ポケット型Wi-Fiでおすすめのサービスはこれ!特徴を踏まえて徹底比較!【2022年最新版】
おすすめのポケット型Wi-Fiサービスをお探しでしょうか?
ポケット型Wi-Fiは低容量から、月間100GBの大容量サービス、月間パケット無制限感覚で利用できるものまで様々な種類が用意されています。
一方で、種類が非常に多く、どのサービスを選んで良いかわかりにくいというのも事実でしょう。
ポケット型Wi-Fiを選ぶときのポイントやおすすめサービスについてしっかりと解説していきますので、是非最後までご覧ください!
ポケット型Wi-Fiとは?
ポケット型Wi-Fiとは、持ち運び可能なデータ通信端末に「SIMカード」と呼ばれる通信チップが挿入されたものを指します。
もともと「ポケットWiFi」という言葉は、イーモバイルが2009年に提供を開始し、のちにソフトバンクグループが提供するようになった「PocketWiFi®️」というサービスを指すものでしたが、現在ではソフトバンクが提供するサービスを含めて、同様の形態で提供するデータ通信端末サービス全体を「ポケット型Wi-Fi」と呼ぶことが多くなっているのです。
また、ポケット型Wi-Fiは「持ち運びができる」という意味の「mobile」を冠して、「モバイルルーター」や「モバイルWi-Fiルーター」とも呼ばれます。
そのほかにも「持ち運びWi-Fi」などの呼び方もありますが、すべて「持ち運びできるデータ通信端末」を指す言葉です。
バッテリーが内蔵されているから持ち運びができるんだね!
同様のデータ通信端末でもコンセントに接続しないと利用できないものは「ホームルーター」と呼んで区別しています。
ポケット型Wi-Fiの種類
ポケット型Wi-Fiは、利用しているSIMカードで利用できる回線種別や提供事業者によって下記の4つに分類することができます。
- WiMAX®️
- PocketWiFi®️
- クラウドSIM型
- その他回線を利用したサービス
WiMAX®︎
WiMAXはUQコミュニケーションズ株式会社が持つ登録商標です。(登録番号:第5430141号)
WiMAXは2009年にスタートしたデータ通信専用サービスで、現在では「WiMAX 2+回線」と「au 4G LTE/au 5G」回線を組み合わせた「WiMAX +5G」が主流となっています。
日本国内で4,000万回線近い契約者を持つメジャーなサービスで、UQコミュニケーションズ株式会社(UQ WiMAX)以外にも販売代理店での契約ができるため、幅広い販路で展開していることもあり、非常に利用しやすいサービスと言えるでしょう。
実質パケット無制限感覚で利用可能となっており、今後au 5GエリアやWiMAX 2+の5GNR化が進んでいくにつれて更なる通信速度の改善が見込めます。
モバイルルーター端末とホームルーター端末の両方で利用できます。
PocketWiFi®︎
PocketWiFi®️はソフトバンク株式会社が持つ登録商標です。(登録番号:第5329146号)
PocketWiFi®️は現在ではワイモバイルから提供されており、ソフトバンク回線・ワイモバイル回線を用いてインターネット接続を行います。
月間7GBまでは5Gデータ通信が可能ですが、月間7GBを超過すると5G通信は利用できなくなり、「TDD-LTE」「AXGP」などの高周波数帯域でのみ通信ができる仕組みで、若干屋内では繋がりにくいというデメリットもあるのです。
ソフトバンク回線を利用したサービスも存在しますが、あくまでも「PocketWiFi®️」と呼ばれるのは、ワイモバイル・ソフトバンクが提供するサービスのみとなっているので注意しましょう。
クラウドSIM型
クラウドSIMとは、中国深圳に本社を置く「uCloudlink社」が持つ特許技術で、その仕組みを利用したモバイルルーターサービスを「クラウドSIM型モバイルルーター」と呼びます。
クラウドSIM型モバイルルーターは通常のモバイルルーターとはことなり、SIMカードが挿入されていません。
代わりに「仮想SIM情報」をクラウドサーバーからダウンロードしてきて通信を行う仕組みとなっています。
