WiMAXのルーターを徹底比較!最新機種やモバイルルーターおすすめ端末の紹介
WiMAXを契約する際、自分が使用する端末機種を選ぶ必要があります。
本体性能や使い勝手、使うシーンごとにどれも違ってくるので、最初に慎重に選ぶのが重要です。
そもそもルーターは、モバイルルーターとホームルーターの2種類があるので、どちらのタイプが自分にベストなのかも考えなくてはいけません。
本記事では、WiMAXルーターの最新機種を徹底紹介し、あなたにあった端末選びのサポートをします。
おすすめの機種やプロバイダーもあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
WiMAXのルーター端末機種を比較するポイント
WiMAXのルーターは機種ごとに特徴が異なるので、まず自分が実際に使うことを想定して選ぶことが重要です。
- WiMAXを使うシーン
- 通信速度
- 使い勝手
- 電源
次から、さらにこれらを掘り下げて解説しましょう。
WiMAXルーターを使うシーン(持ち出しの有無)
WiMAXは、携帯型のモバイルルーター(ポケット型Wi-Fi)と据え置き型のホームルーターの2種類に分けられます。
モバイルルーターは屋外でも使用することができ、ホームルーターは自宅専用のWi-Fiです。
普段から自分が、どこでインターネットを使う機会が多いのかを思い返してみてください。
自宅に会社や学校、街中から旅行先と場所を問わずどこでも使いたいのであればモバイルルーター。
「インターネットは自宅以外では使わない」という方は、自宅専用Wi-Fiのホームルーターがおすすめです。
モバイルルーターはWi-Fiを持ち運びできて、どこでも使えるのがメリットですが、通信回線の安定性に不安があるというデメリットがあります。
対して、ホームルーターは比較的通信回線が安定しますが、基本的に契約住所内でしか使えません。
同じWiMAXでも、ルーターのタイプによって使い方が決まってきます。
通信速度(WiMAX +5G対応ルーターかどうか)
通信速度は、インターネットコンテンツによって必要とされる通信速度が変わってきます。
WiMAXの通信回線は、WiMAX・WiMAX 2+・WiMAX +5Gの3種類。
2023年8月時点でWiMAXの最大通信速度は4.2Gbpsですが、どの機種でもこの速度が出せるというわけではありません。
すでに旧WiMAXはサービス提供を終了し、WiMAX 2+もWiMAX +5Gに順次切り替わっています。
しかし、WiMAX 2+対応機種は在庫がなくなるまで提供しているので、市販の機種にはWiMAX +5G非対応の機種も少なからず出回っているのです。
レンタルサービスやホテル、民宿・民泊などではWiMAX 2+端末を主流にしている場所も多く、すべてのWiMAXでWiMAX +5Gが使えるわけではありません。
ネットブラウジングやメールやチャット、標準動画の視聴程度ならWiMAX 2+で十分な速度ですが、高画質動画の視聴やビデオ会議などはWiMAX +5Gのスペックが必須レベルです。
WiMAXルーター端末の操作性と機能性
自分がWiMAXルーターを使用する際、端末の操作性や機能性はある意味で一番重要です。
接続設定の仕方や液晶画面の表示が見やすいなど、WiMAXを使ううえで操作性がシンプルであるほど使い勝手がよくなります。
WiMAXルーターは、機種本体に電波がつながりやすくなるよう、ビームフォーミング・MU-MIMO・バンドステアリングなど、機能性の高い端末が豊富です。
複数デバイスとつなげる機会が多い場合、クレードルをそろえたり、LANポート数や同時接続台数なども考慮しましょう。
モバイルルーターの場合、携帯時の負担が減るように本体重量もチェックすべきポイントです。
バッテリー容量(連続通信時間)
モバイルルーターを選ぶ場合、端末機種のバッテリー容量をチェックしておきましょう。
WiMAXのバッテリー容量は、平均約3,000〜4,000mAh程度です。
バッテリー消費量は端末機種によって違いますが、約10〜12時間前後の連続通信が可能とされています。
WiMAXは従来のポケット型Wi-Fiよりバッテリー容量が多めの機種が見られますが、それだけ消費電力が多いということです。
普段からどの程度WiMAXを使うか、バッテリーの持続時間が関係するので忘れずにチェックしておきましょう。
ホームルーターの電源は、コンセントに差し込むタイプなのでバッテリー容量を心配する必要はありません。
最新機種を含めたWiMAXルーターの比較一覧
現在主流のWiMAXルーターから、ホームルーターとモバイルルーターの最新機種を含め、一覧で比較紹介します。
ホームルーターの比較一覧
今回紹介するWiMAXのホームルーターは次のとおりです。
- Speed Wi-Fi HOME 5G L12
