5G対応ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)のおすすめは?端末を徹底比較
5G対応のポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)をお探しでしょうか?
2020年春から商用サービスが開始され、各地でエリア拡大が進められている5Gは、持ち運び可能なポケット型Wi-Fiにおいても対応機種やサービスが続々と展開されています。
本記事では、そんな5G対応ポケット型Wi-Fiのおすすめ機種やサービス、メリット・デメリットなどを徹底的に解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
- 5G対応ポケット型Wi-Fiは、WiMAXやauで使える「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01」がおすすめ
- SCR01をお得に使えるおすすめプロバイダーは「GMOとくとくBB WiMAX」「BIGLOBE WiMAX」「FreeMax+5G」
- 5G対応ポケット型Wi-Fiはメリットが多いが、まだまだ提供エリアが限られている
- 5G非対応エリアなら契約期間縛りなしのポケット型Wi-Fiレンタルサービスがおすすめ
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5G対応ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)の5つの比較ポイント
まずは、5G対応ポケット型Wi-Fi端末を選ぶ際の比較ポイントを把握しておきましょう。
- パケット通信容量
- 通信速度
- 端末代金
- バッテリー持続時間
- 対応エリア
比較ポイント1.パケット通信容量
まずは、パケット通信容量に注目しましょう。
5G対応ポケット型Wi-Fiは、実質無制限で使えるものもあれば、月間データ上限が決まっているものもあります。
インターネットの用途にもよりますが、基本的に上限を気にせず使えたほうが快適です。
パケット通信容量を比較し、以下の表を参考に自分の使い方に合うものを見つけていきましょう。
主な用途ごとの1GBでできることの目安表
用途 | 1GBで利用可能な分量 |
---|---|
メール※1 | 約2,090通 |
YouTube(SD480p)※2 | 約120分 |
Web検索(ニュースサイト閲覧)※1 | 約3,490ページ |
LINE(音声通話)※3 | 約56時間 |
LINE(ビデオ通話)※3 | 約3時間 |
YouTube(HD1080p)※2 | 約27分 |
YouTube(4K)※2 | 約7分 |
オンラインゲーム※4 | 約1~4分 |
※2 1Mbps=0.125MB/s、1GB=1,000MBとして算出
※3 参考:LINEモバイル|LINE通話の通信量・ギガ数は? 通信料を節約して電話する方法を大公開!
※4 推奨速度を30〜100Mbpsとした時の概算時間です。プレイするゲームによって大幅に異なります。
比較ポイント2.通信速度
通信速度の速さについても注目してみましょう。
5G対応のポケット型Wi-Fiであれば、そもそも通信速度が速いものばかりですが、その中でも端末のスペックによって速度に違いがあります。
基本的な用途であればそこまで速度を気にする必要はありませんが、オンラインゲームや動画視聴(高画質)などの用途がメインの場合は、速度の速さにも目を向けるとよいでしょう。
用途ごとの推奨通信速度の目安
用途 | 推奨通信速度 |
---|---|
メール・メッセージアプリ | 1Mbps |
YouTube(SD480p)※ | 1.1Mbps |
Web検索 | 1~3Mbps |
LINE(音声通話・ビデオ通話) | 3~5Mbps |
YouTube(HD1080p)※ | 5Mbps |
YouTube(4K)※ | 20Mbps |
オンラインゲーム | 30~100Mbps |
比較ポイント3.端末代金
5G対応ポケット型Wi-Fiをお得に使うためには、端末代金も重要な比較ポイントです。
5G対応ポケット型Wi-Fiはいくつかありますが、端末のスペックによって価格はさまざまです。
損をしてしまわないよう、端末代金にも注目して自分に合うものを見つけていきましょう。
比較ポイント4.バッテリー持続時間
持ち運んで使えるポケット型Wi-Fiは、バッテリー持続時間も重視すべきポイントでしょう。
特に、自宅よりも外出先メインで使いたい場合は、バッテリーが長持ちするに越したことはありません。
基本的に、5G対応ポケット型Wi-Fiは、バッテリー持続時間が極端に短いということはないものの、その中でもできる限り長いほうが使いやすい端末だといえるでしょう。
比較ポイント5.対応エリア
自分が使いたい場所が5Gの対応エリアとなっているかもしっかりと確認しましょう。