提供事業者によって異なりますが、クラウドサーバー上には複数キャリアのSIMカードが挿入されていることが多く、その場所で最適な回線の仮想SIM情報をダウンロードしてきて利用するため、他社サービスと比較すると通信可能エリアが広いという特徴を持っています。
その他回線を利用したサービス
これまで説明してきたサービス以外にも、さまざまな回線を利用したサービスが存在します。
楽天モバイル|楽天モバイルのSIMカードを利用
- 楽天モバイル回線
- パートナー回線(au回線)
→楽天モバイル という名称で提供されているが、別途楽天モバイルのSIMカードを契約し、SIMフリーモバイルルーターに挿入しても利用可能。
MVNO系|キャリアの電波を間借りして提供する
- IIJmio(docomo,au,ソフトバンク回線対応)
- NUROモバイル(docomo,au,ソフトバンク回線対応)
- BIGLOBEモバイル(au回線対応)
など
単純再販型|キャリアの回線そのものを利用して提供する
- au回線
- ソフトバンク回線
単純再販型に関してはモバイルルーターとセットで販売している事業者もありますが、基本的に前述した3つのサービス以外はSIMカードを契約し、ご自身で別途購入したSIMフリーのモバイルルーター端末に挿入して使うケースが多いでしょう。
MasterNetがおすすめするポケット型Wi-Fi厳選6サービス
それでは早速、ポケット型Wi-Fiでおすすめのサービスを紹介していきます。
あなたの利用用途や月間どれくらいのデータ通信が行いたいかによっておすすめするサービスが変わってきますので、ご自身に見合うものをご覧ください!
WiMAX +5G|実質パケット無制限で使える
ポケット型Wi-Fiを「パケット無制限感覚で利用したい」場合におすすめするのが「WiMAX +5G」サービスです。
残念ながら「完全パケット無制限」ではありませんが、「一定期間に大容量通信を行わない」ということを条件に実質パケット無制限のような感覚で利用できます。
ポケット型Wi-Fiで実質パケット無制限のサービスでは下記の2つがありますが、いずれもデメリットが大きく手放しにおすすめすることはできません。
ドコモ5Gギガホプレミア+SH-52B
- WiMAX +5Gより高速通信が可能
- 5G通信に対応している
- 端末費用が高い(35,640円(税込))|990円(税込)×36回払い
- 月額料金が高い(7,315円(税込)+990円(税込)=8,305円(税込))
Rakuten WiFi Pocket
- 使った分だけしか費用請求がない
- 月間20GB以上利用した月は一律3,278円(税込)しか料金がかからない
- 通信エリアがやや限定的
- 通信速度が不安定
- 5G非対応で若干速度が遅い
通信速度や月額料金、端末費用などを総合的に考えると、実質パケット無制限サービスで最もおすすめできるのは「WiMAX +5G」と言えるでしょう。
旧サービスのWiMAX 2+は直近3日間で合計10GBを超過すると通信速度制限がかかってしまうため、おすすめしません。
おすすめのWiMAXプロバイダー
WiMAXは本家UQ WiMAX以外にもさまざまなプロバイダーから提供されています。
回線品質はどれも同じですが、月額料金や契約期間、解約違約金、支払い方法などが異なるのです。
お好みに応じて3つのサービスを提案するので、ご自身にぴったりのサービスを選ぶことができます。
GMOとくとくBB WiMAX +5G|最安値級の安さと安心感
WiMAX +5Gをなるべく安く利用したい方におすすめなのが「GMOとくとくBB WiMAX」です。
当サイト限定リンクから申し込みを行うことで、高額キャッシュバックを受け取ることができます。
3年間の実質月額費用*1を比較すると、当サイト掲載のWiMAXプロバイダー*2の中では最安値クラスとなっており、端末費用を含めて月額4,000円(税込)以下で利用することができるのです。
また、他社からの乗り換えの場合では、解約時に発生する解約違約金や端末残債も最大40,000円(税込)まで負担してくれるため、乗り換えたいけど解約違約金が高くて諦めていた方にも大変おすすめできるサービスとなっています。