- Speed Wi-Fi HOME 5G L11
- WiMAX HOME 02
- WiMAX HOME 01
- Speed Wi-Fi HOME L02
- Speed Wi-Fi HOME L01/L01s
大まかな性能を一覧表で見てみましょう。
HOME 5G L12 | HOME 5G L11 | HOME 02 | HOME 01 | HOME L02 | HOME L01/L01s | |
---|---|---|---|---|---|---|
通信速度 | 2.7Gbps | 2.7Gbps | 440Mbps | 440Mbps | 1.2Gbps | 440Mbps |
同時接続数 | 40 | 30 | 20 | 20 | 40 | 40 |
LANポート | 2 | 2 | 1 | 2 | 2 | 2 |
アプリ対応 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
WiMAX +5G対応は、最新機種のL12とL11のみ。
HOME 5G L12はMU-MIMO、ビームフォーミングにも対応し、現在のWiMAXホームルーターでは最高性能です。
HOME02・01・L02・L01/L01sはWiMAX 2+のみで、通信速度に大きな開きがあります。
WiMAX +5Gとの性能差は明確で、自宅でサイト閲覧やメールしかしないという理由でもなければ、WiMAX 2+はHOME L02以外では厳しいといえるでしょう。
モバイルルーター(ポケット型Wi-Fi)比較一覧
今回紹介するWiMAXのモバイルルーターは次のとおりです。
- Speed Wi-Fi 5G X11
- Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01
- Speed Wi-Fi NEXT WX06
- Speed Wi-Fi NEXT WX05
- Speed Wi-Fi NEXT W06
- Speed Wi-Fi NEXT W05
WiMAXのモバイルルーターを簡単な一覧表で紹介します。
X11 | SCR01 | WX06 | WX05 | W06 | W05 | |
---|---|---|---|---|---|---|
通信速度 | 2.7Gbps | 2.2Gbps | 440Mbps | 440Mbps | 1.2Gbps | 758Mbps |
重量 | 約174g | 約203g | 約127g | 約128g | 約125g | 約131g |
バッテリー容量 | 4,000mAH | 5,000mAH | 3,200mAH | 3,200mAH | 3,000mAH | 2,750mAH |
同時接続数 | 16 | 10 | 16 | 10 | 16 | 10 |
USB | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
アプリ対応 | 〇 | × | 〇 | × | × | × |
WiMAX +5G対応は、最新機種のX11とSCR01のみ。
同じ5Gでも、X11のほうが最大通信速度が勝っています。
ホームルーターは最新機種が全体的に性能・機能が優れている傾向でしたが、モバイルルーターではそれぞれの機種に長所があるのが特徴です。
通信速度はX11が最速ですが、バッテリー容量ではSCR01が上回り、SCR01がスマートフォンアプリに対応してないのに対し、WX06は対応。
また、WiMAX 2+機種も通信速度こそWiMAX +5Gに劣りますが、一般的な使い方なら通信速度に不足はありません。
通信速度を追求せず、使いやすさで選ぶならWiMAX 2+機種も十分視野に入ります。
WiMAXルーターのおすすめ機種
WiMAXのルーターで、おすすめ機種をモバイルルーターとホームルーターからピックアップしました。
これから契約を検討されている方は、機種選びの参考にしてください。
ホームルーターのおすすめ機種
WiMAXのホームルーターは、Speed Wi-Fi HOME 5G L12が断然おすすめです。
通信速度はL11と同じですが、L12はアンテナ数が倍の4ストリーム、OFDMA対応、バンドステアリング機能搭載で電波がさらにつながりやすくなっています。
同時接続台数も10台増え、前述の機能で複数同時接続時の低速化を緩和させるなど、家庭で使うWiMAXに最適です。
通信速度と性能を考えれば、WiMAXのホームルーターはL12一択といえるでしょう。
モバイルルーター(ポケット型Wi-Fi)のおすすめ
モバイルルーターは、重視するポイントでおすすめ機種が変わってきます。
性能的なことをいえばX11が最高ですが、画面の見やすさと操作性のよさはSCR01が抜群です。
約5.3インチの液晶画面はモバイルルーター最大級で、データ使用量や電波強度がひと目でわかるメーター式表示。
