グアテマラのインターネット事情を解説|おすすめはWiFiレンタル!
マヤ文明が栄えた土地としても知られるグアテマラは、遺跡や美しい湖などの人気観光地があり海外から多くの観光客が訪れています。
国全体でみるとインターネット普及率は低いものの、観光客が多く訪れるエリアは比較的フリーWiFiのスポットが豊富です。
しかし、観光客がフリーWiFiを使う場合は注意点が多く、おすすめはできません。
この記事では、フリーWiFiを含め日本人がグアテマラに滞在する際のインターネット手段や注意点について紹介します。
旅行中にインターネット接続できず困らないように安全で確実な方法を選びましょう。
インターネット接続手段比較表
総合評価 | 通信品質 | セキュリティ | 使いやすさ | コスト | |
---|---|---|---|---|---|
海外用レンタル ポケット型WiFi | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
フリーWiFi | △ | △ | × | △ | ◎ |
プリペイドSIM | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
海外ローミング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
- 海外用レンタルポケット型WiFi(★おすすめ)
安全性が高く電源を入れるだけで快適に使える。複数デバイスで利用可能。 - フリーWiFi
無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。 - プリペイドSIM
現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。 - 海外ローミング
設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。
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グアテマラのインターネット事情は?
どんな手段を使うにしろ海外でインターネットを快適に使えるかどうかは、その国のインターネット事情に影響されます。
そこで、まずはグアテマラのインターネット普及率や平均的な通信速度をみていきましょう。
グアテマラのインターネット普及率
グアテマラのインターネット普及率(2019年6月時点)
国名/地域名 | 普及率 |
---|---|
グアテマラ | 41.4% |
中米平均 | 61.9% |
グアテマラはインターネット普及率が中米平均よりずっと低く約40%となっています。
同サイトのデータによれば、2021年6月時点における日本のインターネット普及率が94.5%ですからその半分以下となります。
データを見る限り、グアテマラは日本のように「どこでもインターネットが使える」状態ではないと考えた方がよさそうですね。
グアテマラでインターネットを使いたいときは、事前に十分な準備をしておきたいところです。
次に通信速度のデータをみていきましょう。
グアテマラの平均通信速度と順位(2022年1月時点)
固定回線
順位 | 国名 | 平均通信速度(下り) |
---|---|---|
- | 全世界 | 59.86Mbps |
9 | アメリカ | 143.76Mbps |
14 | 日本 | 112.90Mbps |
110 | グアテマラ | 21.56Mbps |
モバイル回線
順位 | 国名 | 平均通信速度(下り) |
---|---|---|
– | 世界 | 29.60Mbps |
21 | アメリカ | 62.47Mbps |
42 | 日本 | 42.90Mbps |
93 | グアテマラ | 17.82Mbps |
固定回線もモバイル回線も、グアテマラは日本に比べて平均通信速度がずっと遅いことがわかります。
グアテマラで快適にインターネットを使いたいときは、できるだけ品質の安定したインターネット手段を準備しておいた方がよいでしょう。
日本人がグアテマラに旅行や出張で滞在する際のインターネット手段は?
日本国内ではキャリアの通信回線が広い地域をカバーしている上にフリーWiFiのスポットも豊富にあります。
外へ出かけても、人里から離れた場所でなければインターネット接続できず困ることはあまりありません。
それではグアテマラへ旅行や出張で出掛ける際は、どんな方法でインターネット接続できるでしょうか。
主な手段として、以下4つがあげられます。
- ウルグアイに対応した海外用ポケット型WiFiを日本でレンタルして持っていく
- 空港や街中に設置されてあるフリーWiFiのスポットを使う
- 現地で使えるプリペイドSIMを購入する
- 日本の通信キャリアが提供している海外ローミングを使う
以下、実際にどのような手段か詳しく見ていきましょう。
1.海外用レンタルポケット型Wi-Fiを利用する【おすすめ手段】
海外旅行や出張で渡航する際、現地のインターネット手段として最も安全で便利なのが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiを使う方法です。
海外用レンタルポケット型WiFiであればお使いのスマートフォンとポケット型WiFi端末を接続するだけで現地でも簡単にインターネットを使うことが出来ます。
SIMカードを差し替える手間もなく、フリーWiFiのように危険に晒されることもなく、スマートフォンのローミングサービスのように高額請求になることもないため、簡単で安全にインターネットを利用できます。
さらに当サイトがおすすめする海外用レンタルポケット型WiFiサービス「海外WiFiレンタルショップ」なら、よりリーズナブルで快適にインターネットを使うことができます。
- インターネットを安全で快適に使える
フリーWi-Fiはセキュリティの脆弱性に問題がありますが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiなら個別のネットワークを利用できパスワードで保護されているため安全で快適に利用できます。 - 業界最安値水準の低価格で使える
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さらに電源を入れた日だけ料金が発生するシステムのため経済的に利用できます。 - 事前受け取りや帰国後の返却ができる
出国前に受け取ることができるうえに、返却は帰国後にポストに入れるだけなので簡単便利に利用できます。 - 最大10台まで同時に接続できる
家族や友人など複数人での利用も可能で、スマホやタブレット・パソコンなど様々なデバイスからインターネットに同時接続することができます。 - 1台の端末で世界135ヶ国の周遊が可能
従来の海外用レンタルポケット型Wi-Fiでは、国ごとに端末の切り替えや、SIMカードの入れ替え、再設定などが必要でした。
当サイトおすすめ海外用レンタルポケットWi-Fiは、国をまたぐ度に変更していた設定や手続きが一切不要なため、世界135ヶ国で手軽に周遊利用できます。
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2.空港やホテルに設置されてあるフリーWiFiのスポットを利用する
フリーWiFiのスポットがあれば、スマートフォンなどでつなげてインターネットを利用できます。
以下、グアテマラ国内でどのくらいフリーWiFiのスポットがあるかみていきましょう。
空港のWiFiスポットは?
