マルティニークのインターネット事情は?フリーWiFiは使える?

マルティニークは国土が沖縄本島と同じぐらいの小さな国ですが、有名なマルコポーロが「世界で美しい場所」と言ったほど魅力のある国。

マルティニークにあるカリブ海の美しいビーチや歴史的な建造物の観光を目的に、他国からも観光客が訪れています。

その一方で、インターネット環境に関しては、日本のように整備されているとは言えません。

マルティニーク滞在中にインターネットを使いたいときは、事前に十分な準備をしておくべきです。

この記事では、マルティニークのインターネット事情とフリーWiFiなど同国で使えるインターネット接続手段の種類を解説しています。

手段によって使い勝手に差があるので、どの手段が自分にあうかチェックしてみてください。

記事では、なかでもポケット型WiFiが最も簡単でおすすめである理由も解説しているので、是非参考にして下さい!

インターネット接続手段比較表

スクロールできます
総合評価通信品質セキュリティ使いやすさコスト
海外用レンタル
ポケット型WiFi
フリーWiFi×
プリペイドSIM
海外ローミング
4つのインターネット接続手段の特徴
  • 海外用レンタルポケット型WiFi(★おすすめ)
    安全性が高く電源を入れるだけで快適に使える。複数デバイスで利用可能。
  • フリーWiFi
    無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。
  • プリペイドSIM
    現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。
  • 海外ローミング
    設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。

\おすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fi/
海外WiFiレンタルショップはこちら▷data

目次(タップしてジャンプ)

マルティニークのインターネット事情

海外へ旅行や出張で出掛けた際に、渡航先の国でどのくらいインターネットを使えるかは、その国のインターネット事情によります。

自国民が快適にインターネットを使えるような国であれば、その国を訪れる外国人もインターネットを使いやすいわけです。

それではマルティニークのインターネット事情は、どのような感じでしょうか。

まず世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」を参考に、マルティニークのインターネット普及率をみていきましょう。

マルティニークのインターネット普及率(2019年)

国名/地域名普及率
マルティニーク78.7 %
カリブ諸国平均50.8%
※参照元:「Internet World Stats

マルティニークのインターネット普及率は78.7%で、カリブ諸国平均に比べると30%近く高くなっています。

周辺の国に比べれば、マルティニークではインターネット環境を確保しやすそうですね。

一方、集計年は違いますが、日本のインターネット普及率は93.3%(2022年)で、マルティニークより少し高くなっています。

インターネットが普及している日本では、街から離れた場所にある観光地でも、たいてい何らかの手段でインターネットに接続可能です。

人が全く暮らしていないようなエリアでない限り、インターネット接続の手段が一切ないと言うことはほとんどありません。

それに対し日本より少しインターネット普及率が低いマルティニークでは、日本に比べるとインターネット環境を確保し辛そうですね。

とはいえ大きな差ではないので、事前に準備しておけば滞在中はインターネットが使えるでしょう。

インターネット普及率の次に、インターネット通信速度のデータをみていきます。

インターネット環境が準備できても、快適に使えるかは通信速度次第だからです。

以下、世界的に有名な通信速度測定サイト「SPEED TEST」を運用するOOKLAがまとめたデータをご覧ください。

カリブ海の国々におけるモバイル通信速度比較(2019年第4四半期)

ローカルダウンロード(Mbps)
キューバ28.45
アンティグア・バーブーダ41.66
バハマ23.21
グアドループ46.33
プエルトリコ27.46
ドミニカ共和国26.58
マルティニーク32.59
参照元:OOKLA公式サイト

こちらも集計年は異なりますが、同じSPEED TESTの集計によれば日本のモバイル通信速度は42.93Mbps(2022年10月時点)。

マルティニークの上記集計からみると若干速いです。

LTEなど高速なモバイル通信技術が普及した日本では、モバイル通信の速度が十分で不満を感じることはほとんどありません。

SNSはさくさく表示されますし、YouTubeも鑑賞できます。

マルティニークのモバイル通信は日本より若干遅いものの、それほど大きな差ではないので日本とほぼ同様に快適に使えそうですね。

マルティニークでは、ポケット型WiFiレンタルや海外ローミングといった、モバイル通信系のインターネット接続サービスが活躍しそうです。

日本人がマルティニークに旅行や出張で滞在する際のインターネット接続手段とは?

