パスポートはいつできる?申請方法から発行までの期間や注意点を詳しく解説

海外へ出張や旅行で出かける際は、パスポートが必要です。

そこで本記事では、パスポート申請の流れや必要書類、手数料や発行までの日数、さらにオンライン申請のメリットと手続きについて詳しく解説します。

また、申請時の注意点や口コミを調査したリアルな経験談も紹介しています。

これからパスポートの申請を予定している方は、ぜひ参考にしてください。

目次(タップしてジャンプ)

パスポートの申請から発行・受け取りまでの流れ

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パスポートの申請が初めての方は、申請から発行・受け取りまでどのような流れなのかご存じないでしょう。

もしかしたら複雑な手続きが必要なのかと不安に思っているかもしれませんが、手続きの流れ自体は以下のようにシンプルです。

パスポートの申請から発行・受け取りまでの流れ
  1. 必要書類を準備する
  2. 申請窓口で申請する
  3. 窓口でパスポートを受け取る

ただし、書類に不備などがあると何度も申請しなければならず時間がかかってしまいますので、このあと紹介する書類をしっかりと準備してください。

また、こちらも本記事内でのちほど紹介しますが、パスポートの申請は一部オンラインでも可能となっています。

オンラインなら申請のためにわざわざ窓口まで行かなくて済むので、非常に便利です。

では、パスポート申請に必要な書類から詳しく見ていきましょう。

パスポート申請に必要な5つの書類

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パスポートの申請に必要な書類を5つ紹介します。

スムーズにパスポートを発行するためにも、以下の書類を間違いなく揃えておきましょう。

一般旅券発給申請書

パスポートを取得するには、最初に一般旅券発給申請書の提出が必要です。

一般旅券発給申請書は「5年有効旅券」と「10年有効旅券」の2種類があり、18歳未満の方は5年有効旅券となります。

また、この申請書には、以下の情報が必要です。

一般旅券発給申請書に必要な情報
  • 個人情報(氏名・性別・生年月日・本籍・現住所・緊急連絡先など)
  • 出発予定日
  • 渡航先
  • 滞在期間
  • 渡航目的

戸籍謄本

戸籍謄本は、パスポート申請の6ヶ月以内に発行されたものを用意しましょう。

コピーは使用できないので、原本を用意します。

パスポート用の写真

パスポート用の写真は、パスポート申請時に提出する必要があります。
また、パスポート用の写真として利用するには、いくつかの要件が定められています。

パスポート用の写真を申請する際に定められている要件
  • 顔がはっきりと写っていること
  • 背景は薄い色で撮影すること
  • 顔が中央に位置していること
  • 光の当たり具合が適切であること

このほかの詳しい要件については、外務省ホームページの「旅券用提出写真についてのお知らせ」を確認してください。

本人確認書類

パスポート申請時には、本人確認書類も必要です。
以下に該当する書類であれば、一点のみの提出で問題ありません。

パスポート申請時に必要な本人確認書類(一点)
  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • マイナンバーカード
  • 住民基本台帳カード など

上記の書類がない方は、以下の書類を二点用意すれば、本人確認書類として利用できます。

パスポート申請時に必要な本人確認書類(ニ点)
  • 健康保険証
  • 船員保険証
  • 国民年金手帳(証書)
  • 基礎年金番号通知書
  • 学生証(写真付き)
  • 会社の身分証明書(写真付き)
  • 日本国旅券(失効後6か月を経過したもの) など

本人確認書類として利用できるものについては、各都道府県のホームページに詳しく書かれていますので、そちらを確認してみてください。

期限切れのパスポート

有効期限が切れたパスポートがある場合は、提出する必要があります。
過去に取得した有効期限の切れているパスポートがある場合は、更新のタイミングで用意しておきましょう。

パスポートを受け取る際に必要な書類

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パスポートの申請をして発行されたら、受け取る際に申請の引換証(受理票)を忘れずに持参しましょう。

この引換証がないと、窓口でパスポートを受け取れないので注意してください。

パスポートを発行するのにかかる手数料(収入印紙代)

