povoからUQモバイルに乗り換える手順とタイミングを解説!どっちがおすすめ?
povoは基本料金が0円であることが特徴ですが、高速データ通信をするためには定期的にトッピングしなければなりません。
一方、UQモバイルは定額制のプランかつpovoと同じauのサービスであるため、povoからの乗り換えを検討している人も多いでしょう。
この記事では、povoからUQモバイルへの乗り換えにスポットを当てて、乗り換え手順や乗り換えタイミングを詳しく解説します。
それぞれがおすすめな人の特徴も紹介するので、povoからUQモバイルへの乗り換えを検討している人はぜひ最後までご覧ください。
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povoからUQモバイルに乗り換える手順を解説
povoからUQモバイルに乗り換える手順を、以下の項目ごとに解説していきます。
乗り換え前の準備から契約後の開通手順まで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
- UQモバイルで使いたい端末を準備する
- 必要書類を用意する
- UQモバイルオンラインショップから申し込みする
- SIM開通手続きをする
- APN設定をする
手順1.UQモバイルで使いたい端末を準備する
povoからUQモバイルに乗り換えるにあたって、まずはUQモバイルで使用する端末を準備しましょう。
povoで使っている端末そのままで乗り換える場合は必要に応じてSIMロックを解除する
povoで使っている端末をUQモバイルでそのまま使う場合、必要に応じてSIMロックを解除してください。
SIMロック解除の必要可否
auで販売されている端末
→基本的にSIMロック解除不要
au以外で販売されている端末
→発売時期によってSIMロック解除が必要
auはUQモバイルと回線が同じであることから、よほど古いau端末でなければSIMロック解除は不要です。
各キャリア端末のSIMロック状況は発売時期や購入時期によって異なるため、下記を参考にしてください。
SIMロック解除が必要 | SIMロック解除が不要 | SIMロック解除方法 | |
---|---|---|---|
ドコモ | 2021年8月26日までに発売 | 2021年8月28日以降に発売 | My docomoから |
au | 2017年7月以前に発売 | 2017年8月以降に発売 | My auから |
ソフトバンク | 2021年5月11日までに購入 | 2021年5月12日以降に購入 | My SoftBankから |
また、SIMロック解除とは別に、端末がUQモバイルで動作確認済なのかも確認する必要があります。
iPhoneは6s以降のシリーズであれば、販売元キャリアに関係なく動作確認済みです。
AndroidはGalaxyやXperiaなどの主要メーカーは、基本的に対応しています。
他社製品をUQモバイルで使う場合は、念のため「動作確認端末一覧」から動作確認済みなのかを確認しておきましょう。
乗り換えと同時にUQモバイルで機種変更する場合は申込み画面で端末を購入する
乗り換えと同時にUQモバイルで機種変更する場合は、申し込み画面でUQモバイル端末を購入しましょう。
UQモバイル製品なので、動作確認やSIMロック解除などの手続きは不要です。
SIMカードと一緒に購入端末が届くため、SIMカードを端末に挿入後、手順に沿って開通手続きをしてください。
eSIM選択時は端末がeSIMに対応しているかもチェック
UQモバイルでeSIMでの利用を検討している場合は、以下の2点をチェックしておきましょう。
- povoで使っていた端末がeSIMに対応しているか
- UQモバイルで新たに購入する端末がeSIMに対応しているか
iPhoneの場合、XS以降のシリーズであればeSIMに対応しています。
Androidは、2020年以降発売の一部端末がeSIMに対応していますが、対応している端末は多くはありません。
とはいえ、GalaxyやXperia、Google Pixelなどの主要メーカーは対応端末が増えてきました。
eSIM対応可否は「動作確認端末一覧」から、下記画像のように確認できます。
マルチSIM(nano)の下部に「eSIM」と記載があれば、eSIMでの利用が可能です。
手順2.必要書類を用意する
povoからUQモバイルへ乗り換えるにあたって、以下の書類を用意してください。
- 本人確認書類
- クレジットカードまたは口座情報
- 連絡先用のメールアドレス
それぞれの詳細は以下の通りです。
各書類の詳細を見る▷▷
本人確認書類(1点で確認できる物)