マルティニークのインターネット事情は、日本に比べてもそれほど大きな差がなく環境が整備されていることをみてきました。

それでは、そんなマルティニークへ日本人が観光や出張で訪問した際は、どのような手段でインターネットに接続できるでしょうか。

考えられる手段は、以下の4つです。

マルティニークでインターネットに接続する4つの方法
  1. マルティニークに対応した海外用ポケット型WiFiのルーターをレンタルする
  2. ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
  3. マルティニークで利用可能なプリペイドSIMを購入する
  4. 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う

これら4種類は日本人に限らず、海外を訪れる観光客がよく選ぶインターネット接続の手段です。

ただ種類によって使い勝手が異なるので、自分に合った手段を選ぶようにしましょう。

以下、1つずつどんな手段か解説しますね。

1.海外用レンタルポケット型Wi-Fiを利用する【おすすめ手段】

海外旅行や出張で渡航する際、現地のインターネット手段として最も安全で便利なのが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiを使う方法です。

海外用レンタルポケット型WiFiであればお使いのスマートフォンとポケット型WiFi端末を接続するだけで現地でも簡単にインターネットを使うことが出来ます。

SIMカードを差し替える手間もなく、フリーWiFiのように危険に晒されることもなく、スマートフォンのローミングサービスのように高額請求になることもないため、簡単で安全にインターネットを利用できます。

さらに当サイトがおすすめする海外用レンタルポケット型WiFiサービス「海外WiFiレンタルショップ」なら、よりリーズナブルで快適にインターネットを使うことができます。

当サイトおすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fiのメリット
  • インターネットを安全で快適に使える
    フリーWi-Fiはセキュリティの脆弱性に問題がありますが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiなら個別のネットワークを利用できパスワードで保護されているため安全で快適に利用できます。

  • 業界最安値水準の低価格で使える
    当サイトおすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fiは、業界最安値水準でレンタル可能です。
    さらに電源を入れた日だけ料金が発生するシステムのため経済的に利用できます。

  • 事前受け取りや帰国後の返却ができる
    出国前に受け取ることができるうえに、返却は帰国後にポストに入れるだけなので簡単便利に利用できます。

  • 最大10台まで同時に接続できる
    家族や友人など複数人での利用も可能で、スマホやタブレット・パソコンなど様々なデバイスからインターネットに同時接続することができます。

  • 1台の端末で世界135ヶ国の周遊が可能
    従来の海外用レンタルポケット型Wi-Fiでは、国ごとに端末の切り替えや、SIMカードの入れ替え、再設定などが必要でした。
    当サイトおすすめ海外用レンタルポケットWi-Fiは、国をまたぐ度に変更していた設定や手続きが一切不要なため、世界135ヶ国で手軽に周遊利用できます。

\おすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fi/
海外WiFiレンタルショップはこちら▷data

2.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する

フリーWiFiとは名前の通り、無料で使えるWiFi環境のことです。

日本ではホテルや街のカフェ、ファミレス、一部鉄道駅など様々な場所に専用のスポットがあるので、使ったことがある方も多いでしょう。

マルティニークでも専用スポットがあれば、日本人はWiFi経由でインターネット接続が可能です。

それではマルティニークには、どのくらい専用スポットがあるでしょうか。

海外向け有名観光ガイドブック「地球の歩き方」では、マルティニークを含むカリブ諸国のインターネット事情について、以下のように述べています。

キューバ&カリブの島々でスマホ、ネットを使うには
まずは、ホテルなどのネットサービス(有料または無料)、Wi-Fiスポット(インターネットアクセスポイント。無料)を活用する方法がある。
キューバ&カリブの島々では、主要ホテルや町なかにWi-Fiスポットがあるので、宿泊ホテルでの利用可否やどこにWi-Fiスポットがあるかなどの情報を事前にネットなどで調べておくとよいだろう。
ただしWi-Fiスポットでは通信速度が不安定だったり、繋がらない場合があったり、利用できる場所が限定されたりするというデメリットもある。

参照元:「地球の歩き方 B24 キューバ 2019〜20」(P379)

地球の歩き方をみる限り、マルティニークでは無料のWi-Fi(=フリーWiFi)を使えるスポットがある程度はありそうですね。

ただ地球の歩き方も書いているように、フリーWiFiは通信品質や利便性の面で問題があるのは否めません。

地球の歩き方では、同じ項でフリーWiFiより快適に使えるインターネット接続手段としてレンタルした海外用ポケット型WiFiなどをあげています。

具体的な問題点の内容や他の手段については、後述しますね。

次項からは、マルティニークのなかでも日本人がよく訪れる場所に、どのくらいフリーWiFiスポットがあるかみていきましょう。

空港のフリーWiFiスポットは?