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パスポートの発行には、手数料がかかります。

この手数料は、パスポート受け取り時に収入印紙で支払うことを覚えておきましょう。

また、収入印紙代は取得するパスポートの種類や自身の年齢、手続きの種類によっても異なります。

以下にパスポート申請時の手数料の金額をまとめたので、事前にチェックしておきましょう。

スクロールできます
申請内容収入印紙代都道府県の収入証紙代合計金額
5年有効旅券(12歳未満)4,000円2,000円6,000円
5年有効旅券(12歳以上)9,000円2,000円11,000円
10年有効旅券14,000円2,000円16,000円
記載事項変更・残存有効期間同一4,000円2,000円6,000円
増補(令和5年3月27日以降廃止)2,000円500円2,500円

パスポートは申請から発行までどれくらいかかる?

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パスポートは、海外旅行などで必要不可欠な書類です。

しかし、パスポートを取得するには、申請から数日必要です。

ここでは、パスポートの申請から発行までの期間や手続きについて詳しく解説していきます。

パスポートの申請から受け取りまでは6日間

パスポートを申請してから受け取るまでの期間は、一般的に6日間です。

ただし、土日祝日などを挟むとこれより長くかかるケースもあるので注意しましょう。

パスポートの申請をする際は、スケジュールに余裕を持って行うのがおすすめです。

人道上の理由によるパスポートの緊急発給もある

人道上の理由がある場合には、パスポートの緊急発給が可能です。

人道上の理由とは、家族が海外にいて急な病気や死亡があった場合、さらには、日本国外で身柄拘束された場合などが挙げられます。

このような場合、緊急発給によって受け取りまでの期間が通常よりも短くなります。

事情があって急にパスポートが必要となった際は、緊急発給ができないか相談してみるのがおすすめです。

急な出張などで早期発給することも可能

急な出張や旅行などでパスポートが必要な際は、早期発給を申請することができます。

ただし、早期発給には追加料金が発生する場合があります。

以下は、広島県でパスポートを申請した場合の通常金額と、早期発給の場合の金額です。

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申請内容通常/早期発給収入印紙代現金合計金額
5年有効旅券(12歳未満)通常4,000円2,000円6,000円
5年有効旅券(12歳未満)早期発給4,000円6,000円10,000円
5年有効旅券(12歳以上)通常9,000円2,000円11,000円
5年有効旅券(12歳以上)早期発給9,000円6,000円15,000円
10年有効旅券通常14,000円2,000円16,000円
10年有効旅券早期発給14,000円6,000円20,000円

このように、広島県の場合は早期発給にすると、通常の申請に比べ4,000円の事務経費が加算されます。

なお、早期発給の受け取り日は、最短で申請日の翌日から3日以内になります。

パスポートの紛失や期限切れの際は「新規発行」が必要

パスポートを紛失してしまった場合や、期限切れになってしまった場合は、「更新」ではなく「新規発行」が必要です。

新規発行の場合、受け取りまでに時間がかかることがありますので、早めに手続きを行うことをおすすめします。

なお、新規発行の受け取り日は、申請日から最短で7日以内です。

パスポートの申請から発行に関する口コミを調査

ここでは、実際にパスポートの申請を行った方の口コミを紹介します。

人によりいろいろな捉え方がありますが、まだパスポートの申請をしたことがないという方は、ぜひ実際に申請した方の情報を参考にしてみてください。

パスポートの申請には6ヶ月以内に発行した戸籍謄本の原本が必要です。

本籍地から離れている方は、事前の書類準備に手間取るケースもありそうですね。

パスポートの申請窓口は平日のみの営業となっているため、お仕事の方はお休みを取るなどして足を運ばなければなりません。

土日休みの方は、パスポートの申請をするにあたり、事前にスケジュールの調整も行っておきましょう。

パスポート申請の一部は、オンラインでも可能になりました。

そのため、平日の昼間に窓口まで行かなくても、夜中でも申請ができるのは非常に便利ですね。

窓口まで行かなくてもパスポートの申請ができるオンライン申請は、一見非常に便利に思えますが、口コミをチェックしてみると意外にも時間がかかっているといった声が多く見受けられました。