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 顔写真付きの住民基本台帳カード
- 身体障がい者手帳
- 療育手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 特別永住者証明書
補助書類が必要な本人確認書類
- 在留カード+外国籍発行パスポート
- 健康保険証+補助書類*
補助書類(発行日から3ヶ月以内の物)
- 公共料金領収書
- 住民票
- 届出避難場所証明書
- 行政機関発行の領収証
クレジットカード
- VISA
- Master
- JCB
- American Express
口座情報
- 全国の都市銀行
- 地方銀行
- ゆうちょ銀行など
契約者が未成年の場合は、上記とは別に「親権者同意書」と「親権者の本人確認書類」も必要となります。
povo2.0からUQモバイルはMNP予約番号が必要
povo2.0からUQモバイルにWebから乗り換える場合は、MNP予約番号が必要です。
auまたはUQモバイル店舗で乗り換えする場合は、MNP予約番号がなくても問題ありません。
ただし、WebでUQモバイルに乗り換える場合は、MNPワンストップ方式により事前にMNP予約番号を取得する必要がなくなりました。
結論、Webからの申し込みでもMNP予約番号を取得する手間が不要なので、好きなタイミングで乗り換えできるWeb申し込みがおすすめです。
povo1.0からUQモバイルは番号移行なのでMNP予約番号が不要
povo1.0からUQモバイルへの乗り換え手続きは「番号移行」に該当します。
同一ブランド間の番号移行は、MNP予約番号を取得する必要がありません。
必要書類を揃えたら、UQモバイルに申し込みしましょう。
手順3.UQモバイルオンラインショップから申し込みする
必要書類の準備ができ次第、下記の手順に沿ってUQモバイルに申し込みしましょう。
povo2.0を利用している場合は「他社から乗り換え(MNP)」を選択、povo1.0を利用している場合は「au/povo1.0からの移行」を選択してください。
UQモバイルオンラインショップでの申込み手順▷▷
- UQモバイルオンラインショップにアクセス
- 「お申し込み」からSIMタイプを選択(SIMまたはeSIM)
- 「他社から乗りかえ(MNP)」へ
- 「MNP予約番号をお持ちでないお客さま」からpovo2.0を選択
- povo2.0サイトへ移動後、契約時に登録したメールアドレスでログイン
- MNP予約番号を取得する
- UQモバイルサイトに戻り料金プラン・各種オプションの選択
- 端末を購入する場合は端末の選択
- 本人確認書類をアップロード
- 支払い方法の選択
- 手順に従って申し込み完了
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手順4.SIM開通手続きをする
申し込み完了後、通常2~3日でSIMカードと購入端末が手元に届きます。
購入商品一式が手元に届き次第、UQモバイル回線の開通手続きを実施してください。
回線切り替えの受付時間は、9:30〜20:30(年中無休)となっているので、受付時間内に手続きしましょう。
開通手続きはSIMカードとeSIMとで手順が異なるため、選択したSIMタイプの手順を参考にしてください。
万が一審査に落ちてしまった場合は購入商品が手元に届きません。
審査落ちの旨が記載されたメールが連絡先メールアドレスに届くため、メールボックスを確認してみましょう。
SIMカードの場合
SIMカード(物理SIM)の開通手順は以下の通りです。
- スマホをWiFiに接続する
- UQモバイル公式サイトの「ご注文履歴」へ
- 「ご注文番号の入力」へ
- 受付完了メールに記載されているご注文番号を入力
- 申し込み時に設定したパスワードを入力
- 「回線切替」をタップして切り替え完了
上記手続き完了後、SIMカードを台紙から切り離し、UQモバイルで利用する端末に挿し込みしましょう。
現在販売されているスマホのSIMカードのサイズは、ほとんどがnano SIM(一番小さいサイズ)です。
取り外しの際にSIMカードを傷つけないよう、SIMカードの取り外しは慎重に行いましょう。
iPhoneの場合は、化粧箱に付属しているSIMピンを使います。
iPhone本体側面にある丸い穴にSIMピンを挿し込むと、SIMトレイが外れるので、SIMカードをセットしてください。
AndroidはiPhoneと同じようにSIMピンを用いる場合と、端末によっては爪を引っかけることでトレイを外せるタイプがあります。
eSIMの場合
eSIMの開通手順は以下の通りです。