海外へ行ったときに、インターネットを使いたくなる場所の1つが空港です。

空港でインターネットが使えれば、入出国の手続きや飛行機待ちなどの間にSNSをみたり観光情報を調べたりして時間を有意義に使えます。

それではマルティニークの空港では、フリーWiFiでインターネットに接続できるでしょうか。

マルティニークのなかでも、日本人がよく使うのは首都「フォール・ド・フランス」にある「マルティニーク・エメ・セゼール国際空港」です。

空港の公式サイトには、フリーWiFiの提供について、以下のように記載されています。(当サイトが日本語に訳しています。)

ターミナルでフリーWiFiに接続するためには?
1. ワイヤレスネットワーク「FREEWIFIFDF」に接続し、ブラウザを起動してください
2. ホットスポット接続ページで、名字・名前・GSM番号の前に国際コードを入力します
3. パスワードが記載されたSMSが届きます
4. ホットスポット接続ページに受信した情報を入力して、「接続」「GO」をクリックするとインターネットに接続が可能です

参照元:マルティニーク・エメ・セゼール国際空港公式サイト

ご覧のように、上記空港でフリーWiFiに接続するためには、スマートフォンなどでSMSを受け取れる状態である必要があるようですね…。

つまり空港到着時に、スマートフォンがネットワークに接続されていないと空港のWiFiにも接続できないということになります。

日本で使っているスマートフォンを、そのまま持ち込んだだけではWiFiに接続できないわけです。利用したい方は注意して下さい…。

これを考えると、ポケット型WiFiなどをレンタルしておいて持ち込んだ方が早そうですね…。

観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある?

はじめに結論を書くと、マルティニークでも市街地にある人気観光地周辺では、複数のフリーWiFiスポットを見つけられる可能性があります。

気になる方は、専用アプリを使うなどして事前に調べておくとよいでしょう。

ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」で、各観光地に専用スポットがあるかみていきます。

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN

WiFi Map LLC無料posted withアプリーチ

WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。

青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその数字の分だけ専用スポットがあるということです。

また灰色の丸マークは、WiFiMAP上で長い間使われた形跡が確認できていないスポットになります。

martinique wifi002

「サンルイ大聖堂」は17世紀半ばに創建された大聖堂。

高く伸びる尖塔が印象的です。教会内部には宗教的なシンボルなどが描かれたステンドグラスがあります。

WiFiMAPをみると、サンルイ大聖堂周辺に多くのフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。

サンルイ大聖堂の近くには、現地のお土産選びにも適した中央市場もあります。

マルティニークのホテルではフリーWiFiが使える?

海外へ行ったときは、宿泊先のホテルで過ごす時間も短くありません。

言葉の分からないテレビをみてもつまらないですし、ホテルでインターネットが使えれば動画をみるなどして時間を有効に使えます。

それではマルティニークのホテルでは、フリーWiFiが使えるでしょうか。

ここでは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、同国のホテルにおける提供状況を調べました。

結果は以下の通りです。

マルティニークのホテルにおけるフリーWiFi設置状況

スクロールできます
都市掲載ホテル数フリーWiFiが設置されたホテル数設置割合
マルティニーク全域1,8741,538約82%
フォール・ド・フランス10789約83%
※2022/12/13時点の情報です。

