海外でも使える無制限レンタルポケット型Wi-Fi5選!おすすめサービスや注意点も解説
海外へ行く際、現地でスマホやパソコンを利用するために、ポケット型Wi-Fiをレンタルするシーンがあります。
海外でも使えるポケット型Wi-Fiをレンタルすれば、現地でも国内と同じようにインターネットが利用できます。
しかし、海外でも使えるポケット型Wi-Fiには、データ容量に制限のあるものも少なくありません。
そこで本記事では、海外でも使える無制限のポケット型Wi-Fiを紹介します。
また、コスパ重視の方向けに無制限以外でおすすめできるサービスもピックアップしました。
さらに、海外で使えるポケット型Wi-Fiの選び方や注意点も解説していますので、利用を検討している方は、参考にしてみてください。
海外でも使えるおすすめポケット型Wi-Fiレンタルサービス比較表
はじめに、本記事で紹介する海外用ポケット型Wi-Fiレンタルサービスの比較表をご覧ください。
サービス名 | 料金 | データ容量 | エリア(国) |
---|---|---|---|
グローバルWiFi | 300円/日〜 ※早割適用料金 | 300MB/日〜無制限 | 200以上の国と地域 |
WiFiBOX | 300円/日〜 | 500MB/日〜無制限 | 126の国と地域 |
HIS Wi-Fi | 590円/日〜 | 500MB/日〜無制限 | 150以上の国と地域 |
jetfi | 878円/日〜 | 350MB/日〜無制限 | 100ヵ国以上 |
イモトのWiFi | 640円/日〜 | 500MB/日〜無制限 | 200以上の国と地域 |
クラウドWiFi | 700円/日〜 ※海外利用時の料金のみです。上記とは別に基本料金がかかります。 | 20GB/月〜100GB | 134ヵ国 |
Trip WiFi | 500円/GB〜(7日間) | 1GB/日〜※都度チャージ | 100ヵ国以上 |
ジャパエモ | 2,750円/5日間〜 | 150GB/日〜 | 49ヵ国 |
AiR-WiFi | 1,320円(税込)/月〜 ※海外利用時の料金のみです。上記とは別に基本料金がかかります。 | 100GB/月 | 135ヵ国 |
上記から、データ容量の違いや利用可能なエリア、最安料金などがわかります。
ただし、それぞれ料金体系など異なる特徴を持っています。
詳しくはこのあと解説していますので、気になるサービスがある方は本記事でご確認ください。
海外でも使えるデータ容量無制限のレンタルポケット型Wi-Fi5選
海外でも使えるレンタルのポケット型Wi-Fiはいくつかありますが、そのなかでも「データ容量無制限」のものをピックアップして紹介します。
海外でもデータ容量を気にせずWi-Fiを利用したいという方は、こちらを参考に利用するサービスを見つけてみましょう。
グローバルWiFi
グローバルWiFiは、株式会社ビジョンが運営する海外Wi-Fiレンタルサービスです。
2016年から2021年の間、6年連続で海外Wi-Fiレンタル利用者数No.1となっており、非常に多く利用されていることがわかります。
海外200以上の国と地域で利用できるグローバルWiFiは、定額制の料金体系なので、使いすぎて費用が高額になる心配がありません。
また、24時間365日のサポート体制なので、海外でポケット型Wi-Fiを利用中にトラブルが起きても安心です。
さらに、国内19の空港と36のカウンターでも受け取れるので、非常に使いやすいサービスといえるでしょう。
レンタル料金 | 300円/日〜 ※早割適用料金 |
利用可能なエリア | 200以上の国と地域 |
受け取り方法 | 空港カウンター空港ロッカー宅配便コンビニ現地 |
返却方法 | 空港カウンター空港ロッカー宅配便現地 |
周遊プランの有無 | あり(970円/日〜) |
サポート体制 | 電話LINEメール問い合わせフォーム ※24時間365日 |
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グローバルWiFi
WiFiBOX
WiFiBOXは、完全非接触で利用できる海外利用可能なレンタルポケット型Wi-Fiです。
セルフ受け取りシステムを採用しているため、店頭で待つことなくスムーズにポケット型Wi-Fiをレンタルできます。
また、WiFiBOXでレンタルできる端末はモバイルバッテリー一体型なので、スマホ用のモバイルバッテリーをポケット型Wi-Fiと一緒にレンタルしたいという方におすすめです。
