WiMAXをおすすめしない8つの理由とは?デメリットと代替案としておすすめできるサービスも紹介
WiMAXは「知らない」と答える人の方が少ないと言えるほど知名度が高く大変人気のサービスです。
ポケット型WiFi界隈では絶大なシェアを誇り、モバイルルーターの先駆者的存在でそのネームバリューも非常に大きく信頼性の高いサービスとなっています。
しかし、そんな人気サービスでも人によっては「おすすめできない」場合もあるのです。
本記事ではWiMAXのデメリットを踏まえて、おすすめできない理由やおすすめできる人の特徴についてまとめていきます。
WiMAXの契約を検討している人はぜひ最後までご覧ください!
WiMAXとは?
WiMAX(ワイマックス)とは、UQコミュニケーションズ株式会社が提供するモバイルルーターを用いたインターネット接続サービスです。
ホームルーター端末でもモバイルルーター端末でも利用することができるため、ジャンルとしては、「ポケット型Wi-Fi」に分類することもホームルーターに分類することもできます。
2009年7月1日にサービスを開始し、2021年には契約回線数が3500万回線を突破するなど、非常に人気の高いサービスと言えるでしょう。
2021年4月には「WiMAX 2+」の後継となる「WiMAX +5G」をリリースしました。
従来のサービスの弱点であった「3日間制限」の撤廃、屋内での繋がりやすさを確保するために標準でau 4G LTE回線が使用できるようになるなど、目まぐるしい進歩を遂げています。
特に、WiMAX +5Gとなってからは標準でau 4G LTE回線が利用できるようになったことで、WiMAX 2+だけではカバーしきれなかったエリアについても利用できるようになったことは大きな進歩です。
また、au 5G回線にも対応しており、5Gエリア拡大とともに更なる利便性の向上が期待できるサービスと言えるでしょう。
2023年6月1日からは、5GSAに対応した新端末もリリースされ、理論値通信速度は4.2Gbpsにも達しています。
サービス開始から10年以上が経過した現在でもその勢いは止まることを知りません…!
参考
- WiMAX契約者数|UQコミュニケーションズ株式会社
- WiMAX2+の屋外基地局数が40,000局を達成|UQコミュニケーションズ株式会社
- UQ10周年!~UQの歴史を振り返る~|UQコミュニケーションズ株式会社
WiMAXをおすすめできない8つのデメリット
そんな大人気のWiMAXですが、使用ニーズによっては万人におすすめできないというのも事実です。
ここではWiMAXをおすすめしない8つのデメリットについて解説していきましょう。
- 理論値速度と実際の速度の差が大きい
- 屋内ではつながりにくい可能性がある
- 速度制限がかかるケースもある
- 光回線に比べると通信速度が遅い
- 固定回線に比べると速度が安定しにくくムラが大きい
- Ping値が大きいためオンラインゲームには使えない
- 本当の意味でパケット無制限ではない
- 中途解約時には端末残債の精算が必要
理論値速度と実際の速度の差が大きい
WiMAX +5Gの最高速度は理論値では「2.7Gbps」となっており、一般的に普及している光回線の最大理論値(1Gbps)の2倍以上の通信速度となっています。
しかし、それはあくまでも「理論上の話」で実際の計測値は理論値と大きく乖離しているのです。
機種名 | 実測値目安|下り/上り |
---|---|
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 | 81.37Mbps /14.16Mbps |
Speed Wi-Fi 5G X11 | 47.03Mbps /9.09Mbps |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | 55.86Mbps /11.9Mbps |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | 103.94Mbps /16.01Mbps |
上記は「みんそく」のデータをWiMAX +5G対応端末別の速度データです。
これを見ると理論値最大速度にははるかに及ばないことがわかります。
SCR01の理論値最大速度に占める実測値の割合を見ていきましょう。
理論値速度 | 実測値 | 実測値/理論値(%) |
---|---|---|
下り2.7Gbps | 81.37Mbps | 3% |
上り183Mbps | 14.16Mbps | 7% |
このように、下り速度では理論値のたった3%、上り速度では7%しか速度が出ていないのです。
えー!!すっごく遅いじゃん!大丈夫なの?