Booking.comのデータをみる限り、マルティニークでは8割を超えるホテルでフリーWiFiが提供されていました。

このデータをみる限り、マルティニークで日本人観光客はWiFiを使ってインターネットに接続できそうですね。

なお、ホテルによっては「ロビーのような公共エリアでないとWiFiが使えない」といったこともあるので注意して下さい。

その点、同じWiFiでもレンタルしたポケット型WiFiなら、電波さえ届けばどこでもインターネット接続できて便利です。

フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない

マルティニークの空港や観光地、ホテルでは、ある程度はフリーWiFiを使えるスポットがあることをみてきました。

そのため「このくらいフリーWiFiが使えれば、他のインターネット接続手段はいらないかな」と考えている方もいるでしょう。

しかし実際のところフリーWiFiには問題点が多く、メインで使うインターネット接続手段として適していません。

以下、その理由を解説しますね。

1.個人情報を盗み見られるリスクがある

WiFiの通信内容を周りにいる人に見られないようにするためには、暗号化の設定が欠かせません。

暗号化せずにWiFiを使うのは、公共の場所にいながら大声で話すようなもの。

周りにいる人は、聞き耳を立てさえすれば簡単に話の内容を聞くことができます。

フリーWiFiは、運用の手間がかからないように暗号化していないことが少なくありません。

仮に暗号化していたとしても、暗号解除に使うパスワードが公開されています。

そのため悪意のある第三者にとって、フリーWiFiの通信を盗み見るのは難しくないのです。

個人情報を送受信すると、それが盗み見られてしまう可能性があります。

クレジットカード決済やアプリ決済を行った場合は、クレジットカード番号が盗み見られ不正利用される可能性も否定できません。

同じWiFiでも、レンタルしたポケット型WiFiなら、暗号化されている上にパスワードは他の誰も知りません。そのため通信内容を盗み見られる不安がないのです。

2.なりすましによる被害も多い

本物のフリーWiFiを装った「なりすまし」による被害も少なくありません。

なりすましと知らずに接続してしまうと、悪意のある第三者に通信内容が丸見えになってしまう可能性があります。

その結果、個人情報を盗み見られたりウイルスに感染させられたりしてしまうのです。

さらに、なりすましか本物かを見分けるのは、普段からWiFiを使い慣れた熟練者にとっても簡単ではありません。

なりすましへいつの間にか接続していて、気づいたら被害を受けていた – なんてことも多いのです。

こんな感じで、フリーWiFiにはセキュリティの不安がつきまとうのは否めません。

ただでさえ日本より治安の不安がある海外では、安心して使いにくいですね…。

レンタルしたポケット型WiFiなら、なりすましに必要な情報が公開されていないことから、なりすましの不安もありません。海外でも安心して利用できます。

3.使える場所が限られる

フリーWiFiに接続できるのは、専用設備(WiFiルーター)が設置された場所の近くだけ。

たとえば最寄のスポットが300m先のカフェであれば、使えるのはそのお店の中に限られます。

日本の観光地では近くに建物がないような場所でも、電波さえとどけば路上でもインターネット接続が可能です。

道に迷ったら地図アプリを調べられますし、撮影したばかりの写真をLINEで友達に送ることもできます。

けれどフリーWiFiしかインターネット接続の手段がないと、そんな風にスマートフォンが便利に使えないのです。

老若男女問わずスマートフォンを使いこなす日本人にとって、そんな環境はストレスになるのではないでしょうか…。

同じWiFiでもレンタルしたポケット型WiFiなら、WiFiルーターを持ち歩けるので電波さえ届けばどこでも利用可能。日本にいるときと同じように、スマートフォンを便利に使えます。

4.通信品質が悪いことも多い

フリーWiFiの通信品質は、スポットによってまちまちです。

何の問題もなく快適にWiFiを使えるスポットも多いですが、接続が不安定過ぎてSNSさえ表示できないなんてスポットも少なくありません。

フリーWiFiを使いたくて入ったカフェで、通信品質が悪く思うようにインターネット接続できなかったらがっかりですね…。

仮に通信品質が悪かったとしても、カフェ代は支払わないといけません…。

同じWiFiでも、レンタルしたポケット型WiFiは以下の理由で通信品質が安定しています。使っていてストレスが溜まることは少ないでしょう。
【レンタルのポケット型WiFiなら、通信品質が安定しやすい理由】・一定以上の品質をもつWiFiルーターを使っているレンタルプランが多い・WiFiルーターをすぐ近くに置けるから、常に強くWiFiの電波をキャッチできる・WiFi環境を自分専用で使えるので、混雑の影響を受けにくい
※フリーWiFiスポットは、多くの人が集中して接続してしまい、混雑で通信品質が悪化することも多いです。

