Speed Wi-Fi 5G X11を実機レビュー!特徴や口コミ評判の紹介
WiMAX +5Gの最新ポケット型Wi-Fi「Speed Wi-Fi 5G X11(※以下X11)」について気になっていないでしょうか?
前機種である「Galaxy 5G mobile WiFi SCR01(※以下SCR01)」よりも理論上の最大下り速度が速くなっており、最新規格であるWi-Fi 6にも対応している高性能な機種となっています。
しかし、操作性の良さやバッテリー持ちなど、総合的に判断するとSCR01のほうがおすすめです。
本記事では、 X11のスペックやメリット・デメリット、SCR01との違いなどを詳しく解説していきます。
X11の実機レビューも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
Speed Wi-Fi 5G X11のスペックと特徴を紹介
まずは、Speed Wi-Fi 5G X11の基本的なスペックについて表で確認してみましょう。
名称 | Speed Wi-Fi 5G X11 |
製造元 | NEC |
最大通信速度(下り/上り) | 2.7Gbps/183Mbps |
サイズ | 約136×68×14.8mm |
重さ | 約174g |
同時接続台数 | 17台(USB接続1台含む) |
無線LAN規格 | Wi-Fi 6対応 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) |
対応回線 | WiMAX 2+ au 4G LTE au 5G(sub6/NR化) |
X11は、SCR01に次いで発売されたWiMAX +5G対応のポケット型Wi-Fiです。
製造元はホームルーターである「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」と同じNECとなっています。
標準モード(スタンダードモード)での対応回線は「WiMAX 2+」「au 4G LTE」「au 5G」となっており、有料オプションのプラスエリアモードではauのプラチナバンドを利用可能です。
また、WiMAX +5Gは2022年2月よりスタンダードモードにおける速度制限要件が変更され、実質パケット無制限で思い切りインターネット通信を楽しめるようになりました。
ここからは、X11の特徴を詳しくみてみましょう。
特徴1.Wi-Fi 6対応で高速通信が可能
X11は、最新規格であるWi-Fi 6に対応しており、従来のWiMAXポケット型Wi-Fiよりも高速通信が可能です。
Wi-Fi 6は、従来のWi-Fi 5の約1.38倍高速化しており、セキュリティも向上しています。
Wi-Fi 6を使うには接続デバイス側も同じくWi-Fi 6に対応している必要があるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
特徴2.2.4GHzと5GHzの同時利用もできる
X11は、2.4GHz帯と5GHz帯を同時利用できます。
Wi-Fi通信で主に使われるこれらの周波数帯は、それぞれメリット・デメリットがあり、うまく使い分けることで快適な通信が可能です。
2.4GHz
5GHzに比べて障害物に強く電波が遠くまで届きやすい一方、通信速度は遅め。
また、電子レンジなど身近な家電製品などに広く使われているため、環境によっては電波干渉を起こし通信が不安定になりやすい。
5GHz
2.4GHzに比べ障害物に弱く電波が遠くまで届きにくいが、安定した高速通信が可能。
また、基本的にWi-Fi通信でのみ使われる周波数帯であることで、電波干渉の心配が少ない。
初期設定時は2.4GHzのみ利用するようになっていますが、本体操作で簡単に同時利用を選択することができます。
5GHzは電波法により基本的に屋外での使用が禁止されていますが、X11で同時利用する場合、屋外・屋内どちらで使うか選ぶことが可能です。
特徴3.別売りのクレードルにも対応
X11は、別売りのクレードルを装着することでさらに安定した通信が可能です。
専用クレードルには、5GとWiMAX 2+対応アンテナが内蔵されているほか、LANポートもあるため有線接続もできるようになります。
NECプラットフォームズ独自の「Wウイングアンテナ」を使えることで、全方向の電波をつかむことができ、さまざまな場所で安定通信が可能。
外出先だけでなく、自宅でも固定回線のような感覚で使える機種となっているのです。
特徴4.専用アプリで便利に使える
X11は、スマートフォンアプリ「NEC WiMAX +5G Tool」に対応しており、より便利に利用可能です。
上記アプリはNEC製の機種に対応しており、同じくWiMAX +5Gのホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」でも情報確認や設定変更などができます。
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詳しくは後ほど解説しますが、X11はタッチパネル非対応で操作が多少難しい仕様となっているので、アプリがあることで使いやすくなるでしょう。
