動画ダウンロードの通信量はどれくらい?ストリーミングとの違いを踏まえて通信料を抑えるコツを伝授

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インターネットの動画を見ていたら、いつの間にかデータ通信量が超過してしまっていたなんて経験はないでしょうか?

動画配信サービスで配信されている映像や音楽は、サーバー上にある動画データから再生されています。

動画視聴のためにはデータ通信が必要になるので、どうしてもデータ容量を消費してしまい、いつの間にか速度制限にかかるなんてことも多いでしょう。

そうならないために月に使用できるパケット上限を増やせば、通信料がかさんでしまう恐れがあります。

動画を見るためにかかるデータ通信量やコストを抑えるポイントは、ダウンロードとストリーミングの違いを理解することです。

本記事を読まれているあなただけに、月々の通信費を節約するコツを伝授しましょう。

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ストリーミングってよく聞くけど、ダウンロードとの違いって分からないかも・・

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この記事ではストリーミングとダウンロードの違いと、通信量を抑えるポイントを紹介していくよ!

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目次(タップしてジャンプ)

ダウンロードとストリーミングの違いを比較

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動画配信サービスで動画を見る方法には、ダウンロードとストリーミングの2種類があります。

まず、この2つの違いについてメリットとデメリットに分けて簡単に説明しましょう。

スクロールできます
メリットデメリット
ダウンロード・オフラインでも視聴できる視聴にはパケットを消費しない
・通信速度が画質に影響しない
・ストレージの空きが必要
・ダウンロードに時間がかかるモバイル回線の場合、速度制限になる可能性がある
ストリーミング・ストレージの空きが不要
・再生開始までが速い
・視聴にインターネット環境が必要
・視聴のたびにパケットを消費する通信速度で画質が変わる

上の表を見比べてみると、ダウンロードとストリーミングのメリットとデメリットが対照的に感じられるのではないでしょうか?

これこそがダウンロードとストリーミングの違いです。

ここからはさらに詳しく、ダウンロードとストリーミングの違いについて説明していきます。

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ダウンロードとはどういうこと?

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一般的にいうダウンロードとは、ネットワーク上のサーバーから端末へとデータを転送・保存することを指します。

動画配信サービスで動画を見るためのダウンロードも、基本的にはこれと同じ理屈です。

この項ではダウンロードについて、次の3つのポイントを順番に解説しましょう。

この項でわかるポイント
  • ダウンロードの仕組みについて
  • ダウンロードのメリット
  • ダウンロードのデメリット

ダウンロードの仕組みについて

動画配信サービスにおけるダウンロードとは、配信会社が所有している動画データをスマートフォンやPCなどの端末に保存することです。

動画データはインターネット上のサーバーに置かれているので、動画を見るためにはインターネット回線を使ってデータファイルをダウンロード=保存します。

動画データをダウンロードし、端末で視聴再生することがダウンロード再生です。

参考までに、ダウンロード対応の動画配信サービスの一例を以下に紹介します。

サービス名ダウンロード可否
Netflix専用アプリが必須
Amazonプライム・ビデオ視聴期限あり
※再ダウンロード可能
U-NEXTダウンロード上限なし
Hulu視聴期限あり
※再ダウンロード可能
DAZN一部コンテンツのみダウンロード対応

ダウンロードのメリット

動画をダウンロードするメリットは、インターネット環境がなくてもオフラインで見られるということです。

動画データを丸ごと端末に保存しているため、一度ダウンロードしてしまえばいつでも好きなときに再生できます。

ただし、サーバーから動画データをダウンロードするときはパケットが発生するので注意が必要です。

映画などの長時間の動画データを自身の端末に保存する際には、固定回線に接続された無線LANを利用するなどの工夫をしましょう。

ダウンロードのメリット
  • インターネットに接続しなくても端末に保存した動画を見ることができる
  • 動画を見る際にパケットを消費しない

ダウンロードのデメリット

動画データは容量が大きく、回線速度が遅い場合には完了までに多くの時間がかかってしまいます。

モバイル回線の場合は、それだけデータ容量超過による速度制限リスクが増えるのです。

また、容量が大きければスマートフォンやPCのストレージを圧迫することになりかねません。

ストレージが足りなくなれば、動画データ以外の写真やファイルを保存できなくなり、普段使いに支障が出てくる恐れがあります。

本体容量が少なくなってしまった場合はSDカードなど、外部ストレージの活用を検討しましょう。

ダウンロードのデメリット
  • モバイル回線で動画をダウンロードする場合、非常に容量が大きいためデータ容量超過の可能性がある

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ストリーミングとはどういうこと?

