Zoom会議の録画方法は?データの保存・共有についても解説

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ZoomでWeb会議を録画する方法をお調べでしょうか?

ビジネス・プライベート問わず多くの利用者がいるWeb会議ツールZoomでは、会議を録画(レコーディング)していつでも見返すことが可能です。

録画を活用することで、会議をより有意義なものにできるでしょう。

本記事では、Zoomの会議を録画する方法や録画の保存先、録画する際の注意点などを詳しく解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください!

この記事の要約
  • Zoomは無料版でもローカルのみ会議の録画が可能
  • 有料版ではクラウド保存もできるようになる
  • Zoom会議の録画はホストだけでなく参加者でも可能
  • Zoom内の機能だけでなくパソコンのOSの機能や外部ツールでも録画ができる(注意点あり)
目次(タップしてジャンプ)

Zoomの機能で会議を録画するための前提条件

zoom recording method002

Zoomは無料版でも会議の録画が可能ですが、利用する端末などの条件によってはできない場合もあります。

録画方法の前に、まずはZoomで会議を録画するための前提条件を確認しておきましょう。

Zoom会議の録画条件

スクロールできます
ローカル
(パソコン)
クラウド
(パソコン)
ローカル
(スマートフォン)
クラウド
(スマートフォン)
無料(ホスト)
無料(ゲスト)
(ホストが許可した場合に可)
有料(ホスト)
有料(ゲスト)
(ホストが許可した場合に可)

(共同ホストになった場合のみ可)

(共同ホストになった場合のみ可)
※ 無料=無料アカウント(ベーシック)、有料=有料アカウント(プロ以上)
※ パソコン、スマートフォンともにアプリを利用した場合

ローカル・クラウドについて
ここでいうローカル・クラウドとは、録画データの保存先を指します。
ローカルは、パソコンなどのデバイスに録画データを直接保存すること、クラウドは、Zoomが提供するクラウド上に保存することです。
※ ローカル・クラウドについては後ほど詳しく解説します。

上記表にあるように、基本的にZoomで会議を録画できるのはホスト側です。

しかし、ゲスト(参加者)であっても、ホストが録画の許可を出すか、共同ホストになった場合に録画可能となります。

なお、スマートフォンアプリでは無料版・有料版問わずローカルでの録画ができません。

基本的に、パソコンを使用する場合に録画がしやすいという認識で問題ないでしょう。

Zoomで会議を録画する方法

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Zoomで会議を録画するための前提条件を把握したところで、実際に会議を録画する方法を詳しくみていきましょう。

Zoomで会議を録画する方法
  1. ホストが録画
  2. ゲスト(参加者)が録画
  3. 自動録画
  4. スマートフォンアプリで録画

ホストがZoom会議を録画する方法

ホスト側でZoom会議を録画する方法は以下の通りです。

ホストがZoom会議を録画する方法

  1. Zoomアプリを開く
  2. ミーティングを開始
  3. 下部のメニューから「レコーディング」を選択
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ホストの場合、メニューからレコーディングをクリックするだけで簡単に会議を録画できます。

録画を開始すると、ゲストには会議が録画されるというメッセージが表示され、録画に同意できないゲストは会議を退出することも可能です。

録画が開始されたあとは、いつでも一時停止や停止の操作ができるようになります。

ゲスト(参加者)がZoom会議を録画する方法

ゲスト(参加者)が録画する場合は、ホストに録画を許可してもらう必要があります。

ホスト側とゲスト側どちらからでも操作が可能です。

ゲストがZoom会議を録画する方法(ホスト側の操作)

  1. ミーティングの下部メニューから「参加者」を選択
  2. 録画を許可したい参加者のメニューから「ローカルファイルのレコーディングを許可」を選択
zoom recording method005
※ スマートフォンアプリの表示

ゲストがZoom会議を録画する方法(ゲスト側の操作)

  1. ミーティングの下部メニューから「レコーディング」を選択
  2. 「リクエストを送信」を選択
  3. ホスト側で許可
zoom recording method006

