ポケット型Wi-Fiとは?メリット・デメリット徹底解説!おすすめサービスも紹介

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「ポケット型Wi-Fiってよく聞くけど、実際どういうものなの?」

「ポケット型Wi-FiとWiMAXは違うの?」

上記のような疑問を抱いていないでしょうか?

ポケット型Wi-Fiとは「持ち運び可能な通信端末に通信専用のSIMカードが挿入されたもの」のことを言います。

もともとポケット型Wi-Fiという言葉は、Y!mobile(ワイモバイル)が提供するモバイルWi-Fiルーターレンタルサービス「PocketWiFi®」の固有名称でしたが、現在では持ち運びができるモバイルルーター端末全般を差すものとして広く認識されるようになってきました。

本記事では、そんなポケット型Wi-Fiの概要やメリット・デメリット、おすすめサービスなどを徹底解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください!

ポケット型Wi-Fiのおすすめサービス3選

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ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)とは?

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まずは、ポケット型Wi-Fiとはどういうものか、その定義や仕組み、ポケット型Wi-Fiの種類について簡単に解説していきます。

ポケット型Wi-Fiとは

ポケット型Wi-Fiとは「持ち運び可能な通信端末に通信専用のSIMカードが挿入されたもの」のことです。

ポケット型Wi-Fiとスマートフォンやパソコンなどのデバイスを接続することで、デバイス側でインターネットを使えるようになります。

もともと、ポケット型Wi-Fiという言葉は、Y!mobile(ワイモバイル)が提供するモバイルWi-Fiルーターレンタルサービス「PocketWiFi®」の固有名称でしたが、現在では持ち運びができるモバイルルーター端末全般を差すものとして広く認識されています。

ひとくちにポケット型Wi-Fiと言っても、UQコミュニケーションズ株式会社が提供する「WiMAX(ワイマックス)」や、auやNTTドコモなどの大手通信キャリアが提供する「キャリア系ポケット型Wi-Fi」など、いくつかの種類に分けられているので多少ややこしく感じてしまうかもしれません。

しかし、一般的には通信ができて持ち運び可能なデータ通信専用端末をポケット型Wi-Fiと呼ぶという認識で差し支えないでしょう。

ポケット型Wi-Fiの仕組み

ポケット型Wi-Fiは通信専用の端末であり、画面がついていなかったりついていても確認用であったりするため、端末単体ではインターネットを楽しむことはできません。

ポケット型Wi-Fiはスマートフォンやパソコンなどブラウザ機能を備えたデバイスと接続することではじめてインターネットが利用できるようになります。

光回線などほかの回線サービスでも、ルーターだけではインターネット通信ができないためイメージしやすいのではないでしょうか?

ポケット型Wi-Fiでインターネットを利用するには、ポケット型Wi-Fiとスマートフォンなどの通信端末を無線LAN接続(Wi-Fi接続)するのが基本です。

スマートフォンの場合は本体に挿入されているSIMカードによって通信を行いますが、ポケット型Wi-Fiを使うことでSIMカードが挿入されていない通信端末でもインターネットが使えるようになります。

ポケット型Wi-Fiの種類

ポケット型Wi-Fiは実にさまざまなサービスがありますが、性質ごとに大きく3つに分けることができます。

それぞれ特徴やメリットが大きく異なるので、違いをしっかりと把握しておきましょう。

ポケット型Wi-Fiの種類
  1. WiMAX(ワイマックス)
  2. クラウドSIM
  3. キャリア系ポケット型Wi-Fi

1.WiMAX(ワイマックス)|実質無制限で高速通信が可能

ポケット型Wi-Fiの中でも、UQコミュニケーションズ(株)およびKDDI(株)の回線を利用したサービスをWiMAX(ワイマックス)といいます。

WiMAXは「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略称で無線通信技術規格の一種であり、主に固定通信向けの「WiMAX」と移動して使える「モバイルWiMAX」の2つに分類されます。