- スマホをWiFiに接続する
- iPhone本体の「設定」→「モバイル通信」へ
- 「モバイル通信プランを追加」をタップ
- 「eSIMを設定」をタップしてプロファイルをダウンロード
- iPhone本体の「設定」→「モバイル通信」から「副回線」へ
- 「この回線をオンにする」をタップ
- ネットワーク設定が「KDDI」になっていれば切り替え完了
なお、eSIMは専用ファイルを端末にダウンロードするだけなので、契約後すぐにUQモバイルのネットワークを利用できます。
すぐに通信したい場合は、eSIMがおすすめです。
手順5.APN設定をする
開通手続き完了後、UQモバイルのネットワークで通信するための設定「APN設定」が必要です。
Android、iPhoneで手順が異なるため、下記の手順を参考にAPNを設定してみてください。
AndroidはAPN情報を入力する
Android端末の場合は、以下の手順でUQモバイルのAPN情報を設定しましょう。
- 端末本体の設定→「モバイルネットワークと接続」または「接続」
- 「モバイルネットワーク」→「APN」
- APN情報を入力して保存する
UQモバイルのAPN情報▷▷
APN名 | uqmobile.jp |
APN | uqmobile.jp |
ユーザー名 | uq@uqmobile.jp |
パスワード | uq |
認証タイプ | CHAP |
APNプロトコル | IPv4v6、IPv4/IPv6 |
APNタイプ | default,mms,supl,hipri,dun |
上記を入力後、端末本体のAPNをUQモバイルのAPNに切り替えてください。
電波が入らない場合は、APN情報の打ち間違いがないかを確認し、不備がなければ端末の再起動を試してみましょう。
なお、UQモバイルで新たに端末を購入する場合はAPNを設定する必要はありません。
iPhoneはプロファイルをインストールする
iPhoneは、下記の手順でプロファイルと呼ばれるネットワーク通信用の設定ファイルをインストールしましょう。
- UQモバイルで利用する端末からプロファイルをダウンロード
- 本体の「設定」→「プロファイルがダウンロード済み」と表示されているのでタップ
- 右上の「インストール」をタップ
- iPhoneのパスコードを入力する
- 手順に従ってプロファイルをインストール
他社のAPN構成プロファイルがインストールされている場合は、プロファイルを下記の手順で削除してください。
- 本体の「設定」→「一般」
- プロファイルをタップ
- 「プロファイルを削除する」をタップ
- iPhoneのパスコードを入力してプロファイルを削除
なお、eSIMの場合は開通手続きの段階でeSIMがインストールされるため、上記手続きは不要です。
povoからUQモバイルへの乗り換えて適用できるキャンペーン
povoからUQモバイルへの乗り換えで適用できるキャンペーンを紹介します。
キャンペーン名 | 特典内容 | 開催期間 |
---|---|---|
UQ mobile オンラインショップ限定 スペシャルセール | 乗り換え・新規・au/povoからの乗り換え・機種変更・スマホ単体購入で最大5,500円(税込)割引 | 2023年1月20日〜終了日未定 |
対象プランご加入でAmazonプライム3ヶ月ついてくる! | 対象プラン加入でAmazonプライムのギフトコード3ヶ月分 | 2023年6月1日〜終了日未定 |
UQ mobileからApple Musicにご加入で、6ヶ月間無料! | UQモバイルからApple Musicに初回加入で6ヶ月間無料 | 2022年4月1日〜終了日未定 |
UQ mobileから初回加入でYouTube Premium3ヶ月無料! | UQモバイルからYouTube Premiumに初回加入で3ヶ月間無料 | 2021年12月3日~終了日未定 |
povoからUQモバイルに乗り換える場合、au PAY残高還元などのキャッシュバックキャンペーンは適用されません。
キャッシュバックが欲しい場合は、povoの回線そのままでUQモバイルを新規で申し込みする手もあります。
UQモバイルを新規申し込み時に適用されるキャッシュバック
UQ mobileオンラインショップ限定 au PAY残高還元
→新規申し込みで3,000円相当のau PAY残高キャッシュバック
povo2.0であれば基本料金は0円で維持できるため、デュアルSIMでの運用も検討するとよいでしょう。
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povoからUQモバイルへの乗り換えタイミングは?