2年間の定期契約となりますが、中途解約時の解約違約金も無料となっており、選んで間違いないサービスと言えるでしょう。
※1 実質月額費用は[初月月額費用(0ヶ月目)+36ヶ月分の月額費用+端末費用+初期費用]の総和を端末分割払い期間+初月の37ヶ月間で割った金額です。計算方法の詳細については「WiMAXプロバイダー比較記事」をご覧ください。
※2 当サイト掲載の「WiMAXプロバイダー比較記事」を参照
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GMOとくとくBB
料金プラン詳細▷▷
契約期間 | 24ヶ月 |
実質月額料金 | 3,851円(税込) |
月額費用 | 契約月(0か月目):1,089円(税込)の日割り 2-12か月目:3,784円(税込) 13-35ヶ月目:4,334円(税込) 36ヶ月目移行:5,302円(税込) |
新規事務手数料 | 3,300円(税込) |
契約解除料 | 0-24ヶ月以内:無料 |
プラスエリア モード利用料 | 無料 |
キャンペーン | 23,000円(不課税)が契約12ヶ月目にキャッシュバック* ※期間によって金額の変動あり ※他社からの乗り換えの場合は最大40,000円(不課税)まで違約金負担 |
端末費用 | 27,720円の36回払い 770円(税込)×36ヶ月 |
支払い方法 | クレジットカードのみ |
解約時の 端末精算 | あり 770円(税込)×(36ヶ月-利用期間) |
備考 | 契約月は0か月目とカウント ※契約月は日割り計算 |
BIGLOBE WiMAX|口座振替対応
BIGLOBE WiMAXお得情報
現在実施しているキャンペーンはありません。
現在提供されているクーポンコードはありません。
BIGLOBE WiMAXは、WiMAXプロバイダーの中でも数少ない「口座振替払い」に対応しているサービスです。
口座振替に対応しているWiMAXプロバイダーの中でも条件が良いのが特徴となっており、申し込みタイミングによっては契約翌月にもらえるキャッシュバック金額の増量キャンペーンコードを使用してキャッシュバック金額が増える可能性もあります。
口座振替を選択すると、端末費用が着払い一括精算となったり、追加で口座振替手数料220円(税込)が毎月加算されるなどデメリットもありますが、総額コストをみても安価に利用できるため、口座振替を希望する方には一番におすすめしたいサービスと言えるでしょう。
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BIGLOBE WiMAX +5G
料金プラン詳細▷▷
契約期間 | なし |
実質月額料金 | 4,884円(税込) |
月額費用 | 契約月(0か月目) 無料 1-24か月目 3,773円(税込) 25ヶ月目以降 4,928円(税込) |
新規事務手数料 | 3,300円(税込) |
契約解除料 | なし |
プラスエリア モード利用料 | 1,100円(税込)/月 |
キャンペーン | なし |
端末費用 | ⬛︎旧端末の場合 21,912円(税込)(一括) 913円(税込)(24回払い) ⬛︎新端末の場合 27,720円(税込) 770円(税込)(36回払い) |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 |
解約時の 端末精算 | 一括払いの場合はなし |
備考 | 契約月は0か月目とカウント ※契約月は日割り計算なしで一律無料 |
FreeMax+5G|端末費用無料でお試ししやすい
WiMAX +5Gをお試しで利用したい場合におすすめしたいのがFreeMax+5Gです。
通常、WiMAXといえば利用端末は契約時に「分割購入」とすることが多く、分割支払い期間内に解約すると、端末残債を清算する必要があります。
加えて、サービス解約後に端末の利用価値がなくなるため、無用の長物として残ってしまうというデメリットがあります。
その点、FreeMax+5Gでは、契約期間がないだけでなく、端末が無料レンタルとなっているため、解約時に端末残債を支払う必要がありません。
加えて、契約期間もないため、お試しでWiMAX +5Gを利用したい方には最もおすすめできるサービスと言えるでしょう。
