home 5GはNTTドコモの5G対応ホームルーター!メリットやお得なキャンペーンなどを解説
NTTドコモのホームルーター「home 5G」について気になっていないでしょうか?
home 5Gは大手キャリアのNTTドコモが提供する5G通信対応のホームルーターで、工事不要で気軽に使えるだけでなく、下り最大速度は4.2Gbpsと高速通信が可能です。
入荷が追いつかないこともあるほど人気のhome 5Gですが、実際にどれくらいの速度で使えるのか、お得に契約できるのかなど気になることは多いですよね。
本記事では、そんなhome 5Gの概要から口コミ・評判、メリット・デメリットなどを徹底的に解説していきます。
home 5Gについて知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
NTTドコモの5G対応ホームルーター「home 5G」の概要
「home 5G」とは、大手キャリアであるNTTドコモが提供するホームルーターサービスです。
工事不要で気軽にインターネット環境を構築でき、最大下り速度は4.2Gbpsとかなり速い速度で通信ができます。
そんなhome 5Gの概要は以下の通りです。
対応機種 | HR01 |
月額料金 | 4,950円(税込) |
契約事務手数料 | 店頭 →3,300円(税込) オンラインショップ →0円(税込) |
端末代金 | 39,600円(税込) →実質0円(税込)で購入可能 |
契約期間 | なし |
解約違約金 | 0円(税込)※1 |
最大通信速度(下り/上り) | 4.2Gbps/218Mbps |
パケット通信容量 | 無制限※2 |
キャンペーン | キャッシュバック スマホセット割 端末料金割引(月々サポート) |
※2データ使用量やネットワークの状況などにより、通信速度が低下または通信が中断されることがあります。
対象機種は「HR01」のみとなっており、契約事務手数料はオンラインショップでの申し込みで0円(税込)となります。
また、端末代金がかかりますが、「月々サポート」により月額1,100円(税込)×36ヶ月間の割引が適用されるため、36ヶ月以上継続利用することで実質0円(税込)とすることが可能です。
NTTドコモの公式だけでなく、代理店によるキャンペーンも用意されており、申し込み窓口によっては現金キャッシュバックを受け取ることもできます。
NTTドコモhome 5Gのメリット
NTTドコモのhome 5Gは、人気が非常に高くメリットも多くあります。
どのようなメリットがあるのか、詳しく確認してみましょう。
- 通信速度がかなり速い
- 契約期間の縛りなしで気軽に利用できる
- 工事不要で端末が届いたらすぐに利用できる
- データ容量を気にせず使える
- 端末代金を実質無料にできる
- 対応エリアが広い
メリット1.通信速度がかなり速い
NTTドコモのhome 5Gは、通信速度がかなり速く快適なインターネット通信が可能です。
最新規格の「Wi-Fi6」や電波を特定の機器に向けて集中させる「ビームフォーミング」に対応しており、通信速度比較サイト「みんそく」で確認できる実測値もかなりのものとなっています。
平均ダウンロード速度 | 224.16Mbps |
平均アップロード速度 | 20.15Mbps |
平均ping値 | 49.94ms |
特に、下り(ダウンロード)速度の平均が200Mbps越えというのは、光回線にも引けを取らない実力と言えるため、通信速度には期待できるでしょう。
メリット2.工事不要で端末が届いたらすぐに利用できる
home 5Gは、工事不要で端末が届いたらすぐにインターネットを利用できます。
光回線であれば、通常回線の引き込み工事や有線でのルーター接続など手間や時間がかかってしまいます。
しかし、home 5Gはコンセントに挿すだけですぐに使えるようになるため、開通まで長期間待ったり面倒な接続をしたりする必要がありません。
在庫状況などによって端末の到着まである程度時間がかかる可能性はありますが、届き次第すぐにインターネットを利用できるのは忙しい方にとってもうれしいポイントだと言えます。
メリット3.通信速度制限を気にせず使える
home 5Gは、データ容量の上限が定められておらず、データ無制限で思い切りインターネットを楽しむことが可能です。
自宅で使うホームルーターでデータ量の上限があるとどうしても速度制限が気になってしまうもの。
データ通信の使い方やネットワークの状況によっては速度制限がかかる可能性はありますが、常識の範囲内であれば問題なく快適に通信ができるでしょう。
メリット4.端末代金を実質無料にできる
home 5Gは、39,600円(税込)かかる端末代金を実質無料で手に入れることができます。
ポケット型Wi-Fiやホームルーターなどのサービスを利用する場合、利用料金が安くても端末代金がかかることで総合的な費用が増えてしまうケースがあります。