オンラインの手続きに不慣れな方は、窓口へ足を運んだ方がよいかもしれません。

また、オンライン申請はパスポートの更新のみで、新規受付は行っていないので、こちらも注意してください。

パスポートの申請場所

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パスポートを取得したことがない方は、どこでパスポートの申請ができるのかまったく知らないという方も多いのではないでしょうか。

パスポートの申請窓口は、各都道府県に設置されています。

場所がわからないという方は、以下のリンクから調べたい都道府県の窓口を確認してみてください。

パスポート申請先都道府県ホームページへのリンク|外務省

パスポートの申請はオンラインでも可能になった

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口コミでも紹介しましたが、パスポートの申請はオンラインでも可能です。

ただし、オンラインで申請するにはいくつかの条件があります。

オンラインでの申請を検討している方は、次に紹介する内容を確認したうえで、手続きを進めてみてください。

オンラインでできるのはパスポートの更新

現在のところ、オンラインでできる申請は「パスポートの更新」のみです。

新規でのパスポート申請はオンラインでできないため、必ず窓口へ行って手続きを行ってください。

オンライン申請にはマイナンバーカードが必要

オンラインでパスポートの申請をする際は、マイナポータルから行います。

したがって、オンライン申請にはマイナンバーカードが必須となることを覚えておきましょう。

オンライン申請の対象外となるケース

前述したように、パスポートのオンライン申請は更新のみ対応しています。

ただし、ほかにもオンライン申請できないケースがあります。

パスポートのオンライン申請ができないケース
  • パスポートの有効期限が1年以上ある
  • 査証欄の余白が見開き4ページ以上ある
  • パスポートの有効期限が切れている
  • 氏名や本籍地に変更がある

また、パスポートのオンライン申請の手順については、都道府県ごとに異なるルールが設定されているケースもあるため、事前に窓口へ問い合わせておくとよいでしょう。

パスポートのオンライン申請の流れ

パスポートのオンライン申請は、以下の手順で行います。

手順詳細
1.必要なものを準備・マイナポータルアプリ
・マイナンバーカード
・有効期限内のパスポート
2.マイナポータルから申請・マイナンバーカードを使ってログイン
3.写真撮影、署名・パスポート用の写真を撮影する
・自署画像のアップロード
4.費用の納付・クレジットカードを使ってオンライン納付

パスポート申請する際の5つの注意点

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パスポートのオンライン申請に関する注意点を5つ紹介します。

場合によっては二度手間になってしまうケースもあるため、次に紹介する注意点を事前に確認したうえで、申請を行いましょう。

1.パスポートは住民票のある都道府県で申請しなければいけない

パスポートの申請をする窓口は、住民票のある都道府県の窓口でなければなりません。

現在お住まいの場所と住民票の住所に違いがないか、確認しておきましょう。

もし住所に違いがある場合は、住民票のある都道府県の窓口へ行くか、住民票を現住所に移動させたうえで、窓口へ足を運んでください。

ただし、都道府県によっては居所申請をすることで、住民票に記載の都道府県以外でパスポート申請を行える場合があります。

居所申請が可能かどうか、また必要な書類などは以下のリンク先から確認してみてください。

パスポート申請先都道府県ホームページへのリンク|外務省

2.戸籍謄本の取得には時間がかかる場合もある

パスポートの申請に必要な戸籍謄本は、本籍地のある都道府県で取得できます。

直接取得しに行ければ問題ありませんが、本籍地から遠い場合は郵送などの手続きが必要です。

戸籍謄本の郵送を依頼した場合、手元に届くまで数日必要となるため、余裕を持ってスケジュールを調整しておきましょう。

3.パスポート用の写真はサイズが特殊

パスポート用の写真は、履歴書などで使用する写真よりもやや大きい「縦45mm×横35mm」です。

サイズが異なっていたり模様のある背景だったりすると、使用できないので注意してください。

パスポート用の写真撮影に不安のある方は、写真専門店へ行くと規格に合った写真を撮影してもらえるでしょう。

4.パスポートの受け取りは窓口で本人が行う

パスポートは、代理人による申請も可能です。

しかし、受け取りは必ず本人でなければなりません。

子供のパスポートを受け取る際も、必ず本人の同席が必要となるので注意しましょう。

5.パスポートと航空券のローマ字表記は一致させる

パスポートと航空券のローマ字表記が一致していないと、搭乗を拒否される可能性があります。

そのため、パスポートと航空券のローマ字表記は、必ず一致させるようにしましょう。

なお、パスポートはヘボン式ローマ字での表記となるため、航空券のローマ字表記をパスポートに合わせます。

海外へ行くならポケット型Wi-Fiを持っていくと便利

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パスポートは海外へ行くのに必須ですが、それと同じくらい持参することをおすすめしたいのが、ポケット型Wi-Fiです。