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FreeMax+5G
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FreeMax+5G | |
利用可能端末 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi Speed Wi-Fi HOME 5G L11 |
月額費用 | 4,800円(税込) |
セット割 | 適用なし |
契約期間 | なし 最低利用期間1ヶ月 |
契約解除料 | なし |
初期費用 | 3,300円(税込) |
端末費用 | 無料レンタル |
データ通信制限 | 実質無制限 一定期間内の大量データ通信で 制限あり(値非公開) 参考:UQ WiMAX |
速度 | 下り:最大2.7Gbps 上り:最大183Mbps |
実測通信速度 | 下り:73.9Mbps 上り:13.33Mbps |
プラチナバンド | オプションで利用可能 |
クラウドSIM型
ひと月に利用したいデータ通信量の目安がわかる方は、パケット無制限サービスよりも月間通信量が決められているサービス方が安価に利用できるため、通信費の節約につながります。
その中でも、クラウドSIMの仕組みを採用したポケット型Wi-Fiであれば、月間通信量上限が細かく設定されているため、使いたい容量によって通信量を節約することができるためおすすめできるのです。
加えて、クラウドSIM型サービスであればマルチキャリア対応となっている場合がほとんどなので、カバーエリアが広く圏外になりにくいメリットもあります。
おすすめのクラウドSIM型サービス
クラウドSIM型サービスでおすすめするのは下記の2つです。
- クラウドWiFi|月間20・50・100GBから好きな容量を選択できる
- AiR-WiFi|契約期間ありで最安値クラス
クラウドWiFi|全プラン縛りなしで柔軟なパケット容量
クラウドWiFiの特徴は、細やかな月間パケット上限にあります。
月に利用するデータ通信量が少ない方には月間20GB、それなりに利用する方には月間50GB、たっぷり利用したい方には下k月間100GBと細かく利用プランが分かれているためご自身に見合った料金プランを選択することができるのです。
もちろん端末は無料レンタルとなっており、契約期間も一切ないため解約違約金の心配の必要もありません。
マルチキャリア対応でカバーエリアも広く、海外でもそのまま利用できるため、多くの人におすすめできるサービスと言えるでしょう。
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クラウドWiFi | |
利用可能端末 | GlocalMe U3/U2s |
月額費用 | 2,580円(税込)|20GB(U2s) 2,980円(税込)|50GB(U2s) 3,718円(税込)|100GB(U3) |
契約期間 | なし ※最低利用期間1ヶ月 |
契約解除料 | なし |
初期費用 | 3,300円(税込) |
端末費用 | 無料レンタルのためなし |
データ通信制限 | 月間100GB /50GB /20GB (プランによって異なる) 指定パケット量超過で月末まで128kbpsに制限 データチャージでの解除なし |
理論値速度 | 下り:最大150Mbps 上り:最大50Mbps |
実測通信速度 | 下り:15.77Mbps 上り:7.41Mbps |
プラチナバンド | 利用可能 |
利用回線 | マルチキャリア対応 |
AiR-WiFi|契約期間ありで最安値クラス
AiR-WiFiはクラウドWiFi同様の「クラウドSIM」の仕組みを利用したポケット型Wi-Fiサービスとなっており、月額費用の安さに特徴があります。
月間100GBの大容量が月額3,278円(税込)から利用可能となっており、月間100GBクラスのポケット型Wi-Fiとしては非常に安価に利用できるのが嬉しいポイントです。