home 5Gの場合は、「月々サポート」により毎月1,100円(税込)の割引が36ヶ月間続くため、36ヶ月以上継続利用することで端末代金を相殺することができるのです。
ただし、36ヶ月以内に解約した場合は割引が適用されなくなり、その時点での端末代金の残債を支払う必要が出てきてしまうので注意しましょう。
メリット5.対応エリアが広い
home 5GはNTTドコモのサービスということもあり、サービス対応エリアがかなり広いです。
5G対応エリアはまだまだ限られていますが、急速に拡大しているため今後5Gが使えるエリアも増えていく見込みがあります。
4G LTEであれば、基本的に全国ほとんどの場所で使えるほどにエリアが広がっているので、エリア外で使えないという心配はしなくてもよいでしょう。
NTTドコモhome 5Gのデメリット・注意点
メリットに続いて、home 5Gのデメリットや注意すべき点についても詳しくみていきましょう。
良い点だけでなく悪い点も把握することで契約後のトラブルを防ぐことができます。
- 登録住所以外では利用できない
- 端末代金を無料にするには3年間の継続利用が必要
- 月額料金が高め
- 通信速度制限がないわけではない
- ping値が大きい
順番に解説していきます。
デメリット1.登録住所以外では利用できない
NTTドコモのhome 5Gは、契約時に登録した自宅住所以外では利用することができません。
home 5G専用ルーターは、設置場所住所以外での使用は禁止されており、登録住所以外での使用が確認された場合は、メールにて通知後に利用停止となってしまいます。
ドコモだけでなく、au提供の「ホームルーター5Gプラン」やソフトバンク提供の「ソフトバンクエアー」など多くのホームルーターサービスは登録した自宅以外での利用が禁止されています。
コンセントに挿すだけで使えるからといってほかの場所で使おうとしても、使えないどころか利用停止となってしまうため注意が必要です。
引っ越しなどにより利用場所が変更となる場合は、住所変更の手続きをしないと利用できないため忘れずに手続きを行うようにしましょう。
デメリット2.端末代金を無料にするには3年間の継続利用が必要
home 5Gは「月々サポート」により端末代金を実質無料にすることができますが、それには3年間の継続利用が必要です。
月々サポートの割引額は毎月1,100円(税込)となっており、36ヶ月経過することではじめて端末代金が帳消しになります。
36ヶ月(3年)以内に解約してしまうと割引が適用されなくなり、解約時点での端末代金の残債を支払う必要が出てきてしまうのです。
契約期間の縛りがないため解約違約金の心配はいりませんが、解約タイミングによっては高額な支払いが発生してしまうことに注意しましょう。
デメリット3.月額料金が高め
home 5Gは、ほかの回線サービスと比較しても多少月額料金が高めとなっています。
特に、マンションで利用する場合、光回線のマンション向けプランのほうが安い傾向にあるので、ほかのサービスを検討したほうがお得になることがあるのです。
同じNTTドコモが提供している光回線サービス「ドコモ光」のマンション向けプランは、2年間の契約で4,180円(税込)~4,620円(税込)となっており、home 5Gよりも最大800円ほど安くなります。
同じホームルーターサービスを提供するWiMAXプロバイダーの場合は、プロバイダーによって数百円程度から1,000円以上も月額料金に差が出てしまうことも。
回線品質よりも料金の安さを求める場合は、別の回線サービスを検討したほうがよいでしょう。
デメリット4.速度制限がないわけではない
home 5Gは、データ無制限で思い切りデータ通信を利用できますが、通信速度制限がまったくないというわけではありません。
NTTドコモの公式サイトには、通信速度制限について以下のような記述があります。
ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。また、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。なお、一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、その通信が中断されることがあります。
出典:NTTドコモ
ネットワークの混雑状況によっては通信が不安定になる可能性があるだけでなく、直近3日間のデータ利用量が特に多い場合は速度が遅くなることもあります。
また、一定時間内や一つの接続で大量のデータ通信があった場合などは通信が中断されるおそれもあるため、完全にデータ無制限で使うことはできないのです。
速度制限や通信の中断が行われる具体的な数値については明言されていません。
