ガーナのインターネット事情は?フリーWiFiは使える?
西アフリカに位置するガーナは、日本と比べるとインターネットが普及していません。
そのため、ガーナ観光中にインターネットを使いたいときは渡航前に準備しておくとよいでしょう。
この記事ではガーナのインターネット事情と、フリーWiFiをはじめガーナで使えるインターネット接続の手段について解説します。
手段によって特徴が大きく異なるので、自分にあった種類をえらぶことが必要です。
記事では最も簡単でおすすめの手段はどれかも紹介しているので、ぜひ参考にして下さい!
インターネット接続手段比較表
総合評価 | 通信品質 | セキュリティ | 使いやすさ | コスト | |
---|---|---|---|---|---|
海外用レンタル ポケット型WiFi | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
フリーWiFi | △ | △ | × | △ | ◎ |
プリペイドSIM | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
海外ローミング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
- 海外用レンタルポケット型WiFi(★おすすめ)
安全性が高く電源を入れるだけで快適に使える。複数デバイスで利用可能。 - フリーWiFi
無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。 - プリペイドSIM
現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。 - 海外ローミング
設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。
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ガーナのインターネット事情
海外からの観光客が渡航先の国でどのくらいインターネットを使えるかは、その国のインターネット事情によります。
インターネット環境が整備された国の方が、海外からの観光客もインターネットを使いやすいのは言うまでもありません。
それではガーナのインターネット環境は、どのような感じでしょうか。
まず世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」※を参考に、ガーナのインターネット普及率をみていきましょう。
ガーナのインターネット普及率(2022年)
国名/地域名 | 普及率 |
---|---|
ガーナ | 45.9 % |
日本 | 93.3% |
アフリカ平均 | 43.0 % |
ガーナのインターネット普及率は45.9%で、アフリカ平均より高い一方で日本の半分以下です。
インターネット普及率が高い日本では、人が住んでいないようなエリアでない限り、だいたい何らかの方法でインターネットに接続できます。
インターネット接続の手段が何もなくて困ることは、ほとんどありません。
インターネット普及率が日本よりずっと低いガーナでは、日本と比べインターネット環境を見つけるのに苦労しそうですね。
ガーナ滞在中にできるだけ不自由なくインターネットを使いたい場合は、渡航前に十分な準備をしておくことをおすすめします。
次にガーナではどのくらいの通信速度で、インターネットが使えるでしょうか。
インターネットに接続できる環境があっても、快適に使えるかは通信速度次第です。
以下、インターネット通信速度測定サイト「SPEED TEST」が集計したデータを参考に、ガーナの通信速度をみていきましょう。
ガーナのインターネット通信速度と順位(2022年7月時点)
固定回線
順位 | 国名 | 通信速度(下り) |
---|---|---|
- | 全世界 | 67.25Mbps |
7 | アメリカ | 159.31Mbps |
9 | 日本 | 131.49Mbps |
114 | ガーナ | 24.26Mbps |
モバイル回線
順位 | 国名 | 通信速度(下り) |
---|---|---|
– | 世界 | 30.78Mbps |
21 | アメリカ | 59.89Mbps |
44 | 日本 | 41.51Mbps |
137 | ガーナ | 7.7Mbps |
※参照したデータをもとに、当サイトが表を作成しています。
※インターネット通信速度の「中央値」による統計です。
ガーナのインターネット通信速度は固定回線が24.26Mbpsで日本の1/5以下、モバイル回線が7.7Mbpsでこちらも日本の1/5以下です。
日本では通信速度もたいてい十分で、通信速度が足りずにストレスを感じることはほとんどありません。
ホームページやインターネットを使ったアプリはさくさく表示されますし、YouTubeもスムーズに鑑賞できます。
それに対して日本よりずっと通信速度が遅いガーナのインターネットは、日本人が使うとストレスがたまることが多そうですね。
ガーナのインターネットは、日本と同じように使えるとは考えない方がよいでしょう。
日本人観光客がガーナでなるべく快適にインターネットを使いたいときは、通信品質が不安定な手段は避けた方が無難です。
日本人がガーナに旅行や出張で滞在する際のインターネット接続手段とは?