契約期間はありますが1年間と短く、中途解約時の解約違約金も一律2,970円(税込)と安価となっているため、それほど気にする必要はないかもしれません。
端末は無料レンタルとなっており、初期費用を抑えて利用できるのも注目ポイントでしょう。
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AiR-WiFi
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AiR-WiFi | |
利用可能端末 | GlocalMe U3/U2s/G4 |
月額費用 | らくらくプラン|3,377円(税込) サクッとプラン|3,278円(税込) まるっとプラン|3,608円(税込) |
契約期間なしオプション | +330円(税込)/月 |
契約期間 | 1年間 ※1年以降は自動更新制 |
契約解除料 | 一律2,970円(税込) ※更新月は無料 |
初期費用 | 3,300円(税込) |
端末費用 | 無料レンタルのためなし |
データ通信制限 | 月間100GB 指定パケット量超過で月末まで128kbpsに制限 データチャージでの解除なし |
理論値速度 | 下り:最大150Mbps 上り:最大50Mbps |
実測通信速度 | 下り:18.51Mbps 上り:9.99Mbps |
プラチナバンド | 利用可能 |
利用回線 | マルチキャリア対応 |
その他回線を利用したサービス
そのほかの回線を利用した利用したサービスは、SIMカードとSIMフリーモバイルルーターを別に用意する必要があるケースが多く、上級者向けとなっています。
その中でも、本体とSIMカードがセットになってかつ、使った分に応じて自動で月額料金が決まる「Rakuten WiFi Pocket」は非常におすすめできるサービスと言えるでしょう。
Rakuten WiFi Pocket|使った分だけお得に支払い
Rakuten WiFi Pocketは、楽天モバイルのSIMカードと楽天モバイルが独自提供するSIMフリー端末がセットで利用できるプランです。
キャンペーン適用により、実質的に利用端末が無料となるため、楽天モバイルのSIMカードだけを契約して、SIMフリーモバイルルーターを別途購入して利用するよりも非常に安く利用できるのが大きな特徴となっています。
残念ながら5G通信には対応しておらず、他キャリアに比べると若干カバーエリアは見劣りしてしまいますが、月間パケット通信量が従量課金制となっているところに非常に光るものがあります。
多くのポケット型Wi-Fiサービスは「決められた容量内では同一料金」となっている場合がほとんどですが、楽天モバイルの料金プランは「使った分だけしか料金がかからない」ため、使わなかった月は月額料金が安く抑えられるというメリットがあります。
また、パケット上限も実質的に無制限となっているため、月額3,278円(税込)でパケット通信量を気にせずに思い切り使えるというのは唯一無二の魅力と言えるでしょう。
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楽天モバイル
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Rakuten WiFi Pocket | |
利用可能端末 | Rakuten WiFi Pocket 2C / 2B |
月額費用 | 0-3GB|1,078円(税込) 3-20GB|2,178円(税込) 20GB-|3,278円(税込) |
契約期間 | なし |
契約解除料 | なし |
初期費用 | 無料 |
端末費用 | 7,980円(税込)→実質無料 —-詳細—- プランセット割引:▲3,579円(税込) キャンペーンポイント:▲4,401pt |
データ通信制限 | 月間無制限 |
理論値速度 | 非公開 |
実測通信速度 | 下り:18.26Mbps 上り:17.34Mbps |
プラチナバンド | パートナー回線接続時のみ利用可能 ※楽天モバイル回線にプラチナバンドはありません |
利用回線 | 楽天モバイル回線 パートナー回線(au回線) |
特徴・条件別でおすすめのポケット型Wi-Fiは?