もともとはUQコミュニケーションズ(株)がモバイルWiMAXを利用したポケット型WiFiサービスを「UQ WiMAX」として提供していましたが、徐々にWiMAXという言葉がUQ WiMAXのサービスそのものを表すようになってきました。

近年では「GMOとくとくBB WiMAX」をはじめ数多くのプロバイダがサービスを提供しているため、WiMAX回線を利用したサービス全般が「WiMAX」と認識されるようになっています。

現在は、従来のWiMAX2 +回線に加えau 4G LTE回線とau 5G回線を利用できるようになった「WiMAX +5G」サービスが広がりを見せており、実質無制限で高速通信が可能なサービスとして高い人気を誇っています。

2.クラウドSIM|カバーエリアが広大で海外でも使える

uCloudlink社が提供するクラウドSIM技術を用いて通信を行うポケット型Wi-Fiサービスを「クラウドSIM」といいます。

クラウドSIMとは、クラウドSIMサーバー上に存在する複数のSIM情報の中から、使用場所に最適なものを自動で選択して通信を行う技術のことです。

単体ではなく複数のキャリアのSIM情報の中から最適なものを使える仕組みとなっているので、どんな場所でも基本的に圏外にならず快適に通信ができるという特徴があります。

通信速度は控え目な印象ですが、クラウドSIMは世界135の国と地域でもそのまま使えるようになっているため、海外に行く機会が多い方にもおすすめできるといえるでしょう。

3.キャリア系ポケット型Wi-Fi|大手キャリアの安心感と独自キャンペーンが魅力

UQコミュニケーションズ(株)およびKDDI(株)の回線以外を利用したサービスは、WiMAXとは別に「キャリア系ポケット型Wi-Fi」としてまとめることができるでしょう。

auはWiMAXサービスを提供していますが、そのほかNTTドコモや楽天モバイルなどの通信キャリアはそれぞれ独自のポケット型WiFiサービスを展開しています。

キャリアのサービスということもあり、スマートフォンとセットのプランで契約できるほか、対応エリアが広い、5G通信対応などのメリットがあります。

中にはデータ無制限で使えるものもあるなど魅力的ですが、WiMAXやクラウドSIMなどほかのポケット型Wi-Fiと比べると料金が高めで全体的に評価はあまり高くありません。

失敗しないポケット型Wi-Fiの4つの選び方

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ここでは、ポケット型Wi-Fiのサービスの選び方を詳しく解説します。

ポケット型Wi-Fiの選び方
  • パケット通信容量で選ぶ
  • 通信速度で選ぶ
  • 料金の安さで選ぶ
  • 利用期間で選ぶ

選び方1.パケット通信容量で選ぶ

まずは、自分が普段どれくらいのパケット通信容量が必要なのかに注目してポケット型Wi-Fiを選びましょう。

WiMAXは実質無制限、クラウドSIMはおおむね月間20~100GBの間で上限が決まっているなど、ポケット型Wi-Fiは、種類によって利用できるパケット通信容量が大きく異なります。

自分の使い方に合うサービスを選べないとお得とはいえないため、事前に自分の通信の使い方を把握しておくとよいでしょう。

主な用途ごとの1GBで利用可能な分量の目安

用途1GBで利用可能な分量
メール※1約2,090通
YouTube(SD480p)※2約120分
Web検索(ニュースサイト閲覧)※1約3,490ページ
LINE(音声通話)※3約56時間
LINE(ビデオ通話)※3約3時間
YouTube(HD1080p)※2約27分
YouTube(4K)※2約7分
オンラインゲーム※4約1~4分
※1 参考:ワイモバイル|ご利用用途ごとの目安
※2 1Mbps=0.125MB/s、1GB=1,000MBとして算出
※3 参考:LINEモバイル|LINE通話の通信量・ギガ数は? 通信料を節約して電話する方法を大公開!
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基本的に動画ベースの用途はパケット消費量が多いよ!

