一人暮らしのインターネット料金は平均月額が高い?通信費の相場と節約方法を徹底解説

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一人暮らしをされている方で、インターネットの請求額を見て「なんでこんなに高いの!?」と驚いた経験はないでしょうか?

「安いといわれて契約したのに全然安くない。」

そんな経験をされている方は少なくありません。

「そもそもインターネット料金の相場はいくら?平均月額はどれくらい?」

一人暮らしでなくても、毎日使うインターネットの適正金額は知っておきたいですよね?

本記事では、政府の統計データを交え、一人暮らし世帯のインターネット料金の平均月額を解説しています。

一人暮らしでインターネット料金が高いと感じている方は、本記事を最後まで読んで現在の状況改善にお役立てください。

目次(タップしてジャンプ)

一人暮らしのインターネット料金は平均月額で7,003円【2022年最新版】

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総務省による2022年7月~9月の家計調査では、一人暮らしのインターネット料金は平均月額で7,003円とされています。

単身世帯と単身勤労者世帯、男女年齢別による最新の調査結果は次のとおりです。

2022年7月~9月期・単身世帯の通信費

年齢世帯全体男性女性
全年齢7,003円7,164円6,862円
~34歳6,327円7,100円5,280円
35~59歳8,883円8,796円9,018円
60~64歳6,293円5,721円6,598円
65歳~6,182円5,547円6,497円

2022年7月~9月期・単身勤労者世帯の通信費

年齢世帯全体男性女性
全年齢7,749円7,939円7,491円
~34歳6,323円7,109円5,206円
35~59歳9,262円9,022円9,645円

一人暮らしのインターネットの種類

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インターネットには有線と無線、固定回線とWi-Fiといったさまざまな種類があります。

現在一人暮らしの方が、利用しているインターネット代を高いと感じている場合、自分のライフスタイルにあっていない選び方をしているのかもしれません。

インターネットにはどんな種類があるのかチェックしていきましょう。

インターネットの種類4つ
  • ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)
  • ホームルーター
  • 光回線(固定回線)
  • インターネット無料の賃貸物件

ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)

屋外に持ち出せて、場所を問わず使えるポケット型Wi-Fiは一人暮らしのインターネットに最適です。

ポケット型Wi-FiはモバイルルーターやWi-Fiルーター、持ち運びWi-Fiなどさまざまな呼び方をしていますが、要は携帯型のインターネット端末の相称を指します。

バッテリー型の充電式なので、電源のON/OFFだけでどこでも使えるのが魅力です。

ポケット型Wi-Fiの回線は、4G LTE・WiMAX・5Gなどのモバイル回線を使用します。

ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)のデメリット

ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)のデメリット
  • 電波が周りの影響を受けやすく回線が安定しない
  • 建物の中や地下だとつながりにくい
  • 完全無制限ではない

ポケット型Wi-Fiは無線のインターネットのため、周辺環境に影響しやすく速度低下やつながりにくいことが起こるケースがあります。

データ使用量が多すぎると無制限プランであっても通信制限をかけられるリスクがあるため、完全無制限のポケット型Wi-Fiはありません。

安定性に不安があるため、常に快適に使えるというわけではないのです。

ホームルーター

置き型Wi-Fiとも呼ばれ、自宅専用のWi-Fiでコンセントさえあれば、工事不要ですぐに使えるのがホームルーターの魅力です。

ポケット型Wi-Fiと同じモバイル回線を使用していますが、比較的安定して建物内の広い範囲までカバーしてくれます。

WiMAXサービスでは使用する端末をホームルーターかポケット型Wi-Fiで選べることが多く、自宅でのインターネットの機会が多い場合はこちらをおすすめします。

ホームルーターのデメリット

ホームルーターのデメリット
  • 屋外には基本的に持ち出せない
  • 電波が周りの影響を受けやすく回線が安定しない
  • 完全無制限ではない

屋外に持ち運べるポケット型Wi-Fiと違い、ホームルーターは基本的に契約住所以外への持ち出しが規約で禁止されています。

持ち運びできるWiMAXのホームルーターなど一部の例外はありますが、屋外での使用をおすすめすることはできません。

ポケット型Wi-Fiと同じモバイル回線を使用しているため、電波が周辺環境に影響を受けやすく、インターネットの速度低下やつながりにくいことがあります。

光回線(固定回線)