ここからは「条件別」にあなたにとってぴったりのサービスを提案していきます。
パケット無制限で使いたい|WiMAX +5Gがおすすめ
パケット無制限のポケット型Wi-Fiを探している方には「WiMAX +5G」をおすすめします。
旧WiMAX 2+でネックだった「屋内での繋がりにくさ」と「3日間10GB制限」が撤廃されているのが特徴です。
2021年4月からスタートしたWiMAX +5Gau回線が標準で利用できるようになったため屋内での繋がりやすさが劇的に改善し、パケット通信量については一部条件がつくものの実質パケット無制限のような感覚で利用できるようになりました。
他社サービスでも実質パケット無制限サービスは存在しますが、月額費用や利用回線の使いやすさなど総合的に考えると、パケット無制限ポケット型Wi-Fiの最適解は「WiMAX +5G」ではないでしょうか。
他社実質パケット無制限サービスの特徴
ドコモ5Gギガホプレミア+SH-52B
- WiMAX +5Gより高速通信が可能
- 5G通信に対応している
- 端末費用が高い(35,640円(税込))|990円(税込)×36回払い
- 月額料金が高い(7,315円(税込)+990円(税込)=8,305円(税込))
Rakuten WiFi Pocket
- 使った分だけしか費用請求がない
- 月間20GB以上利用した月は一律3,278円(税込)しか料金がかからない
- 通信エリアがやや限定的
- 通信速度が不安定
- 5G非対応で若干速度が遅い
短期間だけ使いたい|WiFiレンタルどっとこむがおすすめ
1日から1ヶ月程度の「短期間だけ」利用したい方におすすめなのが「WiFiレンタルどっとこむ」です。
WiFiレンタルどっとこむでは、1日単位のモバイルルーターのレンタルを提供しており、端末費用無料・配送費用とサービス利用料だけで利用できるのが特徴となっています。
短期間利用が目的のサービスのため、契約期間や解約違約金等は存在せず、入院や旅行、帰省や出張などのスポット利用には最適でしょう。
各キャリア回線を利用した大容量プランからWiMAX +5Gの実質無制限プランまでお好きなプランを選択することができるため、さまざまなプランを比較しながら選ぶことをおすすめします。
パケット上限
10GB /日・300GB /月
パケット上限
実質上限なし
パケット上限
3GB /日・90GB /月
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WiFiレンタルどっとこむ
なるべく安いサービスがいい|Rakuten WiFi Pocketがおすすめ
とにかく安いサービスをお探しの方は、楽天モバイル回線を利用した「Rakuten WiFi Pocket」がおすすめです。
月間3GB以下なら月額1,078円(税込)で維持することが可能で、月間20GB以上はどれだけ利用しても月額3,278円(税込)で利用できるのは他社と比較しても驚異的な安さと言えます。
5G回線対応がいい| WiMAX +5Gがおすすめ
5G対応のポケット型Wi-Fiでおすすめするのは「WiMAX +5G」です。
他社5G対応の「PocketWiFi®️(ワイモバイル)」や「ドコモ5Gギガホプレミア(モバイルルーター利用)」と比較しても、トータルコストやサービス面で非常に優れています。
5G対応エリアはまだまだ狭いですが、au 5Gエリアの拡大に加えて、2022年9月からは既存WiMAX 2+の5GNR化も予定されているため、ますます利用しやすいサービスへと進化することでしょう。
対応エリアが広い方がいい|クラウドSIM型がおすすめ
対応エリアの広さで選ぶなら「クラウドSIM型」サービスがおすすめです。
クラウドSIMは、「クラウドサーバー」と呼ばれる複数キャリアのSIMカードが挿入された機器から、その場所で最適な電波の仮想SIMカード情報をダウンロードして通信を行う仕組みとなっているため、複数のキャリアのカバーエリアに対応しているというのが大きな特徴となっています。
海外でも使いたい|クラウドSIM型がおすすめ
ポケット型Wi-Fiを海外でもそのまま使いたい方にも「クラウドSIM型」サービスがおすすめです。
通常、海外へ行く際にポケット型Wi-Fiを利用するためには、事前に「その国専用のポケット型W-Fi」をレンタルしていくのが一般的でしょう。
しかし、複数の国を周遊する場合には不向きとなっており、都度その国にあったサービスを利用するのは手間も費用も多くかかってしまうというデメリットがあります。
クラウドSIM型のポケット型Wi-Fiなら、旅行先でも「その国の電波」を自動で選択してインターネット通信ができるため、国内だけでなく、海外でも1台の端末で周遊国すべてを利用できる可能性があるのです。(一部対象外の国あり)
海外でも使いたいという場合は間違いなくクラウドSIM型のサービスをおすすめします。
