Teamsで画面共有する方法!やり方やできない時の対処法について解説
リモートワークが一般的となり、WEB会議にもさまざまなアプリが登場しています。
知名度が高いWEB会議アプリでは、Microsoft Teamsなどがビジネスシーンで活躍していますね。
Microsoft Teamsの特徴のひとつに、自分が見ているブラウザ画面を参加者全員と共有できる画面共有機能があるのをご存じでしょうか?
本記事では、Microsoft Teamsの画面共有の操作方法と画面共有ができないときの対処法について解説します。
Microsoft Teamsの画面共有とは?
Microsoft Teamsの画面共有とは、自分が現在開いているブラウザやファイル、画像などをWEB会議参加者全員と共有する機能です。
会議やチャットなどで相手に資料を渡したり見せたいとき、一般的なツールではファイル送信機能を使いますよね?
画面共有機能を使えば、Microsoft Teamsの参加者全員とファイルを共有することができる優れた機能です。
わざわざファイルや画像を全員に送信する手間がなく、全員が画面上で確認・閲覧ができるのでスピーディーにWEB会議の効率化が図れます。
Microsoft Teamsで画面共有できる内容
Microsoft Teamsで、画面共有ができる内容は次のとおりです。
- デスクトップ画面
- ブラウザなどのウィンドウ
- PowerPoint Live
画面共有できる内容の詳細を解説します。
デスクトップを画面共有
パソコンやスマートフォンなどのホーム画面、アプリやファイルなどのアイコンが並んでいるデスクトップ画面を共有できます。
今、あなたが使用している端末で表示されているデスクトップ(ホーム画面)が、そっくりそのままMicrosoft Teamsの参加者全員の画面上で共有されるのです。
デスクトップ画面が対象ですので、画面下のタスクバーなども共有対象になります。
デュアルモニターなど複数のデスクトップ画面を表示できる環境の場合、すべての画面を表示可能です。
ウィンドウを画面共有
ブラウザやファイルフォルダ、メモ帳などの開いたアプリのウィンドウの画面をMicrosoft Teams上で共有できます。
たとえば、フォルダ内のファイルを一覧できたり、画像やメモ書きの内容をWEB会議参加者のMicrosoft Teams画面上に映し出すことが可能です。
ファイル送信の必要がないので、ウィンドウの画面共有のみで全員に見せたい資料をすぐに可視化できます。
デスクトップの画面共有と違い、共有できるウィンドウは任意で選択可能です。
PowerPoint Liveで画面共有
画面共有機能で表示されたPowerPointのファイルを、WEB会議参加者全員にスライドしながら見せることができます。
PowerPoint Liveとは、PowerPointで作成したファイルをMicrosoft Teamsで共有できる機能です。
アプリの起動は発表者1人で済むので、WEB会議の参加者全員がわざわざ起動させる必要がありません。
PowerPointで作成した資料を使い、WEB会議をスムーズに進めることができます。
Microsoft Teamsで画面共有する方法
Microsoft Teamsの画面共有方法について、実際の画面で解説します。
まずはMicrosoft TeamsでWEB会議を始めましょう。
スマートフォンからの場合だと、上のような画面になります。
デバイスごとに画面のデザインは若干違いますが、操作方法や表記はほぼ同じです。
ブラウザ版の表示画面
どのデバイスでも画面共有の方法は共通しているので、やり方さえ覚えればOSがMacでもWindowsでも使えるようになります。
WEB会議で画面共有するやり方
WEB会議を開始したら、画面下にある「三点リーダー」をタップします。
タップするとメニューが開かれます。
あとは、WEB会議で参加者に共有したいメニューを選べば画面共有操作は完了です。
ちなみに、ブラウザ版やデスクトップアプリ版の場合、WEB会議画面上部に「共有」アイコンが出てきます。
チャットで画面共有するやり方
Micrsoft Teamsでは、チャットでの画面共有がデスクトップアプリ版でのみしかできません。
ブラウザ版で見ると、上に画面共有ボタンが出ていませんよね?
では、デスクトップアプリ版を見てみましょう。
右上の赤枠、矢印で示したところに共有ボタンが出ています。
共有できる画面は下の枠内に出ているので、画面共有したい対象をクリックしましょう。
チャットでの画面共有方法は、WEB会議と操作感覚がほとんど同じです。
Microsoft Teamsでうまく画面共有できない時の対処法
Microsoft Teamsでの画面共有方法は、おおむねどの端末でも操作方法は共通しています。
しかし、環境によっては上手く画面共有ができないケースがあるので、考えうる原因を紹介しましょう。
- OSやアプリのバージョンが古い
- 端末のスペックがMicrosoft Teamsの要件を満たしていない
- 画面共有ができるアプリ・デバイスではない
- 画面共有の条件を満たしていない
画面共有は対応しているOSやアプリのバージョンであることが前提のため、最新版であることを確認しておきましょう。
Microsoft Teamsにはある程度のマシン性能が求められるため、ハードウェア要件を見てから画面共有が可能なデバイスかを確認することが必須です。
Microsoft Teamsは多少スペックが劣っていても起動自体は可能ですが、一部機能を使い際に不具合が出るので気をつけましょう。
画面共有ができる環境は限られており、すべての機能を使えるのはデスクトップアプリ版のみです。
WEB会議での画面共有は、スマートフォンやブラウザ版でも可能ですが、チャット機能ではデスクトップアプリ版だけの対応になります。
チャットで画面共有を行う場合、必ずチャット相手が参加していることを確認しましょう。
相手がいない一人チャットでは、デスクトップアプリ版でも画面共有はできません。
以上を確認して、Microsoft Teamsの画面共有を試してください。
操作に慣れるまでは、複数アカウントを使って1対1での画面共有の練習をおすすめします。
まとめ
リモートによるWEB会議で、Microsoft Teamsを使った画面共有は相手とのやり取りをスムーズに行える非常に便利な機能です。
自分が目にしているファイルや資料などを可視化し、内容をそのまま伝えられるのは相手にとっても親切かつわかりやすいので、ぜひ操作方法をマスターしておくべきでしょう。
本記事では、Microsoft Teamsの画面共有のやり方とできないときの対策をお伝えしました。
あなたがMicrosoft Teamsの画面共有を活用し、スムーズなWEB会議が実践できるよう願っています。