ナイジェリアのインターネット事情は?フリーWiFiは使える?
アフリカで最もGDPが高く人口も多いナイジェリアは、アフリカの中ではインターネットが普及した国です。
けれど日本と比べれば、インターネット事情がよいとはいえません。
ナイジェリア滞在中にインターネットを使いたいときは、事前に十分な準備をしておくのがおすすめです。
この記事ではナイジェリアのインターネット事情と、フリーWiFiを含めナイジェリアで使えるインターネット接続の手段を解説します。
手段によって使いやすさや通信品質が異なるため、自分にあった手段はどれか検討するとよいでしょう。
記事では最も簡単でおすすめの手段はどれかも紹介するので、渡航前に是非参考にして下さい!
インターネット接続手段比較表
総合評価 | 通信品質 | セキュリティ | 使いやすさ | コスト | |
---|---|---|---|---|---|
海外用レンタル ポケット型WiFi | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
フリーWiFi | △ | △ | × | △ | ◎ |
プリペイドSIM | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
海外ローミング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
- 海外用レンタルポケット型WiFi(★おすすめ)
安全性が高く電源を入れるだけで快適に使える。複数デバイスで利用可能。 - フリーWiFi
無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。 - プリペイドSIM
現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。 - 海外ローミング
設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。
\おすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fi/
海外WiFiレンタルショップはこちら▷
ナイジェリアのインターネット事情
海外旅行をしたときに、渡航先の国でどのくらいインターネットを使えるかは、その国のインターネット事情によります。
インターネット環境が整備され自国民が不自由なく使える国の方が、海外からの観光客もインターネットを使いやすいわけです。
それではナイジェリアのインターネット事情は、どのような感じでしょうか。
まず世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」※を参考に、ナイジェリアのインターネット普及率をみていきましょう。
ナイジェリアのインターネット普及率(2022年)
国名/地域名 | 普及率 |
---|---|
ナイジェリア | 73.0 % |
日本 | 93.3% |
アフリカ平均 | 43.0 % |
ナイジェリアのインターネット普及率は73.0%でアフリカ平均と比べ30%も高い一方で、日本より20.3%低いです。
インターネットが普及した日本では、街から離れた観光地へ行ってもたいていインターネットが使えます。
人が住んでいないような場所でない限りは、インターネット接続の手段が何も見つからないといったことはほとんどありません。
ナイジェリアのインターネット普及率は、日本と比べると大分低いので日本の観光地よりインターネット環境の確保に苦労しそうですね。
ナイジェリア観光中にインターネットを不自由なく使いたいときは、事前に準備しておいた方がよいでしょう。
次に気になるのは、ナイジェリアのインターネット通信速度です。
苦労してインターネット接続の手段が用意できても、ストレスなく使えるかは通信速度によります。
以下、インターネット通信速度測定サイト「SPEED TEST」が集計したデータを参考にナイジェリアの通信速度をみていきましょう。
ナイジェリアのインターネット通信速度と順位(2022年8月時点)
固定回線
順位 | 国名 | 通信速度(下り) |
---|---|---|
- | 全世界 | 69.14Mbps |
6 | アメリカ | 167.36Mbps |
10 | 日本 | 131.86Mbps |
150 | ナイジェリア | 9.70Mbps |
モバイル回線
順位 | 国名 | 通信速度(下り) |
---|---|---|
– | 世界 | 30.79Mbps |
24 | アメリカ | 61.95Mbps |
46 | 日本 | 39.34Mbps |
89 | ナイジェリア | 16.67Mbps |
ナイジェリアの通信速度は固定回線が9.70Mbpsで日本の1/13以下、モバイル回線が16.67Mbpsで日本の半分以下です。
日本では固定回線もモバイル回線も速度はたいてい十分で、ストレスを感じるようなことはほとんどありません。
ホームページはさくさく表示されますし、動画もスムーズに鑑賞できます。
一方で日本よりずっと遅いナイジェリアのインターネットは、日本人が使うとストレスを感じることが多くなりそうですね。
ナイジェリアで少しでも快適にインターネットを使いたいときは、通信品質が安定しない手段は避けた方がよいでしょう。
それからナイジェリアでは、固定回線よりモバイル回線が速いのも気になるところです。
(日本やアメリカの例をみてもわかるように、たいていは逆)
ナイジェリアでは海外ローミングや海外用ポケット型WiFiといった、モバイル回線を使ったインターネット接続手段が活躍しそうです。
日本人がナイジェリアに旅行や出張で滞在する際のインターネット接続手段とは?