povoからUQモバイルへのおすすめ乗り換えタイミングを解説します。
乗り換えタイミングを見極めることで、無駄な出費を抑えられるでしょう。
- UQモバイル加入月の料金は日割り計算されるので月末乗り換えがおすすめ
- 補足:povoからUQモバイルへの乗り換えは違約金や手数料が不要
UQモバイル加入月の料金は日割り計算されるので月末乗り換えがおすすめ
povoからUQモバイルへの乗り換えタイミングは、基本的に月末がおすすめです。
月末での乗り換えがおすすめな理由は、以下の通りです。
- povoの解約月の料金は日割りにならず満額請求される
- UQモバイルの加入月の料金は日割り計算で請求される
UQモバイルは、加入月の請求が日割り計算されるため、月末に乗り換えることで翌月の請求を最小限に抑えられます。
また、povoは1.0・2.0どちらも日割り計算されず、満額請求です。
povo2.0では、トッピングで購入したデータや通話オプションは日割り計算されず、トッピング料金の返金もありません。
一度購入したトッピングを無駄なく使い切るためにも、povoからUQモバイルへの乗り換えは月末がおすすめです。
補足:povoからUQモバイルへの乗り換えで違約金や手数料は不要
povoからUQモバイルへの乗り換えは、同一ブランド間の移行となるため、povoの違約金やUQモバイル加入時の契約事務手数料は原則不要です。
ただし、UQモバイルへの乗り換えと同時に端末を購入する場合は、契約事務手数料の3,850円(税込)が発生します。
端末を新たに購入する場合は、契約事務手数料がかかることを覚えておきましょう。
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povoからUQモバイルに乗り換える5つのメリット
次に、povoからUQモバイルに乗り換える5つのメリットを解説します。
- auのインターネットやクレジットカードがあれば通信費を節約できる
- 節約モードでデータ消費を0にできる
- データの繰り越し機能がある
- 実店舗でサポートが受けられる
- 60歳以上はかけ放題がお得に使える
メリット1.auのインターネットやクレジットカードがあれば通信費を節約できる
UQモバイルやauのインターネットやクレジットカードがあれば、通信費を最小限に抑えられます。
UQモバイルのセット割
- 自宅セット割:1,100円割引/月
- au PAYカードお支払い割:187円割引/月
「自宅セット割」はauひかりやBIGLOBE光、So-net光プラスなどの光回線またはWiMAX、auでんきの契約で適用可能です。
「au PAYカードお支払い割」は、引き落とし先をau PAYカードに設定することで適用されます。
自宅セット割と、au PAYカードお支払い割を適用した料金は以下の通り。
月間データ量 | 基本料金 | セット割後料金 | |
---|---|---|---|
ミニミニプラン | 4GB | 2,365円(税込) | 1,078円(税込) |
トクトクプラン | 15GB | 3,465円(税込) | 2,178円(税込) |
コミコミプラン | 20GB | 3,278円(税込) | 3,278円(税込) |
上記の通り、各種割引を適用すれば4GBを1,078円から使えます。
povoだけでなく、格安SIMと比較しても引けを取らない価格帯になるため、auのインターネットやクレジットカードを契約できる人はUQモバイルへの乗り換えがおすすめです。
コミコミプランは割引対象外ですが、プラン内に10分のかけ放題が内包されており、他社の20GBプラン+かけ放題と比較してもお得に使えます。
自宅セット割やau PAYカードお支払い割が適用できない場合は、コミコミプランを検討してみてもよいでしょう。
メリット2.節約モードでデータ消費をゼロにできる
UQモバイルのミニミニプランは、通信速度を最大300Kbpsに制限することでデータ消費をゼロにできる「節約モード」があります。
節約モード使用時はデータ容量がまったく減らないため、ミニミニプランの4GBをほとんど消費せずに翌月に繰り越すことも可能です。
300KbpsはYouTubeの動画視聴では読み込みが遅く視聴が難しいレベルですが、LINE通話やSNSの利用など、ライトな用途なら不便なく使えます。
メリット3.データの繰り越し機能がある
UQモバイルは、余ったデータを翌月に繰り越しできます。
povoでは余ったデータは月をまたぐと消えてしまうため、UQモバイルの方がデータを無駄なく使い切れるといえるでしょう。
繰り越し可能なデータ量は以下の通り。
料金プラン | 繰り越しデータ量 |
---|---|
ミニミニプラン | 4GB |
トクトクプラン | 15GB |
コミコミプラン | 20GB |
繰り越しできるデータ量はプランのデータ量に準するため、トクトクプランであれば最大15GBのデータを翌月に繰り越しできます。
繰り越したデータ量は翌月末以降に消えてしまいますが、データ消費は繰り越しした分からとなるためデータを余すことがありません。