5Gは、2020年3月に商用サービスが開始されてから着々と利用可能エリアが拡大していますが、まだまだ使えない場所は多いです。
また、キャリアによって5G対応エリアは異なるため「NTTドコモでは5Gを使えるがソフトバンクでは使えない」というようなことが起こり得ます。
ほしいポケット型Wi-Fiがある程度決まったら、最後に自分の使いたい場所が5G対応エリアとなっているかもあわせて確認しておきましょう。
主な5G対応ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)端末4機種を比較
現在、5G通信に対応しているポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)の数は徐々に増えつつあります。
その中でも代表的な4つの機種についてスペックを比較し、それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。
5G通信対応の主なポケット型Wi-Fi端末比較表
製品名 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 | Speed Wi-Fi 5G X11 | Wi-Fi STATION SH-54C | Pocket WiFiⓇ 5G A101ZT |
---|---|---|---|---|
製造元 | Samsung | NECプラットフォーム株式会社 | シャープ株式会社 | ZTE Corporation |
発売日 | 2021年4月8日 | 2021年10月15日 | 2023年1月16日 | 2021年7月16日 |
最大通信速度(下り/上り) | 2.2Gbps/183Mbps | 2.7Gbps/183Mbps | 4.9Gbps/1.1Gbps | 2.4Gbps/110Mbps |
本体サイズ | 約W147×H76×D10.9mm | 約W136×H68×D14.8mm | 約W157×H84×D16mm | 約W141×H69×D15.9mm |
重量 | 約203g | 約174g | 約282g | 約240g |
同時接続台数(無線LAN) | 10台 | 16台 | 16台 | 30台 |
連続通信時間 | 約16時間 | 約8時間 | 約9時間(5G) 約10時間(4G LTE) | 約5時間(5G) 約7.5時間(4G LTE) 約9時間(4G) |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 4,000mAh | 4,000mAh | 5,300mAh |
対応無線LAN規格 | Wi-Fi5対応(5GHzのみ) IEEE802.11a/n/ac(5GHz) IEEE802.11b/g/n(2.4GHz) | Wi-Fi6対応 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) | Wi-Fi6対応 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) | Wi-Fi6対応 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) |
端末価格 | 21,780円(税込)※1 | 21,780円(税込)※1 | 96,800円(税込)※2 | 28,800円(税込)※3 |
※2 ドコモオンラインショップでの販売価格です。
※3 ソフトバンクオンラインショップおよびソフトバンクショップ(直営店)での販売価格です。
1.Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01|WiMAX/au(おすすめ)
製品名 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 |
---|---|
製造元 | Samsung |
発売日 | 2021年4月8日 |
最大通信速度(下り/上り) | 2.2Gbps/183Mbps |
本体サイズ | 約W147×H76×D10.9mm |
重量 | 約203g |
同時接続台数(無線LAN) | 10台 |
連続通信時間 | 約16時間 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
対応無線LAN規格 | Wi-Fi5対応(5GHzのみ) IEEE802.11a/n/ac(5GHz) IEEE802.11b/g/n(2.4GHz) |
端末価格 | 21,780円(税込)※ |
主な5G対応ポケット型Wi-Fiの中でも特におすすめなのが、WiMAXもしくはauで利用できる「Galaxy 5G mobile Wi-Fi SCR01」です。
スマホさながらの大画面タッチパネルで操作性が抜群であるほか、約16時間という驚異のバッテリー持ちで1日中使える機種となっています。