通常利用時に体感する速度としては100Mbpsも1000Mbpsもそれほど変わりありませんのでそこまで気にする必要はないでしょう。
むしろモバイルルーター界隈ではWiMAXの速度はトップクラスです。
屋内ではつながりにくい可能性がある
WiMAX+5Gはキャリアのスマートフォンに比べると屋内で繋がりにくい可能性があります。
お住まいのエリアによっては、圏外になってしまうこともあるでしょう。
旧サービスの「WiMAX 2+」はBand41(2.5GHz帯)と呼ばれる回線帯域を用いて通信していました。
周波数の特性として「周波数が高いほど高速通信ができる反面、直進性が増すため建物の中では繋がりにくい」というデメリットがあるため、WiMAX 2+は屋内では遅いという口コミ評判が大変多く聞かれていたのです。
WiMAX +5Gではこの弱点を解消するためにBand1(2.1GHz帯)とBand3(1.7GHz帯)に属する「au4GLTE回線」を標準で使えるように仕様変更を行いました。
これによって従来のWiMAX 2+に比べると屋内での通信速度は劇的に改善したのです。
WiMAX +5G | WiMAX 2+ | |
---|---|---|
標準で利用できる回線 | WiMAX 2+(Band41) au 4GLTE(Band1/3) au 5G(N78) (スタンダードモード) | WiMAX 2+(Band41) (ハイスピードモード) |
オプションで利用できる回線 | au 4GLTEプラチナバンド (Band18/26) | au 4GLTEプラチナバンド (Band18/26) |
つながりやすさ | つながりやすい | つながりにくい |
ただし、これはあくまでも「WiMAX 2+」と比較した時の話です。
回線帯域にはもっと屋内でつながりやすい「プラチナバンド」と呼ばれる周波数帯域が存在します。
このプラチナバンドは楽天モバイル以外のすべてのキャリアで利用できる回線で、屋内での高速通信を可能にしているのです。
WiMAX +5Gでも「プラスエリアモードオプション」を利用すればプラチナバンドを使ってインターネット接続ができますが、月間15GBまでという制限があり、超過後はプラチナバンドを利用したインターネット通信は速度制限がかかってしまうため使い勝手としてはそこまで良くありません。(15GB超過後も通常モードは速度制限なしで利用可能)
※Broad WiMAXとUQ WiMAXで提供エリアが異なるなどのことはありません。WiMAXと名前がつくサービスはどれも同一品質、同一提供エリアです。
速度制限がかかってしまうケースも
WiMAXは、スタンダードモードのパケット通信量が一定値を超えると、通信速度制限がかかる仕様となっています。
WiMAX +5G | WiMAX 2+ | |
---|---|---|
対応プラン | ギガ放題プラス | ギガ放題 |
パケット上限 | 実質無制限 | 10GB /直近3日間 |
繋がりやすさ | つながりやすい | つながりにくい |
5G対応 | 対応 | 非対応 |
プラスエリアモード制限 | プラスエリアモードのみ | 全モード制限 |
このように、WiMAX 2+に関しては、直近3日間で合計10GB以上利用した場合、超過した翌日の18時から26時まで最大1Mbpsの通信速度制限がかかります。
一方で、WiMAX +5Gに関してもWiMAX 2+同様に「直近3日間で15GBを超過した」際に通信速度制限がありましたが、2022年2月1日より廃止となり、実質無制限で使い放題のような感覚で利用できるサービスになったのです。