最終的にホストが許可を出せば録画が可能となるため、操作はホスト側とゲスト側どちらでも問題ありません。

ただし、ゲスト側の端末がスマートフォンであるなど「ローカルファイルのレコーディングを許可」の項目が表示されないこともあるため、事前に確認が必要です。

Zoom会議を自動録画する方法

Zoomでは、会議を自動で録画することも可能です。

Zoom会議の自動録画方法

  1. Zoom公式サイトを開いてサインイン
  2. 右上の「マイアカウント」を選択
  3. 左側のメニューから「設定」を開き「記録」を選択
  4. 自動レコーディングをオンにする
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自動レコーディングをオンにしておくと、自らがホストとして開催する新たな会議は、開始時から自動的に録画されるようになります。

常に録画することが決定している場合などに設定しておくと便利です。

スマートフォン(iOS/Android)で録画する方法

スマートフォンアプリでは、有料版(プロ以上すべて)のライセンスを有している場合に、クラウドでのみ録画が可能です。

スマートフォンアプリで録画する方法

  1. アプリから新規ミーティングを開始
  2. 下部メニューの「詳細」をタップ
  3. 「クラウドにレコーディング」をタップ

会議終了後は、Zoomのクラウドストレージ上に自動保存されます。

Zoom会議の録画の保存先は2種類

zoom recording method008

Zoomでの会議は、録画した後にローカル・クラウドのどちらかの方法で保存されます。

ローカル・クラウドとは録画データの保存方法のことで、ローカルとはパソコンなどのデバイス本体への保存、クラウドとはZoomの専用クラウドストレージ内への保存を意味します。

ここでは、それぞれの方法で保存された会議の視聴・共有方法について詳しくみていきましょう。

1.ローカル保存した会議の視聴・共有方法

ローカル保存した会議の視聴方法は以下の通りです。

ローカル保存した会議の視聴方法

  1. Zoomアプリから歯車アイコン(設定)を選択
  2. 左側のメニューから「レコーディング」を選択
  3. 右側上部の「開く」を選択
  4. フォルダの中から対象の会議のファイルを見つけて再生
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パソコンなどのデバイスに直接保存され、保存先を自由に変更することもできます。

また、MP4形式のファイルとしてさまざまな方法で共有が可能です。

2.クラウド保存した会議の視聴・共有方法

クラウド保存した会議の視聴方法は以下の通りです。

録画データ視聴方法

  1. Zoom公式サイトにアクセスしてサインイン
  2. メニューから「レコーディング」を選択(管理者の場合は「アカウント管理」→「記録管理」の順に選択)
  3. 複数ある場合は日付などを指定して検索

なお、上記手順で検索したあとに共有まですることができます。

録画データ共有方法

  1. 共有したい録画データを選択
  2. 「共有」を選択し「このクラウドレコーディングを共有する」のポップアップで「共有設定」を調整(しなくてもよい)
  3. 「共有情報のコピー」を選択
  4. 共有したい場所にコピーした情報を貼り付ける

共有する以外に、必要に応じてデータのダウンロードも可能です。

また、共有されたURLは、Zoomの有料版ライセンスがない第三者でもアクセスし視聴できます。

Zoom会議はツールでの録画も可能

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Zoomは、もともと備わっている機能で会議の録画ができますが、パソコンのOSに標準装備されている機能や外部ツールを使っての録画も可能です。