選び方2.通信速度で選ぶ

パケット通信容量とあわせて、必要な通信速度についてもしっかりと確認しておきましょう。

基本的に、パケット消費量が多い用途は必要な通信速度も速いため、快適にインターネットを使えるように事前に把握しておく必要があります。

主な用途ごとに必要な通信速度の目安

用途推奨通信速度
メール・メッセージアプリ1Mbps
YouTube(SD480p)※11.1Mbps
Web検索1~3Mbps
Zoom会議※23Mbps
LINE(音声通話・ビデオ通話)3~5Mbps
YouTube(HD1080p)※15Mbps
YouTube(4K)※120Mbps
オンラインゲーム30~100Mbps
※1 参考:YouTube|システム要件
※2 参考:Zoom|必要なネットワーク帯域を教えてください

なお、WiMAXと楽天モバイル以外のキャリア系ポケット型Wi-Fiは5G対応で高速通信が可能、クラウドSIMは5G非対応で速度が控えめという特徴があります。

選び方3.料金の安さで選ぶ

自分のインターネットの使い方に合わせてポケット型Wi-Fiの種類が決まったら、その中で料金の安さを比較してサービスを選んでいきましょう。

特に、月額基本料金だけでなく、各種手数料やキャンペーン割引などもすべて含めた「実質月額料金」で比較するのがおすすめです。

実質料金を確認し、単に料金が安いかだけでなく、コストパフォーマンスが高いかどうかを判断するようにしましょう。

実質月額料金算出方法

{(初月月額料金)+(月額料金×期間)+(契約事務手数料)+(端末代金)+(その他費用)-(キャンペーン割引)}÷(期間+1ヶ月)

※ 初月月額料金は月初の1日契約と仮定

選び方4.利用期間で選ぶ

利用期間に合うサービスを選ぶのも重要なポイントです。

現在提供されているポケット型Wi-Fiは、契約期間の縛りなしで気軽に使えるものが多いですが、利用期間とサービス内容が大幅に異なっていると、大きく損をしてしまいます。

ポケット型Wi-Fiによって、短期向きと長期向きのサービスがあるため、数ヶ月ほどの短期で一時的に使いたいのか、2年以上の長期で使い続けたいのか、自分の利用期間に合うものを選ぶようにしましょう。

ポケット型Wi-Fi種類別のおすすめサービス3選

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選び方を押さえたところで、ポケット型Wi-Fiの種類別におすすめのサービスを3つ紹介します。

ポケット型Wi-Fiおすすめサービス3選

1.WiMAXなら実質料金が業界最安級の「GMOとくとくBB WiMAX」

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画像出典:GMOとくとくBB

GMOとくとくBBお得情報

新規申込で23,000円(不課税)キャッシュバック!

他社から乗り換え時にかかる違約金を最大40,000円(不課税)キャッシュバック!

月額料金0~2ヶ月目
1,474円(税込)
3~35ヶ月目
3,784円(税込)
36ヶ月目以降
4,444円(税込)
契約事務手数料3,300円(税込)
端末代金21,780円(税込)
605円(税込)×36回払い
契約期間2年(自動更新なし)
解約違約金0円(税込)
37ヶ月間総額費用135,818円(税込)
実質月額料金(新規)3,671円(税込)
最大通信速度(下り/上り)2.7Gbps/183Mbps
パケット通信容量無制限※
支払い方法クレジットカード
備考23,000円(不課税)キャッシュバック(新規)
最大40,000円(不課税)キャッシュバック(乗り換え)
※ 一定期間に大量の通信を行った場合、速度が低下する可能性があります。

WiMAXであれば、実質料金が業界最安級の「GMOとくとくBB WiMAX」がおすすめです。

WiMAX +5Gに対応しており3種類の回線を使えるためカバーエリアが広大であるほか、高額キャッシュバックや各種割引などにより、お得で快適にインターネットを利用できます。

また、実質パケット無制限で最新機種を使えるため、お得で高速通信ができるサービスをお探しであればぜひ詳細をチェックしてみてください。

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動画視聴やオンラインゲームをよくするから容量が大きいプロバイダと契約したいな。

fukidasi4

それならWiMAXの中で料金が最安、無制限で使用できる
「GMOとくとくBB WiMAX」がおすすめだよ!