レンタル料金 | 300円/日〜 |
利用可能なエリア | 126の国と地域 |
受け取り方法 | 空港駅(東京駅・新宿駅) |
返却方法 | 空港駅(東京駅・新宿駅) |
周遊プランの有無 | あり(590円/日〜) |
サポート体制 | 電話メールチャット※24時間 |
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WiFiBOX
HIS Wi-Fi
HIS Wi-Fiは、150以上の国と地域で利用可能なレンタルポケット型Wi-Fiです。
3500mAhの大容量バッテリーを搭載した端末は、海外利用時にバッテリー切れが起きにくいので使いやすいでしょう。
また、端末にはタッチパネルディスプレイがあり、データ利用量やSSIDなども確認しやすくなっています。
受け取りは空港カウンターまたは郵送で、返却用のレターパックが同梱されているため、返却は一式を入れてポストへ投函するだけです。
返却に手間をかけたくない方は、HIS Wi-Fiのようにレターパックが同梱されているサービスを選ぶとよいでしょう。
レンタル料金 | 590円/日〜 |
利用可能なエリア | 150以上の国と地域 |
受け取り方法 | 空港カウンター郵送 |
返却方法 | 郵送 |
周遊プランの有無 | あり(900円/日〜) |
サポート体制 | 問い合わせフォーム |
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HIS Wi-Fi
jetfi
jetfiは、100ヵ国以上で利用できるレンタルポケット型Wi-Fiです。
料金プランはデータ容量ごとに4種類あり、もっとも小さい「350MB/日」のプランを選択すれば、費用を抑えつつ海外でポケット型Wi-Fiを利用できます。
また、オプションのIP電話「jet-phone機能」を利用すれば、1日あたり198円(税込)で海外から日本へ電話がかけ放題になります。
さらに、ポケット型Wi-Fiとセットで海外旅行保険も申込み可能です。
海外から通話料を気にせず電話をかけたい方や、保険も利用したい方はjetfiを検討してみましょう。
レンタル料金 | 878円/日〜 |
利用可能なエリア | 100ヵ国以上 |
受け取り方法 | 空港(コンビニ・郵便局)郵送(コンビニ・郵便局)宅配便 |
返却方法 | 郵送宅配便 |
周遊プランの有無 | あり(953円/日〜) |
サポート体制 | 電話(土日祝日を除く9:30〜18:30)メール |
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jetfi
イモトのWiFi
イモトのWiFiは、200ヵ国以上で利用できるレンタルポケット型Wi-Fiです。
料金プランが3種類に分かれており、必要なデータ容量や予算に合わせて選ぶことができます。
また、ポケット型Wi-Fiとセットで翻訳機「ポケトーク」もレンタルできます。
そのほか利用できる国が多いため、ほかのサービスが対応していない国へ行く際はイモトのWiFiをチェックしてみるとよいでしょう。
レンタル料金 | 640円/日〜 |
利用可能なエリア | 200以上の国と地域 |
受け取り方法 | 空港カウンター宅配便東京本社 |
返却方法 | 空港返却BOX宅配便東京本社 |
周遊プランの有無 | あり(1,580円/日〜) |
サポート体制 | 電話(平日9:00〜20:00/土日祝10:00〜19:00)問い合わせフォーム |
\イモトのWiFiのお申し込みはこちら/
イモトのWiFi
データ容量の制限がある海外WiFiレンタルサービス
ここから紹介するのは、無制限プランを提供していない海外利用可能なレンタルポケット型Wi-Fiサービスです。
海外でWi-Fiは必要だけれど無制限プランは不要という方は、以下で紹介しているサービスも検討してみましょう。
クラウドWiFi
クラウドWiFiは、月額制のポケット型Wi-Fiレンタルサービスです。
基本プランはデータ容量ごとに3種類あります。
20GBプラン | 2,580円(税込) |
50GBプラン | 2,980円(税込) |
100GBプラン | 3,718円(税込) |
クラウドWiFiを海外で利用する際は、普段使っている端末をそのまま海外へ持って行くだけです。
面倒な手続き不要で、電源を入れればすぐに利用できます。
また、海外では1日ごとの料金設定となっており、使わなかった日の費用は発生しません。