ここでは、WindowsとMacで使える機能やツールを紹介します。

1.Windows10 ゲームバー|Windows

ゲームバーは、Windows10以降に標準搭載された画面キャプチャ・録画機能のことです。

名前の通り、ゲームのプレイ画面の録画に便利な機能ですが、画面のスクリーンショットなどさまざまな用途に利用できます。

ゲームバーを使った録画方法は以下の通りです。

ゲームバーを使った録画方法

  1. 「Windowsキー+G」を押す
  2. 画面上部に表示されたメニューの中から「キャプチャ」を選択
  3. 画面のスクリーンショット撮影や録画が可能

ゲームバーは、「Windows+G」のショートカットで簡単に呼び出せるため、いつでも気軽に録画ができます。

保存したデータは、以下の手順でゲームバー内のギャラリーから確認可能です。

ゲームバーで保存した会議の確認方法

  1. ゲームバーを起動
  2. 上部メニューから「ウィジェット メニュー」を選択
  3. 「ギャラリー」を選択

なお、ギャラリーなどのメニュー右側の星マークをクリックすると、ゲームバーのメインメニューにピン止めできるため確認がしやすくなります。

2.QuickTime Player|Mac

QuickTime Playerは、Macに標準搭載されている動画再生・録画ソフトです。

QuickTime Playerを使った録画の方法は以下の通りです。

QuickTime Playerを使った録画方法

  1. QuickTime Playerを起動
  2. 「ファイル」を選択
  3. 「新規画面収録」を選択

ゲームバーと同様に、標準搭載となっているためいつでも気軽に利用できるでしょう。

3.Wondershare DemoCreator|Windows/Mac

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画像出典:Wondershare DemoCreator

Wondershare DemoCreatorは、Windows・Macで使える画面録画・動画編集ソフトです。

ワンタッチで簡単に画面録画をスタートでき、そのまま動画編集まで行えます。

録画する画面の範囲を指定したり録画後により見やすいよう手を加えたりできるため、単なる録画だけでなく加工・編集まで行いたい場合におすすめです。

DemoCreatorは無料版と有料版を選べますが、無料版では録画可能時間が最大15分間と短いです。

そのため、長時間の会議を録画・編集したい場合は有料版を利用するとよいでしょう。

Zoomで会議を録画する際の注意点

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Zoomは、標準機能や外部ツールなどさまざまな方法で簡単に会議の録画が可能ですが、録画の際はいくつか注意すべき点もあります。

Zoomで会議を録画する際の注意点
  1. 録画前にゲスト全員またはホストに許可を取る
  2. 保存したデータが外部に漏れないようにする
  3. 十分に充電してから会議に臨む
  4. デバイスや環境によって録画の質が異なる
  5. デバイスのストレージを十分に確保しておく