ナイジェリアのインターネット事情が、日本に比べ大分遅れていることをみてきました。
それでは、そんなナイジェリアへ日本人が観光や出張で滞在するときは、どのような手段でインターネットに接続できるでしょうか。
主な手段として、以下4つがあげられます。
- ナイジェリアに対応した海外用ポケット型WiFiのルーターをレンタルする
- ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
- ナイジェリアで利用可能なプリペイドSIMを購入する
- 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う
この4種類は、日本人だけでなく他の国の観光客もよく使う手段です。
いずれの手段も、観光中だけ一時的に使いたいようなときに適しています。
ただ手段によって使い勝手が大きく異なるので、自分にあった手段をえらぶとよいでしょう。
以下、1つずつどんな手段か解説するので参考にして下さい!
1.海外用レンタルポケット型Wi-Fiを利用する【おすすめ手段】
海外旅行や出張で渡航する際、現地のインターネット手段として最も安全で便利なのが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiを使う方法です。
海外用レンタルポケット型WiFiであればお使いのスマートフォンとポケット型WiFi端末を接続するだけで現地でも簡単にインターネットを使うことが出来ます。
SIMカードを差し替える手間もなく、フリーWiFiのように危険に晒されることもなく、スマートフォンのローミングサービスのように高額請求になることもないため、簡単で安全にインターネットを利用できます。
さらに当サイトがおすすめする海外用レンタルポケット型WiFiサービス「海外WiFiレンタルショップ」なら、よりリーズナブルで快適にインターネットを使うことができます。
- インターネットを安全で快適に使える
フリーWi-Fiはセキュリティの脆弱性に問題がありますが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiなら個別のネットワークを利用できパスワードで保護されているため安全で快適に利用できます。 - 業界最安値水準の低価格で使える
当サイトおすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fiは、業界最安値水準でレンタル可能です。
さらに電源を入れた日だけ料金が発生するシステムのため経済的に利用できます。 - 事前受け取りや帰国後の返却ができる
出国前に受け取ることができるうえに、返却は帰国後にポストに入れるだけなので簡単便利に利用できます。 - 最大10台まで同時に接続できる
家族や友人など複数人での利用も可能で、スマホやタブレット・パソコンなど様々なデバイスからインターネットに同時接続することができます。 - 1台の端末で世界135ヶ国の周遊が可能
従来の海外用レンタルポケット型Wi-Fiでは、国ごとに端末の切り替えや、SIMカードの入れ替え、再設定などが必要でした。
当サイトおすすめ海外用レンタルポケットWi-Fiは、国をまたぐ度に変更していた設定や手続きが一切不要なため、世界135ヶ国で手軽に周遊利用できます。
\おすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fi/
海外WiFiレンタルショップはこちら▷
2.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
フリーWiFiとは名前の通り、無料で使えるWiFiのことです。
ホテルや街のカフェをはじめ、ファミレスや大きな鉄道駅、観光施設などでよく提供されています。
特に日本国内では市街地でも観光地でも、多くのフリーWiFiスポットがあるので使ったことがある方も多いでしょう。
ナイジェリアにもフリーWiFiスポットがあれば、日本人はWiFi経由でインターネットに接続できます。
それではナイジェリアでは、どのくらいフリーWiFiスポットがあるでしょうか。
次の項からは、ナイジェリアのなかでも日本人がよく訪れる場所にフリーWiFiスポットがあるかみていきましょう。
空港のフリーWiFiスポットは?
海外旅行をしたときに、空港で何もすることがなくて退屈な時間を過ごした経験がある方も多いでしょう。
海外の空港では、入出国手続きや飛行機待ちなどで滞在する時間が長くなりがちです。
そんな空港でインターネットが使えれば、観光情報を調べたりニュースサイトをチェックしたりして有効に時間が使えます。
それではナイジェリアの空港では、フリーWiFiが使えるでしょうか。
以下、ナイジェリアのなかでも特に日本人がよく訪れる空港のフリーWiFi提供状況をみていきましょう。
ムルタラ・モハンマド国際空港はナイジェリア最大の都市「ラゴス」にある空港で、海外からの観光客がよく使います。
ムルタラ・モハンマド国際空港の公式サイトを確認したところ、主な空港設備の1つとしてフリーWiFiがあげられていました。
これらの情報をみる限りナイジェリアで日本人観光客は、フリーWiFiを使ってインターネットに接続できそうですね。
観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある?