なお、海外で1日あたり利用できるデータ容量は1GBまでですが、1GBを超えても384kbpsで利用できるため、メールやWEBサイトの閲覧などは問題ないでしょう。
基本的には国内でポケット型Wi-Fiを使い、時々海外へ行くという方にクラウドWiFiはおすすめです。
レンタル料金 | 700円/日〜 ※海外利用時の料金のみです。上記とは別に基本料金がかかります。 |
利用可能なエリア | 134ヵ国 |
受け取り方法 | 空港(郵便局)郵送店頭(新宿) |
返却方法 | 宅配便郵送店頭(新宿) |
周遊プランの有無 | なし(複数の国でそのまま利用可能) |
サポート体制 | 電話Wechat ※24時間365日 |
\クラウドWiFiのお申し込みはこちら/
クラウドWiFi公式サイトを見る▷▷
Trip WiFi
Trip WiFiは、完全チャージ型のポケット型Wi-Fiです。
そのため、厳密にはレンタルサービスではありませんが、必要に応じてデータ容量をチャージして海外利用できるので、今回紹介しました。
基本使用料は無料となっており、海外で必要な時のみデータ容量を1GBからチャージして利用できます。
チャージはTrip WiFi専用のアプリから簡単に行えます。
ただし、Trip WiFiは端末を19,580円(税込)で購入する必要があるので注意してください。
普段国内ではポケット型Wi-Fiを使わないけれど、頻繁に海外で利用する機会があるという方に、Trip WiFiはおすすめです。
レンタル料金 | 500円/GB〜(7日間) |
利用可能なエリア | 100ヵ国以上 |
受け取り方法 | 指定住所で受け取り |
返却方法 | 不要 |
周遊プランの有無 | なし |
サポート体制 | メールチャット |
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Trip WiFi
ジャパエモ
ジャパエモは、利用する国や地域ごとにパック料金で利用できるレンタルポケット型Wi-Fiです。
1日ごとの料金プランはないので、ある程度まとまった日数で利用する方に向いているでしょう。
また、ヨーロッパ向けの周遊プランがあるため、イタリアやフランス・イギリスなど複数ヵ国を移動する際に便利です。
レンタル料金 | 2,750円/5日間〜 |
利用可能なエリア | 49ヵ国 |
受け取り方法 | 宅配便 |
返却方法 | 郵送 |
周遊プランの有無 | あり(3,010円/7日間〜) |
サポート体制 | 電話(平日10:00〜19:00)問い合わせフォーム |
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ジャパエモ
AiR-WiFi
AiR-WiFiは、先に紹介したクラウドWiFiと同じく、月額制のレンタルポケット型Wi-Fiサービスです。
端末の種類によって3つの料金プランがありますが、すべて国内での利用時は月間100GBまで利用できます。
プラン | 月額料金 | 特徴 |
---|---|---|
サクッとプラン | 3,278円(税込) | 同時接続5台までの旧デザインモデル |
らくらくプラン | 3,377円(税込) | 同時接続10台まで可能な最新モデル |
まるっとプラン | 3,608円(税込) | スマホの充電も可能なモデル |
また、国内で利用している端末は、海外へ持って行ってそのまま利用できます。
海外料金プランは国によって2種類に分かれており、1日あたり1GBを超えると128kbpsの速度制限がかかるので注意しましょう。
プラン | 月額料金 | 主な利用国や地域 |
---|---|---|
AIR 01プラン | 1,320円(税込) | アジア・ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリア |
AIR 02プラン | 1,760円(税込) | 中東・アフリカ・南米 |
なお、AiR-WiFiは海外プランも月額制となっているため、長期間の滞在を予定している方におすすめです。
レンタル料金 | 1,320円(税込)〜 ※海外利用時の料金のみです。上記とは別に基本料金がかかります。 |
利用可能なエリア | 135ヵ国 |
受け取り方法 | 指定住所で受け取り |
返却方法 | 郵送宅配便 |
周遊プランの有無 | あり(1,320円/月〜) |
サポート体制 | チャットメール |