ただし、「一定期間に大容量通信を行なった場合、混雑時間帯のみ通信速度制限がかかるケースがある」と明記されているため、完全にパケット無制限となったわけではありません。
この速度制限に関しては、UQ WiMAXだけでなく、Broad WiMAXやGMOとくとくBB WiMAXなど、すべてのWiMAXプロバイダーで適用される点も覚えておきましょう。
光回線に比べると通信速度が遅い
WiMAXは光回線や光ファイバー網を用いたケーブルテレビ回線などと比べると、通信速度がそこまで速くありません。
実際の通信速度を「ドコモ光」を例に挙げて見てみましょう。
下り実測値 | 上り速度実測値 | |
---|---|---|
光回線(ドコモ光) | 270.76Mbps | 213.32Mbps |
WiMAX +5G(SCR01) | 81.37Mbps | 14.16Mbps |
このようにWiMAX +5Gは下り速度では光回線の約3分の1、上り速度では15分の1程度となっていることがわかります。
WiMAX +5Gは大容量のファイルを短時間でダウンロード・アップロードするような用途には向いていません。
固定回線に比べると速度が安定しにくくムラが大きい
WiMAXは「BWA(Broadband Wireless Access)」という通信方式をとっており、基地局までの通信を無線で実現できるというのが最大の特徴です。
無線通信のためどこでもインターネットができるメリットがある反面、回線利用者の数などの混雑状況、時間帯、気候などによって通信速度のムラが生じてしまうというデメリットが存在します。
「回線速度の安定」を求めるのであればWiMAXよりも固定回線のほうが優れていると言えるでしょう。
Ping値が大きいためオンラインゲームには使えない
Ping値とは、ある操作をした時にそれが反映されるまでの「応答時間」のことを指します。
数値が低ければ低いほど優れており、「遅延が少ない」と言い換えられることが多いです。
とりわけオンラインゲームではこの応答時間の速さがプレイの質を左右するような側面が大きく、Ping値が大きいWiMAXをオンラインゲーム用途で利用するのは不向きとなっています。
Ping値 | |
---|---|
光回線(ドコモ光) | 20.09ms |
WiMAX +5G(SCR01) | 53.41ms |
ただし、スタンドアローン型の5Gが普及すれば「超低遅延」が実現します。
5Gの特徴は「超低遅延」に加えて「多数同時接続」「超高速」という3つの特徴が挙げられます。
参考:総務省|5Gの基本コンセプト
本当の意味でパケット無制限ではない
WiMAX +5Gでは「3日間で15GB制限」に関して2022年2月1日以降撤廃されましたが、下記のような通信制限要項が残っています。
より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
<お知らせ>
引用:UQ WiMAX ※太字は筆者が付与
これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客さまのご利用状況をふまえ、速度制限条件などを2022年2月1日より変更いたしました。
このように厳密には「一定期間に大容量通信を行なった場合にのみ速度制限がかかる」となっているため、本当の意味でパケット無制限とは言えないのです。
どのくらいの通信が大容量通信に当たるかまでは明記されていませんが、固定回線よりは利用できるパケット上限は間違いなく少ないのは確かでしょう。
あれ?固定回線ってパケット無制限なんじゃないの?