ガーナのインターネット環境は、日本に比べると整備されていないことをみてきました。
それでは、そんなガーナに日本人が観光や出張で滞在するときは、どのような手段でインターネットに接続できるでしょうか。
主要な手段として、以下4種類があげられます。
- ガーナに対応した海外用ポケット型WiFiのルーターをレンタルする
- ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
- ガーナで利用可能なプリペイドSIMを購入する
- 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う
この4種類は日本人に限らず、海外からの観光客がよく使うインターネット接続の手段です。
ただ手段によって使い勝手が大きく異なるので、自分にあった方法をえらぶようにしましょう。
以下、それぞれの手段についてくわしく解説するので、自分にあった手段はどれか検討してみてください。
1.海外用レンタルポケット型Wi-Fiを利用する【おすすめ手段】
海外旅行や出張で渡航する際、現地のインターネット手段として最も安全で便利なのが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiを使う方法です。
海外用レンタルポケット型WiFiであればお使いのスマートフォンとポケット型WiFi端末を接続するだけで現地でも簡単にインターネットを使うことが出来ます。
SIMカードを差し替える手間もなく、フリーWiFiのように危険に晒されることもなく、スマートフォンのローミングサービスのように高額請求になることもないため、簡単で安全にインターネットを利用できます。
さらに当サイトがおすすめする海外用レンタルポケット型WiFiサービス「海外WiFiレンタルショップ」なら、よりリーズナブルで快適にインターネットを使うことができます。
- インターネットを安全で快適に使える
フリーWi-Fiはセキュリティの脆弱性に問題がありますが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiなら個別のネットワークを利用できパスワードで保護されているため安全で快適に利用できます。 - 業界最安値水準の低価格で使える
当サイトおすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fiは、業界最安値水準でレンタル可能です。
さらに電源を入れた日だけ料金が発生するシステムのため経済的に利用できます。 - 事前受け取りや帰国後の返却ができる
出国前に受け取ることができるうえに、返却は帰国後にポストに入れるだけなので簡単便利に利用できます。 - 最大10台まで同時に接続できる
家族や友人など複数人での利用も可能で、スマホやタブレット・パソコンなど様々なデバイスからインターネットに同時接続することができます。 - 1台の端末で世界135ヶ国の周遊が可能
従来の海外用レンタルポケット型Wi-Fiでは、国ごとに端末の切り替えや、SIMカードの入れ替え、再設定などが必要でした。
当サイトおすすめ海外用レンタルポケットWi-Fiは、国をまたぐ度に変更していた設定や手続きが一切不要なため、世界135ヶ国で手軽に周遊利用できます。
2.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
フリーWiFiとは、無料で使えるWiFiのことです。
日本でもホテルや街のカフェ、鉄道駅、ファミレスなど様々な場所でフリーWiFiが提供されているので、知っている方も多いでしょう。
ガーナでもフリーWiFiの環境があれば、日本人はWiFi経由でインターネットへ接続できます。
それではガーナではどのくらいフリーWiFiスポットがあるでしょうか。
次の項からはガーナの中でも特に日本人がよく訪れる場所に、どのくらいフリーWiFiスポットがあるかみていきます。
空港のフリーWiFiスポットは?
海外旅行をしたときに、渡航先の空港で何もすることがなく退屈な時間を過ごした経験のある方は多いでしょう。
海外の空港では入出国の手続きや搭乗待ちなどで、長い時間を過ごすことも多いです。
そのため空港内でフリーWiFiが使えれば、観光情報をチェックしたり好きな動画をみたりして有意義に過ごせます。
それではガーナの空港では、フリーWiFiが使えるでしょうか。
ガーナのなかでも日本人が特によく使う空港は、首都アクラにあるコトカ国際空港です。
コトカ国際空港の公式サイトには、フリーWiFiの提供について以下のように記載されていました。
(当サイトが日本語に訳しています。)
ガーナ空港会社(GACL)は、ターミナル2および3でフリーWiFiサービスを導入しました。
参照元:コトカ国際空港公式サイト
フリーWiFiの導入により、空港利用客の利便性が高まることを期待しています。
フリーWiFiを使うときはSSID「KIA FREE WIFI」へ接続し、画面の指示に従ってください。
公式サイトの情報をみる限り、コトカ国際空港で日本人観光客はフリーWiFiを使ってインターネットに接続できそうですね。
観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある?