クレジットカードよりも口座振替|BIGLOBE WiMAXがおすすめ
ポケット型Wi-Fiを口座振替で利用したい方におすすめしたいのが「BIGLOBE WiMAX」です。
ポケット型Wi-Fiの支払い方法はほとんどが「クレジットカードのみ」となっており、口座振替に対応しているサービスは非常に希少です。
加えて、WiMAX +5Gであれば実質的にパケット無制限のような感覚で利用できるためすべての人におすすめすることができます。
BIGLOBE WiMAXであれば手続きを行うことで契約翌月にキャッシュバックを受け取ることができるのもおすすめポイントと言えるでしょう。
ポケット型Wi-Fiの選び方と比較ポイント
ここではポケット型Wi-Fiを比較検討する際に見るべきポイントについて解説していきます。
ポケット型Wi-Fiの比較ポイントは下記の6つです。
- 月額料金
- 月間データ容量
- 端末費用|レンタルか購入か
- 通信速度
- 契約期間と解約違約金
- 対応エリア
1.月額料金
まず最初に確認しておきたいのが月額料金です。
月々の予算に見合ったサービスを選ぶようにすると、月々の通信費を節約することができます。
これまで比較してきて分かった方も多いかもしれませんが、やはり月間パケット上限があるサービスほど月額料金が安く、実質パケット無制限のサービスほど費用が高くなっているのです。
あらかじめひと月に使用するデータ通信量がわかっている方は、ご自身のパケット通信量に応じたパケット上限のあるサービスを選ぶ方が安価に利用できるでしょう。
どのくらい利用するかわからない方は「WiMAX +5G」がおすすめです。
楽天モバイルはWiMAX +5Gよりも安価で、使った分だけしか利用料金がかからないためお得に見えますが、通信エリアと通信速度に若干不安があるため、慎重に検討するようにしましょう。
2.月間データ容量
続いてみて欲しいのが「月間データ容量」です。
ポケット型Wi-Fiでは、月間20GBの低容量プランから月間100GBまで利用できる大容量プラン、実質パケット無制限プランまで、非常に多くのデータ容量プランから自身に見合ったプランを選択しなければいけません。
パケット上限のあるプランを利用していて、月間パケット上限を超過してしまうと速度制限の対象となってしまうため、ある程度余裕を持った月間データ容量のプランを選ぶことをおすすめします。
3.端末費用|レンタルか購入か
ポケット型Wi-Fiの端末には、WiMAXのように「契約時に購入」するタイプと、サービス事業者側から端末を「無料レンタル」できる場合の2種類があります。
契約時に端末を購入するタイプであれば、サービス解約時に端末の返却は不要ですが、端末費用が月額料金に上乗せされる形となるため結果的に総額費用が高額になる可能性があるのです。
また、端末を分割払いとしていた場合、分割支払い期間中にサービスを解約すると端末残債の清算の必要があるため、解約時の費用が高額となるデメリットもあります。
端末が無料レンタルできる場合は、端末故障時や紛失時などの補償に入っていないと高額費用を請求される可能性があるものの、初期費用を抑えて利用できます。
このように、一長一短がありますが、総額費用を念頭におけば、端末は購入ではなくレンタルタイプの方がおすすめできると言えるでしょう。
4.通信速度
ポケット型Wi-Fiの通信速度は利用する時間帯や場所、回線の混雑状況によって大きく変化する可能性があるため、端末が出すことができる理論上の最高速度=ベストエフォートで記載されている場合が大半です。
理論値速度はあくまでも「理論値」となっており、実際の通信速度とは大きく異なります。
契約したいサービスの実測通信速度を確認するのにおすすめなのが、「みんなのネット回線速度」というウェブサイトです。
実際にサービスを利用している方が測定した通信速度の平均値を知ることができるため、サービス利用前に確認すると契約後に「もっと高速だと思ったのに」という後悔も少なくなることでしょう。
「みんそく」では、通信速度の他にも「レイテンシー=応答時間(ping値)」についても知ることができるため参考にしてください。
5.契約期間と解約違約金
ポケット型Wi-Fiサービスでは、契約期間が定められているものが多く存在します。
例えば、契約期間が2年間(24ヶ月)のサービスであれば、24ヶ月以内に解約した場合、「解約違約金」の請求があるのです。
以前は「解約違約金」を高額に設定することで、利用者側の解約を防ぐための囲い込み施策が主流でしたが、総務省はこれを問題視し、2022年7月1日に施行された「改正電気通信事業法」で、解約違約金の目安として、月額料金の1ヶ月分程度と規定されました。
よって、以前よりも契約期間や解約違約金について気にする必要が少なくなったと言えます。
これなら契約期間があっても安心して使えるね!