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2.クラウドSIMなら契約期間がなく月100GBまで使える「クラウドWiFi」

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画像出典:クラウドWiFi
月額料金20GB
2,580円(税込)
50GB
2,980円(税込)
100GB
3,718円(税込)
契約事務手数料3,300円(税込)
端末代金0円(税込)※
契約期間なし(最低利用期間1ヶ月)
解約違約金0円(税込)
最大通信速度(下り/上り)150Mbps/50Mbps
パケット通信容量20GB/50GB/100GB
支払い方法クレジットカード
備考平日14:00までの申込みで即日発送
店頭で当日受け取り可能(平日18:00まで)
※ 端末に破損や水没、紛失や盗難などがあった場合、27,500円(税込)の損害金が発生します(補償オプション未加入の場合)。

クラウドSIMであれば、契約期間がなく月間最大100GBまで使える「クラウドWiFi」がおすすめです。

複数キャリアの電波の中から使用場所に最適なものを自動的に選択してインターネットに接続するため、カバーエリアが圧倒的に広くまさに圏外知らずのサービスだといえます。

また、契約期間の縛りがないため違約金の心配が不要であるほか、世界135の国と地域でもそのまま使えるので、国内だけでなく海外に行く機会が多い方にとっても非常に使いやすいでしょう。

fukidasi1

契約期間の縛りなしで違約金も発生しないから短期間でもレンタルできるんだね。

fukidasi4

うん。15日までの解約申請で当月末解約、16日以降の解約申請で翌月末解約扱いになるよ。

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3.キャリア系なら月額料金が格安でポイントももらえる「Rakuten WiFi Pocket」

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画像出典:楽天モバイル
月額料金~3GB
1,078円(税込)
3~20GB
2,178円(税込)
20GB~
3,278円(税込)
契約事務手数料0円(税込)
端末代金7,980円(税込)
→▲3,579円(税込)
→▲4,401pt
→0円(税込)
契約期間なし
解約違約金0円(税込)
最大通信速度(下り/上り)非公表
パケット通信容量無制限※
支払い方法クレジットカード/口座振替
備考楽天ポイント還元キャンペーンあり
※ 楽天回線エリア外はパートナー回線(au)となり、月間5GBまでとなります。

キャリア系のポケット型WiFiであれば、楽天モバイルの「Rakuten WiFi Pocket」一択でしょう。

端末のスペックはほかのサービスと比べて控えめですが、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」プランをスマートフォンと同様に使えるため、非常に使い勝手の良いサービスとなっています。

今であればキャンペーンにより端末代金が実質0円(税込)で手に入るだけでなく、契約事務手数料が無料、さらに契約期間の縛りがなく違約金もかからないためお試しで使うのにもぴったりです。

また、キャンペーンにより楽天ポイントの還元を受けることもできるので、格安のポケット型Wi-Fiをお求めの方はぜひ詳細をご確認ください。

fukidasi1

スマホと併用したいけどポケットWiFiは安く抑えたいな。

fukidasi4

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注意したいポケット型Wi-Fiの4つのデメリット

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ポケット型Wi-Fiは非常に便利でおすすめの回線サービスですが、利用するうえでいくつかデメリットもあります。

ここでは、ポケット型Wi-Fiの4つのデメリットを詳しくみていきましょう。

ポケット型Wi-Fiの4つのデメリット
  1. 光回線に比べて通信が安定せず速度が遅い
  2. 通信速度制限にかかる場合がある
  3. 応答時間が遅い
  4. 複数接続には向いていない

