Zoomにおすすめのポケット型WiFiは？テレワークで使えるレンタルWiFiを紹介

Zoomを快適に使えるポケット型Wi-Fiをお探しでしょうか？

持ち運んで外出先でも使えるポケット型Wi-Fiは、ZoomでWeb会議やウェビナーなども問題なく利用可能です。

しかし、より快適に使うには自分に合ったサービスを選ぶ必要があります。

本記事では、Zoomを快適に使えるポケット型Wi-Fiサービスの選び方や、テレワーク・リモートワークにもおすすめのサービスについて徹底的に解説していきます。

Zoom利用時の注意点も合わせて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください！

ZoomなどWeb会議を快適に使えるポケット型Wi-Fiの選び方

Zoomはポケット型Wi-Fiであっても十分快適に利用できます。

しかし、ポケット型Wi-Fiのサービス数は非常に多く、端末の特徴などもバラバラです。

より快適にお得に使えるよう、ポケット型Wi-Fiの選び方を詳しくみてみましょう。

選び方1.zoom以外の用途のパケット消費量や通信速度を考える

ポケット型Wi-Fiを選ぶ際は、Zoom以外の用途にどれくらい使うかということもしっかり考えましょう。

1GBでできることの目安表

用途	1GBで使える分量
メール※1	約2,090通
Web検索（ニュースサイト閲覧）※1	約3,490ページ
YouTube視聴（SD 480p）※2	約120分
YouTube視聴（HD 1080p）※2	約27分
YouTube視聴（4K UHD）※2	約7分
TikTok視聴※3	約2時間
LINE（音声通話）※4	約56時間
LINE（ビデオ通話）※4	約3時間
Web会議（Zoom）※5	約1時間
オンラインゲーム※6	約1～4分

用途ごとの推奨通信速度の目安表

用途	推奨通信速度
メール・メッセージアプリ	1Mbps
YouTube（SD480p）※	1.1Mbps
Web検索	1～3Mbps
LINE（音声通話・ビデオ通話）	3～5Mbps
YouTube（HD1080p）※	5Mbps
YouTube（4K）※	20Mbps
オンラインゲーム	30～100Mbps

詳しくは後述しますが、Zoomを使うだけであれば、通信速度もパケット通信容量も条件はそこまで厳しいものではありません。

しかし、Zoom以上に通信品質が求められる用途にも使いたい場合は、その用途に合ったサービスを選ぶ必要があります。

基本的に、オンラインゲームや動画視聴は通信速度の速さやパケット通信容量の大きさが求められるケースが多いです。

ポケット型Wi-Fiを選ぶ前に、自分のライフスタイルを振り返ってみるとよいでしょう。

※ 上記表の数値はあくまでも目安です。

選び方2.利用期間に応じて購入かレンタルかを決める

ポケット型Wi-Fiは、利用したい期間に応じて端末を購入するかレンタルするか決めるとよいでしょう。

ポケット型Wi-Fiはサービスの種類や数が非常に多く、端末が購入なのかレンタルなのかもサービスによって異なります。

基本的に、短期間の場合はレンタル、長期間の場合は購入したほうがお得に使えるケースが多いです。

利用期間にそぐわないサービスを選んでしまうと、大きく損をしてしまう可能性が高くなります。

特に、出張や外回りなど一時的にZoomを使いたい場合も少なくないと思うので、利用期間を事前に把握しておく必要があるでしょう。

Zoomを快適に利用できるおすすめのポケット型WiFiレンタル3選｜テレワーク・リモートワークにも使える

ポケット型Wi-Fiはサービス数が非常に多いため、前述した選び方で自分のニーズに合うものを選ぶ必要があります。

特に、利用期間を把握しておかないと大きく損をしてしまうので、あらかじめしっかりと確認しておきましょう。

ここでは、短期利用でお得に使えるおすすめのポケット型Wi-Fiレンタルサービスを3つ紹介していきます。

1.WiFiレンタルどっとこむ｜最短1日から利用でき端末の種類が豊富

WiFiレンタルどっとこむは、最短1日からポケット型Wi-Fiをレンタルできる短期レンタルサービスです。

取扱端末の種類が非常に多く、実質パケット無制限で使えるものがほとんどであるため、短期間でも気兼ねなくインターネットを利用できます。

自宅だけでなく、空港やコンビニでも受け取ることができ、返却方法も豊富にあるため、自分が使いやすい方法でレンタル可能。

15時までの申込みで当日発送となるので、急遽ポケット型Wi-Fiが必要になった場合でも安心のおすすめサービスです。

2.クラウドWiFi｜最低1ヶ月以上でどこでも繋がる

クラウドWiFiは、最短1ヶ月から利用できるポケット型Wi-Fiレンタルサービスです。

月間パケット通信容量を3段階で決められるほか、プラン内容が非常にシンプルでわかりやすいのが魅力的です。

また、クラウドWiFiでレンタルできる端末は、全国どこでも繋がりやすいのも注目ポイント。

クラウドSIMという使用場所に最適な回線に自動接続する機能を備えており、国内大手キャリアの4G LTE回線の中から場所ごとにもっとも繋がりやすいものに自動で繋げてくれます。