海外でもスマートフォンやタブレット、パソコンのいずれかを使用するという方はほとんどでしょう。

しかし、海外でインターネットに接続するには、高額なローミング料金を支払わなければなりません。

また、海外にもフリーWi-Fiはありますが、通信速度や安定性、そしてセキュリティ面でのリスクもあるためおすすめできません。

そこでおすすめなのが、レンタルのポケット型Wi-Fiです。

ポケット型Wi-Fiは、小型で持ち運びしやすく、海外でも高速なインターネットを利用できます。

加えて、複数の端末を同時に接続することができるため、数名での旅行にも便利です。

当サイトおすすめの海外WiFiレンタルショップなら、電源を入れた日だけ通信料が発生するポケット型Wi-Fiをレンタルできるので、コスパを気にする方でも安心して利用できるでしょう。

申込みも返却も簡単な手続きでポケット型Wi-Fiをレンタルできるので、海外が初めてという方にもおすすめです。

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まとめ

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パスポートの申請は面倒な手続きが必要と感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、正しい手順で行えばそれほど難しいことはありません。

申請から最短6日程度で、パスポートを手にすることが可能です。

ただし、申請に必要な書類などには厳格なルールがあるため、事前にルールを確認したうえで、手続きを進めましょう。

また、パスポートの更新のみオンラインでの申請も可能ですが、実際に利用した方の口コミを見ると、あまり使い勝手がよさそうではありません。

そのため、自信のない方はオンラインではなく窓口で申請するのがおすすめです。

本記事を参考に、スムーズなパスポート申請ができることを祈っています。

パスポート申請についてよくある質問

パスポート申請についてよくある質問をピックアップして紹介します。

パスポート用の写真はどこで撮影できる?

パスポート用の写真はどこで撮影できる?

パスポート用の写真は、写真館や写真専門店のほか、街中に設置されている証明写真機でも撮影できます。

パスポートの写真を撮影する際の服装は?

パスポートの写真を撮影する際の服装は?

パスポートの写真を撮影する際の服装に、特に決まりはありません。

ただし、タートルネックやパーカーなどで首や顎を覆うものは避けなければなりません。

パスポート用の写真のダメな例は?

パスポート用の写真のダメな例は?

パスポート用の写真でダメな例には、以下のようなものがあります。

パスポート用の写真でダメな例
  • 装飾品で目や耳などが隠れている
  • カツラやウィッグで実際の容姿や雰囲気が変わっている
  • 正面を向いていない
  • 背景に模様がある
  • カラーコンタクトを使用している
  • ピントが合っていない
  • 色付きメガネやサングラスをしている

このほか、パスポート用の写真について詳しくは外務省ホームページの「パスポート申請用写真の規格」をご覧ください。

パスポート申請に不備があった場合どうすればいい?

パスポート申請に不備があった場合どうすればいい?

パスポート申請に不備があった場合は、速やかに不備を修正して申請し直しましょう。

不備の対応が遅れてしまうと、パスポートの発行に時間がかかってしまい、予定通り海外へ行けなくなる可能性があります。

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■ピーマンくん■

Pman学園の生徒の一人。通信系の知識を学ぶために日夜勉強に励む努力家。好きなものはピーマンの肉詰め。
■トマト先生■

Pman学園の先生。ポケットWiFiのみならず通信系界隈の知識が豊富。トレードマークはちょっとグレーになってきている口髭。話が長いことが玉に瑕。
■レモンちゃん■

Pman学園の生徒でみんなのアイドル的存在。容姿端麗でかつ勉強が得意で通信関係の補足知識をよく教えてくれる。最近の流行りはヘアアレンジ。

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