デメリット1.光回線に比べて通信が安定せず速度が遅い

ポケット型Wi-Fiは光回線と比べると通信速度が遅く、通信にムラが出てしまうというデメリットがあります。

ポケット型Wi-Fiは高速通信が可能な機種が多いのですが、光回線では実測値で100~300Mbps程度の速度が出せるのに対し、ポケット型Wi-Fiの速度は10~100Mbps程度であり、光回線と比較するとどうしても速度が遅いと感じてしまうでしょう。

また、ポケット型Wi-Fiはスマートフォンと同じ無線通信を利用するため、使用場所や時間帯などの要因によって通信速度にムラが出てしまう可能性があります。

周囲の環境にかなり影響を受けやすく速度も光回線に比べると劣るため、用途によっては不便に感じてしまうかもしれません。

デメリット2.通信速度制限にかかる場合がある

ポケット型Wi-Fiは、パケット通信容量が定められているケースが多いため、通信を使いすぎると通信速度制限がかけられる可能性があります。

WiMAX +5Gで速度制限条件が緩和されるなど、実質パケット無制限で使えるサービスも増えてきてはいますが、まだまだ月間パケット上限があるサービスが少なくありません。

通信速度だけでなく速度制限条件においても光回線などの固定回線には劣ってしまうといえるでしょう。

デメリット3.応答時間が長い

ポケット型Wi-Fiは「ping値」が大きく応答時間が長いというのも、用途によってはデメリットになるでしょう。

ping値とはインターネット回線の応答時間を表す数値で、簡単に言うとインターネット通信を行った際にユーザーが実際に感じる通信速度のことです。

ping値は値が小さいほど応答時間が短く快適な通信ができることを表しており、オンラインゲームのように応答時間が短い必要があるサービスではかなり重要な要素になります。

ポケット型Wi-Fiはこのping値が大きく応答時間が長いため、オンラインゲームなど高速通信が求められる用途では不便さを感じてしまうでしょう。

デメリット4.複数のデバイスを接続すると十分な速度が出ないことがある

ポケット型Wi-Fiは複数のデバイスを同時に接続して使用すると通信速度が低下してしまうことがあります。

ポケット型Wi-Fiはもともと光回線に比べて速度が遅く、通信を行う際に接続されているデバイスの数が多いほど通信が分散するため速度が低下してしまうのです。

ポケット型Wi-Fiは同時接続台数が10台以上と多い機種もありますが、どの機種でも同時接続台数が増えるほど速度が落ちてしまう可能性があります。

そのため、家族や友だちとシェアして使いたい、タブレットやパソコンなどたくさんのデバイスを同時に使いたいという方にはあまりおすすめできないといえるでしょう。

光回線と比較したポケット型Wi-Fiのメリット

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ポケット型Wi-Fiは、デメリットがいくつかあるもののメリットも多いです。

ここでは、ポケット型Wi-Fiの5つのメリットを詳しくみていきましょう。

ポケット型Wi-Fiの5つのメリット
  1. 自宅でも外出先でも思い切りインターネットが楽しめる
  2. 工事不要で気軽に使える
  3. 利用料金が安い
  4. スマートフォンの月額料金を安くできる
  5. 引っ越ししても解約せずそのまま使える

メリット1.自宅でも外出先でも思い切りインターネットが楽しめる

ポケット型Wi-Fiの最大のメリットと言えるのが、持ち歩きが可能で自宅でも外出先でもインターネットが楽しめることです。

WiMAXなど中には実質パケット無制限で使えるポケット型Wi-Fiサービスも存在しており、基本的にサービスエリアが広いため多くの場所でパケット通信量を気にせずインターネットを使うことができます。