同時接続台数が比較的少ないことや「Wi-Fi6」未対応であるなどのデメリットはありますが、使いやすさや安定性など総合的に見てかなりおすすめできる機種だといえるでしょう。
クレードルなしでも自立可能となっているので、Wi-Fiルーターとしてだけでなく、卓上時計やカレンダーなどの用途でも使える優れものです。
2.Speed Wi-Fi 5G X11|WiMAX/au
製品名 | Speed Wi-Fi 5G X11 |
---|---|
製造元 | NECプラットフォーム株式会社 |
発売日 | 2021年10月15日 |
最大通信速度(下り/上り) | 2.7Gbps/183Mbps |
本体サイズ | 約W136×H68×D14.8mm |
重量 | 約174g |
同時接続台数(無線LAN) | 16台 |
連続通信時間 | 約8時間 |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
対応無線LAN規格 | Wi-Fi6対応 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) |
端末価格 | 21,780円(税込)※ |
「Speed Wi-Fi 5G X11」は、SCR01と同様にWiMAXプロバイダーやauで利用できるポケット型Wi-Fiです。
WiMAXのポケット型Wi-Fiの中では最新の端末となっており、コンパクトなサイズ感やボタン操作で外出先でも快適に利用できます。
「Wi-Fi6」対応で安定した高速通信ができるようになっているほか、別売りのクレードルを使うことでさらに安定した5G通信を実現可能です。
「ロングライフ充電・省電力モード」などバッテリーの劣化や消費を抑える機能がついており、スマホアプリからは休止やリモート起動が可能で使い勝手が非常によい機種となっています。
3.Wi-Fi STATION SH-54C|NTTドコモ
製品名 | Wi-Fi STATION SH-54C |
---|---|
製造元 | シャープ株式会社 |
発売日 | 2023年1月16日 |
最大通信速度(下り/上り) | 4.9Gbps/1.1Gbps |
本体サイズ | 約W157×H84×D16mm |
重量 | 約282g |
同時接続台数(無線LAN) | 16台 |
連続通信時間 | 約9時間(5G) 約10時間(4G LTE) |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
対応無線LAN規格 | Wi-Fi6対応 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) |
端末価格 | 96,800円(税込)※ |
「Wi-Fi STATION SH-54C」は、NTTドコモで利用できる5G対応のポケット型Wi-Fiです。
SH-54Cの特徴は、何といっても通信速度が群を抜いて高速であることでしょう。
5G通信時の最大速度は、下りが4.9Gbps、上りが1.1Gbpsと他端末と比べても圧倒的で、通信速度の速さにこだわりたい方にはもってこいです。
ただし、販売価格が96,800円(税込)とかなり高額なため、よほど通信速度の速さにこだわらない限りはあまりおすすめできない機種だといえます。
4.Pocket WiFiⓇ 5G A101ZT|ソフトバンク
製品名 | Pocket WiFiⓇ 5G A101ZT |
---|---|
製造元 | ZTE Corporation |
発売日 | 2021年7月16日 |
最大通信速度(下り/上り) | 2.4Gbps/110Mbps |
本体サイズ | 約W141×H69×D15.9mm |
重量 | 約240g |
同時接続台数(無線LAN) | 30台 |
連続通信時間 | 約5時間(5G) 約7.5時間(4G LTE) 約9時間(4G) |
バッテリー容量 | 5,300mAh |
対応無線LAN規格 | Wi-Fi6対応 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) |
端末価格 | 28,800円(税込)※ |
「Pocket WiFi 5G A101ZT」は、ソフトバンクで利用できるポケット型Wi-Fiです。
バッテリー容量が大きく「Wi-Fi6」にも対応しているなど基本的なスペックは兼ね備えています。
最大の特徴は、なんといっても30台のデバイスを接続できるということでしょう。
通常、ポケット型Wi-Fiの同時接続台数は10台前後であることが多いので、複数接続をしたい方にぴったりだといえます。
また、バッテリー消費が少ないBluetooth接続や、Bluetoothテザリングにも対応しているほか、別売りのクレードルを使うことで有線LAN接続も可能です。