しかし、自宅で使うホームルーターはどうしてもデータ容量が多くなりがちなものなので、状況によっては快適に使えない可能性があることに注意しましょう。
デメリット5.応答速度を表す「ping値」が大きい
NTTドコモのhome 5Gは、通信速度は速いものの「ping値」が大きく応答速度が遅いこともデメリットとしてあげられるでしょう。
ping値とは、データを送信してから返ってくるまでの応答時間を示す値のことで、「ms(ミリ秒)」という単位で表されます。
ping値は値が大きいほど応答時間が長いということを表し、速度が遅いと感じてしまう原因になります。
ping値が多少大きくても動画視聴やSNSなどの用途にはさほど問題はありません。
しかし、オンラインゲームではいわゆる「ラグ」が発生しやすくなり、快適なプレイが妨げられてしまいます。
home 5Gは、特に少しのラグが大きく影響を及ぼすようなFPSやTPSといったシューティングゲームには向かないと言えるでしょう。
速度は速い?NTTドコモhome 5Gの口コミや評判
home 5Gのメリットやデメリットについて詳しく解説してきましたが、ここで実際に利用しているユーザーのリアルな口コミや評判をみていきましょう。
NTTドコモhome 5Gの良い口コミ・評判
まずは、home 5Gの良い口コミや評判を紹介します。
4Gエリアの田舎だけど超快適!!#home5G#背後もスッキリ#本当にコンセント差すだけだった pic.twitter.com/EjLeofGLSn
— 猫々 (@tachnorathap1) July 21, 2022
5G未対応エリアであっても快適に使えているようです。
通信品質だけでなく、配線回りや利用の簡単さも高評価でした。
さっそくほぼ同時刻で速度測定比較してみた
— しろのわーる🥞🥐 (@shirokuro3975) July 24, 2022
ちなみにうちはまだ5G対応エリアではないため、どちらも4Gで同条件での測定
左)SoftBankAir
右)home5G
まだ一回しか比較してないけど、ここまで顕著に違いが出るとは思っても見なかった
アップロードの速度はかなり重要ポイントだからホント変えてよかった pic.twitter.com/CbChmSit8X
同じホームルーターサービスであるSoftBankAirとスピードテスト結果を比較していますが、home 5Gのほうが速度が出ていることがわかります。
引っ越してから数カ月間、我が家のネット環境を支えてくれた、ドコモhome5Gも、nuro光導入により引退。
— ぶっち@モノぺディア (@____BUTCH) July 23, 2022
4G電波しか入らず、最初はガッカリしたけど、意外に速度も出てて、子どもたちがYoutube見まくってたけど特に制限もかからなかった。#home5G pic.twitter.com/ixP5EeCPBX
YouTubeを長時間視聴しても、特に速度制限にはかからなかったようです。データ利用量も日常的な量であれば速度制限の心配はそこまでしなくてもよいかもしれません。
home 5Gは、速度が速い、データ容量を多く消費しても速度制限なく使えるなどの好意的な口コミが多くありました。
エリアや使い方などによって通信品質は大きく変化しますが、基本的には快適に利用できているという方が多い印象です。
NTTドコモhome 5Gの悪い口コミ・評判
続いて、home 5Gの悪い口コミや評判をみていきましょう。
ドコモのhome5G、速度は十分なんだけどなぁ。
— 鬼天竺鼠 (@dan_sambar) July 26, 2022
楽天モバイルwifiルーター回線と比べて、操作に対するレスポンスが明らかに悪い…
ゲームは全くやらんが、アンケートサイトの回答なんかでも体感出来るレベル。
実は楽天モバイル優秀なのか?#home5G #楽天モバイル #ドコモ #ホームルーター pic.twitter.com/5vWll4hrGh
速度は十分出ているものの、操作へのレスポンスがゲームをしなくてもわかるほど悪いようです。
home5Gの調子が悪い。しょっちゅう切断される。 pic.twitter.com/bxlLxYRMMW
— ◎ (@marukomaruo77) July 17, 2022
頻繁に通信が切断されることもあるようで、ユーザーによって通信環境が大きく変化すると言えます。
花火大会が終わってやっと回線が回復しました。
— 【あが】@燃焼系男子 (@AgA_in_you) July 26, 2022
一極集中で人の集まるイベントはdocomoのhome5Gの弱点かも。
で、花火は風向きの関係で煙りが凄い事に
(´_ゝ`)モクモク pic.twitter.com/LjipYdpRB0
イベントなどで人が密集すると、回線混雑により通信が一時的に不安定になることがあるようです。