モバイルルーターはスマートフォンのように常に持ち続けるわけではないので、大画面表示で困ることはありません。
バッテリーも大容量の5,000mAhあり、長時間通信にも耐えられますが、その分の重量がほかの機種より重くなっています。
通信速度はほどほどでも、手ごろに使いたいならSpeed Wi-Fi NEXT W06もおすすめです。
WiMAXルーター最軽量の約125gで、液晶画面もシンプルな表示で直感的な操作が可能。
通信速度も1.2Gbpsあり、将来的なWiMAX +5Gへの切り替えを考えている方にも、つなぎの機種として十分な性能です。
WiMAXのおすすめプロバイダー
WiMAXを契約する際の目安として、以下のおすすめプロバイダーを紹介します。
- カシモWiMAX
- GMOとくとくBB WiMAX +5G
- UQ WiMAX
カシモWiMAX
カシモWiMAXの特徴を紹介します。
- 料金形態がシンプルでわかりやすい
- 分割購入で端末代金が実質無料
- 契約期間と解約違約金なし
- 月額料金が初月大幅割引
- 最短即日発送
- 全国送料無料
初月を除く、どの期間も月額料金に変動がなくシンプルなのが特徴です。
WiMAXサービスは割引期間が終了すると月額料金が一気に高くなるので、負担が増えることに不安を抱える方にカシモWiMAXは非常におすすめ。
長期割引やキャッシュバックといった要素がない分、基本料金を抑えているので大きな出費になりにくいのです。
端末代金は分割購入で、毎月の分割代金相当が割引され、実質無料で手に入ります。
5GSA端末プランの場合、月額料金と端末費用が値上がりしますが、端末の支払い方法を分割払いにした際に機種実質無料キャンペーンは変わらず利用することができます。
シンプルにお手ごろなWiMAXをお探しの方におすすめです。
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カシモWiMAX
GMOとくとくBB WiMAX +5G
GMOとくとくBB WiMAX +5Gの特徴を紹介します。
- 他社から乗り換えで違約金補償キャッシュバック
- 初回契約期間の長期割引アリ
- 契約期間と解約違約金なし
- 最短即日発送
- 全国送料無料
最大の特徴が、高額キャッシュバックと長期割引を終了期間未定で実施していることです。
他社からの乗り換え時に違約金が発生した場合、最大40,000円(不課税)のキャッシュバックが補償されます。
乗り換えでキャッシュバックを受け取った際の実質月額料金は、WiMAXの中でも非常に安価です。
平日15:30(土日祝日14:00)までの申込みで、最短即日発送で翌日から使えます。
機種に関しては、最新機種のL13が選択できるので、5GSAの速度を体感したい方はぜひGMOとくとくBB WiMAXをご検討ください。
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GMOとくとくBB
UQ WiMAX
UQ WiMAXの特徴を紹介します。
- WiMAXの提供元による信用のサポート体制
- オンラインショップで端末代金大幅割引
- 最短即日発送
- 全国送料無料
- 15日間のお試し無料トライアルがある
WiMAXは、UQコミュニケーションズ株式会社が提供するWi-Fiサービスです。
サービスへの信頼度は当然、サポート体制が充実しています。
WiMAXでは唯一となる全国で実店舗サポートをしており、UQ モバイルの契約も可能です。
また、契約や解約手続きは年中無休で電話なら9:00〜20:00、オンラインなら24時間対応しています。
UQ WiMAXの端末は、オンラインショップで購入することで大幅割引が受けられるケースが多いため、購入と契約はオンラインがおすすめでしょう。
最短即日、全国送料無料で提供されます。
また、15日間無料でUQ WiMAXが使えるTry WiMAXを実施中です。
お試し期間は端末配送期間も含まれるので、実質10日程度と考えておきましょう。
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まとめ
WiMAXのルーターは、スマートフォンにくらべるとサイクルは短くありません。
数年前に発売された機種でも現役で使われているものが多く、じっくりと自分のライフスタイルにマッチした端末を選ぶのが重要です。
WiMAXルーターを選ぶ際には、どこで使うか・通信速度・端末の使い勝手・バッテリー容量などから重要視するポイントを見つけてください。
当サイトでは、WiMAX以外のポケット型Wi-Fiやプロバイダーのサービスを紹介しています。
あなたに最適なWi-Fiサービスが見つかる情報を提供していますので、ぜひ今後もご活用ください。