おすすめの5G対応ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)をお得に使えるWiMAXプロバイダー3選
ここまで、5G対応の主なポケット型Wi-Fi端末についてみてきましたが、中でもWiMAXやauで利用できる「SCR01」が非常におすすめです。
特に「〇〇WiMAX」のように、SCR01を使えるWiMAXプロバイダーは数多く存在しており、どのプロバイダーを選んでも通信品質や速度制限要件などは変わりません。
ただし、基本料金やキャンペーンなどのサービス内容はプロバイダーによって大きく異なるため、選び方次第でお得さが変わるのです。
ここでは、数ある中でも特におすすめのプロバイダー3つを厳選して紹介します。
※ 下記見出し内表中にある「実質月額料金」とは、一定の期間内に実際に支払う料金のことです。当サイトでは、以下の方法で実質月額料金を算出しています。
{(初月月額料金)+(月額料金×期間)+(契約事務手数料)+(端末代金)+(その他費用)+(キャンペーン割引)}÷(期間+1ヶ月)
※ 初月月額料金は月初の1日契約と仮定
1.GMOとくとくBB WiMAX|実質料金が最安級
月額料金 | 契約月(0か月目):1,089円(税込)の日割り 2-12か月目:3,784円(税込) 13-35ヶ月目:4,334円(税込) 36ヶ月目以降:5,302円(税込) |
契約事務手数料 | 3,300円(税込) |
端末代金 | 27,720円(税込)の36回払いのみ |
契約期間 | 2年 |
解約違約金 | 0円(税込) |
実質月額料金(乗り換え) | 3,851円(税込) |
パケット通信容量 | 無制限※ |
支払い方法 | クレジットカード |
備考 | 23,000円(不課税)キャッシュバック(新規) 最大40,000円(不課税)キャッシュバック(乗り換え) |
GMOとくとくBB WiMAXは、数ある中でも実質料金が最安級のおすすめプロバイダーです。
新規・乗り換えともに高額キャッシュバックを受け取ることができるほか、35ヶ月目までは月額料金が割引されることで非常にお得です。
キャッシュバック受け取りが契約の12か月後と遅いのが難点であるものの、長期利用であれば間違いなくお得なプロバイダーだといえます。
\ 最大40,000円(不課税)キャッシュバック /
GMOとくとくBB
2.BIGLOBE WiMAX|口座振替払いでもお得
BIGLOBE WiMAXお得情報
現在実施しているキャンペーンはありません。
現在提供されているクーポンコードはありません。
月額料金 | 契約月(0か月目) 無料 1-24か月目 3,773円(税込) 25ヶ月目以降 4,928円(税込) |
契約事務手数料 | 3,300円(税込) |
端末代金 | ⬛︎旧端末の場合 21,912円(税込)(一括) 913円(税込)(24回払い) ⬛︎新端末の場合 27,720円(税込) 770円(税込)(36回払い) |
契約期間 | なし |
解約違約金 | 0円(税込) |
実質月額料金 | 4,884円(税込) |
パケット通信容量 | 無制限※1 |
支払い方法 | クレジットカード/口座振替※2 |
備考 | – |
※2 口座振替手数料として220円(税込)/月が発生します。
BIGLOBE WiMAX(ビッグローブワイマックス)は、口座振替払いでもお得に使えるプロバイダーです。
毎月220円(税込)の手数料が発生し端末代金が一括払いとなってしまうものの、口座振替払いが可能なプロバイダーの中ではかなりお得に利用できます。
インターネット事業老舗が運営する安心感もあり、多くの方におすすめできるプロバイダーだといえるでしょう。
\ クーポン利用で10,000円(不課税)キャッシュバック /
BIGLOBE WiMAX +5G
3.FreeMax+5G|最短1ヶ月からの短期レンタルが可能
月額料金 | 4,800円(税込) |
契約事務手数料 | 3,300円(税込) |
端末代金 | 0円(税込)※1 |
契約期間 | なし(最低利用期間1ヶ月) |
解約違約金 | 0円(税込) |
37ヶ月合計料金 | 180,900円(税込) |
実質月額料金 | 4,889円(税込) |
最大通信速度(下り/上り) | 2.7Gbps/183Mbps |
パケット通信容量 | 無制限※2 |
支払い方法 | クレジットカード |
備考 | 平日14:00までの申込みで即日発送 店頭で即日受け取り可能 |
※2 一定期間に大量の通信を行った場合、速度が低下する可能性があります。
FreeMax+5G(フリーマックスプラスファイブジー)は、最短1ヶ月から5G対応のWiMAXルーターをレンタルできるプロバイダーです。
ほかの多くのプロバイダーのように端末を購入する必要がなく、解約時に端末代残債の清算をしなくてよいため短期間でもお得に使えます。
キャッシュバックや月額料金割引などのキャンペーンはないものの、お試しで5Gを使ってみたい方にはうってつけのプロバイダーだといえるでしょう。