\AiR-WiFiのお申し込みはこちら/
AiR-WiFi
海外でWi-Fiを使うポケット型Wi-Fi以外の方法
海外でWi-Fiを利用する方法は、ポケット型Wi-Fi以外にもいくつかあります。
ただし、それぞれ注意しなければならない点があるので、海外へ行く予定がある方は以下の点についても理解しておきましょう。
空港やホテルのフリーWiFi
多くの空港やホテルには、無料で利用できるフリーWi-Fiがあります。
フリーWi-Fiは場所によってそのまま利用できるものと、パスワード入力が必要な場合があります。
ホテルのフリーWi-Fiには、パスワード入力が必要となるものが多いでしょう。
海外で頻繁にインターネットを使うことはないのであれば、こうしたフリーWi-Fiだけでも十分かもしれません。
しかし、フリーWi-Fiは多くの方が利用するため、通信速度が極端に遅いケースがあります。
また、フリーWi-Fiは不正アクセスやウイルス感染などセキュリティ面でのリスクがあるので、利用には注意が必要です。
スマホの海外ローミング
スマホには、キャリアが提供している「海外ローミング」というサービスがあります。
スマホの設定で海外ローミングをオンにすると、普段使用しているスマホが海外でもそのまま利用できて非常に便利です。
しかし、海外ローミングの使用料は通常料金に比べて割高となる傾向があります。
また、使ったデータ容量によって料金が決まる場合は、使いすぎて高額請求となるおそれもあります。
【結論】海外旅行や出張でWiFiを使うならポケット型Wi-Fiがおすすめ
セキュリティ面や費用面を考慮すると、海外ではフリーWi-Fiや海外ローミングではなく、レンタルポケット型Wi-Fiを利用するのがおすすめです。
ポケット型Wi-Fiなら不正アクセスなどの不安もなく、あらかじめどれくらい費用がかかるかも把握できるので、初めて海外へ行くという方でも安心して利用できるでしょう。
海外でも使えるポケット型Wi-Fiを選ぶ際の6つのポイント
本記事では、海外でも使えるポケット型Wi-Fiをいくつか紹介してきました。
しかし、結局どれを選べばよいか分からないという方もいらっしゃるでしょう。
そこで、海外でも使えるポケット型Wi-Fiの選び方について、6つのポイントにまとめて解説します。
今後海外へ行く予定がある方は、以下のポイントを参考に自身に合ったポケット型Wi-Fiを見つけてください。
1.対応エリア(国)
海外で使うポケット型Wi-Fiは、対応エリア(国)を事前に確認しましょう。
サービスによって利用できる国や地域が異なるため、対応エリアを調べずにレンタルすると、現地で利用できないおそれがあります。
せっかく費用を支払ってレンタルしても、Wi-Fiが利用できなければ意味がありません。
そのため、渡航先で使用できるサービスかどうかを確認したうえで、申込みましょう。
2.通信速度やデータ容量
通信速度やデータ容量も、海外ポケット型Wi-Fiを選ぶ際の重要なポイントです。
特に出張で海外へ行く方は仕事でWi-Fiを利用するシーンがあると思いますので、必要な速度やデータ容量が利用できるポケット型Wi-Fiを選びましょう。
大容量のものやデータ容量を追加できるサービスなら、速度制限に悩まされることもなく安心です。
ただし、データ容量が大きいプランは料金も高くなるので注意してください。
3.端末の受け取り・返却方法
端末の受け取り方法や、返却方法も確認しておきましょう。
空港で受け取りや返却ができるサービスなら、手間がかからず便利です。
また、事前に端末を受け取っておきたい方は、宅配便などで自宅受け取りできるサービスを選ぶとよいでしょう。
なお、サービスによっては別途送料や返送費用が自己負担となるケースもあるため、送料も確認しておくのがおすすめです。
4.料金総額
海外用のレンタルポケット型Wi-Fiは、日ごとや使ったデータ容量によって料金が決まるものが多くなっています。
しかし、これ以外にもいろいろな費用が発生するケースがあるので、必ず料金総額で比較しましょう。
端末の受け取りや返送時にかかる送料や手数料、補償プランなどのオプション費用も含めて計算すれば、正確な料金比較ができます。
5.周遊プランの有無(複数国用)
複数の国を移動するという方は、周遊プランが利用できるかどうかチェックしましょう。
周遊プランとは、「アジア」や「ヨーロッパ」など特定地域にある複数の国でポケット型Wi-Fiを利用できるプランです。
周遊プランなら1ヵ国ごとではなく日数での料金設定となり、費用を抑えられる場合があるのでコスパ重視の方は必ず確認しておきましょう。
