一人暮らしにおすすめのポケット型Wi-Fiは？選び方・ポイントを解説

一人暮らしにおすすめのポケット型Wi-Fiをお探しでしょうか？

工事不要で外出先でも気軽に使えるポケット型Wi-Fiは、一人暮らしにうってつけのインターネット回線です。

しかし、ポケット型Wi-Fiはサービス数が非常に多いため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。

本記事では、一人暮らしのポケット型Wi-Fiの選び方やおすすめサービス、Wi-Fiをお得に使うポイントを詳しく解説していきます。

一人暮らしをしている方や、これから大学生・社会人になる方はぜひ参考にしてみてください！

一人暮らしのポケット型Wi-Fiの選び方

一人暮らしには、工事不要で手軽なポケット型Wi-Fiが非常におすすめです。

ポケット型Wi-Fiはさまざまなサービスがありますが、大きく以下の4つに分類できます。

自分のライフスタイルに合うサービスを選ぶことで、費用面でもお得に利用でき、通信費を大幅に節約できるのです。

まずは、一人暮らしのポケット型Wi-Fiの選び方を詳しくみていきましょう。

※ ホームルーターは持ち運びができませんが「データ通信専用端末にSIMカードが挿入されたもの」という区分でポケット型Wi-Fiに分類しています。
記事の後半では、持ち運んで外出先でも使えるポケット型Wi-Fiとは別に、自宅コンセントに挿すだけで使えるホームルーターとしておすすめサービスを紹介しています。

選び方1.パケット通信容量で選ぶ

自分のパケット消費量を把握し、自分の使い方に合うパケット通信容量のポケット型Wi-Fiを選びましょう。

自分の使い方に合わないものを選んでしまうと、パケット通信容量が足りずにストレスを感じたり、容量が余って費用が無駄になったりする可能性があるのです。

前述した種類別にみると、以下のような特徴があります。

自分がどれくらい通信を使うのかを把握することで、どの種類のポケット型Wi-Fiが適しているのかがわかるのです。

なお、速度制限にかかることがない完全無制限のポケット型Wi-Fiはありません。

用途ごとの消費パケット量の目安

用途	1GBで利用可能な分量
メール※1	約2,090通
YouTube（SD480p）※2	約120分
Web検索（ニュースサイト閲覧）※1	約3,490ページ
LINE（音声通話）※3	約56時間
LINE（ビデオ通話）※3	約3時間
YouTube（HD1080p）※2	約27分
YouTube（4K）※2	約7分
オンラインゲーム※4	約1～4分

選び方2.必要な通信速度で選ぶ

パケット通信容量と合わせて、自分が必要な通信速度を把握してサービスを選びましょう。

インターネット通信の用途によって必要な通信速度の速さは大きく異なるため、やみくもに選ぶと快適な通信ができない可能性があります。

サービス種類別の通信速度の特徴は以下の通りです。

また、主な用途ごとに推奨される通信速度の目安は以下の通りです。

用途ごとの推奨通信速度の目安

用途	推奨通信速度
メール・メッセージアプリ	1Mbps
YouTube（SD480p）※	1.1Mbps
Web検索	1～3Mbps
LINE（音声通話・ビデオ通話）	3～5Mbps
YouTube（HD1080p）※	5Mbps
YouTube（4K）※	20Mbps
オンラインゲーム	30～100Mbps

Web検索やメール・SNSなどのライトな用途であればそこまで速い速度は必要ありません。

しかし、動画視聴やオンラインゲームなどはかなり速い速度が求められます。

普段の自分がどんな用途で使っているか確認し、必要な通信速度を把握することでより快適にインターネットを使えるのです。

選び方3.利用期間に合わせて選ぶ

パケット通信容量や通信速度のほか、利用期間も確認しておくとよいでしょう。

ポケット型Wi-Fiは、端末を購入するかレンタルするかで選ぶサービスが変わります。

基本的に、購入の場合は月々の端末代金がかかるため長期、レンタルの場合はかからないため短期利用がおすすめです。

特に、端末購入の場合、端末代金は1〜3万円程度かかるケースが多いので、利用期間も把握しておく必要があると言えるでしょう。

一人暮らしにおすすめのポケット型Wi-Fi5選

サービスの選び方を把握したところで、ここでは一人暮らしにおすすめのポケット型Wi-Fi5つを順にみていきましょう。

下記の一部サービスの概要表に記載されている「実質月額料金」とは、単なる月額料金ではなく、一定期間ごとに実際に支払う金額のことです。
当サイトでは、以下の方法で実質月額料金を算出しています。
実質月額料金算出方法
｛（初月月額料金）＋（月額料金×期間）＋（契約事務手数料）＋（端末代金）＋（その他費用）＋（キャンペーン割引）｝÷（期間＋1ヶ月）
※ 初月月額料金は月初の1日契約と仮定

