WiMAXの機種変更方法!SIMカードの差し替え・入れ替えについても解説
3日間制限の撤廃や5Gの提供開始など、WiMAXには新しいサービスが登場しています。
使用している端末機種が古くなってくると、だんだん新しい機種に目移りしがちですよね?
新機種は操作性などの使い勝手はもちろんのこと、性能面でも旧機種より優れているので、長く使っていると「そろそろ機種変更の時期かな…?」と思うこともしばしば。
本記事では、WiMAXの機種変更方法からSIMカードの差し替え・入れ替えについて解説しています。
SIMカードも同時に変更するものなのか、前の端末機種やSIMカードはどう扱えばいいのかをくわしく解説しているので、機種変更を検討されている方はぜひご参考ください。
WiMAXの機種変更とSIMカードの入れ替えは同時に行う必要はない
WiMAXの機種変更とSIMカードの入れ替えは、必ずしも同時に行う必要はありません。
変更するのは機種端末のみで、現在のプロバイダーを継続する場合は、現在使用中のSIMカードを機種変更後の端末に差し替えるだけでOKです。
機種変更とプロバイダーの乗り換えを並行して行う場合、機種端末とSIMカードは同時に入れ替える必要があります。
機種変更のタイミング
機種変更を考える主なタイミングは、次のとおりです。
- WiMAX 2+からWiMAX +5Gへの移行
- 動作が重くなってきた
- バッテリーの消耗が早い
- 本体の故障や紛失時
- 新機種が出た
ほとんどのケースでは、現在の環境に本体性能が追いつかなくなってきたタイミングが機種変更のタイミングとされています。
「本体の処理速度が遅く、Wi-Fiにつながりにくい」「使用しているルーターのWi-Fi規格が古い」「5G非対応・新機能が使えない」などです。
WiMAX +5Gは対応機種以外の機種では使えないため、WiMAX 2+からグレードアップする際には必ず機種変更が必要になります。
愛着のある機種端末を長く使用するのは悪いことではありませんが、新規格や新サービスに対応できないままだとWiMAXの性能を生かしきれないというデメリットがあります。
また、経年劣化によってバッテリーの消耗が激しくなったり、液晶が欠ける、一部の操作が利かないなど本体の寿命が近づいていると感じたときも機種変更のタイミングです。
本体そのものが故障や紛失した、新機種が発売された場合も別の機種に乗り換えるタイミングといえるでしょう。
SIMカードの差し替え(入れ替え)タイミング
SIMカードを差し替える主なタイミングは。次のとおりです。
- 契約プランの変更
- プロバイダーの乗り換え
- SIMカードの規格が異なる機種への交換時
SIMカードは、料金プランの変更やプロバイダーを乗り換える際に差し替えるのが基本です。
利用しているプロバイダーの契約プランを継続し、機種変更をする場合は使用中のSIMカードをそのまま新しい機種端末に入れ替えるだけで済みます。
海外旅行などで一時的にプリペイド式SIMカードを使うなど、シチュエーションが限られるため、SIMカードは頻繁に差し替え・入れ替えするようなものではありません。
また、WiMAXのSIMカードには「nanoSIM」「microSIM」と規格ごとにサイズが異なります。
現在の主流はnanoSIMですが、一昔前のルーターはmicroSIMが使われているので、中古でルーターを手に入れた場合は差し替えが必要になるケースに注意しましょう。
WiMAXはルーター間でのSIMカード入れ替えが可能
WiMAXは、機種変更・端末変更した際のSIMカードは端末間で入れ替えが可能です。
SIMの入れ替えに手続きの必要がなく、端末が2台以上あればその場で入れ替えることができます。
モバイルルーター(ポケット型Wi-Fi)とホームルーター間でSIMを入れ替え、1つのカードで使い分けることもできるのです。
差し替えに手間がかかり、SIMカードを紛失するリスクなどのデメリットがあるので気をつけておきましょう。
また、1枚のSIMカードを併用すると認証エラーが出るケースがあります。
WiMAXの機種変更手順とやり方
WiMAXの機種変更は、契約プランを変更するかどうかで手順が変わります。
WiMAXの機種変更手順パターン
端末機種だけの変更 | 端末を各店舗で購入 |
契約プランごと変更する | 契約プロバイダーで手続き申請後に端末を各店舗で購入 |
WiMAX 2+からWiMAX +5Gに移行する | 契約プロバイダーで移行手続き申請を行う |
端末機種だけ変更の場合、どこの会社や店舗でも端末本体の購入自体は可能です。
WiMAX 2+からWiMAX +5Gへの移行や契約プラン、SIMカードを変更する場合は、契約しているプロバイダーの窓口かマイページで機種変更手続きを行います。