自宅に直接回線を引き込む固定回線は、直接LANケーブルで端末とつなぐので安定した高速通信が使えます。

ポケット型Wi-Fiやホームルーターと違い、有線接続なので周りの電波や周辺環境に影響を受けません。

固定回線のなかでも、光回線は自宅用インターネットで最高水準の安定性・通信速度の高品質でおすすめです。

パケットは完全無制限なので容量上限を気にせず使え、無線LANルーターのWi-Fi機能を使えば自宅で本当の無制限Wi-Fiが楽しめます。

光回線(固定回線)のデメリット

光回線(固定回線)のデメリット
  • 建物内に回線を引き込む開通工事が必要になる
  • 引越しの際はエリアによって引き継げない場合がある
  • 有線接続はLANケーブルの範囲内に限られる

固定回線は回線を引き込むための工事が必要になるため、高額な費用や開通までに使えない期間が発生する可能性があります。

回線設備がすでに設置してある建物の場合、工事は早く終わりますが、そうでない場合は時間がかかることが多いです。

新規工事の場合、建物の大家さんに許可を取らないと導入できないケースがあり、無許可で開通工事を行うとトラブルになるリスクがあります。

引越し時はポケット型Wi-Fiやホームルーターのように持ち運ぶことができず、移転先のエリアが範囲外の場合は引き続き利用することができません。

また、端末と回線をLANケーブルで直接つないでいるので、有線接続ができる範囲も限られています。

インターネット無料の賃貸住宅

賃貸住宅のなかには、インターネット無料の賃貸住宅があるのをご存じでしょうか?

部屋の設備としてインターネット回線が提供されているため、回線契約不要で入居即日からインターネットが使えるのがメリットです。

物件によって、使えるインターネットが異なります。

これから一人暮らしを始める方で、とにかくすぐにインターネットを使いたいならインターネット無料の賃貸住宅を検討してみてはいかがでしょうか?

インターネット無料の賃貸物件のデメリット

インターネット無料の賃貸物件のデメリット
  • 自分でプロバイダーを決められない
  • 自宅内でしか使えない
  • 利用料が賃料に含まれて割高になるケースがある
  • 通信速度や回線の安定性に不安があるものが多い

賃貸物件に備えられているインターネットは決まっているため、入居者が自由に選ぶことができません。

建物側がプロバイダー契約を行っているため、別のインターネットを使うには大家さんに許可を取ったうえで新たに自費で開通工事が必要になります。

インターネット無料の賃貸物件は当然自宅内でしか使えないケースが多く、利用料が賃料に含まれているのでほかの物件にくらべて割高なことが多いです。

インターネット無料の賃貸住宅では、通信速度が遅いという声もよく聞かれています。

一人暮らしで使う「インターネット代」の平均月額を調査

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一人暮らしで「インターネット代が高い!」と感じる方は、平均相場よりも高いインターネットを利用していないでしょうか?

総務省の令和3年版通信利用動向調査によれば、13~59歳までの9割を超える個人がインターネットを利用し、全体のモバイル端末保有状況の割合が83.9%とされています。

一人暮らしでインターネット料金が高いと感じる方は、もしかしたら「携帯電話のインターネット代」に費用をかけている可能性が高いです。

携帯電話以外にも原因がありえるので、そのほかのインターネットもあわせてチェックしていきましょう。

  • 携帯電話(スマートフォン)料金の平均
  • ポケット型Wi-Fi・ホームルーター料金の平均
  • 光回線料金の平均

携帯電話(スマートフォン)料金の平均月額

総務省の携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査によれば、携帯電話料金は月々一人あたり約5824.8円、音声通話とデータ通信の通信費が平均で3297.1円とされています。