6.サポート体制
現地でポケット型Wi-Fiが繋がらない、電源が入らないなどのトラブルが発生した際、スムーズに解決できるサポート体制があると便利です。
電話やチャットで24時間体制のサポートをしているサービスなら、いつでも問い合わせができるので、安心して利用できるでしょう。
サービスによってサポートの受付時間が限定されている場合があるので、申込み前にサポートの対応時間なども調べておくのがおすすめです。
海外でも使えるポケット型Wi-Fiの受け取り・返却方法
海外でも使えるポケット型Wi-Fiの受け取りや、返却方法を解説します。
当日になって慌てないためにも、大まかな流れをチェックしておきましょう。
1.公式サイトから申込み
海外用のレンタルポケット型Wi-Fiは、WEBからの申込みがほとんどです。
公式サイトから、必要なデータ容量や渡航先に合わせてプランを選び、申込みましょう。
端末の受け取り方法や到着日なども、申込みのタイミングで選択します。
2.端末の受け取り
公式サイトから申込みをしたら、次は端末の受け取りです。
空港カウンター受け取りを選択した場合は、当日空港で端末を受け取ってそのまま海外へ行けます。
当日時間に余裕がないという方は、自宅など指定住所であらかじめ端末を受け取っておくのがよいでしょう。
3.海外で利用する
端末を受け取り海外へ行ったら、電源を入れてポケット型Wi-Fiを利用します。
4.返却する
帰国したら、端末を返却します。
返却方法はサービスごとに異なりますので、申込みの際に選択した方法で端末を返却しましょう。
海外でも使えるWiFiルーターを利用する際の5つの注意点
海外でも使えるポケット型Wi-Fiは、現地でも国内と同じようにWi-Fiを利用できるため、非常に便利です。
しかし、国内でポケット型Wi-Fiを利用する場合とは異なる、いくつかの注意点があります。
海外でポケット型Wi-Fiを利用するという方は、以下の点に注意してください。
指定した国でしか使えない場合がある
海外用のポケット型Wi-Fiは、サービスによってあらかじめ選択した国でしか利用できないケースがあります。
また、指定していない国で利用すると、別途費用が発生することもあるので注意しましょう。
あらかじめ複数の国で利用することが分かっている場合は、周遊プランなどを選択するのがおすすめです。
無制限ではないポケット型Wi-Fiは速度制限に注意
国内での利用と同様に、海外用のポケット型Wi-Fiもデータ容量を使いすぎると速度制限がかかります。
速度制限がかかると十分な速度が出ないため、WEBサイトやSNSの利用が難しくなる可能性があるので注意しましょう。
ただし、データ容量無制限のポケット型Wi-Fiなら、速度制限を気にせず海外でもインターネットを利用できます。
多くのデータ容量を必要とする方は、海外で利用できるポケット型Wi-Fiの無制限プランを選ぶようにしましょう。
【参考】海外でポケット型Wi-Fiを利用する際のデータ容量の目安
海外用のポケット型Wi-Fiレンタルサービスは、データ容量によって料金プランが分かれているものがあります。
しかし、どれくらいデータ容量が必要なのかがわからないという方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、以下を目安にしてください。
対象アプリ | 通常プラン(300MB/日) | 大容量プラン(600MB/日) | 超大容量プラン(1.1GB/日) |
---|---|---|---|
WEB閲覧 | 約370ページ | 約750ページ | 約1,400ページ |
マップ検索 | 約40分 | 約1時間30分 | 約2時間50分 |
YouTube閲覧 | 480p:約30分 1,080p:約10分 1,440p:約4分 2,160p:約2分 | 480p:約60分 1,080p:約20分 1,440p:約8分 2,160p:約4分 | 480p:約113分 1,080p:約38分 1,440p:約14分 2,160p:約7分 |
LINEトーク | 約7,500通 | 約15,000通 | 約28,000通 |
LINE音声通話 | 約5時間 | 約10時間 | 約18時間40分 |
メール送信 | 約120通 | 約250通 | 約470通 |
Skype音声通話 | 約4時間20分 | 約8時間50分 | 約16時間30分 |