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FreeMax+5G
5G対応ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)の5つのメリット
ここでは、5G対応ポケット型Wi-Fiのメリットを詳しく解説します。
- 高速通信ができる
- 複数接続でも比較的通信が安定している
- 通信障害が起こりにくい
- データ通信の自由度が高い
- 5G対応のさまざまな技術を利用できる
メリット1.高速通信ができる
まずメリットとしてあげられるのが、5G通信が利用できることでこれまでよりもさらに高速通信ができるようになったということでしょう。
5G通信の速度は、従来の4Gの約20倍もの速さとなっており、対応エリア内であればより快適にインターネットを利用できるようになりました。
これまでのポケット型Wi-Fiは、持ち運びが可能な分通信速度が安定しないというデメリットがありましたが、5G通信に対応しているものであれば、理論上の最高速度は2〜4Gbpsほどとかなり高速化しています。
高速通信ができることは、5G通信を利用する最たるメリットといってよいでしょう。
メリット2.複数接続でも比較的通信が安定している
5G通信に対応していれば、複数のデバイスを同時に接続しても通信が不安定になることが少なくなりました。
5Gでは「グラント・フリー」と呼ばれる事前許可なしで基地局と通信を行える技術を採用しています。
これにより、基地局とWi-Fiルーター間の通信が簡略化されることで通信の混雑が少なくなり、より多くのデバイスを同時接続できるようになったのです。
同時接続できるデバイスの数が増えるのは、日常生活においても大きなメリットだといえます。
メリット3.通信障害が起こりにくい
5G通信は、4Gに比べて通信障害が起こりにくくなったというのも大きなメリットです。
4Gでは、中央のサーバーにデバイスを接続する「クラウドコンピューティング」という仕組みを採用していたことで、デバイスとサーバーまでの距離が遠く通信障害や遅延が起こりやすい状態となっていました。
一方で、5Gではデバイスの近くにサーバーを配置する「エッジコンピューティング」という仕組みを採用したため、デバイスとサーバーの距離が近くなり通信障害や遅延が起こりにくくなったのです。
メリット4.パケット通信の自由度が高い
5G通信対応のポケット型Wi-Fiは、従来よりもパケット通信の自由度が高いというのもメリットだといえます。
4G対応プランではデータ使用上限が定められていたサービスでも、5G対応プランでは上限がなくなり実質データ無制限で利用できるケースが多いです。
実際に、WiMAXでは4G対応の「WiMAX 2+」では直近3日間でデータ量が10GBを超えると一時的に速度制限がかけられていましたが、5G対応の「WiMAX +5G」では条件が緩和され、直近3日間のデータ量超過により速度制限はなくなりました。
これまでは通信速度制限を気にしながら利用していた方でも、5G対応プランにすることでデータ量を気にせず高速通信を楽しめるでしょう。
メリット5.5G対応のさまざまな技術を利用できる
5Gが広がることで生活が便利になるというメリットもあります。
5Gは高速通信や低遅延、多数同時接続などの特徴があり、モバイルだけでなく日常生活の中のさまざまな場所で活かされているのです。
自動車の自動運転やスマートオフィスなど、5Gの技術でさらに便利になるものはたくさんあります。
5G対応のポケット型Wi-Fiを使うことで、5Gでできるさまざまな恩恵を受けられるようになることでしょう。
5G対応ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)の4つのデメリット
一見するとメリットばかりの5Gですが、5G対応ポケット型Wi-Fiを使う際に注意しなければならないポイントもいくつかあります。
メリットとあわせてよく確認しておきましょう。
- 提供エリアが限られている
- 端末の価格や利用料金が高めである
- 接続するデバイスも5Gに対応している必要がある
- 従来に比べてバッテリー持ちが悪くなることがある
デメリット1.提供エリアが限られている
5G対応のポケット型Wi-Fiは、まだまだ提供エリアが限られていることに注意しましょう。
各サービスともに今後急速にエリアが拡大していく予定ではありますが、現在では5G通信ができるエリアは都市部などと限定的で、多くの場所ではまだ5Gには繋がらない状況です。
また、5G対応でも4G回線を転用した「NR化」であるケースもあり、5G対応エリアであればどこでも劇的に通信速度が速くなるというわけではありません。
今後のエリア拡大に期待しましょう。
デメリット2.端末の価格や料金が高めである
5G対応ポケット型Wi-Fiは、端末の価格や利用料金が4Gのものと比べて多少高くなることがあります。