はじめに結論を書くと、ナイジェリアの主要な観光地では複数のフリーWiFiスポットをみつけられることも多いです。
ただ市街地にある観光地でもフリーWIFiスポットがない可能性もあるので、使いたい場合は事前にアプリなどで調べておくとよいでしょう。
ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」※で各観光地のフリーWiFi提供状況を調べています。
WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN
WiFi Map LLC無料posted withアプリーチ
WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。
青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその分だけフリーWiFiスポットがあるということです。
また灰色の丸マークは、WiFiMAP上で長い間使われた形跡が確認できていないフリーWiFiスポットになります。
レッキ・コンサベーション・センターは、ナイジェリアの自然保護団体が管理する広大な自然保護公園です。
78ヘクタール(東京ドーム約16個分)の公園内では、サルやワニ、ヘビなど様々な動植物をみることができます。
野生動物達を観察しやすくするため、吊り橋や遊歩道などが整備され手軽にハイキングを楽しめるのも魅力です。
WiFiMAPをみると、レッキ・コンサベーション・センター周辺に複数のフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。
ナイジェリアのホテルではフリーWiFiが使える?
海外旅行中は、宿泊先のホテルでも長い時間を過ごすことになります。
そのためホテルでインターネットが使えれば、観光情報を調べたりSNSをチェックできたりして便利です。
それではナイジェリアのホテルではフリーWiFiが使えるでしょうか。
ここでは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、ナイジェリアのホテルにおけるフリーWiFiの設置状況を調べました。
結果は以下の通りです。
ナイジェリア主要観光地のホテルにおけるフリーWiFi設置状況
都市 | 掲載ホテル数 | フリーWiFiが設置されたホテル数 | 設置割合 |
---|---|---|---|
ナイジェリア全土 | 1,789 | 724 | 約40% |
ラゴス | 591 | 246 | 約42% |
アブジャ | 311 | 131 | 約42% |
ご覧の通り、ナイジェリアでは最大都市ラゴスや首都アブジェでも、フリーWiFiが使えるホテルが全体の4割程にとどまっています。
Booking.com掲載のホテルでみる限り、ナイジェリアではフリーWiFiを使えないホテルが多いですね。
ただナイジェリアで3つ星以上のホテルに絞ると、全体の約7割(599軒中416軒)でフリーWiFiが提供されていることも確認しています。
日本人観光客が使いそうな比較的グレードの高いホテルであれば、たいていフリーWiFiが使えると考えてよいでしょう。
とはいってもフリーWiFi未提供のホテルが多いことに変わりはないので、使いたいときは事前の確認がかかせません。
ホテルによっては「使えるのはロビーだけ」といったこともあるので、あわせて確認しておきたいところです。
フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない
ナイジェリアの空港や人気の観光地周辺、ホテルではフリーWiFiが使えない場所も少なくありませんでした。
その他にも、フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題が多いです。
ナイジェリア観光中に、メインで使うインターネット接続の手段としておすすめできません。
以下、フリーWiFiの問題について詳しく解説しますね。
1.フリーWiFiの通信は簡単に盗み見られてしまう
WiFiの通信を他人にみられないようにするためには、暗号化の設定が欠かせません。
けれどフリーWiFiは暗号化すら行われていないことが多いです。
仮に暗号化されていても、暗号解読に必要なパスワードは、便宜上公開されています。
そのため悪意のある第三者にとって、フリーWiFi上の通信を盗み見ることは難しくありません。
フリーWiFiを使って個人情報を送受信すると、それを盗み見られてしまう可能性があるのです。
フリーWiFi上でクレジット決済やアプリ決済を行った場合は、クレジットカードの番号を盗み見られ不正利用される可能性も否定できません。
2.フリーWiFiの偽物=なりすましによる被害も多い
フリーWiFiの偽物=なりすましを使った被害も少なくありません。
なりすましと知らず接続してしまうと、個人情報を盗み見られたりウイルスに感染させられたりする可能性があります。
その上、なりすましか本物のフリーWiFiかは、WiFiを使うのに慣れた熟練者でも簡単ではありません。
なりすましへ知らないうちに接続していて、いつのまにか被害を受けているなんてこともあります。
このようにフリーWiFiは、セキュリティ的なリスクが大きいです。
ただでさえ日本に比べ治安の不安がある海外では、余計にフリーWiFiは安心して使いにくいですね…。
3.フリーWiFiは限られた場所でしか使えない
フリーWiFiが使えるのは、専用設備があるスポットのすぐ近くだけです。