世界中のWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFi MAP」※で調べてみましょう。
WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN
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ラ・アウロラ国際空港
ラ・アウロラ国際空港は、グアテマラの首都「グアテマラシティ」から6kmとアクセスのよい場所にある空港です。
空港内に複数のWiFiスポットがあるのがわかりますね。
観光地のWiFiスポットは
有名な観光地にはWiFiスポットがあるでしょうか。
以下、1つずつみていきましょう。
ラ・アウロラ動物園は、首都「グアテマラシティ」にある動物園で、ラ・アウロラ国際空港から車なら5分程度とアクセスしやすいです。
中には伝統的なグアテマラ料理を提供するレストランもあり、食事も楽しめます。
首都だけあって、周辺にはたくさんのWiFiスポットがあることがお分かりいただけるでしょう。。
「6」「7」と数字が書いてあるマークは、周辺にその数のWiFiスポットがあることを示しています。
グアテマラのホテルは
旅行や出張で最もフリーWiFiを使いたいのは、滞在先のホテルでしょう。
そこで「Booing.com」のデータをもとに、グアテマラのホテルにおけるフリーWiFiの設置状況を調べてみました。
その結果は以下の通りです。
グアテマラのホテルにおけるフリーWiFi設置状況
地名 | 掲載ホテル数 | フリーWiFiが設置されたホテル数 | 設置割合 |
---|---|---|---|
グアテマラ全土 | 781 | 623 | 約80% |
グアテマラシティ | 148 | 128 | 約86% |
アンティグア | 187 | 171 | 約91% |
グアテマラのホテルでは、ご覧のようにほとんどフリーWiFiが設置されています。
ただ設置割合が100%ではないので注意が必要です。
また観光情報誌「地球の歩き方」には、以下のような気になる記載があります。
(グアテマラの)高級ホテルから経済的なホテルまで、ほとんどの宿泊施設ではWi-Fi環境が整っているが、客室でアクセスできず、ロビーなど公共エリアのみ可能という場合もあ る。
参照元:地球の歩き方・中米(2018~2019/P355)
せっかくWiFiに対応していても、客室で使えないのは不便ですね。
フリーWiFiはセキュリティ面と利便性に致命的な問題がありおすすめできない
フリーWiFiはいろいろな場所で使えて一見便利ですが、セキュリティ面でも利便性でも致命的な問題があります。
グアテマラを訪れたときに、メインで使うインターネット手段としてはおすすめできません。
フリーWiFiは仮に暗号化されていても、パスワードが公開されています。
悪意のある第三者であれば、通信内容を簡単に盗み見ることができてしまうのです。
フリーWiFi上でクレジットカード決済やアプリ決済を行った場合、クレジットカード情報が盗まれ悪用される可能性があります。
またフリーWiFiで注意すべきなのは、本物になりすましたWiFiスポットの存在です。
万が一なりすましのWiFiスポットに接続してしまうと、やはり情報が盗み取られたりウイルス感染させられたりすることもあります。
右も左もわからないグアテマラで、こんな被害にあうのは避けたいですね。
フリーWiFiは利便性も高いとは言えません。
フリーWiFiを使うためには、カフェやホテルなどの設置場所に行く必要があります。
無料のWiFiが多い街中でも、近くにWiFiスポットがなければインターネットに接続できないのです。
地球の歩き方に書いてあった注意をみてもわかるようにホテルの部屋に電波が届かず、ロビーでしか使えないという可能性もあります。
さらにフリーWiFiは必ずしも通信品質が良いとは言えず、繋がっても通信速度が非常に遅いというケースも少なくありません。
通信速度が足りず、ホームページや地図を開けないなんてこともあるのです。
グアテマラへ訪れたときにインターネット接続できずストレスを溜めたくないなら、フリーWiFi以外の手段を用意しておくことをおすすめします。
フリーWiFiって無料で気軽に使えると思ってたけど、、、
フリーWiFiは簡単に使える反面、デメリットが多いことも覚えておくんじゃぞ。
3.現地で使えるプリペイドSIMを購入する
プリペイドSIMとはスマートフォンなどに挿入することで、契約した分だけインターネットが使えるようになる通信チップです。
現在お使いのスマートフォンにもこの「SIMカード」が挿入されていることで、インターネット通信が可能となっていることはご存知ない方も多いのではないでしょうか。
たとえば3GB/7日間という契約内容のプリペイドSIMなら、有効期限が7日間で合計3GBまでインターネットを使えます。
グアテマラでは現地でプリペイドSIMを購入して利用可能です。
当サイトで調べた限り、現地で以下プランのプリペイドSIMが販売されているのを確認しました。
通信会社 | プラン |
---|---|
Tigo | 800MB/2日(Q10【約150円】) 3.3GB/1週間(Q30【約450円】) 5GB/15日(Q50【約750円】) 10GB/1ヵ月(Q99【約1,485円】) |
Craro | 2GB/3日(Q20【約300円】) 4GB/7日(Q30【約450円】) 6GB/15日(Q50【約750円】) 10GB/30日(Q100【約1,500円】) |
※2022年3月1日時点の情報です。
ただグアテマラの公用語であるスペイン語を話せないと、現地でプリペイドSIMを購入するのは難しいかもしれません。
日本でプリペイドSIMを購入し、現地へ持ち込む方が現実的でしょう。