光回線の場合も大容量通信を行なった利用者に対しては速度制限をかける旨が注釈されているプロバイダが多い印象です。
「本当の意味での使い放題」は固定回線・モバイル回線含めて存在しません。
端末費用を分割払いにした際に中途解約すると端末残債の精算が必要
2022年7月1日に施行された「改正電気通信事業法」に則って、多くのWiMAXプロバイダーが「契約期間なし」もしくは「契約期間ありの場合の違約金上限を月額費用1ヶ月分を目安」とするようにプラン変更が行われました。
プロバイダー | 契約期間 |
---|---|
UQWiMAX | なし |
カシモWiMAX | なし |
BroadWiMAX | 24ヶ月/なし |
GMOとくとくBB | なし (新端末プランから変更) |
BIGLOBE WiMAX | なし |
これによって、ほとんどのWiMAXプロバイダーで「端末費用が全額ユーザー負担」へと変更されたのです。
多くの場合、端末総額を36分割=3年間の支払いとするため、3年以内に解約すると当然端末料金の残債精算が必要となります。
改訂により違約金は安くなりましたが、端末代金を支払い終えない中での解約時には端末残債の精算があることはよく覚えておきましょう。
WiMAXはこんな人にはおすすめできる
ここまででWiMAXデメリットを説明してきましたが、全ての人にWiMAXがおすすめできないわけではありません。
WiMAXの利用が向いている人にはこのような特徴があります。
- 工事不要ですぐにインターネット環境が欲しい方
- 速度の速いポケット型WiFiを探している方
- セット割適用でパケット上限を気にせずにたっぷりインターネットを楽しみたい方
工事不要ですぐにインターネット環境が欲しい方
WiMAXの魅力の一つが「工事不要で届いたらすぐにインターネットができる」ということです。
光回線であれば申し込みから工事予約、工事の立ち合いが必要となるため申し込みから開通までに時間がかかってしまうデメリットがあります。
また、工事立ち合いは業者の都合上平日にしなければならないことも多いため都合がつけにくく、自宅内に他人が入ってくることにも抵抗がある人も多いのではないでしょうか。
そういった点でWiMAXであれば、届いた端末の電源を入れて、お使いのスマートフォンやパソコンとWi-Fi接続するだけでインターネット環境を手にすることができます。
また、固定回線と違って引っ越しをする際にも解約が不要という点もおすすめしたいポイントの一つです。
アパートに1から固定回線を引くと、引っ越しをする際に現場復帰をする必要が出てくるため、回線撤去費用を請求されるケースもあります。
通信速度や応答時間こそ光回線には敵いませんが、通常用途であればWiMAXで十分事足りるでしょう!
速度の速いポケット型Wi-Fiを探している方
速度の速いポケットWiFiを探している方にもWiMAXはおすすめできます。
あれ?回線速度が遅いのがWiMAXのデメリットって言ってなかった?
確かに光回線と比べるとWiMAXの通信速度は遅いのですが、ポケット型WiFiの中では非常に速い部類に入るのです。
下記の代表的なポケット型WiFiサービスの実測値比較表をご覧ください。
下り実測値 | 上り実測値 | |
---|---|---|
WiMAX +5G(SCR01) | 81.37Mbps | 14.16Mbps |
WiMAX 2+(W06) | 45.36Mbps | 7.42Mbps |
ドコモギガホプレミア(SH-52A) | 152.95Mbps | 15.37Mbps |
Pocket WiFi®︎(802ZT) | 30.63Mbps | 10.24Mbps |
ドコモギガホプレミアには敵いませんが、多くのポケット型WiFiがソフトバンク回線を用いているのに対して、WiMAX2+回線とau回線を利用しているWiMAX +5Gが非常に高速ということが表からは読み取れます。
ドコモギガホプレミアは月額7,315円(税込)、端末(SH-52A)も70,000円近くすることから決してコスパがいいとは言えません。
その点WiMAX +5Gでは月額5,000円程度、端末も20,000円程度で入手できるため、コストパフォーマンスが非常に高いサービスと言えるでしょう。
セット割適用でパケット上限を気にせずたっぷりインターネットを楽しみたい方
WiMAX +5Gではホームルーター/モバイルルーターのどちらでも、パケット上限を気にすることなく利用することがでます。
2022年2月1日から3日間の合計パケット通信量超過による速度制限要件が撤廃となったため、最近では固定回線の代わりとしてWiMAXホールルーターを選ぶ人が増えてきている印象です。