たとえばカフェがフリーWiFiスポットなら、フリーWiFiを使えるのはお店の中に限られます。
設備が貧弱だったりお店が広かったりすれば、「座席によっては使えない」なんてこともあるかもしれません。
日本国内ではフリーWiFiスポットが近くになくても、電波さえ届けばどこでも手元のスマートフォンでインターネットが使えます。
たとえば周りに建物がないような路上でも、スマートフォンを取り出して地図アプリを調べることも可能です。
けれどナイジェリアでフリーWiFiしかインターネット接続の手段がないと、そんな風にスマートフォンを便利に使えません。
老若男女問わずスマートフォンを使い慣れた日本人は、フリーWiFiでしかインターネットを使えないのはストレスになるでしょう。
4.フリーWiFiは通信品質が悪いことも多い
フリーWiFiの通信品質は、スポットによって差があります。
快適にWiFiを使えるスポットも多いですが、「通信速度が遅くてホームページが表示されない」といったスポットも少なくありません。
フリーWiFiを目的に入ったカフェやレストランで、通信品質が悪くて思うように使えなかったら楽しい気分が台無しですね…。
フリーWiFiは付加的なサービスなので、使えないからといって食事代やコーヒー代は支払わなくてはなりません。
このように、フリーWiFiは問題が多いです。
そもそもナイジェリアはフリーWiFiを使えないエリアも多いですし、メインのインターネット接続手段は他に用意することを強くおすすめします。
フリーWiFiは何かの事情で他の手段が使えない場合に限り、個人情報を送受信せず地図を調べるなど必要最低限に限って使うようにしましょう。
もしくはデータ通信量を節約するため、動画をみるときだけホテルの比較的信頼性が高いフリーWiFiを使うという手もあります。
フリーWiFiって無料で気軽に使えると思ってたけど、、、
フリーWiFiは簡単に使える反面、デメリットが多いことも覚えておくんじゃぞ。
モバイル通信の方がフリーWiFiより使えるエリアが断然広い
これまで見てきた通り、ナイジェリアでは人気の観光地周辺でもフリーWiFiが使えない場所が多くありました。
しかし、そういった場所でも次項以降で紹介するモバイル通信なら提供エリア内である可能性があります。
たとえばナイジェリアでは、最大都市ラゴスでもWiFiMAPでフリーWiFiスポットを見つけられない観光地が複数ありました。
しかし、以下のようにモバイル通信ならラゴスのほぼ全域が提供エリア内となっています。
MTNのモバイル通信(3G/LTE)の提供エリアマップ【ラゴス周辺】
また、WiFiMAPでみる限り首都アルジェ周辺にあるズマロック周辺も、フリーWiFiスポットがありませんでした。
一方モバイル通信なら、ズマロック周辺も以下の通りモバイル通信のほぼ提供エリア内となっています。
MTNのモバイル通信(3G/LTE)の提供エリアマップ【ズマロック及びアブジェ周辺】
つまり、フリーWiFiスポットが近くに一切ないようなエリアでも、モバイル通信ならインターネットに接続できる可能性があるということです。
こういった意味でも、フリーWiFiよりモバイル通信系サービスの方がずっと使い勝手がよくおすすめできます。
3.ナイジェリアで利用可能なプリペイドSIMを購入する
プリペイドSIMとは前払い制で、使いたい分だけ購入できるモバイル通信サービスです。
最低利用期間がないため、観光中だけ使うインターネット環境が欲しい場合に適しています。
プリペイドSIMで1GB/7日というプランであれば、有効期限が7日間でその間に合計1GBまでモバイル通信が使えるということです。
プリペイドSIMは電波さえ届けば、フリーWiFiスポットが近くになくてもインターネットに接続できます。
またプリペイドSIMは、フリーWiFiのようなセキュリティ上の不安もありません。
当サイトが調査したところ、ナイジェリアでは以下のようなプリペイドSIMプランが販売されていました。
MTN※
プランの内容 | 料金 | 日本円 |
---|---|---|
450MB/7日 | 120ナイラ | 約40 円 |
6GB/7日 | 1,500ナイラ | 約495 円 |
15GB/1ヵ月 | 3,000ナイラ | 約990 円 |
40GB/1ヵ月 | 10,000ナイラ | 約3,300 円 |
※掲載しているのはプランの一部内容です。プランの詳細やここに掲載していない他プランについては公式サイトを確認下さい。
※1ナイラ=0.33円(2022/9/22時点のレート)で計算しています。
ナイジェリア現地の価格なので、日本のモバイル通信と比べはるかに安いと感じる方が多いのではないでしょうか。
ただナイジェリア現地でプリペイドSIMを購入する場合、現地の店員と英語などで会話をしなくてはなりません。
また海外では、本来の価格を知らない観光客相手にプリペイドSIMを実際よりずっと高く売りつけようとする例も多いです。
そういったことが不安であれば、日本の価格になってしまいますがAmazonなどで購入して持ち込む方が安心ではあります。
インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい
プリペイドSIMをえらぶときに、もう1つ注意が必要なのは使えるようにするための設定や条件の難易度が高いことです。
プリペイドSIMを使うときは、以下にあげる条件や設定を全て自分で解決しないといけません。