特徴5.タッチパネルには非対応
X11は、タッチパネルは搭載しておらず、ボタンで本体を操作しなければなりません。
SCR01をはじめ、タッチパネル搭載でスマートフォンのような感覚で直観的に操作できる端末に比べると操作性が悪く感じてしまうため、好みが分かれるところだと言えるでしょう。
また、X11に搭載されているボタンは、選択ボタンと電源ボタンのみで戻るボタンがないため、操作に慣れるには多少時間がかかってしまうというデメリットもあります。
特徴6.ミリ波には非対応
X11は、5G通信(sub6/NR化)には対応しているものの、より高速通信ができる「ミリ波」には対応していません。
ミリ波は、極端に高い周波数で電波の直進性が強いため、高速かつ大容量通信ができるようになっています。
sub6やNR化に比べて速度が速く一度に送信できるデータ量が非常に多いため、対応エリアであればより速い速度で通信が可能です。
X11は、クレードルを含め高速通信ができる機能が備わっていますが、5Gの恩恵を受けられるミリ波には非対応であることに注意しましょう。
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Speed Wi-Fi 5G X11とGalaxy 5G mobile WiFi SCR01の性能比較
ここでは、X11と同じくWiMAX +5G対応機種であるSCR01の性能を表で比較していきます。
X11/SCR01スペック比較表▷▷
名称 | Speed Wi-Fi 5G X11 | Galaxy 5G mobile WiFi SCR01 |
---|---|---|
製造元 | NEC | サムスン |
発売時期 | 2021年10月 | 2021年4月 |
最大通信速度(下り/上り) | 2.7Gbps/183Mbps | 2.2Gbps/183Mbps |
平均通信速度(下り/上り)※1 | 97.97Mbps/18.22Mbps | 61.41Mbps/13.15Mbps |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 5,000mAh |
連続通信時間 | 約8時間 | 約16時間 |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 約136×68×14.8mm | 約147×76×10.9mm |
重さ | 約174g | 約203g |
同時接続台数(USB接続1台含む) | 17台 | 11台 |
無線LAN規格 | Wi-Fi 6対応 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) | Wi-Fi 5対応(5GHz) IEEE802.11a/n/ac(5GHz)IEEE802.11b/g/n(2.4GHz) |
対応回線 | WiMAX 2+ au 4G LTE au 5G(sub6/NR化) | WiMAX 2+ au 4G LTE au 5G(sub6) |
端末価格※2 | 11,088円(税込) | 5,940円(税込) |
※2 UQ オンラインショップでの表示価格です。プロバイダーによって価格は異なります。
X11はNEC製、SCR01はサムスン製となっており、通信速度の理論値・実測値ともにX11のほうが速いです。
同時接続台数もX11のほうが速く、サイズや重さでみても多少コンパクト、さらにX11はWi-Fi 6にも対応しているため、より快適な通信ができると言えるでしょう。
しかし、バッテリー容量はSCR01のほうが多く、連続通信時間はX11が約8時間、SCR01が約16時間と倍の開きがあります。
また、タッチパネルの有無は操作性に大きく影響しており、スマートフォンさながらに直観的に操作できるSCR01に対し、ボタン操作で慣れるまで時間がかかるX11はかなり好みが分かれるでしょう。
クレードル含め通信速度の速さや安定感にこだわりたい場合はX11、操作性やバッテリー持ちなどの全体的な使いやすさを求めるならSCR01のほうがおすすめだと言えます。
Speed Wi-Fi 5G X11のレビュー|通信速度や操作性などを検証
ここでは、X11を実際に使用したレビューを紹介します。
通信速度
X11とSCR01を使用して、スピードテストを実施しました。
スピードテストの条件は以下の通りです。
場所:岩手県盛岡市
エリア:4G
時間帯:土曜日19:00~20:00の間
測定回数:各3回(2.4GHz帯)
測定項目:下り・上り速度、ping値
測定ツール:スマートフォンアプリ(Meteor Speed Test 4G,5G,WiFi)
X11(下り/上り/ping値) | SCR01(下り/上り/ping値) | |
---|---|---|
1回目 | 14.1Mbps/3.7Mbps/44ms | 12.5Mbps/3.5Mbps/374ms |
2回目 | 11.1Mbps/4.1Mbps/69ms | 26.8Mbps/4.9Mbps/54ms |
3回目 | 10.6Mbps/3.9Mbps/123ms | 11.9Mbps/3.2Mbps/46ms |