外でパケット通信量を気にする心配がなくなるので、どこでも気軽に使えるというのはポケット型Wi-Fiならではのメリットだといえるでしょう。

メリット2.工事不要で気軽に使える

ポケット型Wi-Fiは端末が届いたらすぐに利用でき、工事が不要であることも大きなメリットだといえます。

光回線は回線引き込み工事が必要で、工事日の調整をしなければならないため利用開始まで2週間から1ヶ月程度かかってしまう場合が多いです。

一方で、ポケット型Wi-Fiは端末が届いたその日からインターネットを使えるので、急にインターネット環境が必要になった場合は特に重宝するでしょう。

メリット3.利用料金が安い

ポケット型Wi-Fiは光回線などの固定回線に比べて料金が安いのもメリットの一つです。

光回線であれば回線引き込み工事が必要のため、契約時や解約時に数万円の工事費が請求されるケースがほとんどですが、ポケット型Wi-Fiの場合は工事費がかかることはありません。

また、ポケット型Wi-Fiであれば端末代金が無料のサービスも多く、月額料金が1,000円(税込)ほどから利用できるサービスもあるため全体的にリーズナブルです。

余計な費用がかからないのは回線サービスを選ぶ重要なポイントとなるでしょう。

メリット4.スマートフォンの月額料金を安くできる

利用料金が安いこととあわせて、スマートフォンの月額料金を安くできるのもポケット型Wi-Fiのメリットの一つです。

これまでスマートフォンで行っていたインターネット通信をポケット型Wi-Fiに切り替えるだけで、スマートフォン単体で消費するパケット通信量が減るため料金を節約することができます。

普段からポケット型Wi-Fiをスマートフォンと一緒に持ち歩くことで、どこにいてもスマートフォンのパケット通信量を消費することなくインターネットができるのです。

これまでスマートフォンの大容量プランを使っていたりデータを追加購入していたりする方は、特に料金の安さを感じられるようになるでしょう。

メリット5.引っ越しをしても解約せず使える

引っ越しをしても解約することなくそのまま利用できるのもポケット型Wi-Fiのメリットだといえるでしょう。

光回線などの固定回線であれば引っ越しの手続きを事前に済ませ、回線撤去と新住居での引き込み工事が必要になるためかなりの時間と手間がかかります。

しかし、ポケット型Wi-Fiは工事不要ですぐ使えるため、引っ越し先でも電源を入れるだけでそのまま使用可能。

引っ越し直後の忙しい時期に手続きが不要なのは大きなメリットだといえます。

ただし、重要な書類や案内などが届かなくなってしまうため、契約住所の変更は必ず行いましょう。

ポケット型Wi-Fiがおすすめな方の特徴

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ポケット型WiFiはメリット・デメリットがさまざまありますが、どのような人におすすめなのか詳しくみていきましょう。

ポケット型WiFiに向いている方の特徴
  1. 外出先でもインターネットを使いたい
  2. インターネットはSNSや動画視聴がメイン
  3. 接続したいデバイス数が少ない
  4. すぐにインターネット環境が欲しい

特徴1.外出先でもインターネットを使いたい

自宅だけでなく外出先でもインターネットをたくさん使いたい方にはポケット型Wi-Fiが非常におすすめです。

前述の通り、ポケット型Wi-Fiは持ち運びが可能というほかの回線サービスにはない特徴を持っておりカバーエリアも広いため、外出先でもインターネットを使いたい方やそもそも外出が多い方に向いているといえます。

特徴2.インターネットはSNSや動画視聴がメイン

インターネットの用途はSNSや動画視聴が中心という方にもポケット型Wi-Fiはおすすめです。

ポケット型Wi-Fiは無線接続となっている以上光回線ほどの速度で通信をすることはできませんが、SNSや中画質動画視聴、WEB会議などは問題なく利用できます。

特徴3.接続デバイス数が少ない

同時に接続したいデバイス数が少ない方にもポケット型Wi-Fiがおすすめです。

前述の通り、ポケット型Wi-Fiは同時接続台数が増えるほど通信が分散して速度が低下しやすくなるため、一人暮らしなど多くのデバイスを使わない人にぴったりだといえるでしょう。