キャリア会社(サブブランド)の月額料金を見てみましょう。

キャリア基本料金音声通話オプション
NTTドコモ3,465円(税込)~7,315円(税込)770円~1,870円(税込)
au2,178円(税込)~7,238円(税込)770円~1,870円(税込)
ソフトバンク2,178円(税込)~7,238円(税込)880円~1,980円(税込)
楽天モバイル1,078円(税込)~3,278円(税込)1,100円(税込)
ワイモバイル2,178円(税込)~4,158円(税込)770円~1,870円(税込)
UQモバイル1,628円(税込)~3,828円(税込)550円~1,980円(税込)

キャリア会社が提供する無制限プランはいずれも平均相場より高額で、サブブランドは低料金であるかわりにデータ通信量が控えめです。

7割以上のスマートフォン利用者は月間データ通信量が7GB以下とされているため、大半の方には高額な大容量プランは不要ということになります。

追加データ購入は1回あたり550円~1,100円するので、毎月必要なデータ通信量の見極めが必要です。

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画像引用:モバイル社会研究所

ポケット型Wi-Fi・ホームルーターのインターネット料金平均月額

ポケット型Wi-Fiとホームルーターの平均月額は、キャリア提供の回線が4G LTEかWiMAXで異なります。

WiMAXの相場が約4,000円~5,000円に対し、4G LTE回線を使っている多くのポケット型Wi-Fiは約2,000円~4,000円とWiMAXのほうが割高です。

一人暮らしのインターネット料金が平均月額7,003円に対して大幅に安いことを考えれば、いかにしてスマートフォンによる通信費を抑えるかがポイントになります。

無制限プランほど月額料金は高額になりがちなので、毎月のデータ通信量に支払っている金額が本当に適正なのか見直してみましょう。

光回線のインターネット料金平均月額

光回線は高額なイメージを持つ方も多いと思われますが、月額料金はスマートフォンやWiMAXよりも安いケースが多いです。

初期費用の工事費なども、分割支払いやキャンペーンで無料など月々の負担も大きくはありません。

光回線は完全無制限であるため、パソコンやスマートフォン所有者は毎日大容量のデータ通信を行っても月々のインターネット料金を大幅に節約することができます。

光回線は建物が戸建てとマンションで月額料金が異なり、戸建てのほうが約1,300円〜1,500円ほど割高です。

一人暮らしで戸建て住まいの方は少数と思われますが、参考として一緒にインターネット料金を見ていきましょう。

マンションのインターネット料金平均月額

国内のインターネットは光コラボが主流なため、光コラボ全体の月額料金は約4,000円~5,000円程度になります。

独自回線も含めた場合、マンションのインターネット料金は全体平均月額で4,500円~4,600円となるでしょう。

主なプロバイダーの月額インターネット料金は次のとおりです。

プロバイダー月額料金
ドコモ光4,400円~(税込)
ビッグローブ光4,378円~(税込)
ソフトバンク光4,180円~(税込)
GMOとくとくBB光3,883円~(税込)
enひかり3,520円~(税込)
ソネット光プラス4,928円~(税込)
auひかり3,740円~(税込)
NURO光5,200円~(税込)