ストリーミングとは、インターネット上の動画データをリアルタイムで受信しながら視聴する再生方法です。

動画データを端末に受信する点はダウンロードと同じですが、仕組みや特徴を知ればまったく逆の視聴方法だということがわかります。

ここからはストリーミングについて、次の順番でわかりやすく解説していきましょう。

この項でわかるポイント
  • ストリーミングの仕組みについて
  • ストリーミングのメリット
  • ストリーミングのデメリット

ストリーミングの仕組み

動画配信サービスのサーバー上に保存されている動画データを、インターネット回線に接続しながら再生するのがストリーミングの仕組みです。

ダウンロードは動画データの転送をすべて終わらせる必要がありますが、ストリーミングはデータを受信しながら動画を視聴します。

正式にはこれを「ストリーミング再生」と呼び、サーバー上の動画を常に再生しているため継続的にパケット通信量が発生するのが特徴です。

ストリーミングのメリット

ストリーミング再生は動画データを保存せずに視聴することが可能なため、ダウンロードと違ってストレージを圧迫することがありません。

インターネット環境があればいつでも動画を見ることができ、動画データの受信=再生なのでダウンロードよりもスムーズに見ることができます。

ストリーミングのメリット
  • インターネット環境があればいつでも動画を見ることができる
  • 端末に動画を保存しないためストレージを圧迫しない

ストリーミングのデメリット

動画データの受信にはインターネット環境が必要なため、オフライン(インターネット環境がない状態)ではストリーミング再生ができません。

ストリーミングは動画データを常に転送している状態なので、動画を見ている間は常にパケット通信が発生します。

動画配信サービスを利用していて容量超過になりやすい人は、これがほぼ原因といって良いでしょう。

ストリーミング再生に必要なパケット量については、YouTubeのシステム要件を引用して解説します。

画質推奨速度1時間の消費パケット量
SD 360p0.7Mbps315MB
SD 480p1.1Mbps495MB
HD 720p2.5Mbps1.125GB
HD 1080p5Mbps4.5GB
4K20Mbps9GB
参考:https://support.google.com/youtube/answer/78358?hl=ja
※パケット量は1Mbps=0.125MB/secで計算

標準画質とされているSD480pで1時間見た場合でも、消費パケット量が0.5GB程度となり、思っている以上にデータ通信量が大きくなっていることがわかります。

高画質になるほどデータ量が増えるため、速度制限がかかった状態では画質低下や遅延などの影響を受けやすくなるでしょう。

このようにストリーミング再生は、パケット消費量が大きくなりやすく、結果として通信費用がかさみやすいというデメリットがあります。

ストリーミングのデメリット
  • 動画を見る際に多くのパケット通信量がかかる
  • モバイル回線でストリーミング再生を行うと容量超過によって速度制限になる可能性あり

通信量を節約するためにダウンロードとストリーミングどっちがいい?

動画配信サービスを利用する際の注意点として、視聴に必要なパケット通信量の節約が重要です。

結局、動画はダウンロードとストリーミングのどちらで見るのがいいか?

それはズバリ、あなたが普段から利用しているインターネット環境にあわせて選ぶべきでしょう。

少しでも通信量を抑えたい人は、次からの節約方法とその理由を読み進めていってください。

どっちがおすすめ?
  • 光回線が引いてある人はダウンロードがおすすめ
  • 光回線を引いていない人はポケット型WiFiを使ったストリーミングがおすすめ

自宅に光回線が引いてある人はダウンロードがおすすめ

光回線は実質容量無制限で使える常時接続のインターネット回線です。

安定した通信速度に加えて消費パケット量を気にする必要がないため、膨大な動画データをダウンロードするのに適しています。

動画データをスマートフォンに保存しておけば、外出先でも好きなときにパケットを消費せずに見ることが可能です。

ただし、ダウンロードは動画を保存するためのストレージが必要なため、動画の保存数が増えるごとに本体容量を圧迫してしまいます。

本体容量以上に動画を保存したい場合は、SDカードなどの外部デバイスを活用しましょう。

ただしSDカード非対応のiPhoneでは、外部デバイスにかける費用がかさみやすいという注意点があります。

不要になった動画を削除するなどして、定期的に本体容量を整理して節約しましょう。

固定回線がない人はポケット型WiFiでのストリーミングがおすすめ

固定回線や無制限プランを契約していない人なら、ケットWiFiでのストリーミングをおすすめします。

ダウンロードもストリーミングもパケット通信が必ず必要で、容量超過になりやすいのに「なぜポケット型WiFi?」と思う人も多いことでしょう。

ポケット型WiFiの特徴は、キャリアのパケットプランと比較すると1GBあたりのデータ単価が安い点です。

外出先でもパケット通信量を気にせず、思い切りストリーミングでの動画視聴を楽しむことができます。

この特徴のおかげで大容量通信を伴うストリーミング再生でも容量超過に陥りにくいため、自宅に固定回線を引いていない方はポケット型WiFiのレンタルも検討する価値はありそうです。

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まとめ

動画配信サービスにおけるダウンロードとストリーミングの違いについて、ここまで読まれたあなたには十分な知識が身についていることでしょう。

インターネットで動画を見るには、十分なパケット通信量が必要になります。

自宅に固定回線がある場合は、あらかじめ動画を端末に保存しておくことでパケット通信量の節約になるでしょう。

一方で、いつでもどこでも好きなときに好きな動画を楽しみたいという方。

そういう方こそキャリアのパケット無制限プランだけではなく、ポケット型WiFiも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

ご自身のインターネット環境に応じて、ぴったりのサービスが見つかるといいですね!

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著者

通信系WEBライター

manji(マンジ)

フリーのWEBライターとして、主にインターネットなどの通信系をメインに活動中。調査や取材が好きで、ジャンルを問わず題材に取り組んで独自の知識を構築。未経験のジャンルには「積極的にチャレンジ」をモットーに日々精進。

河村亮介
監修者

回線サービスの比較専門家

河村亮介(カワムラリョウスケ)

「あなたにぴったりのサービスを」をコンセプトに活動するモバイル回線選びの専門家。徹底した通信速度測定に定評がある。回線系比較サイト「GreenWaves」運営/WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表

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