最新機種の「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」では同時接続台数も40台までと大変多いため、インターネットに接続すべき家電製品が多い方や家族みんなで利用したい方にピッタリでしょう。
また、モバイルルーターは一人暮らしの方に最適です。
UQモバイルユーザーであれば「セット割」が適用されるため、キャリアパケット無制限プランよりも安価に利用することが可能となっています。
例として、UQモバイルで料金の安価なくりこしプランSで見ていきましょう。
くりこしプランS+5G | WiMAX+5G ギガ放題プラス | |
---|---|---|
月額料金 | 1,628円(税込) | 4,950円(税込) |
割引 | ▲638円(税込) 自宅セット割 インターネットコース | ▲682円(税込) WiMAX5G割 (13ヶ月間) |
合計 | 990円(税込)-① | 4,268円(税込)-② |
合計金額
①+②=5,258円(税込)
実質的にパケット無制限のような感覚で利用可能
auスマートフォンを利用してる方
最大1,100円(税込)/回線をauスマートフォン利用料金から割引(auスマートバリュー)
特典
- WiMAX +5Gプラスエリアモード利用料金が無料(通常1,100円(税込))
- WiMAX +5Gプラスエリアモードパケット上限が30GBへ増量(通常15GB)
UQモバイルを利用している方
最大1,100円(税込)/回線をUQモバイル利用料金から割引(UQモバイル自宅セット割インターネットコース)
特典
- WiMAX +5Gプラスエリアモード利用料金が無料(通常1,100円(税込))
契約プロバイダ別のおすすめしない理由
ここまででWiMAXに興味を持たれた方も多いのではないでしょうか?
ここからはWiMAXプロバイダ別に「おすすめしない理由」について説明していきます。
カシモWiMAXをおすすめしない理由は端末分割払いにしないと割引が受けられないから
カシモWiMAXはキャッシュバックキャンペーン等を一切していないのにも関わらず、シンプルに安いというのが魅力のWiMAXプロバイダです。
他のWiMAXプロバイダと異なり、1ヶ月目以降の料金がずっと変わらないというわかりやすさも人気理由の一つになっています。
カシモWiMAXをおすすめできないポイントは「端末を分割払いにしないと割引が受けられない」ためです。
分割払いを指定すると端末分割費用分の割引が毎月受けられますが、一括払いにするとこの特典を受けることができません。
カシモWiMAXの料金プラン▷▷
項目 | 費用 |
---|---|
契約事務手数料 | 3,300円(税込) |
初期費用 | 無料 |
端末費用 | 旧端末|21,780円(税込) 新端末|27,720円(税込) |
月額料金 | 契約月|1,408円(税込) 以降|4,818円(税込) |
実質月額 | 4,815円(税込) |
Broad WiMAXをおすすめしない理由は辞めにくいから
Broad WiMAXは他回線サービスの解約にかかった違約金などを最大19,000円まで負担してくれる非常に珍しいWiMAXプロバイダです。
契約期間は24ヶ月、中途解約時には一律3,883円(税込)の違約金請求がありますが、「いつでも解約サポート」を利用することで違約金なしで提示された回線系サービスに乗り換えられるというメリットもあります。
Broad WiMAXをおすすめしない理由は「サービス解約が行いにくい」からです。
Broad WiMAXは特定条件(クレカ払い+2種のオプション加入)を満たすと初期費用20,743円(税込)が無料になる「WEB割キャンペーン」を実施しています。
「WEB割キャンペーン」を適用した場合での解約では、契約期間内解約に対する違約金以外にも「WEB割キャンペーン解約に関する違約金」も請求されてしまうのです。
仮にBroad WiMAX(ギガ放題バリュープラン)を13ヶ月目で解約した場合の費用は下記になります。
- 違約金:3,883円(税込)
- WEB割違約金:10,450円(税込)
- 端末費用:13,915円(税込)(605円(税込)×23ヶ月分)
合計|28,248円(税込)
このようにブロードワイマックスは「他社からの乗り換えにかかる違約金を免除してもらいたい」「契約期間内は解約しない」人でないとおすすめできません。
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ブロードワイマックス
UQ WiMAXをおすすめしない理由は初期費用が高額だから