インターネット設定に慣れていない人は、プリペイドSIMを使うのは困難
プリペイドSIMの設定はいろいろと難しい点が多く、インターネット設定に慣れていない人でないと使うのが困難です。
プリペイドSIMを使うためには、以下の条件を満たさないといけません。
- インターネット接続するスマートフォンに対して、「SIMロック」がかかってない。
※キャリアで購入したスマートフォンは、SIMロック解除という手続きをしないといけない場合が多い - スマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
- 自分でSIMカード挿入や「APN設定(接続先情報設定)」といった設定ができる
このためプリペイドSIMは、インターネットの設定を自分1人で行える「玄人向け」と言えます。
自信のない方は、海外用レンタルポケット型WiFiを利用する手段の方が簡単でおすすめです。
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4.キャリアが提供している海外ローミングを使う
日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。
恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?
キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。
前述のプリペイドSIMカードに比べるとハードルが低いですが、全てのキャリアがグアテマラでの海外ローミングに対応しているわけではないので注意して下さい。
当サイトで調べた各キャリアのウルグアイでの海外ローミング対応状況・各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。
サービス名 | 内容 |
---|---|
ドコモ | ■パケットパック海外オプション 200円/1時間〜 980円/24時間 2,480円/3日間 3,980円/5日間 5,280円/7日間 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限 ■海外パケ・ホーダイ 24.4MB /日|1,980円 無制限/日:2,980円 ◇通話:従量課金 →利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要 |
au | ■世界データ定額 (利用日数:1日から30日) 490円/24時間〜 690円/24時間〜 980円/24時間〜 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限 ◇通話:従量課金 →利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要 |
ソフトバンク | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 |
ahamo | ■非対応 |
povo | ■対応予定 ※詳細は未決定(2021年10月時点) ◇未定 |
LINEMO | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 ※アメリカ放題非対応 |
楽天モバイル | ■非対応 |
注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。
パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。
ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。
キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。
まとめ
グアテマラは首都グアテマラシティをはじめ、多くの人気観光地やホテルでフリーWiFiが使えます。
しかしフリーWiFiはセキュリティ的な不安が多いだけでなく、設置場所の近くでしか使えないなど便利とは言えず、強くおすすめできません。
日本国内でプリペイドSIMを購入してグアテマラへ持ち込む方法はプリペイドSIMを使うにはクリアしないといけない条件が複数あり、慣れていない方にとってハードルが高いのは否めません。
せっかくプリペイドSIMを購入しても、使えずにお金を無駄にしてしまう可能性もあります。
グアテマラで確実にインターネットを使うためには、通信キャリアの海外ローミングか海外用ポケット型WiFiを使うのがよいです。
ただ残念ながら、グアテマラでの海外ローミングに対応していないキャリアも少なくありません。お使いのプランや設定次第では、帰国後に高額な料金を請求される可能性もあります。
グアテマラで簡単・快適にインターネットにつなげられる方法は海外用ポケット型WiFiです。
海外用ポケット型WiFiなら料金も定額制で、意図しないような高額な料金を請求されることもありません。
たとえばポケット型WiFiサービス「海外WiFiレンタルショップ」なら、オランダで1GB/日のモバイル通信を1,600円/日から利用可能です。
せっかく楽しみにしていた海外旅行ですので、現地では快適で快適に過ごすためのインターネット手段をじっくり検討することも楽しみを倍増させるためにきっと必要なことです。
あなたのグアテマラ旅行がいいものになることを祈っています!
やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!
グアテマラ旅行へ行くなら海外WiFiレンタルショップがおすすめだよっ!
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