1.GMOとくとくBB WiMAX

GMOとくとくBB WiMAXは、高額キャッシュバックや月額料金割引などのキャンペーンが魅力的なサービスです。

新規・乗り換えどちらでもキャッシュバックを受け取れるため、実質料金をかなり抑えられます。

キャッシュバックを受け取れるのが契約の12ヶ月後と遅いため、長期間お得に使い続けたい方にぴったりなサービスだと言えるでしょう。

2.BIGLOBE WiMAX

BIGLOBE WiMAXは、ポケット型Wi-Fiとしては珍しく口座振替払いも可能なサービスです。

手数料が毎月発生するものの、実質料金は比較的お得なので、クレジットカードを所有していない方や事情があって作成できない方におすすめでしょう。

また、期間によってはキャッシュバックキャンペーンを実施していることがあるため、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

3.FreeMax+5G

FreeMax+5Gは、WiMAX +5G端末を無料レンタルできるサービスです。

最低利用期間である1ヶ月経過後はいつでも費用を気にせず解約できるため、短期利用やWiMAXをお試し利用したい方にぴったりでしょう。

WiMAXサービスはほとんどの場合端末購入となるため、契約すると長期間使い続ける必要があります。

FreeMax+5Gはキャッシュバックなどがないものの、気軽に利用できるという点でかなりおすすめです。

4.クラウドWiFi

クラウドWiFiは、クラウドSIM端末を無料レンタルできるサービスです。

クラウドSIMとは
使用場所に最適な回線を自動で選んで接続してくれる技術のこと。単一ではなく複数のキャリアの回線の中から最適なものに繋がるためエリアの心配が不要。

国内の4Gネットワークに対応しているため、全国のほとんどの場所で利用できます。

5G非対応でパケット上限も決まっていますが、その分自分の使い方に合わせたプラン選択が可能で、通信費を大きく節約できるでしょう。

また、海外でもそのまま使えるため、海外旅行や出張にもおすすめのサービスです。

5.Rakuten WiFi Pocket

Rakuten WiFi Pocketは、楽天モバイルが提供するポケット型WiFiです。

スマートフォンと同様に「Rakuten 最強プラン」を利用でき、パケット使用量に応じて料金が変わります。

楽天回線エリア内だけでなくパートナー回線エリア内でも実質パケット無制限で利用可能で3,278円(税込)/月とかなり安いので、とにかく費用を抑えたい方にぴったりです。