多くのキャリアやプロバイダーは5G対応プランに絞ってサービスを提供しており、5G非対応エリアの方にとっては少しもったいないと感じてしまうでしょう。
ただし、5Gは今後さらにエリアが拡大予定であり、キャッシュバックや月額料金割引などお得に利用できる施策は多いので、そこまで躊躇する必要はないと言えます。
デメリット3.接続するデバイスも5G通信に対応している必要がある
5G対応ポケット型Wi-Fiで5G通信を利用するには、接続するスマホなどのデバイスも5G通信に対応していなければなりません。
ポケット型Wi-Fiが5G対応のハイスペックな機種であっても、接続するスマホが4G対応であれば5Gには繋がりません。
2020年春の5G商用サービス開始以降に発売される機種の多くは5G対応となっていますが、中にはまだ対応していないものもあるので、新しく機種を購入する際は5G対応かどうかを必ず確認しましょう。
デメリット4.従来に比べてバッテリー持ちが悪くなることがある
5G対応のポケット型Wi-Fiは、従来のモデルに比べてバッテリー持ちが悪い場合が多いことにも注意が必要です。
ポケット型Wi-Fiの多くは、基本的に新しく発売されるごとにバッテリー容量などのスペックが高くなるものですが、中には従来よりも連続稼働時間が短い場合もあります。
また、5Gは高速通信ができる分バッテリーの消費量も多いので、これまでの感覚で使用するとギャップを感じてしまうかもしれません。
ポケット型Wi-Fiで5G通信を行うときは、バッテリー消費を押さえる省電力モードで使ったりモバイルバッテリーを持ち歩いたりといった対策をするとよいでしょう。
5G対応エリア外の場合に使いたい契約期間縛りなしのおすすめポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)レンタル3選
インターネット通信がこれまで以上に快適になる5Gですが、前述のようにまだまだ各サービスともにエリア拡大途中という状況です。
自宅や生活圏がまだ5Gエリアでないという場合は、契約期間の縛りなしで端末代金がかからないポケット型Wi-Fiのレンタルサービスの利用がおすすめです。
上記のサービスは、複数キャリア回線の中から使用場所に応じて最適な電波を自動選択する「クラウドSIM」技術搭載の端末をレンタルできるサービスとなっています。
解約違約金や端末代金を気にすることなく、エリアが5Gに対応するまで気兼ねなく使ってみましょう。
1.クラウドWiFi
月額料金 | 20GB 2,580円(税込) 50GB 2,980円(税込) 100GB 3,718円(税込) |
契約事務手数料 | 3,300円(税込) |
端末代金 | 0円(税込)※ |
契約期間 | なし(最低利用期間1ヶ月) |
解約違約金 | 0円(税込) |
パケット通信容量 | 20GB/50GB/100GB |
最大通信速度(下り/上り) | 150Mbps/50Mbps |
支払い方法 | クレジットカード |
備考 | 平日14:00までの申込みで最短即日発送 店頭なら当日受取可能(平日18:00まで) |
クラウドWiFiは、最短1ヶ月からレンタルできるポケット型Wi-Fiレンタルサービスです。
パケット通信容量ごとに3つのプランを選ぶことができ、どれもシンプルかつ安いのが魅力的です。
特に、50GBプランがかなり安いので、中容量をお得に使いたい方にぴったりのサービスだといえるでしょう。
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2.縛りなしWiFi
月額料金 | 10GB 5ヶ月目まで 1,980円(税込) 以降 2,178円(税込) 30GB 5ヶ月目まで 2,800円(税込) 以降 3,278円(税込) 60GB 5ヶ月目まで 3,480円(税込) 以降 4,103円(税込) 90GB 5ヶ月目まで 3,940円(税込) 以降 4,818円(税込) 短期レンタルプラン 473円(税込)/日~ |
契約事務手数料 | 3,300円(税込) |
端末代金 | 0円(税込)※ |
契約期間 | なし |
解約違約金 | 0円(税込) |
パケット通信容量 | 10GB/30GB/60GB/90GB |
最大通信速度(下り/上り) | 150Mbps/50Mbps |
支払い方法 | クレジットカード/コンビニ後払い/atone 翌月払い 短期レンタルプラン →クレジットカード |
備考 | 最短翌日発送 (短期レンタルプランは12:00までの申込みで即日発送) |
縛りなしWiFiは、10GBという小容量から使えるポケット型Wi-Fiレンタルサービスです。
小容量を選べるポケット型Wi-Fiは多くないので「普段あまりインターネットを使わないけどないと不便」という方にぴったりでしょう。
また、支払い方法が豊富で、クレジットカードを持たない方でも契約できるのもうれしいポイント。