メリット4.実店舗でサポートが受けられる
povoは実店舗でのサポートが一切受けられませんが、UQモバイルは全国にあるUQスポットやauショップで契約後のアフターケアが受けられます。
Webから契約した場合でも、店舗で不明点やプランに関する相談が可能です。
チャットサポートでしかサポートが受けられないpovoに比べて、UQモバイルはサポートが充実しているため、スマホ初心者の人でも安心だといえるでしょう。
メリット5.60歳以上はかけ放題がお得に使える
UQモバイルで60歳以上の人がかけ放題を利用する場合「60歳以上通話割」が適用され、以下の特典が受けられます。
60歳以上通話割
- かけ放題が永年1,100円割引→かけ放題が月額880円(税込)
- 月額220円(税込)のメールサービスが無料
povoの時間制限なしのかけ放題は1,650円(税込)なので、60歳以上の方はpovoの約半額でかけ放題が使えることになります。
通話が多い人なら年間1万円以上の節約となるため、60歳以上のご家族がいる場合はUQモバイルへの乗り換えがおすすめです。
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povoからUQモバイルに乗り換える3つのデメリット
続いて、povoからUQモバイルに乗り換える3つのデメリットを解説していきます。
- 基本料金が無料ではなくなる
- 使い放題プランや大容量プランがない
- キャンペーンのキャッシュバックが適用対象外
デメリット1.基本料金が無料ではなくなる
povoは基本料金が0円であり、使いたい分のデータをトッピングで買い足す仕組みです。
トッピングをしなければ料金はかからないため、0円で運用できることがpovoの最大のメリットだといえます。
一方、UQモバイルは定額制のプランなので月々のデータ使用量に関係なくプラン料金が請求されます。
データ使用量の波が極端な人の場合、UQモバイルの料金体系は向いていない可能性があるでしょう。
とはいえ、毎月一定のデータを使う人であればpovoのようにデータを買い足す必要がないため、余計な手間が減るとも捉えられます。
また、トクトクプランはその月のデータ使用量が1GB未満であれば自動的に料金が1,188円下がるため、1GB〜15GBの間でデータを使う人はトクトクプランがおすすめです。
デメリット2.使い放題プランや大容量プランがない
UQモバイルには、使い放題プランや大容量プランがありません。
povoは24時間データ使い放題で330円(税込)のトッピングや、60GB・150GBなどの大容量トッピングがあるため、ひと月で大量のデータを使いたい人に最適だといえるでしょう。
とはいえ、UQモバイルには7ヶ月間無料で使える「増量オプションⅡ:月額550円(税込)」があります。
データ増量オプション
- ミニミニプラン(4GB)→6GB
- トクトクプラン(15GB)→20GB
- コミコミプラン(20GB)→25GB
基本データ量を最大5GB増量できるため、UQモバイルのデータ量に不満がある場合は加入するとよいでしょう。
デメリット3.キャンペーンのキャッシュバックが適用対象外
povoからUQモバイルに乗り換える場合、UQモバイルのキャンペーン「au PAY残高還元」のキャッシュバックは適用対象外です。
同一ブランド間の移行は基本的にキャッシュバックキャンペーンが適用されないため、注意しましょう。
ただし、端末割引等の一部キャンペーンは、povoからの乗り換えでも適用されます。
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povoとUQモバイルはどっちがおすすめ?
UQモバイルのメリット・デメリットを確認したうえで、povoからUQモバイルに乗り換えようか迷ってしまう人もいるでしょう、
ここでは、povoとUQモバイルそれぞれがおすすめな人の特徴をまとめました。
どちらが自分に合ったサービスなのか、下記を参考に考えてみましょう。
povoがおすすめな人
povoがおすすめな人は、以下の通りです。
- 月ごとのデータ使用量の波が極端な人
- Web上の手続きやサポートだけで十分な人
- サブ回線を検討している人
povoの最大の特徴は基本料金が0円であることです。
データや通話オプションはすべて「トッピング」と呼ばれるシステムで買い足すため、無駄がありません。
180日間のトッピングがない場合は利用を停止されてしまう恐れがありますが、うまく使えば通信費をほぼ0円に抑えられます。
UQモバイルがおすすめな人
UQモバイルがおすすめな人は、以下の通りです。
- 月々のデータ使用量が一定の人
- auのインターネットやクレジットカード契約がある人
- 実店舗でサポートを受けたい人
povoは特色があるサービスなのに対し、UQモバイルは良くも悪くも万人向けのサービスです。
auやドコモなどの大手キャリアに近いサービスを求めている場合は、実店舗でサポートが受けられるUQモバイルがおすすめだといえるでしょう。