平均値 | 11.9Mbps/3.9Mbps/78.7ms | 17.1Mbps/3.9Mbps/158ms |
土曜日のネットワーク利用が集中しやすい夜間帯に行いましたが、ping値はどちらも安定せず、速度はSCR01のほうが若干速いという結果になりました。
どちらも通常の用途には問題ない速度が出ているため、5Gエリア外でも十分使えるでしょう。
操作性
続いて各端末の操作性についてですが、すべてボタン操作のX11に比べタッチ操作ができるSCR01のほうが圧倒的に操作しやすい印象です。
スマートフォンが体の一部と言えるほど生活に浸透した現代では、スマートフォンさながらに直観的にタッチ操作ができる機種のほうが使いやすいと言えるでしょう。
また、画像をみてわかる通りX11には戻るボタンがなく、間違ったメニューを開いてしまった時などすぐに元の画面に戻ることはできません。
バッテリー
バッテリーは、スペック表でも確認した通りSCR01のほうが断然長持ちする印象です。
X11も省電力モードにすることで稼働時間を延ばすことはできますが、それでもSCR01のほうがバッテリー消費量が少なく、充電回数も大きく異なりました。
持ち運んで外出先でも使えるのがポケット型Wi-Fiの大きなメリットなので、操作性も含めて考えるとSCR01のほうが使い勝手が良いと言えるでしょう。
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Speed Wi-Fi 5G X11の主なメリット
ここでは、X11の主なメリットについてみてみましょう。
- 通信速度が速い
- クレードル対応で有線接続や安定通信が可能
- 周波数帯の自動切替ができる
メリット1.通信速度が速い
X11は、理論値・実測値ともにSCR01よりも通信速度が速いです。
最新規格であるWi-Fi 6に対応しており、さまざまな場所で高速通信ができます。
ただし、通信速度は使用環境などによって大きく変動するということには注意が必要です。
メリット2.クレードル対応で有線接続や安定通信が可能
X11は、別売りの専用クレードルを装着することで、有線接続ができるようになるほかより安定した高速通信が可能です。
クレードルには5GとWiMAX 2+のアンテナが内蔵されており、NECプラットフォームズ独自技術である「Wウイングアンテナ」によって全方向の電波をつかむことができます。
電波が弱い場所でも快適に通信ができるため、外出先だけでなく自宅で固定回線のような感覚で使用することも可能なのです。
メリット3.周波数帯の自動切替ができる
X11は、本体設定を変更することで周波数帯の自動切替ができるようになります。
通常であれば、2.4GHzと5GHzどちらか一方しか使えない場合が多く、周波数帯を切り替えるには設定や接続するSSIDを変更しなければなりません。
しかし、X11では本体設定で自動切替を選択できるので、周波数帯を気にせずに通信が可能です。
さらに、電波法の規定に反しないよう、屋内・屋外どちらの場合の自動切替にも対応できるようになっている点も魅力的だと言えるでしょう。
実際に使用してわかったSpeed Wi-Fi 5G X11のデメリット
メリットに続き、実際に使用してみてわかったX11のデメリットについてもみてみましょう。
- タッチパネル非対応で使い方には慣れが必要
- スリープモードへの移行が多少面倒
- バッテリー消費が早い
- 本体はある程度コンパクトだが厚みがある
デメリット1.タッチパネル非対応で操作には慣れが必要
X11は、繰り返し述べているようにタッチパネル非対応でボタン操作となるため、操作しにくく慣れるまで時間がかかります。
本体に戻るボタンがないほか、画面内の項目名が多少覚えにくい点も操作性が悪く感じる要因でしょう。
スマートフォンに慣れていると、やはりタッチパネルの有無が操作のしやすさを大きく分けると言えます。
デメリット2.省電力状態への移行が多少面倒
X11に初期設定で備わっている、省電力状態への自動移行が多少面倒です。
X11には、接続しているデバイスがない場合に一定時間経過したあとに省電力状態へ自動的に移行する機能がついています。
一見すると便利な機能ですが、一定期間接続が切れると、再度デバイスを接続し直す必要があるため手間がかかるのです。
バッテリー消費を遅くするための便利機能ではありますが、基本的にはあまり使わないと言えます。
ただし、デバイス未接続時の省電力状態への移行については、設定でオフにすることができるので、必要ない場合はオフにしておいたほうがよいでしょう。
- Webブラウザを開けるデバイス(スマートフォンなど)でX11に接続
- スマートフォンアプリ「NEC WiMAX +5G Tool」のメニューより「クイック設定Web」を開く
- 管理者パスワードを入力してログイン(パスワードは端末情報で確認可能)
- 「ECO設定」を開く
- 「省電力設定」を開き「ウェイティング」または「使用しない」に設定
デメリット3.バッテリー消費が早い
X11は、4,000mAhの大容量バッテリーを搭載していますが、SCR01と比べるとバッテリー消費が早いです。