Skypeビデオ通話 | 約50分 | 約1時間40分 | 約3時間 |
Instagram閲覧 | 約30分 | 約1時間 | 約1時間50分 |
上記は、グローバルWiFiの各プランに対する利用目安です。
たとえば何度も海外へ行っていてマップ検索などは必要なく、LINEトークくらいしか使わないという方なら、1日あたり300MB以下のプランでも問題ないでしょう。
反対に、初めての海外でマップ検索やWEBサイトの閲覧、LINEトークや音声通話などを頻繁に利用するという方や、海外から日本とビデオ通話したいといったような方は、ある程度データ容量に余裕のあるプランを選択するのがおすすめです。
バッテリー容量が大きい端末は機内持ち込みがおすすめ
航空機に搭乗する際、手荷物を預ける場合がありますが、160Whを超えるバッテリー容量の大きなポケット型Wi-Fiは預けられません。
また、ポケット型Wi-Fiやスマホの充電に使用するモバイルバッテリーは、容量に関係なく手荷物として預けられないので注意しましょう。
詳細は、空港のホームページなどで確認できます。
端末を破損・紛失すると高額な費用を請求される
レンタル用のポケット型Wi-Fiは借り物なので、万が一破損や紛失があると、高額な費用を請求されます。
端末を破損したり紛失したりしないように、安全に保管しておきましょう。
不安な方は、レンタルサービスのオプションにある補償プランなどを選択するのがおすすめです。
補償プランに加入すると、端末の弁済金を軽減できるケースがあります。
返却が遅れると延滞金が発生する
サービスによっては、返却が遅れると延滞金が発生するので注意しましょう。
事前に延長の連絡をすると延滞金より安くなるケースもあるので、もし返却期限に間に合わないようであれば、サポート窓口などへ連絡するのがおすすめです。
また、事前に延滞や延長について公式サイトなどで確認しておきましょう。
まとめ
海外でも使えるポケット型Wi-Fiには、データ容量無制限のものがあります。
無制限のポケット型Wi-Fiがあれば、海外でも自由にインターネットを利用できるため、大変便利でしょう。
ただし、データ容量に制限があるものと比べ、無制限のプランは料金が高くなるのがデメリットです。
そこまでデータ容量が必要ない方は、制限のあるプランも視野に入れて検討するのがおすすめです。
また、海外で使えるポケット型Wi-Fiを選ぶ際は、対応エリアや受け取り・返却方法、サポート体制なども同時にチェックしておきましょう。
海外で使えるレンタルのポケット型Wi-Fiはたくさんありますので、本記事を参考に、自身に合ったサービスを見つけてください。
海外でも使えるポケット型Wi-Fiについてよくある質問
海外でも使えるポケット型Wi-Fiについてよくある質問を、ピックアップして紹介します。
世界中どこでもポケット型Wi-Fiは使える?
- 世界中どこでもポケット型Wi-Fiは使える?
-
ポケット型Wi-Fiはすべての国で利用できるわけではありません。
しかし、200以上の国と地域で利用できるサービスなどもあるため、出張や旅行で行く一般的な国であれば、ほぼ利用できると考えてよいでしょう。
実際に利用できるかどうかは、各サービスの対応エリアを確認してください。
海外で使えるWi-Fiルーターは複数の国で利用できる?
- 海外で使えるWi-Fiルーターは複数の国で利用できる?
-
海外用のポケット型Wi-Fiは、複数の国で利用できます。
ただし、サービスによっては事前に利用する国を申請しなければならないケースがあります。
あらかじめ複数の国で利用する場合は、周遊プランなどを利用するとよいでしょう。
使いすぎて高額な費用を請求されることはある?
- 使いすぎて高額な費用を請求されることはある?
-
基本的に海外で使えるレンタルのポケット型Wi-Fは1日ごと、あるいは月ごとの料金が決まっているので、使いすぎて費用が高額になるといったことはありません。
ただし、データ容量を追加(チャージ)するタイプのサービスは、チャージし過ぎると高額になるので注意が必要です。
ポケット型Wi-Fiを使わない日の料金は請求されないの?
- ポケット型Wi-Fiを使わない日の料金は請求されないの?
-
レンタルサービスの料金体系によっては、使った日のみ料金が発生するものがあります。
こうしたサービスなら、使っていない日の料金を請求されることはありません。
反対にレンタル日数によって料金が決まるサービスや、月額制のサービスは使ったかどうかに関係なく、決まった料金が請求されます。