また、楽天ならではのポイント還元キャンペーンを多数実施しているので、公式サイトで詳細をご確認ください。

自宅メインで使うならコンセントに挿すだけのホームルーターもおすすめ

一人暮らしには、持ち運び可能でお得に使えるポケット型Wi-Fiが非常におすすめですが、自宅メインでインターネットを使うならホームルーターもおすすめです。

ホームルーターは、持ち運びこそできないものの、工事不要で自宅コンセントに挿すだけで使えます。

コンセントに挿して使う分、充電式のポケット型Wi-Fiよりも比較的通信が安定しており、高速通信が可能なケースも多いです。

ここでは、一人暮らしにおすすめのホームルーターを詳しくみていきましょう。

1.WiMAX +5G

ポケット型Wi-Fiとして非常におすすめのWiMAX（WiMAX +5G）は、同じ料金でホームルーターも利用可能です。

実質パケット無制限で思い切りインターネットが使えるほか、5G通信対応でエリア内であれば高速通信ができます。

料金やサービス（プロバイダー）ごとのキャンペーンは変わらないため、ライフスタイルに合わせてホームルーターを選ぶのもおすすめです。

2.home 5G

home 5Gは、NTTドコモが提供するホームルーターです。

通信速度がかなり速く、実際に利用しているユーザーからも速度が速いという口コミや評判が多いです。

端末代金を実質無料にできる「月々サポート」があるだけでなく、申込み窓口によってキャッシュバックを受け取ることもできます。

さらに、2023年2月には新機種である「HR02」が発売予定です。

発売に合わせてお得なキャンペーンを実施する可能性があるため、新機種発売まで待つというのもおすすめなホームルーターとなっています。

3.モバレコAir

モバレコAirは、ソフトバンクの公式コラボレーションとして、大人気ホームルーターであるSoftBank Airをよりお得な料金で使えるサービスです。

5G通信対応のAirターミナル5を利用でき、24ヶ月目までは割引適用でかなり安くなります。

端末代金が高いものの、36ヶ月間は「月月割」適用により最終的に実質負担をゼロにすることが可能。

下記リンクから申し込み条件を満たすことでキャッシュバックも受け取れるので、ぜひ詳細をチェックしてみてください。

一人暮らしでWi-Fiをお得に使うためのポイント

一人暮らしの場合、基本的に生活費をすべて自分で支払わなければならないため、固定費はできる限り抑えたいものです。

ポケット型Wi-Fiやホームルーターを利用することで、結果的にスマートフォン料金などの通信費を大幅に節約できます。

以下のポイントを抑え、賢くWi-Fiを使っていきましょう。

ポイント1.スマートフォンは格安SIMにする

スマートフォンの料金プランは、できるだけ格安SIMの低容量プランにしましょう。

一人暮らしでWi-Fiを導入しても、スマートフォンのプランを見直さなければお得になったとは言えません。

特に、ポケット型Wi-Fiであればスマートフォンと一緒に持ち歩いて使えるため、スマートフォンのパケット（ギガ）を消費する心配はいらないでしょう。

また、大手キャリアは低容量プランを提供していますが、段階制でパケット使用量によっては割高になる可能性があります。

そのため、可能な限り格安SIMの低容量プランにすることで大幅に通信費を節約できるのです。

ポイント2.キャッシュバックなどのキャンペーンは必ず適用する

ポケット型Wi-Fiやホームルーターなど、Wi-Fiサービスのキャンペーンは必ず適用しましょう。

特に、キャッシュバックを受け取ることで大幅に費用負担を減らすことができます。

サービスごとに申込み方法や条件などが異なるため、契約時にしっかりと確認し必ず適用できるようにしましょう。

まとめ

ここまで、一人暮らしのポケット型Wi-Fiの選び方やおすすめサービス、Wi-Fiをお得に使うためのポイントを詳しく解説してきました。

一人暮らしには、工事不要で持ち運び可能なポケット型Wi-Fiが非常におすすめです。

ポケット型Wi-Fiを使うことで快適にインターネットを使えるようになります。

さらに、自分に合うサービスを選び、賢く使うことでスマートフォン料金など通信費を大幅に節約でき、結果的に一人暮らしの生活費負担を減らせるのです。

ポイントを押さえて、お得に賢くインターネットを使っていきましょう。

あなたが快適なインターネットライフを過ごせることを心から願っています！

一人暮らしのWi-Fiに関するよくある質問

一人暮らしのWi-Fiに関してよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

大学生の一人暮らしにWi-Fiは必要？

大学生の一人暮らしにWi-Fiは必要？

必要だと言えるでしょう。

Wi-Fi環境なしでは、YouTubeやTikTokなどの動画視聴やオンラインゲームなどの趣味を楽しみにくくなると言えます。

また、オンライン授業などにインターネット環境が必須となる可能性も大いに考えられます。

大学生の一人暮らしであってもWi-Fi環境は整えるべきだと言えるのです。

一人暮らしならテザリングで十分？

一人暮らしならテザリングで十分？

一人暮らしであっても、テザリングだけではインターネットを快適に使えないでしょう。

テザリングはパケット上限が決められているケースがほとんどであり、大容量通信はできません。

スマートフォンの料金が上がりやすくなるだけでなく、バッテリー消費も早まるなどデメリットは多いです。

インターネットの使用頻度の高さや用途は人によって大きく異なりますが、一人暮らしであってもテザリングだけでは乗り切れないでしょう。

一人暮らしのWi-Fi料金の相場はどれくらい？

一人暮らしのWi-Fi料金の相場はどれくらい？

総務省の調査によると、一人暮らし（単身世帯）の1ヶ月あたりの通信費（統計上、郵便や宅配の配送料金も含む）は7,003円※です。

Wi-Fi（インターネット）のみの料金ではないですが、この金額を基準にするとよいでしょう。

※ 総務省家計調査（2022年7-9月期）単身世帯のデータから1ヶ月あたりの費用を算出
参考：https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003348232