海外でもそのまま使えるため、海外出張など国外へ出る機会が多い方には特におすすめしたいサービスです。

3.FreeMax+5G｜最低1ヶ月以上で5G端末を使える

FreeMax+5Gは、最短1ヶ月からWiMAX +5G対応端末を無料レンタルできるレンタルサービスです。

WiMAX +5Gについて詳しくは後述しますが、実質パケット無制限で思い切り使えるほか、5G通信対応で高速通信を利用できます。

プランは1種類のみで非常にわかりやすく、1ヶ月経過後はいつでも費用を気にせず解約可能。

レンタルサービスの中でも、特に通信速度の速さやパケット通信容量の大きさにこだわりたい方におすすめのサービスだと言えます。

年単位の長期利用なら実質パケット無制限で通信速度が速いWiMAX ＋5Gがおすすめ

数日から数ヶ月ほどの短期間であれば前述したポケット型Wi-Fiレンタルサービスがおすすめだといえます。

しかし、1から3年ほどの長期間利用するのであれば、端末購入でお得に使えるWiMAX +5Gが非常におすすめです。

2021年に5G通信に対応し進化を遂げたWiMAXは、さまざまな事業者（プロバイダー）から○○WiMAXという名前でサービスが提供されています。

WiMAXプロバイダーは、すべてUQコミュニケーション株式会社から回線を借り受けてサービスを提供しているため、どこで契約しても通信品質や利用回線に違いはありません。

基本料金やキャンペーン・サポート体制のみプロバイダーごとに大きく異なるため、自分に合うプロバイダーを見つける必要があるのです。

ここでは、数ある中から特におすすめのWiMAXプロバイダーを3つ厳選して紹介していきます。

それぞれ比較しながらご覧ください。

※ 当サイトでは、月額料金だけでなく、一定期間内に実際に支払う料金である「実質月額料金」も合わせてサービス説明に記載しています。
実質月額料金の算出方法
｛（初月月額料金）＋（月額料金×期間）＋（契約事務手数料）＋（端末代金）＋（その他費用）＋（キャンペーン割引）｝÷（期間＋1ヶ月）
※ 初月月額料金は月初の1日契約と仮定

1.GMOとくとくBB WiMAX｜実質料金が最安級でお得

GMOとくとくBB WiMAXは、実質月額料金が最安級にお得なプロバイダーです。

新規・乗り換えどちらでも高額キャッシュバックがもらえるだけでなく、35ヶ月目までは月額料金が割引されかなり安くなります。

契約期間は2年間ですが、解約違約金が1,100円(税込)と良心的で、2年経過後はいつでも解約可能。

キャッシュバックを受け取れるのが契約から12ヶ月後と遅いのがネックですが、間違いなく最安級のお得なプロバイダーなのです。

2.Broad WiMAX｜乗り換え時の徹底サポートあり

Broad WiMAX（ブロードワイマックス）は、乗り換え時のキャンペーンが魅力的なプロバイダーです。

他社回線サービスからの乗り換え時、解約違約金補助として最大19,000円(非課税)のキャッシュバックを受け取ることができます。

また、契約期間の縛りの有無を選ぶことができ、ギガ放題コスパプラン・フリープランどちらのプランもシンプルで安いのもうれしいポイント。

乗り換え時の負担をできる限り軽減したい方にぴったりのプロバイダーです。

※ WiMAXプロバイダーとしては珍しく口座振替払いに対応していますが、各キャンペーンが適用できなくなるため、断然クレジットカード払いでの契約がおすすめです。

3.BIGLOBE WiMAX｜口座振替払いでもお得

BIGLOBE WiMAXは、口座振替払いでもお得に利用できるプロバイダーです。

口座振替払いの場合、端末代金が一括払いになるほか、代引手数料や口座振替手数料がかかりますが、それでも十分安く利用できます。

さらに、初月0円(税込)と月額料金割引も非常に魅力的で、24ヶ月目までの料金はかなり安価です。

また、期間によっては現金キャッシュバックなどのキャンペーンを実施することがあるので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

Zoom利用時に推奨される通信速度要件について

まずは、Zoom利用時に推奨される通信速度要件や、利用時間ごとの消費パケット通信量について、公式が提供しているデータをもとにみてみましょう。

推奨される通信速度は上り下り3Mbps以上

Zoom利用時に推奨される通信速度は、上り下りともに3Mbps以上です。

通信速度の上り下りとは
通信の方向を表す言葉で、上りは送信（アップロード）、下りは受信（ダウンロード）を意味している

上記画像にあるように、もっとも速い速度が必要とされるグループビデオを最高画質の1080pHDで行った場合、受信には上り下り2.5Mbps、発信には上り下り3.0Mbpsが推奨されています。