上記のように、通信が不安定になったりつながらなかったりすることは多少あれど、悪い口コミはそこまで見当たりませんでした。
使用エリアや状況などによって通信品質が悪くなってしまうのはどの回線サービスでも起こりうることなので、通信品質についてはそこまで気にしなくてもよいと言えるでしょう。
NTTドコモhome 5Gの口コミ・評判まとめ
NTTドコモhome 5GのTwitter上での口コミや評判をみてきましたが、悪い口コミよりも速度が速い、データ容量の心配がないなど、よい口コミのほうが多い印象でした。
通信が途切れたり不安定になったりといった声があるのは事実ですが、快適に使えるケースが多いようです。
オンラインゲームには向いていませんが、そのほかSNSや動画視聴などの用途では十分だと言えるでしょう。
NTTドコモhome 5Gがおすすめなケース
home 5Gは良い口コミや評判が多くさまざまな方におすすめできるサービスですが、中でも特におすすめなケースを詳しくみていきましょう。
- ドコモユーザー
- 光回線の工事をしたくないまたは工事ができない
- 速度にこだわりたいがオンラインゲームはしない
- 引っ越しが多い
1.NTTドコモユーザー
home 5Gは、ドコモユーザーであれば「home 5G セット割」を適用させることでお得に使うことができます。
home 5G セット割は、home 5GとNTTドコモのスマホをセットで契約することで1回線につき月額最大1,100円(税込)が毎月の料金から割引される施策のことです。
NTTドコモの「ファミリー割引」グループ内の家族全員が対象となり、離れて住んでいる家族も条件を満たせば割引を適用させることができます。
家族でNTTドコモを利用している人数が多いほどお得なので、NTTドコモのスマホを利用している方はぜひhome 5Gをあわせて使いたいところです。
2.光回線の工事をしたくないまたは工事ができない
home 5Gは、光回線の工事をしたくない方や建物の都合などにより工事ができない方にもおすすめできるサービスです。
home 5Gは工事不要で、端末が届いたらコンセントに挿すだけで簡単にインターネット環境を構築することができます。
光回線の工事は2週間から1ヶ月ほどかかるケースが多いほか、自宅に業者が立ち入って作業をするため抵抗がある方も少なくありません。
また、賃貸住宅の場合は、建物によって光回線の回線引き込み工事が許可されていないケースもあるため、自宅でインターネットを使うのに工事ができないという方には特におすすめです。
3.速度にこだわりたいがオンラインゲームはしない
通信速度には極力こだわりたいがオンラインゲームはしないという方にもhome 5Gはおすすめできます。
前述のように、home 5Gは光回線に劣らないほどの高速通信ができるものの、ping値が大きく応答速度が遅めであるというデメリットがあります。
ping値が大きくても、動画視聴やSNSなどのライトな用途にはほとんど問題ありませんが、オンラインゲームをプレイする際にはラグにかなり悩まされてしまうでしょう。
ライトな用途であっても通信速度は速いに越したことはないので、ある程度速度にこだわりたい方にぴったりです。
4.引っ越しが多い
光回線と比較した場合は、仕事の都合などで引っ越しの回数が多い方にhome 5Gはおすすめです。
home 5Gはコンセントに挿すだけですぐにインターネットを利用でき、住所変更さえすれば引っ越し先でもすぐ使えるため、光回線のように準備や設定の手間がかかりません。
また、光回線の場合、プロバイダーによっては引っ越し時の工事費や費用の負担をしなければならないケースもあるので、気軽に使えるhome 5Gは引っ越しが多い方でも安心して利用できます。
NTTドコモhome 5Gのキャンペーンサイトを比較
NTTドコモhome 5Gは、契約する窓口によってキャッシュバック金額やキャンペーンの内容が異なります。
主なキャンペーンサイトごとの違いは以下の通りです。
サイト名 | キャンペーン | 特典受取タイミング |
---|---|---|
GMOとくとくBB | 18,000円分Amazonギフト券 | 開通の4ヶ月後 |
アイ・ティー・エックス | 15,000円(不課税) | 開通の2ヶ月後~ |
ドコモショップ店頭 | dポイント10,000ポイント※ | 利用開始の4ヶ月後 |
ドコモオンラインショップ | dポイント15,000ポイント※ | 利用開始の4ヶ月後 |
オンラインショップや店頭での契約では、dポイントがもらえるキャンペーンを実施中ですが、どちらのポイントも期間・用途限定となっているため使い勝手はあまりよくないと言えます。
また、オンラインショップのみ通常3,300円(税込)かかる契約事務手数料がかからないというメリットがありますが、もらえるのが期間・用途限定のdポイントということを考えると、やはり代理店のキャンペーンサイトから申し込んだほうが総合的にお得でしょう。