- 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い - 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
- 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる
上の内容が理解でき、小さな問題なら自分で解決できるようなインターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMは使えません。
自信のない方は、海外用レンタルポケット型WiFiを利用する手段の方が簡単でおすすめです。
\おすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fi/
海外WiFiレンタルショップはこちら▷
4.キャリアの海外ローミング
日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。
恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?
キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。
各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。
サービス名 | 内容 |
---|---|
ドコモ | ■パケットパック海外オプション 200円/1時間〜 980円/24時間 2,480円/3日間 3,980円/5日間 5,280円/7日間 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限 ■海外パケ・ホーダイ 24.4MB /日|1,980円 無制限/日:2,980円 ◇通話:従量課金 →利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要 |
au | ■世界データ定額 (利用日数:1日から30日) 490円/24時間〜 690円/24時間〜 980円/24時間〜 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限 ◇通話:従量課金 →利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要 |
ソフトバンク | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 |
ahamo | ■非対応 |
povo | ■対応※ |
LINEMO | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 ※アメリカ放題非対応 |
UQ mobile | ■対応 |
楽天モバイル | ■非対応 |
※povo1.0の一部ユーザーは使えない可能性があります。
注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。
パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。
ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。
キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。
まとめ
ナイジェリアの空港・人気観光地の周辺・ホテルでは、フリーWiFiが利用できない場所も少なくありません。
その上フリーWiFiはセキュリティの不安が大きかったり、使える場所が限定されたりなど問題が多いです。
フリーWiFiはナイジェリアで使う、メインのインターネット接続手段としてはおすすめできません。
一方、プリペイドSIMであればフリーWiFiのようなセキュリティの不安がなく、電波さえ届けばどこでも使えて便利です。
ただしプリペイドSIMは使うまでの条件や設定が難しく、インターネット設定に相当慣れている方でないと使いこなせません。
不安な方は、より簡単な方法をおすすめします。
海外ローミングや海外用ポケット型WiFiでも、プリペイドSIMと同等以上に使い勝手がよい上にフリーWiFiのようなセキュリティの不安もありません。
その上、海外ローミングや海外用ポケット型WiFiは、プリペイドSIMと違って使うのが簡単です。
そのため、この2つは多くの人におすすめできます。
ただ海外ローミングは、契約中のキャリアが対応していないと使えません。
海外ローミングは契約中のプランや設定によっては、想定外の料金が発生してしまう恐れもあります。
その点、海外用ポケット型WiFiなら契約中のキャリアに関わらず利用可能。
また完全定額制でレンタルできるプランが多く、想定してなかった料金が発生することもありません。
たとえばポケット型WiFi「海外WiFiレンタルショップ」であれば、ナイジェリアで1GB/日のモバイル通信を、1,200円/日の完全定額制で使えます。
簡単で快適なインターネット接続手段を確保して、ナイジェリアでの観光を思う存分楽しんできてください!
やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!
ナイジェリア旅行へ行くなら海外WiFiレンタルショップがおすすめだよっ!
\おすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fi/
海外WiFiレンタルショップはこちら▷