最初に結論を述べると、ガーナの市街地にある人気の観光地周辺では複数のフリーWiFiスポットを見つけられることが多いです。
観光地へ行く前に専用アプリなどを使って調べておけば、観光地周辺のフリーWiFiスポットを簡単に探せるでしょう。
ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」※で各観光地のフリーWiFi提供状況を調べています。
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WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。
青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその分だけフリーWiFiスポットがあるということです。
また灰色の丸マークは、WiFiMAP上で長い間使われた形跡が確認できていないフリーWiFiスポットになります。
独立広場は、ガーナがアフリカで最初の黒人独立国家となったことを記念して作られた広場です。
独立広場には、ガーナのシンボルマークでもある五芒星(ブラックスター)を備えた巨大なブラックスターゲートがあります。
WiFiMAPをみると独立広場周辺に、多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。
独立広場の近くには、ガーナでのお土産物選びに便利なアートセンターもあります。
ガーナのホテルではフリーWiFiが使える?
海外旅行をするときは、ホテルに滞在する時間も短くはありません。
ホテルでインターネットが使えれば、観光情報を調べたりYouTubeの動画をみたりして、時間を有意義に使えます。
それではガーナのホテルではフリーWiFiが使えるでしょうか。
ここでは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、ガーナのホテルにおけるフリーWiFiの設置状況を調べました。
結果は以下の通りです。
ガーナ主要観光地のホテルにおけるフリーWiFi設置状況
都市 | 掲載ホテル数 | フリーWiFiが設置されたホテル数 | 設置割合 |
---|---|---|---|
ガーナ全土 | 809 | 416 | 約51% |
アクラ | 492 | 265 | 約54% |
Booking.comのデータをみる限り、ガーナでは約半分のホテルでフリーWiFiが提供されていました。
なお3つ星以上のホテルに絞って調べると、ガーナ全土で約72%(269軒中195軒)のホテルでフリーWiFiが提供されていることも確認しています。
この結果から、日本人が使いそうな比較的グレードの高いホテルでは、フリーWiFiが提供されている可能性が高いことが分かりますね。
逆にいえば3つ星以上でも3割近いホテルでフリーWiFiが提供されていないともいえるので、フリーWiFiを使いたいときは事前確認がかかせません。
フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない
ガーナの空港や市街地にある人気の観光地、ホテルではフリーWiFiを使える場所が多いことをみてきました。
そのため、「ガーナではフリーWiFiがあれば、他にインターネット接続手段は必要ないかな」と考えている方も少なくないでしょう。
しかしフリーWiFiには問題が多く、ガーナでメインに使うインターネット接続の手段としては適していません。
以下、その理由を詳しく解説しますね。
1.フリーWiFiの通信は簡単に盗み見られてしまう
WiFiをつかうときに他人に通信内容をみられないようにするためには、暗号化が欠かせません。
しかしフリーWiFiの通信は、暗号化されていないことが多いです。
仮に暗号化されていても、解読に必要なパスワードが便宜上公開されています。
そのため悪意のある第三者にとって、フリーWiFi上の通信を盗み見るのは技術的に難しくないのです。
フリーWiFi上で個人情報を送受信すると、その情報が盗み見られてしまう可能性もあります。
フリーWiFiを使ってクレジット決済やアプリ決済を行った場合は、クレジットカード番号が盗み見られ不正利用される可能性も否定できません。
2.フリーWiFiの偽物=なりすましによる被害も多い
フリーWiFiの偽物=なりすましによる被害も少なくありません。
なりすましと知らずに接続してしまった場合、悪意のある第三者に通信の内容が全て筒抜けになってしまう可能性があります。
なりすましへ接続してしまうことで、個人情報を盗み見られたりウイルスに感染させられたりする可能性があるのです。
さらに悪いことにフリーWiFiを使い慣れた方でも、なりすましか正常なフリーWiFiかを見分けるのは簡単ではありません。
なりすましへ知らないうちに接続していて、気づいたら被害に遭っていたということもあるのです。
こんな風にセキュリティ的な問題が多いフリーWiFiは、ガーナで安心して使えないですね…。
3.フリーWiFiは使える場所が限られる