回線切り替えや契約プランの変更、機種端末の購入案内まで一括で行えるので間違えることはまずありません。
UQ WiMAXでは、実店舗や公式サイトであらゆるシチュエーションに対して手厚いサポートを行ってくれるので、機種変更手続きで迷ったときの問い合わせ先におすすめです。
WiMAXの機種変更前の端末は継続して使える
WiMAXを機種変更後、手元に残った古い端末はSIMカードを差し込めば使うことが可能です。
プロバイダーを乗り換えたとしても、現在契約している会社が発行したSIMカードを差し込めばそのまま使用できます。
WiMAX +5Gの契約は、基本的に本体購入になるので新しく買い替える必要がほとんどありません。
中古市場に使わなくなったルーターが流通するケースも多く、不要になっても廃棄処分するより家族やサブとしてキープして置いたほうが後々使い道が出てくる可能性があります。
注意点として、中古で購入したものや他社で購入した端末機種は原則的にサポート対象外となり、あくまで自己責任で使いましょう。
WiMAXのSIMカード差し替え方法
SIMカードの差し替えは手動で行います。
WiMAXのSIMカード差し替え手順
モバイルルーター※ | ホームルーター |
---|---|
1. 電源を切って本体側面のトレイを確認する 2. トレイ横のピンホールをSIMピンで押し込む 3. 出てきたトレイを引き出して中のSIMカードを抜きだす 4. 向きを合わせてSIMカードを差し替えたら電源を入れる | 1. 電源を切って本体底面を見る 2. 背面カバーを外す 3. SIMカードを音がするまで押し込み出てきたSIMカードを抜く 4. 向きを合わせてSIMカードを差し替えたら電源を入れる |
モバイルルーターとホームルーターで、SIMカードの差し替え方法が異なるので要チェックです。
SIMカードに直接手を触れるため、端子部分への接触や本体への故障・破損しないように慎重に行いましょう。
モバイルルーターのSIMトレイを引き出す際、付属品のSIMピンがない場合は、つまようじなどで代用できます。
WiMAXの以前のSIMカードはどうする?
SIMカードは、ルーターのように流用することができません。
WiMAX +5Gへの切り替えや料金契約プランの変更、乗り換えをした場合、古いSIMカードは使えなくなります。
以前のSIMカードはプロバイダーに返却する必要がないので、処分してしまいましょう。
まとめ
WiMAXの機種変更とSIMカードの差し替え・入れ替えは、みなさんが思っている以上に簡単にできるものです。
手続き自体は難しくはないですが、いつ機種変更するかのタイミングがポイントになります。
必要なのは機種変更だけか、現在の契約プランを継続するか変更するか、またはプロバイダーを乗り換えるのかをあわせて考えてみてください。
WiMAXは、端末機種の流用が可能なので、本体さえあればさまざまなシーンで長く幅広く使えるのが魅力です。
もしも、あなたが今のサービスに不満を持っているようなら、さまざまなWi-Fiの情報を発信している当サイトをご利用ください。
あなたが理想のプロバイダーに巡り合えるよう、全力でサポートいたします。
WiMAXの機種変更・端末変更やSIMの入れ替えによくある質問
WiMAXの機種変更・端末変更から、SIMの入れ替えについてよくある質問をまとめました。
以前のSIMカードはWiMAX 2+からWiMAX +5Gに切り替えても使えますか?
- 以前のSIMカードはWiMAX 2+からWiMAX +5Gに切り替えても使えますか?
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WiMAX 2+とWiMAX +5Gは回線が分かれているので、以前のSIMカードは切り替えたら使えなくなります。
WiMAXのSIMカードをスマホに差し替えることはできますか?
- WiMAXのSIMカードをスマホに差し替えることはできますか?
-
WiMAXとスマホは、契約形態や回線が違うので差し替えられません。
SIMカードの規格が一致する場合でも、故障の原因となるおそれがあるので止めておきましょう。
UQ WiMAXから機種変更した端末をカシモWiMAXで使うやり方は?
- UQ WiMAXから機種変更した端末をカシモWiMAXで使うやり方は?
-
カシモWiMAXはSIMのみの契約プランがないため、通常プラン契約後に送られてくるSIMカードを機種変更した端末に差し替える方法になります。
WiMAXではSIMのみ契約できるプロバイダーは、2023年3月時点でUQ WiMAXとBIGLOBE WiMAXのみです。
ちなみにカシモWiMAXは端末代割引サポートがあるので、36ヶ月間使い続ければ端末は実質無料で手に入ります。