高速通信をあまり必要とせず接続するデバイス数も少なめという方は、ポケット型WiFiを使うことでスマートフォンの料金を安くできる可能性があります。

特徴4.すぐにインターネット環境が欲しい

ポケット型Wi-Fiは工事不要のため、すぐにインターネット環境が欲しい方にもおすすめです。

引っ越しや出張など一時的にインターネット環境が欲しいという状況になることは誰でもあることでしょう。

ポケット型Wi-Fiは契約後数日で届くほか、届いたその日からすぐ使えるのでサービスによってはメイン回線の契約までのつなぎとして使うことも可能です。

まとめ

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ここまで、ポケット型Wi-Fiの仕組みや種類などの概要、メリット・デメリットから種類別におすすめのサービスまで広く解説してきました。

ポケット型Wi-Fiの4つのデメリット
  1. 光回線に比べて通信が安定せず速度が遅い
  2. 通信速度制限にかかる場合がある
  3. 応答時間が遅い
  4. 複数接続には向いていない
ポケット型Wi-Fiの5つのメリット
  1. 自宅でも外出先でも思い切りインターネットが楽しめる
  2. 工事不要で気軽に使える
  3. 利用料金が安い
  4. スマートフォンの月額料金を安くできる
  5. 引っ越ししても解約せずそのまま使える

ポケット型Wi-Fiは、外出先でも利用でき光回線に比べて料金が安いという特徴があるため、外でインターネットを使いたい方だけでなく通信費を節約したい方にも非常におすすめです。

通信品質はどうしても光回線に劣ってしまいますが、その分光回線にはないメリットがたくさんあります。

この機会にぜひポケット型Wi-Fiの利用を検討してみてはいかがでしょうか?

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ポケット型Wi-Fiに関するよくある質問

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ポケット型Wi-Fiに関してよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

ポケット型Wi-Fiと光回線はどう違うの?

ポケット型Wi-Fiと光回線はどう違うの?

無線接続か有線接続かという点で異なります。

ポケット型Wi-Fiは基地局から電波を受信しデバイスと通信をするまで無線接続ですが、光回線の場合は光ファイバーケーブルを直接家に引き込んでルーターやONU(終端装置)と繋げる必要があるため有線接続となります。

そのため、ポケット型Wi-Fiは工事不要で気軽に使える分通信が安定せず速度が控え目であり、光回線は回線引き込み工事が必要な分安定した高速通信が可能となっています。

ポケット型Wi-Fiの使い方は?

ポケット型Wi-Fiの使い方は?

機種によって多少異なりますが、基本的には以下のように使います。

  1. 端末のSIMスロットにSIMカードを挿入する
  2. 端末の電源を入れる
  3. 本体ディスプレイまたは端末に貼付されているシールなどで接続情報を確認し、スマートフォンやパソコンなどのデバイスと接続する
  4. 接続したデバイスでインターネットを利用する

ポケット型Wi-Fiはデータ通信専用端末となっており、単体でインターネットはできないためスマートフォンやパソコンなどのデバイスと接続する必要があります。

ポケット型Wi-Fiは月々いくらで使える?

ポケット型Wi-Fiは月々いくらで使える?

サービスによって異なります。

安いものでは1,000円(税込)ほど、高いものでも6,000円(税込)ほどの料金で使える場合が多いです。

ポケット型Wi-Fiはレンタルできる?

ポケット型Wi-Fiはレンタルできる?

可能です。

ただし、端末を購入するかレンタルするかはサービスによって異なり、サービス内で好きな入手方法を選ぶことはできないケースがほとんどです。

また、1日から使える短期レンタルサービスもあります。

スマホをポケット型Wi-Fi代わりに使える?

スマホをポケット型Wi-Fi代わりに使える?

使えます。

スマートフォン側でWi-Fiテザリングの設定をすることで、スマートフォンをルーター親機としてほかのデバイスと接続しインターネットを利用できます。

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著者

通信系WEBライター

瀧澤 亮(タキサワ リョウ)

約1年間大手通信キャリアのショップにて販売員を経験。在籍中キャリア資格筆記試験で全社1位に輝いた実績があり、通信系知識を学びわかりやすく説明するのが得意。

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