フリーWiFiが使えるのは、専用設備が設置された場所のすぐ近くだけです。
たとえばフリーWiFiスポットが300m先のレストランなら、基本的にそのレストランのなかでしか使えません。
日本の観光地ではフリーWiFiスポットが近くにない路上でも、たいてい手元のスマートフォンでインターネットが使えます。
電波さえ届けば、いつでもどこでも観光先の情報をチェックしたり地図アプリをみたりできるのです。
一方、ガーナでフリーWiFiしかインターネット接続の手段がないと、スマートフォンをそんな風に使えません。
普段からスマートフォンを使い慣れた日本人からすると、ストレスがたまるでしょう。
4.フリーWiFiの通信品質は悪いことも多い
フリーWiFiの通信品質は、スポットによって差があります。
フリーWiFiを快適に使えるスポットも多いですが、通信速度が遅いなどして思うように使えないスポットも少なくありません。
フリーWiFiが使いたくて入ったカフェで、通信品質が悪く使えなかったら楽しい旅行気分が台無しですね…。
通信品質が悪いからと言って、カフェ代を支払わないなんてことはできません。
このように、フリーWiFiは問題が多いです。
フリーWiFiは他の手段がない場合に限り、個人情報を送受信せず必要最低限だけ使うようにしましょう。
データ通信量を節約するために、動画をみるときだけホテルや空港の比較的信頼性の高いフリーWiFiを使うという手もあります。
フリーWiFiって無料で気軽に使えると思ってたけど、、、
フリーWiFiは簡単に使える反面、デメリットが多いことも覚えておくんじゃぞ。
モバイル通信の方がフリーWiFiより使えるエリアが断然広い
ガーナではフリーWiFiより、これから紹介するモバイル通信系のサービスの方が圧倒的に使えるエリアが広いです。
以下、ガーナの大手通信事業者「MTN Ghana」が公開している提供エリアマップをご覧ください。
MTN Ghanaのモバイル通信(GSM)提供エリアマップ
ご覧の通り、ガーナの大部分がMTN Ghanaの提供エリア内となっています。
このエリアではフリーWiFiスポットが近くにない路上などでも、モバイル通信でインターネット接続できる可能性があるわけです。
次に以下はMTN Ghanaの提供エリアマップのなかでも、WiFiMAPではフリーWiFiスポットが見当たらなかったモレ国立公園周辺を写したものです。
MTN Ghanaのモバイル通信(GSM)提供エリアマップ
ご覧の通りモレ国立公園の観光拠点となる村「ララバンカ」や、モレ国立公園の入り口付近が提供エリア内となっています。
このように、フリーWiFiに比べモバイル通信の方が圧倒的に使えるエリアが広いのです。
3.ガーナで利用可能なプリペイドSIMを購入する
プリペイドSIMとは、前払い制で使えるモバイル通信のサービスです。
プリペイドSIMは月払いなどの契約をする必要がなく、最低利用期間もないため旅行者によく使われています。
プリペイドSIMで、たとえば1GB/3日というプランであれば、3日間の有効期限内に合計1GBのモバイル通信が可能です。
プリペイドSIMであれば、フリーWiFiスポットの近くでなくても電波さえ届けばインターネットが使えます。
プリペイドSIMでは、フリーWiFiのようなセキュリティ上の不安もありません。
当サイトが調査したところ、ガーナでは以下のようなプリペイドSIMのプランが販売されていました。
Vodafone Ghana※
プランの内容 | 料金 | 日本円 |
---|---|---|
1GB/1日 | GHS3 | 約43円 |
1.1GB/3日 | GHS5 | 約71円 |
7.5GB/5日 | GHS20 | 約284円 |
1.5GB/15日 | GHS10 | 約142円 |
4.5GB/10日 | GHS20 | 約284円 |
11GB/15日 | GHS50 | 約710円 |
※掲載しているのはプランの一部内容です。
プランの詳細やここに掲載していない他プランについては公式サイトを確認下さい。
※GHS1=14.19円(2022/9/12時点のレート)で計算しています。
ガーナ現地の価格なので、日本と比べると安いと感じる方は多いのではないでしょうか。
けれど現地で上記のようなプランを購入するためには、英語などで店員とコミュニケーションをとらなくてはなりません。
海外では現地のことをよく知らない観光客相手に、実際よりずっと高値でプリペイドSIMを売ろうとする例もあります。
こういった点が不安なら、料金はガーナ現地より高くなりますが日本のAmazonなどでプリペイドSIMを購入して持ち込む方が安心です。
インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい
プリペイドSIMを使うときに、もう1つ注意が必要なのは使えるようにするための手順が簡単ではないことです。
プリペイドSIMを使うためには、以下にあげる条件や設定を自分で解決しなくてはなりません。
- 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い - 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