気づいたときにはバッテリーが切れているということがあったので、持ち運んで外で使用する場合は特にバッテリー残量に注意が必要だと言えます。
デメリット4.本体はある程度コンパクトだが厚みがある
X11の本体サイズはSCR01に比べてある程度コンパクトな印象ですが、厚みがあるため持ち運びにくさを感じてしまう可能性があります。
X11サイズのほうが少し小さいだけでなく重量も軽いですが、厚みがあるだけで多少持ちにくさを感じることがありました。
画像でみてみると微々たる差だと言えますが、人によって感じ方が違うため本体に多少厚みがあるということは覚えておくとよいでしょう。
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Speed Wi-Fi 5G X11の口コミ評判
ここでは、X11を実際に使用しているユーザーのリアルな口コミや評判をみていきましょう。
Twitter上での口コミを厳選して紹介していきます。
※ SNS上ではネガティブな口コミが集まりやすいため、すべて鵜呑みにせずあくまでも参考程度に確認してください。
Speed Wi-Fi 5G X11の通信速度に関する口コミや評判
まずは、X11の通信速度に関する口コミをみてみましょう。
モバイルルーターをSpeed Wi-Fi 5G X11 に機種変更
— 🥚おお たまご しん🥚 (@miyumayu_2006) May 16, 2022
4G エリアでこれだけ出てればまずまずかな♪ pic.twitter.com/FI6XYx3rhY
5月頭にWi-Fiのルーター変えてから本当に繋がらないんダ…
— くまヘラ🧸⚡︎⚡︎ (@KUMA_cleaning13) May 20, 2022
GMOのSpeed Wi-Fi 5G X11ってやつ😭💔
今日はスピードテストが出来たから調子良い方🫠⤵︎⤵︎ pic.twitter.com/9bo9Y7NIQ3
Speed Wi-Fi 5G X11
— ひろ@FIRE目指す単身赴任2年目会社員兼個人事業主 (@mukigentanshin) April 30, 2022
昨日この機種に変更したが
残念過ぎる
繋がらない、遅い、切れる
使いモノにならない
解約してGalaxyにしよ pic.twitter.com/Urx1vhlvnK
X11は、速度が速いというポジティブな声がありましたが、どちらかというと速度が遅い、繋がらないといった口コミのほうが多い印象です。
中には、クレードルを装着したことで速度が安定しているという声もあったため、より確実に安定通信をするにはクレードルも購入したほうがよいでしょう。
Speed Wi-Fi 5G X11の本体に関する口コミや評判
続いて、X11の本体に関する口コミを紹介します。
Pocket WiFi 5G A101ZT/A102ZT評判皆無だけどまさかの名機なのかな?重いバッテリー短いとかあるかもだけど
— ナナコ (@EWLrJmMQRbvP7VJ) November 17, 2022
てかSpeed Wi-Fi 5G X11作った奴何考えて作ったんだこれ操作糞悪いいじってるだけど他の2種と比べてもダメダメ
NECのSpeed Wi-Fi 5G X11
— まっぽふ◢ (@ma_ppou) August 16, 2022
さほどハードな稼働でもないのに3時間程度でバッテリー半減は厳しい
あとこの季節バッグの中で激熱になるのもコワイネー😅 pic.twitter.com/SezCPH5cLG
来た
— なえぴゃん (@naepyan) December 9, 2021
分厚い
au Speed Wi-Fi 5G X11 pic.twitter.com/0tnuxolyce
UQモバイルからポケットWi-Fi機種変更しろしろって電話くるから、軽い気持ちで機種変したら挙動遅いわ使いにくいわ物自体も重いわでストレス半端ない!Speed Wi-Fi 5G X11なんかにしなきゃよかったぁーーー前の機種よりは通信は速くなってるのかもしれないけど恩恵がまだ得られてない〜やーだやだやだ
— paru (@oshimai89) November 5, 2022
通信速度以外には、操作性がよくない、バッテリーを消費しやすいという声がいくつか見受けられました。
また、本体が厚い、大きいといった声が多く、想像以上に使いにくさを感じているユーザーが少なからずいるという印象です。
Speed Wi-Fi 5G X11の口コミや評判まとめ
X11は、通信速度が速くて快適などというポジティブな口コミよりも、繋がらない、使いにくいといったネガティブな声のほうが多い印象です。
通信速度は、使用場所の環境によって大きく変動するものなので、自分が快適に使えるベストな環境づくりをしていく必要があるでしょう。
また、本体が厚くて重みを感じるという声も多くあったので、持ち運びのしやすさを重視する場合は注意が必要だと言えます。
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操作性やバッテリー持ちなど全体的にSCR01のほうがおすすめ