現在は、月額料金が5ヶ月目まで割引されるキャンペーンを実施中のため、ぜひこの機会に公式サイトをチェックしてみてください。
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3.AiR-WiFi
月額料金 | サクッとプラン 3,278円(税込) らくらくプラン 3,377円(税込) まるっとプラン※1 3,608円(税込) 契約期間なしオプション 330円(税込)/月 |
契約事務手数料 | 3,300円(税込) |
端末代金 | 0円(税込)※2 |
契約期間 | なし |
解約違約金 | 0円(税込)※3 |
パケット通信容量 | 100GB |
最大通信速度(下り/上り) | 150Mbps/50Mbps |
支払い方法 | クレジットカード |
備考 | 12:00までの申込みで即日発送 |
※2 解約時にレンタル品に過度の破損や汚損等がある場合、品目ごとに所定の追加費用が発生します。
※3 契約期間なしオプション加入時。
AiR-WiFi(エアワイファイ)は、月間100GBの大容量をお得に使えるポケット型Wi-Fiレンタルサービスです。
本来の契約期間は1年間であるものの、月額330円(税込)の「契約期間なしオプション」に加入することで契約期間の縛りなしで利用できます。
また、30日間のお試し期間を設けているため、はじめてでも安心して使えるのも魅力。
大容量をお得に使いたい方には特におすすめのサービスです。
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まとめ
ここまで、5G対応ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)の端末やおすすめサービス、メリットや注意点などさまざま解説してきました。
5Gはまだまだ拡大途中のため利用できるエリアは限られていますが、4Gに比べて圧倒的に通信品質が向上しています。
注意点はあるものの、5G通信を利用することによって生活が豊かになる可能性は高いです。
ぜひ、この機会に5G対応のポケット型Wi-Fiを利用してみてはいかがでしょうか?
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5G対応ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)に関するよくある質問
5G通信対応のポケット型Wi-Fiに関してよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
5Gと5GHzの違いは?
- 5Gと5GHzの違いは?
-
「5G」は第5世代目の通信規格のこと、「5GHz」は周波数帯のことで、大きく意味が異なります。
周波数帯はいわば電波の通り道のようなもので、ポケット型Wi-Fiでは通常2.4GHz帯と5GHz帯の2種類の周波数帯を利用することができます。
なお、5GHz帯は電波法により屋外での利用が禁止あるいは制限される場合がありますが、利用するのに料金がかかることはありません。
5G通信対応のおすすめポケット型Wi-Fiは?
- 5G通信対応のおすすめポケット型Wi-Fiは?
-
5G対応のポケット型Wi-Fiはいくつか提供されていますが、中でもWiMAXサービスで使える「Galaxy 5G mobile Wi-Fi SCR01」がおすすめです。
スマートフォンのような大画面タッチパネル搭載で操作が快適であり、1日中使えるバッテリー容量などメリットが多いです。
無制限で使える5G対応ポケット型Wi-Fiはある?
- 無制限で使える5G対応ポケット型Wi-Fiはある?
-
WiMAX +5Gなど「パケット無制限のような感覚」で使える5G対応ポケット型Wi-Fiはあります。
基本的に上限を気にせず快適に使えますが、現在どれだけ使っても速度制限がかからない「完全無制限」のサービスは存在しないため、通信の使い方やネットワーク状況などによって速度制限がかかる可能性があることには注意しましょう。
楽天モバイルで5G通信対応のポケット型Wi-Fiはある?
- 楽天モバイルで5G通信対応のポケット型Wi-Fiはある?
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2023年3月現在、楽天モバイルには5G対応のポケット型Wi-Fiはありません。
今後展開される可能性はあるので、公式サイトなどをチェックしてみてください。
5G通信対応のポケット型Wi-Fiは4G対応スマホで使えるの?
- 5G通信対応のポケット型Wi-Fiは4G LTE対応スマホで使えるの?
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4G通信は利用可能ですが、5G通信はできません。
ポケット型Wi-Fiが5Gに対応していても、接続するデバイスが5G非対応であれば5G通信はできないことに注意しましょう。