GMOとくとくBBからの申し込みだと18,000円という高額のAmazonギフト券を受け取れるほか、アイ・ティー・エックスからの申し込みだと現金15,000円(不課税)を最短で開通の2ヶ月後に受け取ることができます。
「home 5G セット割」や「月々サポート」といったキャンペーンはどこの窓口でも利用できるので、金額の大きいGMOとくとくBBや、現金キャッシュバックを早めにもらえるアイ・ティー・エックスから申し込むのがおすすめです。
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ドコモ home 5GNTTドコモhome 5Gとドコモ光を比較
ホームルーターhome 5Gと、光回線のドコモ光を項目別に比較していきます。
それぞれ特徴や長所・短所が異なるので、どちらが自分に合っているか見極めていきましょう。
1.料金|マンションの場合はドコモ光のほうが基本的にお得
まずは、月額料金を比較してみましょう。
サービス名 | 月額料金 |
home 5G | 4,950円(税込) |
ドコモ光(戸建て向け) | 〇ドコモ光ミニ 2年定期契約 →2,970~6,270円(税込) 契約期間なし →4,620~7,920円(税込) 〇1ギガ 単独タイプ 2年定期契約 →5,500円(税込) 契約期間なし →7,150円(税込) 〇1ギガ タイプA 2年定期契約 →5,720円(税込) 契約期間なし →7,370円(税込) 〇1ギガ タイプB 2年定期契約 →5,940円(税込) 契約期間なし →7,590円(税込) 〇10ギガ 単独タイプ 定期契約あり →6,490円(税込) 定期契約なし →8,140円(税込) 〇10ギガ タイプA 定期契約あり →6,930円(税込) 定期契約なし →8,580円(税込) 〇10ギガ タイプB 定期契約あり →7,150円(税込) 定期契約なし →8,800円(税込) |
ドコモ光(マンション向け) | 〇1ギガ 単独タイプ 2年定期契約 →4,180円(税込) 契約期間なし →5,280円(税込) 〇1ギガ タイプA 2年定期契約 →4,400円(税込) 契約期間なし →5,500円(税込) 〇1ギガ タイプB 2年定期契約 →4,620円(税込) 契約期間なし →5,720円(税込) |
home 5Gは、戸建てやマンションなど住居タイプによって料金が変わることはなく一律で4,950円(税込)なのに対し、ドコモ光は戸建て向けとマンション向けで料金プランがいくつか分かれています。
データ使用量で毎月料金が変わる「ドコモ光 ミニ」以外の戸建て向けプランはすべて5,000円以上となっており、定期契約がない場合はおおむね7,000円以上とhome 5Gよりも高額です。
一方で、ドコモ光マンション向けプランの場合は、2年間の定期契約がある場合に限りすべてhome 5Gよりも数百円程度安くなっています。
そのため、工事ができるマンションにお住いの場合は、home 5Gよりもドコモ光のほうが安く利用できるでしょう。
2.通信速度|ドコモ光のほうがより安定した高速通信が可能
続いて、通信速度を比較していきます。
home 5Gとドコモ光それぞれの最大通信速度と実測値の平均は以下の通りです。
home 5G | ドコモ光 | |
---|---|---|
最大通信速度(下り) | 4.2Gbps | 1Gbps(一部エリアのみ10Gbps) |
最大通信速度(上り) | 218Mbps | 1Gbps(一部エリアのみ10Gbps) |
平均通信速度(下り) | 224.16Mbps | 278.21Mbps |
平均通信速度(上り) | 20.15Mbps | 223.08Mbps |
平均ping値 | 49.94ms | 19.4ms |
平均通信速度は、下りはどちらも大きな違いはなく、上りのみドコモ光が圧倒しています。
また、平均ping値もドコモ光のほうが圧倒的に小さく、低遅延で快適な通信が可能です。
どちらも高速通信ができることに変わりはないですが、総合的にみるとやはり光回線であるドコモ光のほうがより高速で快適な通信ができると言えます。
ただし、前述のようにオンラインゲームをしなければhome 5Gでも十分快適に利用できるでしょう。
3.諸費用|どちらも条件を満たすことで費用を抑えられる
home 5Gとドコモ光を利用するために必要な諸費用についても比較していきます。
それぞれにかかる主な費用は以下の通りです。
home 5G | ドコモ光 | |
---|---|---|
契約事務手数料 | 3,300円(税込) →ドコモオンラインショップの場合は0円(税込) | 3,300円(税込) |
端末代金 | 39,600円(税込) →36ヶ月利用で実質0円(税込) | ルーターにより異なる ※プロバイダーからレンタルの場合0円(税込) |