ここまで、X11の特徴やメリット・デメリットなどについて詳しくみてきましたが、同じWiMAX +5Gルーターであれば、SCR01のほうがおすすめです。
通信速度や機能こそX11のほうが魅力的ですが、ボタン操作で操作に慣れが必要であったりバッテリー消費が早かったりと、使いにくいと感じる点も多くあります。
特に、外出先で使う場面が多い場合は、バッテリー消費速度や操作性は気になるポイントだと言えるでしょう。
通信速度こそX11には及ばないものの、スマートフォンのように直観的にタッチ操作ができ、より長時間使用できるSCR01のほうが使いやすさや操作性の良さにおいて非常におすすめできるのです。
お得に使うならプロバイダー選びが非常に重要
X11やSCR01のようなWiMAXルーターをお得に使うには、プロバイダー選びが非常に重要です。
WiMAX +5Gサービスを提供しているプロバイダーは数多く存在しますが、回線はすべてUQコミュニケーションズから提供されているものであるため、端末や通信品質、実質パケット無制限で使える点はどのプロバイダーも変わりません。
しかし、料金やキャンペーン、サポート体制などはプロバイダーによって大きく差があるため、WiMAXサービスをより快適に使うためには、お得に契約できるプロバイダーを見つけるのが何より重要なのです。
次項では、数ある中でも特におすすめできるプロバイダーについて詳しく紹介していきます。
なお、お得なプロバイダーを見つけるためには、実際に支払う料金である「実質月額料金」で比較することが重要です。
当サイトは、以下の方法で実質月額料金を算出しています。
{(初月月額料金)+(月額料金×期間)+(契約事務手数料)+(端末代金)+(その他費用)+(キャンペーン割引)}÷(期間+1ヶ月)
※ 初月月額料金は月初の1日契約と仮定
※ 指定期間は端末代金の分割払い期間として設定されやすい36ヶ月とすることが多い
お得に利用できるおすすめのWiMAXプロバイダー
2023年6月1日に、X11の後継機種であるX12がリリースされました。
X12は、5GSAに対応しており、理論値最大速度も3.9Gbpsに改善されています。
一方で、5GSAに対応した新料金プランでの申し込みとなることや、端末代金が27,720円(税込)に値上げされたこともあり、若干選びにくい印象です。
執筆時点では、各WiMAXプロバイダーがX11/SCR01の取扱を相次いで終了しているため、両機のいずれかが欲しい方は、在庫限りと思っていただいても差し支え無いでしょう。
ここでは、X11/SCR01が契約できるプロバイダーを紹介しています。
※2023年8月時点
FreeMax+5G
FreeMax+5Gの概要▷▷
端末 | Galaxy 5G mobile WiFi SCR01 Speed Wi-Fi HOME L11 |
月額料金 | 4,800円(税込) |
契約事務手数料 | 3,300円(税込) |
初期費用 | 0円(税込) |
端末代金 | 無料レンタル※ |
プラスエリアモード利用料 | 0円(税込) |
契約期間 | なし(最低利用期間1ヶ月) |
解約違約金 | 0円(税込) |
37ヶ月間合計料金 | 180,900円(税込) |
実質月額 | 4,889円(税込) |
支払い方法 | クレジットカード |
備考 | 平日14時までの申込み完了で即日発送 |
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通常であれば、端末は購入する必要があり解約時に残債があればすべて支払わなければなりません。
端末が無料レンタルとなっていることで、最低利用期間である1ヶ月が経過した後はいつ解約しても余計な費用がかからないのです。
また、選べる端末がポケット型Wi-Fi・ホームルーター各1種類のみとなっていることで、契約時にどれにしようか迷うこともありません。
月額料金は多少高めですが、短期利用にはぴったりのプロバイダーなのです。
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まとめ
ここまで、Speed Wi-Fi 5G X11の概要や特徴、メリット・デメリットやおすすめのプロバイダーなどを徹底的に解説してきました。
X11は、WiMAX +5Gのポケット型Wi-Fiとして最新機種であり、Wi-Fi 6対応であるなど高速で安定した通信をすることができます。
しかし、タッチパネル非対応で操作に慣れが必要であるほか、バッテリー消費が比較的早いというデメリットが大きいため、同じくWiMAX +5G対応のSCR01のほうがおすすめです。
また、WiMAXを利用する際はプロバイダー選びが非常に重要なので、ぜひ本記事の内容を参考にお気に入りのプロバイダーを見つけてみてください。
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Speed Wi-Fi 5G X11に関するよくある質問
X11に関してよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
Speed Wi-Fi 5G X11の通信速度は?