それぞれ順番にみていきましょう。

注意点1.録画前にゲスト全員またはホストに許可を取る

会議を録画する場合は、事前に必ずゲスト全員またはホストに許可を取るべきだといえます。

個人的な理由を含め、自らが参加する会議が録画・共有されることに対して心証が悪いと感じる方も少なくないでしょう。

また、無許可で録画することで、あとから訴訟問題など大きなトラブルが起きてしまう危険性も十分にあります。

特に、Zoomの機能ではなく外部ツールなどを使うと特に許可を得なくても録画が可能なため、後々大きな問題になりかねません。

そのため、会議を録画する際は、外部ツールなどを使う場合も含め必ず全員に許可を取るべきといえるのです。

注意点2.保存したデータが外部に漏れないようにする

保存した録画データの管理にも十分な注意が必要です。

Zoomでは、ローカルとクラウドの2種類の方法で録画データの保存が可能です。

保存したデータはどちらの方法でも簡単に第三者に共有できるため、管理を徹底しないと情報漏洩によって重大な損害を被る危険性があります。

特に、クラウド保存の場合はデータのURLを知っていれば簡単にアクセスできてしまうため、データの共有先は必ず関係者である必要があるでしょう。

また、関係者であっても共有時に明確なルールを設け、外部に漏れない対策を事前に練っておくことが重要です。

注意点3.十分に充電してから会議に臨む

会議を録画する際は、事前にデバイスを十分に充電してから臨むようにしましょう。

途中でバッテリーが切れて円滑に進められないだけでなく、充電しながらのWeb会議は音質に問題が出る可能性があるといえます。

そのため、スマートフォンやノートパソコンなどは事前に充電を済ませておくのが無難です。

注意点4.デバイスや環境によって録画の質が異なる

Zoom会議は、使用するデバイスや環境によって録画の質が異なる可能性があります。

録画しても内容を把握できないなどの問題が起こりうるため、録画する際は事前にテストをしておくとよいでしょう。

注意点5.デバイスのストレージを十分に確保しておく

Zoom会議をローカル保存する場合は、デバイスのストレージを十分に確保しておきましょう。

ストレージが不十分だと、会議を最後まで保存できない可能性があります。

また、クラウド保存であっても、一部企業向け以外のプランはクラウドストレージが5GBもしくは10GBと上限が決まっています。

Zoom料金プラン別のクラウド保存容量

プラン名クラウドストレージ
基本(無料プラン)なし
プロ・ビジネス5GB
ビジネスプラス10GB
企業無制限

会議の録画回数が多いほど、ローカルやクラウドのストレージはしっかりと確保しておく必要があるでしょう。

まとめ

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ここまで、ZoomでWeb会議を録画する条件や方法、録画データの保存先や録画時の注意点などを詳しく解説してきました。

Zoomで行った会議は、所有しているライセンスや私用デバイスなどによって違いはあれど、簡単に録画することができます。

社内やクライアントとの会議など、録画することでいつでも確認できることで仕事の効率アップが見込めるでしょう。

ただし、ゲストやホストに録画の許可を取る、録画データの管理を徹底するなど、注意すべき点もいくつかあります。

特に、ゲストやホストへの許可や録画データの管理などを怠ると大きなトラブルに繋がる危険性があるため、十分な注意を払い録画に対して明確なルールを決めておく必要があるのです。

録画を活用し、ZoomでのWeb会議をより有意義なものにしていきましょう!

Zoomの録画に関するよくある質問

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Zoomの録画に関してよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

Zoom会議をこっそり録画する方法は?

Zoom会議をこっそり録画する方法は?

Zoomの標準機能ではなく、パソコンOSの機能や外部ツールを使うことで、自分だけこっそりと録画することは可能です。

しかし、無許可で会議を録画すると訴訟問題などあとから大きなトラブルに発展しかねないなど、倫理的・法的に認められるものではないといえるため、会議を録画したい場合は必ずホスト含め参加者全員に許可を得るべきだといえます。

Zoom会議のスマホでの録画方法は?

Zoom会議のスマホでの録画方法は?

Zoom会議をスマートフォンアプリで録画する方法は以下の通りです。

Zoom会議をスマートフォンアプリで録画する方法

  1. 下部メニューの「詳細」をタップ
  2. 「クラウドにレコーディング」をタップ

Zoomはスマートフォンアプリ(iOS/Android)ではクラウドのみ録画が可能です。

クラウドレコーディングは有料プラン限定の機能となっているため、無料版をお使いの場合はスマートフォンでの録画はできません。

Zoomの画面録画はバレる?

Zoomの画面録画はバレる?

Zoomの標準機能を使って録画する場合は、録画開始時に会議参加者全員に通知が表示されるため必ず認知されますが、パソコンOSの機能や外部ツールを使った録画は自分以外にはわかりません。

そのため、Zoomの標準機能以外で録画する場合は参加者に許可を得なくても会議の録画が可能ですが、訴訟問題などあとから大きなトラブルに発展する危険性があります。

どのような録画方法であっても、必ず事前に参加者全員に許可を取っておく必要があるのです。

Zoom会議をホスト以外で録画する方法は?

Zoom会議をホスト以外で録画する方法は?

ホストが許可を出すことでゲストであっても会議の録画が可能となります。

その場合の操作は以下の通りです。

ゲストが会議を録画する方法(ホスト側の操作)

  1. ミーティング時のメニューから「参加者」を選択
  2. 録画の許可を出す参加者のメニューを選択
  3. 「ローカルファイルのレコーディングを許可」を選択

ゲストが会議を録画する方法(ゲスト側の操作)

  1. ミーティング時のメニューから「レコーディング」を選択
  2. 「リクエストを送信」を選択
  3. ホストがリクエストを許可

上記のように、どちらの方法であっても最終的にホストが許可したゲストは会議の録画が可能となります。

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