補足:povoはデュアルSIM運用にもおすすめ
povoは基本料金が0円なので、デュアルSIM運用におすすめです。
デュアルSIMとは、2つの回線を同時に利用できる機能のことを指します。
通常は一つの端末につき一つの回線しか利用できませんが、デュアルSIM対応端末でデュアルSIM運用すれば、次のメリットがあります。
- 電話番号を使い分けられる
- 通話とデータを使い分けられる
- 回線状況に応じた使い分けができる
例えば、povoとUQモバイルで迷ってしまう人は、povoの回線を残しつつUQモバイルを新規で契約してもよいでしょう。
UQモバイルは新規申し込みで3,000円相当のau PAY残高が還元されるため、あわせてお得です。
なお、デュアルSIM対応端末はiPhoneだとXR以降、AndroidはGoogle Pixelなどの一部端末となっています。
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まとめ
この記事では、povoからUQモバイルへの乗り換え手順や、それぞれのおすすめな人まで詳しく解説しました。
結論は以下の通りです。
- Webからの申し込みはpovo2.0・1.0問わずMNP予約番号不要で乗り換えできる
- povoとUQモバイルのデュアルSIM運用もおすすめ
- UQモバイルに乗り換えればトッピングの手間が不要となる
povoとUQモバイルには一長一短がありますが、UQモバイルは定額制のプランを安価で使えるため、povoから乗り換えればトッピングが不要となります。
逆に毎月継続して料金がかかるため、乗り換える際にどちらが自分に合ったサービスなのかを、それぞれを比較しながら考えてみましょう。
迷ってしまう場合は、povoの回線そのままでUQモバイルを新規契約するのもおすすめです。
この記事を参考に、povoからUQモバイルへの乗り換えを検討してみてください。
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povoからUQモバイルへ乗りかえる際によくある質問
最後に、povoからUQモバイルへの乗り換えでよくある質問に答えていきます。
povoからUQモバイルへの乗り換えは店頭とWebどっちがおすすめ?
- povoからUQモバイルへの乗り換えは店頭とWebどっちがおすすめ?
-
povoからUQモバイルへの乗り換えは、以下の理由から店頭よりもWebからの申し込みがおすすめです。
- Web乗り換えは24時間好きなタイミングで手続きできる
- MNPワンストップ方式でMNP予約番号が不要となる
- Web限定のキャンペーンが適用される
店頭でpovoからUQモバイルに乗り換える場合、契約時間がかかったり、不要なオプション加入を推奨されたりする恐れがあります。
また、店舗に行くまでの時間や交通費もかかるため、好きなタイミングで申し込みできるWebがおすすめだといえるでしょう。
povoからUQモバイルに乗り換えるとブラックリストに入る?
- povoからUQモバイルに乗り換えるとブラックリストに入る?
-
povoからUQモバイルへの乗り換えでブラックリストに入るかどうかは、明確にはわかりません。
よほど短期間(目安としては180日以内)での乗り換えでなければブラックリストに入ることはないといわれていますが、実のところ、ブラックリストに入る明確な基準はpovoやUQモバイルの公式サイトでも明言されていません。
また、povoを短期で解約すると当面の間povoを再契約できない可能性もあるため、povoを契約して日が浅い場合の乗り換えは避けるべきでしょう。
povoからUQモバイルへの乗り換えでキャッシュバックはある?
- povoからUQモバイルへの乗り換えでキャッシュバックはある?
-
povoからUQモバイルへの乗り換えでは、キャッシュバックがありません。
ただし、UQモバイルを新規で申し込みすることで3,000円相当のau PAY残高がキャッシュバックされます。
povoとUQモバイルをデュアルSIM運用する場合は、UQモバイルを新規で申し込むとよいでしょう。
povoからUQモバイルへの乗り換えは日割り計算される?
- povoからUQモバイルへの乗り換えは日割り計算される?
-
povoからUQモバイルへ乗り換える場合、povoの料金は日割り計算されません。
povoのトッピング料金は返金されないため、トッピングを使い切った後での乗り換えがおすすめです。
povoからUQモバイルに乗り換えるやり方は?
- povoからUQモバイルに乗り換えるやり方は?
-
povoからUQモバイルに乗り換えるやり方は次の通りです。
- UQモバイルで使いたい端末・必要書類を準備する
- UQモバイルオンラインショップから申し込みする
- SIM開通手続き・APN設定をする
UQモバイルオンラインショップを利用すれば、目安としては10分程度でpovoからUQモバイルに乗り換えできます。
この記事で解説した手順を参考に、UQモバイルに申し込みしてみてください。