- Speed Wi-Fi 5G X11の通信速度は?
-
最大通信速度(下り/上り)は2.7Gbps/183Mbpsとなっています。また「みんなのネット回線速度」内の平均通信速度(下り/上り)は97.97Mbps/18.22Mbpsとなっており、4Gエリアでも十分な速度が期待できると言えるでしょう。
Speed Wi-Fi 5G X11はパソコンにも接続できる?
- Speed Wi-Fi 5G X11はパソコンにも接続できる?
-
できます。X11をはじめポケット型Wi-Fiは、スマートフォンやパソコン、タブレットなどさまざまなデバイスに接続可能です。また、Wi-Fiに対応しているものであれば身近な家電製品にも接続でき、より便利に使えるでしょう。
Speed Wi-Fi 5G X11のスリープモードは設定で解除できる?
- Speed Wi-Fi 5G X11のスリープモードは設定で解除できる?
-
できます。X11には、接続中のデバイスがない場合に一定時間経過したあと省電力状態へ自動的に移行する機能がついており、初期設定時にはオンになっています。そのため、必要に応じて下記の手順で管理画面にログインし、設定を変更しましょう。
自動省電力状態への移行をオフにする手順- Webブラウザを使えるデバイス(スマートフォンなど)でX11に接続
- スマートフォンアプリ「NEC WiMAX +5G Tool」のメニューより「クイック設定Web」を開く
- 管理者パスワードを入力してログイン(パスワードは端末情報で確認可能)
- 「ECO設定」を開く
- 「省電力設定」を開き「ウェイティング」または「使用しない」に設定
Speed Wi-Fi 5G X11の初期化方法は?
- Speed Wi-Fi 5G X11の初期化方法は?
-
X11の初期化手順は以下の通りです。
X11の初期化手順- 本体のホーム画面より「クイックメニュー」を開く
- 「詳細設定」→「メンテナンス」→「初期化」の順に開く
- 「はい」を選択
- 再起動後、初期化完了
初期化すると現在の設定などがすべてリセットされるため、事前に初期化しても問題ないか確認しておきましょう。そのほかの設定などについて詳しくは本体マニュアルをご確認ください。
Speed Wi-Fi 5G X11のクレードルの効果は?
- Speed Wi-Fi 5G X11のクレードルの効果は?
-
より安定した高速通信が可能となるほか、LANポート搭載で有線接続ができるようになります。X11のクレードルの両サイドには、それぞれ5GとWiMAX 2+に対応したアンテナが内蔵されており、NECプラットフォームズの独自技術である「Wウイングアンテナ」により全方向の電波をつかめるようになります。そのため、電波が弱い場所でも安定した通信が可能となり、自宅で固定回線のような感覚で利用できます。
Speed Wi-Fi 5G X11はアプリで設定変更できる?
- Speed Wi-Fi 5G X11はアプリで設定変更できる?
-
専用アプリを使うことで「クイック設定Web」にログインし設定を変更できます。X11は、スマートフォンアプリ「NEC WiMAX +5G Tool」を使うことでクイック設定Webにログインできるほか、電波状態や端末情報などをアプリ上で確認することが可能です。
Speed Wi-Fi 5G X11はSIMフリーで購入できる?
- Speed Wi-Fi 5G X11はSIMフリーで購入できる?
-
できます。X11をはじめWiMAX +5Gルーターは、オンラインショッピングサイトなどでSIMフリー端末を購入可能です。中古や新品どちらも取り扱っているケースが多く、価格はサイトによって大きく異なります。