UQ WiMAXは現在提供している「WiMAX +5G」対応の全プランで契約期間がないため、解約時の違約金の心配をすることなく利用できる点が魅力です。
加えて、WiMAXプロバイダーでは珍しく、SIMのみの契約ができることや、契約後に実店舗でのサポートが受けられるのも特徴でしょう。
SIMのみ申し込みサービスは、auでも実施していません。
一方で、初期費用が高額となるため、一時的な出費が気になる方についてはおすすめできません。
また、GMOとくとくBB WiMAXとは異なり、キャッシュバックキャンペーン等も実施していないため注意が必要です。
UQ WiMAXの初月費用を見ていきましょう。
初月請求費用
契約事務手数料 | 3,300円(税込) |
初期費用 | 0円(税込) |
端末費用 | 旧端末|21,780円(税込) 新端末|27,720円 |
月額費用 | 4,268円(税込) WiMAX +5G割(▲682円(税込)) |
合計 | 29,348円(税込)〜35,288円(税込) |
このように、端末費用を一括払いにした場合は初月に3万円程度の出費となります。
端末を分割払いにすれば初月請求額は8,000円程度で収まりますが、端末を分割払いにしている分月額費用が高額となり、36ヶ月以内の解約では端末残債の精算もする必要があります。
ただし、時期によってはUQ WiMAX公式オンラインショップ申し込みでの特別キャンペーンでモバイルルーター/ホームルーター端末を特別価格で提供している場合があるため、その場合はお得に申し込むことができます。
解約方法は電話でのみ対応となっているため注意しましょう。
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UQ WiMAX
GMOとくとくBB WiMAXをおすすめしないのはキャッシュバックが受け取りにいから
GMOとくとくBB WiMAXは月額費用の安さとキャッシュバックキャンペーンの相乗効果でWiMAXプロバイダの中でも1位2位を争う非常に価格の安さが人気のWiMAXプロバイダーです。
もちろん提供しているのは、「WiMAX +5G」対応の「ギガ放題プラス」プランとなっています。
ただし、キャッシュバックの受け取りが利用開始11ヶ月後以降となるため、手続きをし忘れてキャッシュバックを受け取れない可能性がデメリットと言えます。
契約後に来るキャッシュバック手続き方法が記載されているメールで手続きを行わないと受け取りができないため注意が必要といえるでしょう。
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GMOとくとくBB
【代替案】WiMAXに向いていない方はポケット型Wi-Fiの利用を検討しよう
WiMAXの利用に適していない方は、別のポケット型Wi-Fiの利用も検討しましょう。
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クラウドWiFiであれば、あなたの月間パケット使用量に応じて20GB/50GB/100GBの3つの料金プランから選択することができます。
月間パケット通信量が小さいほど月額料金も安くなっているため、お好みの容量を選ぶことで通信費の節約にもつながるでしょう。
この機会に是非利用を検討してみてくださいね。
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まとめ
以上、WiMAXをおすすめしないデメリットについて解説してきました。
確かに固定回線とWiMAXを比較してしまうと見劣りする面が多くなるのは事実です。
しかし、WiMAXにしかない「工事不要で届いたその日からインターネットができる」という魅力は固定回線には変え難い大きな魅力も大きいでしょう。
また、モバイル回線を使ったインターネットサービスの中でも速度が速く、実質無制限のような感覚で利用できるのも大きなメリットと言えます。
この機会に、WiMAXを含めたポケット型Wi-Fiを比較検討してみてはいかがでしょうか?
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WiMAXに関するよくある質問
ここでは、WiMAXに関するよくある質問について回答していきます。
- WiMAXはSIMカードを差し替えても利用できますか?
-
WiMAX +5G対応SIMの場合、基本的にはホームルーター/モバイルルーターを問わず、SIMカードを差し替えても問題なく動作します。
ただし、UQ WiMAXギガ放題プラスホームルータープランで契約しているSIMカードは、モバイルルーターに挿入しても利用できない(SIMカードを認識しない)ため注意しましょう。