もちろんそれ以上の速度が出せるに越したことはありませんが、常時3Mbps以上の速度が出ていれば問題なく利用できるでしょう。

※ 画像中にある「帯域幅」は、ここでは通信速度ととらえて差し支えありません。
帯域幅と通信速度の関係について詳しくは、以下の記事の監修者コメントをご確認ください。

パケット通信容量は月間100GBほどあれば十分使える

Zoomは、月間100GBほどのパケット通信容量があれば、他の用途と合わせても十分使えます。

Zoom利用時のパケット消費量の目安は以下の表の通りです。

1日あたり2時間、20日間利用したとすると、もっとも消費パケット量の多い場合（グループビデオ/パネリスト側/1080pHDビデオ/発信）でも計54GBとなります。

2時間×2.7GB×20日間=54GB

もちろん利用時間や日数によって消費パケット量は大きく変わるものの、月間100GBあれば毎日仕事でZoomを利用しても十分余裕があります。

パケット無制限のような感覚で使えるに越したことはありませんが、パケット上限が決まっているポケット型Wi-Fiであっても、ストレスなく利用可能なのです。

ポケット型WiFiでZoomを利用する際の2つの注意点

ここでは、ポケット型Wi-FiでZoomを利用する際の注意点について詳しくみていきましょう。

注意点1.利用環境によって通信速度が大きく変動する

ポケット型Wi-Fiは、利用する環境によって通信速度が大きく変動してしまいます。

ポケット型Wi-Fiは、外の基地局から電波を受信する必要があるため、障害物が多かったり電波干渉が起きていたりするとうまく繋がらないことがあるのです。

場合によってはZoom利用中に通信が途切れることもあるので、周囲の環境には十分注意しておきましょう。

注意点2.利用期間に合わないサービスを選ぶとかえって割高になる

ポケット型Wi-Fiは、自分が利用したい期間に合わないサービスを選ぶと料金が割高になってしまいます。

1ヶ月程度なのに端末購入のサービスを選ぶと端末代金分でかなり割高になってしまい、3年以上の長期で使いたいのに端末レンタルのものを選ぶと基本料金が高くついてしまうのです。

ポケット型Wi-Fiはお得なサービスが非常に多いですが、使いたい期間に合っているかどうかでお得さが大きく変わります。

気になるサービスを見つけたら、まずは自分がどれくらいの期間利用したいのかをしっかりと把握しておきましょう。

まとめ

ここまで、Zoomを快適に使えるポケット型Wi-Fiの選び方や期間別のおすすめサービス、ポケット型Wi-Fi利用時の注意点について詳しく解説してきました。

Zoomは、ポケット型Wi-Fiでも十分快適に利用可能です。

しかし、Zoomが求める基準を満たしていないとストレスを感じてしまう可能性があります。

また、サービスの選び方を間違えると費用面で大きく損をしてしまいかねません。

まずはZoomを快適に使える通信品質を把握したうえで、自分がどれくらいの期間使いたいのかを明白にしてサービスを選んでいきましょう。

あなたにとってぴったりのポケット型Wi-Fiと出会えることを心から願っています！

ポケット型WiFiでのZoom利用に関してよくある質問

ポケット型Wi-FiでのZoom利用に関してよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

ポケット型Wi-FiでZoomは利用できる？

ポケット型Wi-FiでZoomは利用できる？

できます。通信速度が上り下りともに常時3Mbps以上出せるポケット型Wi-Fiであれば、Zoomを快適に利用できるでしょう。

ただし、利用時間によってはパケット上限を超えてしまう可能性があるため、事前に利用可能な通信量を確認しておく必要があります。

Zoomは1GBでどれくらい使える？

Zoomは1GBでどれくらい使える？

長くて4時間ほど、短くて1時間弱ほどは使えると言えるでしょう。

Zoomを利用するのが1対1なのか複数のグループビデオなのか、どれくらいの画質で使うのかによって利用可能時間は大きく異なるため注意が必要です。

ZoomはWi-Fiなしでも使えるの？

ZoomはWi-Fiなしでも使えるの？

使えます。

Zoomは、Wi-Fiに接続せずスマートフォン単体でも利用可能です。

ただし、スマートフォン単体で利用すると、契約しているプラン内容によってはすぐに速度制限がかかったり料金が高くなったりする可能性があるため、Wi-Fi接続時に利用したほうが無難だと言えます。

Zoomが途中で勝手に切れるのはどうして？

Zoomが途中で勝手に切れるのはどうして？

ミーティングの主催者がベーシック（無料）ユーザーの場合、すべてのタイプのミーティング（1対1/グループ/パーソナル）において40分の時間制限が課されます。

そのため、主催者がベーシックユーザーの場合は、ミーティング開始から40分経過した時点で強制的にミーティングが終了してしまうのです。

40分の時間制限をなくしたい場合は、プロアカウント（有料）にアップグレードしてみましょう。

なお、ミーティングの時間制限の有無は、主催者のライセンスの種類によって決まるため、主催者がプロアカウントである限り、参加者にベーシックユーザーがいるからといってミーティングに時間制限が課されることはありません。