工事費(新規) | 0円(税込) | 戸建て →19,800円(税込) →キャンペーンで0円(税込) マンション →16,500円(税込) →キャンペーンで0円(税込) |
home 5Gは契約事務手数料や端末代金などの費用をすべて0円(税込)で利用することが可能です。
ドコモ光は、プロバイダーによっては端末無料レンタルができますが、そうでない場合はWi-Fiルーターごとに料金が異なります。
また、ドコモ光は戸建て・マンションともに新規の場合工事費がかかりますが、キャンペーンにより通常工事費を無料とすることが可能です。
どちらのサービスも、条件を満たすことで諸費用を抑えることができます。
4.開通までの手間|home 5Gは工事不要で届いたらすぐに使える
home 5Gは、端末が届いたらコンセントに挿すだけで使えるようになりますが、ドコモ光は自宅に回線を引き込む工事をしてなおかつLANケーブルでルーターなどの機器を接続する必要があります。
そのため、home 5Gのほうが開通までの手間は圧倒的に少ないと言えるでしょう。
とはいっても、ドコモ光も開通工事さえ済んでしまえばLANケーブルの接続などは難しいことではないため、そこまで手間はかからないです。
5.契約期間・解約違約金|home 5Gは解約違約金なし
最後に、契約期間と解約違約金について比較していきます。
home 5Gとドコモ光それぞれの契約期間と解約違約金は以下の通りです。
home 5G | ドコモ光 | |
---|---|---|
契約期間 | なし | 2年/なし |
解約違約金 | 0円(税込) | 2年定期契約の場合 戸建てタイプ →5,500円(税込) マンションタイプ →4,180円(税込) ドコモ光ミニ →2,970円(税込) 契約期間なしの場合 →0円(税込) |
home 5Gはそもそも契約期間の縛りがないため、いつ解約しても解約違約金は0円(税込)、ドコモ光は契約期間なしプランを選択した場合は解約違約金0円(税込)で解約可能です。
ただし、home 5Gは、解約時に端末代金の残債が残っている場合はその支払いが発生してしまい、ドコモ光で契約期間なしを選ぶと月額料金が高額になってしまいます。
それぞれデメリットがあることを覚えておきましょう。
NTTドコモhome 5GとWiMAX +5Gを比較
続いては、home 5Gと同じホームルーターを提供しているWiMAX +5Gを項目別に比較していきましょう。
WiMAX +5Gは、サービスを提供しているプロバイダーが数多く存在しているため、いくつかのプロバイダーをピックアップしながら解説していきます。
1.料金|基本的にはWiMAXのほうが安くなる
まずは、それぞれの月額料金を比較してみましょう。
home 5Gと主なWiMAX各プロバイダーの月額料金は以下の通りです。
サービス・プロバイダー名 | 月額料金 |
home 5G | 4,950円(税込) |
GMOとくとくBB WiMAX | 2-12か月目:3,784円(税込) 13-35ヶ月目:4,334円(税込) 36ヶ月目以降:5,302円(税込) |
カシモWiMAX | 契約月(0か月目):1,408円(税込)(一律) 1か月目〜:4,818円(税込) 料金アップ無し |
UQ WiMAX | 0~13ヶ月目 →4,268円(税込) 14ヶ月目以降 →4,950円(税込) |
WiMAXは、プロバイダーによって月額料金は大きく異なり、基本的に割引などを合わせるとWiMAXのほうがお得になるケースがほとんどです。
ただし、UQ WiMAXは特別割引終了後はhome 5Gと同じ4,950円(税込)という料金になるほか、プロバイダーによってはこれよりも高額になることもあります。
そのため、基本的には月額料金はWiMAXのほうが安いですが、プロバイダーによって大きく変わってくると言えるでしょう。
2.通信速度|home 5Gのほうが高速通信が可能
続いて、それぞれの通信速度を比較します。
WiMAXは、プロバイダーによって通信速度に違いはないため、ホームルーターの最新機種である「L12」を比較対象としてみてみましょう。
home 5G | Speed Wi-FibHOME 5G L12 | |
---|---|---|
最大通信速度(下り) | 4.2Gbps | 2.7Gbps |
最大通信速度(上り) | 218Mbps | 183Mbps |
平均通信速度(下り) | 224.16Mbps | 56.45Mbps |
平均通信速度(上り) | 20.15Mbps | 10.91Mbps |
平均ping値 | 49.94ms | 47.33ms |
最大速度と平均速度どちらもhome 5Gのほうが速いです。
特に平均下り速度は圧倒的な差があり、ping値は同等であるもののhome 5Gのほうが快適な通信ができるでしょう。