- 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる
これらの意味が理解できて、トラブルがおきても自分で解決できるようなインターネット設定に慣れた方でないとプリペイドSIMは使えません。
自信のない方は、海外用レンタルポケット型WiFiを利用する手段の方が簡単でおすすめです。
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4.キャリアの海外ローミング
日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。
恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?
キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。
各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。
サービス名 | 内容 |
---|---|
ドコモ | ■パケットパック海外オプション 200円/1時間〜 980円/24時間 2,480円/3日間 3,980円/5日間 5,280円/7日間 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限 ■海外パケ・ホーダイ 24.4MB /日|1,980円 無制限/日:2,980円 ◇通話:従量課金 →利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要 |
au | ■世界データ定額 (利用日数:1日から30日) 490円/24時間〜 690円/24時間〜 980円/24時間〜 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限 ◇通話:従量課金 →利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要 |
ソフトバンク | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 |
ahamo | ■非対応 |
povo | ■対応※ |
LINEMO | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 ※アメリカ放題非対応 |
UQ mobile | ■対応 |
楽天モバイル | ■非対応 |
※povo1.0の一部ユーザーは使えない可能性があります。
注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。
パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。
ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。
キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。
まとめ
ガーナの空港や市街地にある人気の観光地、ホテルではフリーWiFiを使える場所が多いです。
ただフリーWiFiはセキュリティ的な不安がある上に、使える場所が限られるなど問題が少なくありません。
そのためガーナでインターネット接続したいときは、他の手段を準備することを強くおすすめします。
プリペイドSIMであれば、フリーWiFiのようなセキュリティの不安もなく電波さえ届けばどこでも利用可能。
フリーWiFiより、ずっと安心で便利です。
ただプリペイドSIMを使うためには難しい設定や条件があり、インターネット設定に相当慣れていない方でないとおすすめできません。
その点、海外ローミングや海外用ポケット型WiFiであれば、プリペイドSIMと同じように安心・便利に使える上に設定や条件は簡単。
インターネット設定が不慣れな方にもおすすめできます。
ただし海外ローミングは、契約中のキャリアが対応していないと使えません。
海外ローミングは、設定やプランによっては想定外の料金が発生してしまうこともあります。
一方の海外用ポケット型WiFiであれば、契約中のキャリアに関係なく使えます。
海外用ポケット型WiFiは完全定額制のプランで使えるサービスが多く、想定外の料金が発生する不安もありません。
たとえばポケット型WiFi「海外WiFiレンタルショップ」では、ガーナで1GB/日のモバイル通信を1,550円/日の完全定額制で利用可能。
簡単で快適なインターネット接続手段を確保して、ガーナ観光を思いっきり楽しんできてください!
やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!
ガーナ旅行へ行くなら海外WiFiレンタルショップがおすすめだよっ!
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