こんな風にフリーWiFiは何かと問題が多いです。

マルティニークへ出かける際は、他のインターネット接続手段を用意することを強くおすすめします。

フリーWiFiは何らかの事情があって他の手段が使えない場合に限り、個人情報の送受信をさけ必要最低限だけ使うようにしましょう。

データ通信量を節約する目的で、動画をみるときだけホテルなどの比較的信頼性の高いWiFiを使うという手もあります。

同じWiFiでも、レンタルしたポケット型WiFiなら、セキュリティの不安もなく便利で快適に使えます。

もちろん料金がかかるデメリットはありますが、せっかく海外へ行くのですからインターネットの利用でストレスを感じたくないですね…。

pman sadピーマンくん

フリーWiFiって無料で気軽に使えると思ってたけど、、、

tomato oji

フリーWiFiは簡単に使える反面、デメリットが多いことも覚えておくんじゃぞ。

フリーWiFiよりモバイル通信の方が圧倒的に使えるエリアが広い

マルティニークではWiFiMAPでフリーWiFiスポットが全く見つからないか、少ないエリアも多かったです。

それに対して、モバイル通信が使えるエリアは広くなっています。

以下、高速なLTEによるモバイル通信の提供エリアマップをご覧ください。

Digicelのモバイル通信(LTE)提供エリアマップ【マルティニーク全土】

martinique wifi009
参照元:COLLINS COVERAGE公式サイト
※地図のなかで、赤く塗られた部分がLTEの提供エリア範囲

ご覧のようにマルティニークでは、LTEによる高速なモバイル通信の提供エリアが広がっています。

次にWiFiMAPで周辺にフリーWiFiスポットが見つからなかった、グランデアンスデサリーヌビーチ周辺もみていきましょう。

Digicelのモバイル通信(LTE)提供エリアマップ【グランデアンスデサリーヌビーチ周辺】

martinique wifi010
参照元:COLLINS COVERAGE公式サイト

ご覧の通りビーチ全体とまではいかないものの、一部エリアと周辺がLTEの提供エリア内となっています。

このように、マルティニークではモバイル通信を使えるエリアが広がっているのです。

そういった意味でも、これから紹介するポケット型WiFiなどのモバイル通信系のサービスがおすすめできます。

興味のある方は、ぜひ参照元からご自身が行かれる観光地周辺が提供エリア内か確認してみてください。

3.マルティニークで利用可能なプリペイドSIMを購入する

プリペイドSIMとは前払い制で、必要な分だけ購入して使えるモバイル通信のサービスです。

たとえば1GB/7日というプランであれば、7日間の有効期限内に合計1GBまでモバイル通信が使えます。

最低利用期間もないので、観光客が旅行中だけ使うインターネット手段としてえらぶことが多いです。

プリペイドSIMはモバイル通信なので、フリーWiFiと違い電波さえ届けばどこでもインターネットに接続できます。

通信内容を盗み見られる不安もありません。

当サイトで調査したところ、マルティニーク現地では一例として以下のようなプリペイドSIMプランが販売されていました。

※Orange

スクロールできます
プランの内容料金日本円
500MB/10日3ユーロ約432 円
1GB/10日5ユーロ約720 円
3GB/30日15ユーロ約2,159 円
30GB/60日50ユーロ約7,197 円
参照元:Orange公式サイト
※別途15ユーロ(約2,159 円)のSIMカードを購入する必要があります。
※掲載しているのはプランの一部内容です。プランの詳細やここに掲載していない他プランについては公式サイトを確認下さい。
※1ユーロ=143.93円(2022/12/14時点のレート)で計算しています。

上記のような専用プランを、マルティニーク現地で購入して使うことも可能です。

けれど、その場合は現地の店員とフランス語もしくは英語(通じれば)で会話をしなくてはなりません。

海外では現地の事情が分からない外国人相手に、実際よりずっと高い価格でプランを売りつける例も多いです。

そういった点が不安であれば、日本のAmazonなどでプリペイドSIMを購入して持ち込む方が安心ではあります。

インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい

プリペイドSIMをえらぶときに、もう1つ注意しないといけないのは使えるようにするための条件や設定が簡単ではないことです。

具体的には、以下にあげる条件や設定を自分でチェックする必要があります。

マルティニーク現地でプリペイドSIMを使うための3つの条件
  • 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
    ※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い
  • 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
  • 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる

これらの意味がわかって、ちょっとの問題なら自分で解決できるくらいインターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMは使えません。

自信のない方は、海外用レンタルポケット型WiFiを利用する手段の方が簡単でおすすめです。

\おすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fi/
海外WiFiレンタルショップはこちら▷data

4.キャリアの海外ローミング

日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。

恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?

キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。

各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。

サービス名内容
ドコモ■パケットパック海外オプション
200円/1時間〜
980円/24時間
2,480円/3日間
3,980円/5日間
5,280円/7日間
※国内パケット通信量から消費
※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限
■海外パケ・ホーダイ
24.4MB /日|1,980円
無制限/日:2,980円
◇通話:従量課金
→利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要
au■世界データ定額
(利用日数:1日から30日)
490円/24時間〜
690円/24時間〜
980円/24時間〜
※国内パケット通信量から消費
※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限
◇通話:従量課金
→利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要
ソフトバンク■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
ahamo■非対応
povo■対応※
LINEMO■海外パケットし放題
25MB以下/日:0-1,980円(税込)
25MB以上/日:2,980円(税込)
◇通話:従量課金
※My Menuから事前申し込みが必要
※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可
※アメリカ放題非対応
UQ mobile■対応
楽天モバイル■対応
※2022年12月時点
※povo1.0の一部ユーザーは使えない可能性があります。

注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。

パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。

ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。

tomato oji

キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。

レンタルしたポケット型WiFiなら、契約中のキャリアに関係なく多くの国で利用が可能です。

まとめ

マルティニークの空港や人気の観光地、ホテルではフリーWiFiを使える場所がある程度はありました。

しかしフリーWiFiはセキュリティ上の不安がある上に、使える場所が限定されてしまうなど不便な面も多いです。

マルティニークでは、他のインターネット接続手段を使うことを強くおすすめします。

次にプリペイドSIMなら、モバイル通信なので電波さえ届けばどこでも利用が可能。

フリーWiFiのようなセキュリティの不安もありません。

ただ使えるようにするまでのハードルが高い点は、注意が必要です。

設定や条件が難しいので、インターネット設定に慣れた熟練者以外はより簡単な手段をおすすめします。

海外ローミングや海外用ポケット型WiFiについても、モバイル通信なので安全かつ便利に利用が可能です。

その上、難しい設定・条件がないのでインターネット設定に不慣れな方でもたいてい無理なく簡単に使えます。

ただ海外ローミングは、契約中のプランや設定によっては想定外の料金が発生してしまうこともあり注意が必要です。

他の手段に比べ、料金が割高になってしまうケースも少なくありません。

その点、海外用ポケット型WiFiなら比較的安価な完全定額制でレンタルできるので、想定外の料金が発生する不安もありません。

たとえばポケット型WiFi「海外WiFiレンタルショップ」なら、マルティニークで1GB/日のモバイル通信が1,400円/日の完全定額制で使えます。

簡単で快適なインターネット接続手段を確保して、マルティニークでの観光を思いっきり楽しんできてください!

tomato oji

やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!

pman ideaピーマンくん

マルティニーク旅行へ行くなら海外WiFiレンタルショップがおすすめだよっ!

\おすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fi/
海外WiFiレンタルショップはこちら▷data

あなたの行きたい国はどこ?

興味のある国のインターネット事情をチェック!

行きたい国をクリック
ベトナム
韓国
中国
台湾
タイ
香港
カンボジア
インドネシア
マレーシア
シンガポール
フィリピン
スリランカ
ネパール
インド
ラオス
マカオ
バングラディシュ
モンゴル
ミャンマー
ロシア

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

WiFiPman登場人物紹介

■ピーマンくん■

Pman学園の生徒の一人。通信系の知識を学ぶために日夜勉強に励む努力家。好きなものはピーマンの肉詰め。
■トマト先生■

Pman学園の先生。ポケットWiFiのみならず通信系界隈の知識が豊富。トレードマークはちょっとグレーになってきている口髭。話が長いことが玉に瑕。
■レモンちゃん■

Pman学園の生徒でみんなのアイドル的存在。容姿端麗でかつ勉強が得意で通信関係の補足知識をよく教えてくれる。最近の流行りはヘアアレンジ。

この記事を書いた人

WiFiやインターネット回線でお困りの方に、最新最適な情報をお届けできるよう常に情報収集に励んでおります!
また海外でのインターネット事情にも精通しているので、現地情報を盛り込んだフレッシュな情報をお送りいたします!

目次(タップしてジャンプ)