月額料金以外にも割引やセット割などのキャンペーンがあるため、光回線を契約する場合は使用している携帯キャリアと見比べるなどプロバイダーをチェックしましょう。

戸建てのインターネット料金平均月額

戸建てのインターネット料金は、5,000円台後半の5,800円程度が相場とされています。

マンションより割高となるケースが多く、戸建てとマンションの月額料金が統一されているプロバイダーもあるので目安として考えてください。

光回線のなかには建物の構造上、集合住宅で戸建てプランでしか契約できない場合があるのです。

そういった状況では高額な光回線のインターネット料金(戸建て)を無理に支払うより、ポケット型Wi-FiやWiMAXを固定回線代わりに使うことをおすすめします。

一人暮らしにおすすめのインターネットを紹介

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一人暮らしの方におすすめのインターネットを紹介します。

おすすめのインターネット
  • カシモWiMAX
  • クラウドWiFi
  • enひかり

なにかと出費が気になる一人暮らしの方は、ぜひ参考にしてみてください。

カシモWiMAX

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画像引用:カシモWiMAX

カシモWiMAXは「シンプルに安い」が特徴のWiMAX+5Gサービスです。

月額料金は初月1,408円の2ヶ月目以降は4,378円、端末代21,780円(税込)は36ヶ月分割払いの継続利用で無料となります。

(新端末の場合は初月以降4,818円(税込)、端末は27,720円(税込)となります。)

選べる端末は4種類あり、どの機種を選んでも端末代は同じです。

端末タイプ通信速度
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiポケット型Wi-Fi下り2.2Gbps
上り183Mbps
Speed Wi-Fi  5G X11ポケット型Wi-Fi下り2.7Gbps
上り183Mbps
Speed Wi-Fi  5G X12ポケット型Wi-Fi下り3.9Gbps
上り286Mbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L11ホームルーター下り2.7Gbps
上り183Mbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L12ホームルーター下り2.7Gbps
上り183Mbps
Speed Wi-Fi  HOME 5G L13下り4.2Gbps
上り286Mbps

auとUQモバイルのセット割が使えるので、月々の携帯電話料金の節約にも役立ちます。

初月の月額料金が安く端末代も実質無料、契約期間縛りなしでシンプルな使いやすさでおすすめです。

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カシモWiMAX 0

クラウドWiFi

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画像引用:クラウドWiFi

パケット無制限では費用がかかるとお悩みの方は、パケット最大100GBとたっぷり使えて月額料金が安いクラウドWiFiをおすすめします。

クラウドSIMを採用しているので、エリアにあわせて3大キャリアからつながりやすい回線を自動で選び、SIMカードの差し替え不要で使えるお手軽なポケット型Wi-Fiです。

最低利用期間1ヶ月間で契約更新の必要がなく、日本国内含め全世界135ヶ国で使えるなどどこにでも持ち歩ける使いやすさが魅力。

家にいる機会が少なく、どこにいてもインターネットを使いたいという方におすすめです。

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クラウドWiFi公式サイトを見る▷▷data

enひかり

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画像引用:enひかり

enひかりは、業界最安クラスの月額料金と契約期間の縛りがない格安の光コラボです。

初期費用は工事費あわせ19,800円(税込)と高額ですが、光コラボは建物内の回線設備状況で工事費用が大幅に減額されます。

NTT東西のフレッツ光は全国の利用者が約70%とされ、賃貸住宅での利用者は増加傾向です。

すでに回線設備が導入されているインターネット対応の賃貸住宅なら、2,200円〜8,360円(税込)の格安料金でenひかりを始められます。

ahamopovoLINEMOUQモバイルから独自に110円(税込)割引も行っており、そうめんの贈り物が届くなど一風変わったユニークなプロバイダーです。

一人暮らしで「光回線を導入したいけど費用が心配…」という方におすすめします。

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まとめ

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一人暮らしのインターネット料金が、平均月額7,003円という調査結果をどのように感じたでしょうか?

「高すぎる」「妥当である」など、ライフスタイルや生活環境によって印象は人それぞれだと思われます。

インターネットは日常的に使うものであり、なくてはならない存在です。

一人暮らしの方が月額料金を抑えることに集中しすぎて、インターネットを不便なものにしてしまっては元も子もありません。

現在一人暮らしで、あなたが今のインターネット料金を高いと感じるのであれば、利用しているサービスと料金プランを今一度見直してみてください。

本記事の内容が、一人暮らしをしているあなたの手助けになったのであれば幸いです。

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著者

通信系WEBライター

manji(マンジ)

フリーのWEBライターとして、主にインターネットなどの通信系をメインに活動中。調査や取材が好きで、ジャンルを問わず題材に取り組んで独自の知識を構築。未経験のジャンルには「積極的にチャレンジ」をモットーに日々精進。

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