ただし、使用環境によって速度は大きく変化するものなので、あくまでも参考程度にお考えください。
3.諸費用|端末代金はhome 5Gのほうが高め
home 5GとWiMAXそれぞれでかかる諸費用は以下の通りです。
契約事務手数料 | 端末代金 | |
---|---|---|
home 5G | 3,300円(税込) →ドコモオンラインショップの場合は0円(税込) | 39,600円(税込) →36ヶ月利用で実質0円(税込) |
GMOとくとくBB WiMAX | 3,300円(税込) | 21,780円(税込) =605円(税込)×36回 |
カシモWiMAX | 3,300円(税込) | 21,780円(税込) =605円(税込)×36回 →36ヶ月利用で実質0円(税込) |
UQ WiMAX | 3,300円(税込) | 21,780円(税込) =605円(税込)×36回 →5,940円(税込):L11/SCR01※ →11,088円(税込):L12/X11※ |
契約事務手数料は一律で3,300円(税込)で、home 5Gのみオンラインショップで手続きすると0円(税込)となります。
端末代金は、WiMAXプロバイダーによって多少異なるものの、上記3社を含めた多くは21,780円(税込)と一律で、プロバイダーによって割引キャンペーンが適用される場合があります。
home 5Gも割引適用で端末代金を実質0円(税込)にすることはできますが、もとの端末価格は39,600円(税込)と、WiMAXの2倍ほどの金額であり高額だと言えるでしょう。
4.開通までの手間|どちらも端末が届いたらすぐに利用可能
home 5GとWiMAXは、どちらも端末が手元に届いたらコンセントに挿すだけですぐにインターネットを利用できます。
初期設定や接続の手間もほとんどかからず、home 5Gは在庫状況により配送に時間がかかる可能性がありますが、開通までの手間はどちらもほとんどかかりません。
5.契約期間・解約違約金|WiMAXはプロバイダーによって大きく異なる
最後に、home 5GとWiMAXの契約期間と解約違約金を比較してみましょう。
契約期間 | 解約違約金 | |
---|---|---|
home 5G | なし | 0円(税込) |
GMOとくとくBB WiMAX | 2年 | 24ヶ月以内 0円(税込) |
カシモWiMAX | なし | 0円(税込) |
UQ WiMAX | なし | 0円(税込) |
home 5Gは契約期間がないため、いつ解約しても解約違約金はかかりません。
WiMAXはプロバイダーによって大きく異なり、契約期間がないプロバイダーや1〜3年ほどの契約期間が定められているプロバイダーなどさまざまです。
2022年7月の改正電気事業通信法施行により、更新期間以外の解約にかかる解約違約金の金額が大幅に引き下げられたため、そこまで解約違約金の金額を気にする必要はないでしょう。
ただし、home 5Gをはじめ、端末代金に毎月割引が適用される場合は、適用期間中に解約すると端末代金の残債をすべて支払う必要が出てくるため注意が必要です。
NTTドコモhome 5Gの速度が遅い・つながらない場合にすぐできる対処法
home 5Gは高速通信が可能ですが、状況によっては速度が遅くなったりつながらなくなったりすることがあります。
速度改善やネットワークにつなげるために簡単にできる対処法をみていきましょう。
- 端末を再起動する
- 周波数帯を変更する
- ルーター周辺の障害物を取り除く
- home 5Gを4G固定で利用する
対処法1.端末を再起動する
home 5Gの速度が遅い・つながらない場合にまず行うべき対処法は、端末の再起動です。
home 5Gで使う「HR01」をはじめ、通信機器は長期間稼働させていると一時的なデータがたまりすぎるなど何らかの不具合を起こしてしまうことがあります。
一時的な不具合であれば端末を再起動することで解消するケースが多いため、急に速度が遅くなったなど、困ったらまずは端末を再起動してみましょう。
なお、Wi-Fiルーターだけでなく接続しているスマホやパソコンなどのデバイスもあわせて再起動をすることでより解決しやすくなります。
HR01は、本体の「REBOOTボタン」を1秒以上押すと再起動されます。
対処法2.周波数帯を変更する
端末の再起動を試したら、次は接続する周波数帯を切り替えてみましょう。
HR01をはじめ、Wi-Fiルーターは基本的に2.4GHz帯と5GHz帯2種類の周波数帯を利用できる場合がほとんどです。
2.4GHz帯は比較的障害物に強い反面、家電製品などに広く使われている周波数帯のため電波干渉をおこしやすく、5GHz帯は障害物に弱い反面電波干渉に強く高速通信ができるという違いがあります。
2.4GHz帯で速度が遅いと感じたら、5GHz帯に変更してみましょう。
