,580円(税込)の20GBプランがおすすめです。

また、一人暮らしで月いくらまで通信費にお金を出せるかにもよりますが、通信量を気にせずWi-Fiを使いたい方や、通信速度にこだわる方は光回線を利用した方がよいでしょう。

\クラウドWiFiのお申込みはこちら/
クラウドWiFi公式サイトを見る▷▷data

一戸建てでWi-Fiを使うなら光回線の利用がおすすめ

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一戸建てにお住まいの方がWi-Fiを利用するのなら、光回線がおすすめです。

光回線は導入工事が必要であったり、ポケット型Wi-Fiなどに比べて料金が高かったりとデメリットが多いイメージをお持ちの方もいるかもしれません。

しかし、一戸建てということはおそらくWi-Fiを利用する方が複数いらっしゃるでしょう。

ポケット型Wi-Fiは、同時に複数の端末を接続すると通信速度が遅くなる、通信量の消費が激しくて速度制限がかかるといったおそれがあります。

また、一戸建ては家そのものが広いため、広範囲にWi-Fiの電波が届くようにしなければなりません。

光回線なら、ルーターやルーターの中継機を利用することで、家のなかのどこでもWi-Fiを快適に使えるようになります。

こうしたことから、一戸建てで利用するWi-Fiを検討している方には、単に安いという理由でポケット型Wi-Fiを選ぶのではなく、家中どこでも利用できる、無制限で利用できるといった利便性を考慮して光回線をおすすめします。

まとめ

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Wi-Fiを利用するには月々の料金が発生します。

ポケット型Wi-Fi・ホームルーター・光回線などいずれの方法であっても必ず料金が発生する仕組みなので、自身の環境に合った方法を選択してください。

一人暮らしでそれほど通信量を必要としない、なるべく安い料金でWi-Fiを利用したいのなら、ポケット型Wi-Fiやホームルーターがよいでしょう。

一戸建てなどにお住まいの方や、無制限で利用したい方、通信速度重視の方には光回線を使ったWi-Fiがおすすめです。

自身の環境や予算に合わせて、最適なWi-Fi環境を構築してみましょう!

Wi-Fiの月々の料金についてよくある質問

Wi-Fiの月々の料金についてよくある質問を、ピックアップして紹介します。

契約なしでも使えるWi-Fiルーターはある?

契約なしでも使えるWi-Fiルーターはある?

契約なしで使えるWi-Fiルーターはありません。

ポケット型Wi-Fiやホームルーターは、必ず料金が発生します。

ただし、プロバイダーが実施しているキャンペーンなどによって、初月だけ月額なしで無料利用できるポケット型Wi-Fiなどはあります。

Wi-Fiは通信量や料金がかからないというのはどういうこと?

Wi-Fiは通信量や料金がかからないというのはどういうこと?

スマホの電波を使ってインターネットを利用すると、通信量を消費します。

たとえば月間20GBまでのプランで契約しているスマホの場合、20GBを超えると速度制限がかかり、快適にインターネットを利用できなくなります。

しかし、Wi-Fi接続してインターネットを利用すれば、スマホの通信量を消費することはありません。

また、プロバイダーと契約したSIMを挿していないスマホでも、Wi-Fi接続すればインターネットを利用できるため、スマホ自体に料金はかかりません。

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著者

通信系WEBライター

伊藤 大介(イトウ ダイスケ)

通信企業でマーケティングMgrとして、広告運用やオウンドメディア運用を経験。ライティングやディレクションのほか、自らメディアの制作・運用も行う。2013年から現在まで、SEOについてインプットとアウトプットを継続中。

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