ただし、端末を分割払いにしていた場合は端末残債の清算があるため、解約前によく確認するようにしましょう!
6.対応エリア
ポケット型Wi-Fiのサービスは、大手キャリアの回線(NTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)のいずれかの回線を利用しています。
楽天モバイル以外は人口カバー率が99%以上となっているため、対応エリア圏外となることは少ないでしょう。
ただし、山間部や田舎での利用を考えている際には事前に対応エリアを確認するようにしてください。
また、「プラチナバンド」と呼ばれる屋内でも繋がりやすい回線に対応していないサービスの場合、建物の内部では通信速度が遅い・繋がらないといったケースも考えられるため、カバーエリアだけでなく、普段ご自身がどのような環境で利用するかまで考えてサービスを選んだほうがいいでしょう。
まとめ
以上、ポケット型Wi-Fiの選び方やおすすめのサービスについて、条件別に紹介してきました。
あなたにとって最適なサービスは見つかったでしょうか?
ポケット型Wi-Fiの契約は、長期的に見ると年間数万円の出費となる「大きな買い物」です。
中途解約時にも追加で費用がかかる場合もあるため、より一層慎重に選ぶ必要があります。
当サイトで掲載しているサービスを吟味し、あなたにぴったりのサービスを見つけてくださいね。
よくある質問
ドコモでもポケット型Wi-Fiルータープランはありますか?
- ドコモでもポケット型Wi-Fiルータープランはありますか?
-
ドコモでは、ポケット型Wi-Fi専用のプランというものは存在しません。
ドコモのいずれかのプランを契約し、そのSIMをドコモ回線対応のモバイルルーター端末に挿入して利用するという形になります。
ドコモでモバイルルーターサービスを利用する場合は、ドコモ5Gギガホプレミア+SH-52Bを組み合わせて利用するケースが多いです。
ただし、料金プランに加えて端末費用が加算され月額料金が高額になるため注意が必要です。
ソフトバンクでパケット無制限ポケット型Wi-Fiはありますか?
- ソフトバンクでパケット無制限ポケット型Wi-Fiはありますか?
-
ソフトバンクで実質パケット無制限のポケット型Wi-Fiサービスはありません。
ソフトバンクが提供するモバイル回線を利用した実質無制限のサービスは「ソフトバンクエアー(ホームルーター)」のみとなっています。
ポケット型Wi-Fiはインターネットではなく店舗でレンタルできますか?
- ポケット型Wi-Fiはインターネットではなく店舗でレンタルできますか?
-
WiFi東京レンタルショップなど、実店舗受け取りができるサービスは存在します。
基本的に端末レンタルとなると「短期レンタルサービス」となり、事前にインターネットで予約が必要な場合が多いです。
以前はツタヤなどでもレンタルが可能でしたが、見かけなくなりました。(監修者河村によるコメント)
無料で使えるポケット型Wi-Fiはありますか?
- 無料で使えるポケット型Wi-Fiはありますか?
-
UQ WiMAXが提供する「Try WiMAX」であれば15日間のお試し利用が可能です。
ワイモバイルのPocketWiFi®️をおすすめしないのはなぜですか?
- ワイモバイルのPocketWiFi®️をおすすめしないのはなぜですか?
-
プラチナバンドが利用できるのは月間7GBまでとなっていることに加えて、月間無制限で使える「アドバンスドオプション」は月額4,818円(税込)となっており、5G通信も利用できないことから、WiMAX +5Gと比較すると若干条件が難しいと判断したためです。(監修者河村によるコメント)