ただし、5GHz帯は屋外で使用すると法律違反となってしまうことがあるため、利用する際は取扱説明書や注意事項をよく読むようにしてください。
対処法3.ルーター周辺の障害物を取り除く
Wi-Fiルーター周辺の障害物を取り除くことで快適な通信ができるようになることがあります。
障害物が多いと、どうしても電波の進行が阻害されてしまうため、快適な通信ができなくなりやすいです。
特に、金属類の家具や水槽などは電波を遮断したり吸収したりする可能性が高いため、なるべくWi-Fiルーターから遠ざけるようにしましょう。
障害物の除去が難しい場合は、Wi-Fiルーターの設置場所の変更を試してみてください。
対処法4.home 5Gを4G固定で利用する
利用場所が5G対応エリアの端である場合は、4G固定で利用するのがおすすめです。
home 5Gで利用する「HR01」は、5Gと4Gを自動で切り替える機能を持っています。
そのため、5Gエリアの端で使用すると5Gと4Gを頻繁に切り替えてしまうことで、ひどい場合はデータ通信が停止される危険性があるのです。
5Gエリアが十分に拡大するまでは、ルーターのネットワーク設定から4G固定にして安定した速度で通信ができるようにするとよいでしょう。
まとめ
ここまで、NTTドコモの「home 5G」について、概要から口コミや評判、ドコモ光やWiMAXとの比較など徹底的に解説してきました。
home 5Gは良い口コミが多く、ほかのホームルーターに比べて高速通信が可能です。
光回線やWiMAXと比較しても遜色なく、非常におすすめできるサービスだと言えます。
代理店経由で契約することでよりお得に利用できるようになるので、ぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょうか?
NTTドコモhome 5Gに関するよくある質問
home 5Gに関してよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
home 5Gと光回線はどっちがおすすめ?
- home 5Gと光回線はどっちがおすすめ?
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すぐにインターネット環境が欲しい方や回線工事ができない方などはhome 5Gがおすすめです。ただし、home 5Gはping値が大きいためオンラインゲームをプレイする方は光回線を選ぶべきでしょう。
home 5Gの速度制限要件は?
- home 5Gの速度制限要件は?
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NTTドコモによると、home 5Gの速度制限要件は以下の通りです。
ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。また、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。なお、一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、その通信が中断されることがあります。
出典:NTTドコモ基本的にデータ量の制限はありませんが、使い方や状況によっては速度制限がかけられたり通信が中断されたりする可能性があるため注意しましょう。
home 5Gはオンラインゲームもできる?
- home 5Gはオンラインゲームもできる?
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プレイすることは可能です。しかし、特にFPSやTPSといったシューティングゲームなど、少しのラグが大きな影響を及ぼすようなジャンルのゲームにはおすすめできません。
home 5Gの赤ランプ点灯が直らない原因は?
- home 5Gの赤ランプ点灯が直らない原因は?
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どのランプが赤く点灯しているかで原因は異なります。
5G/4Gランプが赤く点灯している場合最大通信料(目安値)を超過している
電波マークのランプが赤く点灯している場合電波強度が弱い
STATUSランプが赤く点灯している場合位置情報測位エラー
このほかにも、ランプの色やひかり方によって意味は変わるので、詳しくは取扱説明書をご覧ください。
NTTドコモのhome 5Gはお試しで利用できる?
- NTTドコモのhome 5Gはお試しで利用できる?
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できません。home 5Gは契約期間の縛りがないサービスですが、端末を購入する必要があり、公式が特別なキャンペーンなどを実施していない限りはお試し利用はできません。