ジャージーのインターネット事情は? フリーWiFiは使える?
ジャージーは東京の世田谷区と足立区を合わせたほどの面積しかありませんが、観光業が盛んで多くの観光客が訪れています。
またインターネット環境も比較的整備されていて、観光客は事前に準備しておけば滞在中はインターネットを快適に利用可能です。
この記事ではジャージーのインターネット事情と、フリーWiFiをはじめジャージーで使えるインターネット接続の手段を解説します。
手段によって使い勝手が異なるためご自身にあった種類を選ぶとよいでしょう。
他手段に比べ、ポケット型WiFiが簡単でおすすめできる理由についても解説しているので渡航前に是非参考にして下さい!
インターネット接続手段比較表
総合評価 | 通信品質 | セキュリティ | 使いやすさ | コスト | |
---|---|---|---|---|---|
海外用レンタル ポケット型WiFi | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
フリーWiFi | △ | △ | × | △ | ◎ |
プリペイドSIM | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
海外ローミング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
- 海外用レンタルポケット型WiFi(★おすすめ)
安全性が高く電源を入れるだけで快適に使える。複数デバイスで利用可能。 - フリーWiFi
無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。 - プリペイドSIM
現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。 - 海外ローミング
設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。
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ジャージーのインターネット事情
海外からの観光客が快適にインターネットを使えるかは、その国のインターネット事情によります。
自国民が不自由なくインターネットを使える国であれば、その国を訪れる観光客もインターネットを使いやすいと考えられるわけです。
それではジャージーのインターネット事情は、どのような感じでしょうか。
まず世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」※を参考に、ジャージーのインターネット普及率をみていきましょう。
ジャージーのインターネット普及率(2022年)
国名/地域名 | 普及率 |
---|---|
ジャージー | 83.9% |
日本 | 93.3% |
ヨーロッパ平均 | 89.7% |
ジャージーのインターネット普及率は83.9%で、日本と比べ10%近く低いです。
インターネットが普及した日本では、街から離れた場所にある観光地でもたいてい何らかの方法でインターネットに接続できます。
人が全く暮らしていないような僻地でない限り、何もインターネット接続手段がないということはほとんどありません。
一方、日本より少しインターネット普及率が低いジャージーでは、日本に比べるとインターネット環境を探すのに手間がかかりそうですね。
といっても83.9%という普及率は低くないことから、しっかり準備してから訪問すれば滞在中はインターネットを使えるでしょう。
インターネット普及率の次に気になるのは、インターネット通信速度です。
インターネット環境を確保できても、快適に使えるかは通信速度によります。
以下、有名な通信速度測定サイト「Broadband Speed Checker」のデータを参考に、ジャージーの通信速度をみていきましょう。
ジャージーの通信速度
国 | 通信速度(下り) |
---|---|
ジャージー | 222.87Mbps |
日本 | 180.84Mbps |
※2022/7/4~2023/1/4(6ヵ月間)の集計結果です。
ジャージーの通信速度は222.87Mbpsで、日本より40Mbps以上も速くなっています。
高速なインターネット通信技術が普及している日本では、通信速度が遅くて不満を感じることはほとんどありません。
ホームページやSNSはすぐに表示されますし、YouTubeなどの動画もきれいに鑑賞できます。
それに対し日本より通信速度が速いジャージーでは、日本より快適にインターネットが使えそうですね。
日本人がジャージーに旅行や出張で滞在する際のインターネット接続手段とは?
ジャージーのインターネット事情が良いことを見てきました。
それでは、そんなジャージーへ日本人が旅行や出張で滞在する際は、どんな手段でインターネットに接続できるでしょうか。
代表的な手段は、以下の4種類です。
- ジャージーに対応した海外用ポケット型WiFiのルーターをレンタルする
- ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
- ジャージーで利用可能なプリペイドSIMを購入する
- 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う
これら4種類の手段は、日本人に限らず海外へ行く人がよく使っています。
ただ手段によって使いやすさやコストなどに差があるため、ご自身の希望にあった種類をえらぶとよいでしょう。
以下、1つずつ具体的にどんな手段か解説しますね。
1.海外用レンタルポケット型Wi-Fiを利用する【おすすめ手段】
海外旅行や出張で渡航する際、現地のインターネット手段として最も安全で便利なのが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiを使う方法です。
海外用レンタルポケット型WiFiであればお使いのスマートフォンとポケット型WiFi端末を接続するだけで現地でも簡単にインターネットを使うことが出来ます。
SIMカードを差し替える手間もなく、フリーWiFiのように危険に晒されることもなく、スマートフォンのローミングサービスのように高額請求になることもないため、簡単で安全にインターネットを利用できます。
さらに当サイトがおすすめする海外用レンタルポケット型WiFiサービス「海外WiFiレンタルショップ」なら、よりリーズナブルで快適にインターネットを使うことができます。
- インターネットを安全で快適に使える
フリーWi-Fiはセキュリティの脆弱性に問題がありますが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiなら個別のネットワークを利用できパスワードで保護されているため安全で快適に利用できます。 - 業界最安値水準の低価格で使える
当サイトおすすめ海外用レンタルポケット型Wi-Fiは、業界最安値水準でレンタル可能です。
さらに電源を入れた日だけ料金が発生するシステムのため経済的に利用できます。 - 事前受け取りや帰国後の返却ができる
出国前に受け取ることができるうえに、返却は帰国後にポストに入れるだけなので簡単便利に利用できます。 - 最大10台まで同時に接続できる
家族や友人など複数人での利用も可能で、スマホやタブレット・パソコンなど様々なデバイスからインターネットに同時接続することができます。 - 1台の端末で世界135ヶ国の周遊が可能
従来の海外用レンタルポケット型Wi-Fiでは、国ごとに端末の切り替えや、SIMカードの入れ替え、再設定などが必要でした。
当サイトおすすめ海外用レンタルポケットWi-Fiは、国をまたぐ度に変更していた設定や手続きが一切不要なため、世界135ヶ国で手軽に周遊利用できます。
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2.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
フリーWiFiとは文字通り、無料で使えるWiFi環境のことです。
日本でもホテルや街のカフェ、大きな鉄道駅、ファーストフードなどで提供されているので、知っている方も多いでしょう。
ジャージーにもフリーWiFiスポットがあれば、日本人観光客はWiFi経由でインターネットに接続が可能です。
それではジャージーには、どのくらい専用のスポットがあるでしょうか。
次の項からは、ジャージーの中でも特に日本人がよく訪れそうな場所にどのくらい専用スポットがあるかみていきましょう。
空港のフリーWiFiスポットは?
海外へ行ったときは、入出国の手続きや飛行機の搭乗待ちなどで、空港に長時間滞在することになるケースも少なくありません。
そのため空港でインターネットを使えれば、SNSをチェックしたりYouTubeをみたりして退屈せずにすみます。
それではジャージーの空港では、フリーWiFiが使えるでしょうか。
ジャージーのなかで、日本人がよく使うのが首都セントヘリアにある「ジャージー国際空港」です。
空港の公式サイトには、フリーWiFiの提供について以下のような記載がありました。(当サイトが日本語に翻訳しています。)
WiFi
参照元:ジャージー空港公式サイト
ジャージー空港内では、フリーのWiFiを提供しています。
WiFiを利用するためには、SSID「Ports of Jersey Public Wifi」へ接続して下さい。
そのあと専用画面に電子メールアドレスとパスワードを入力し、利用規約に同意します。
このパスワードは、今後ジャージー空港でWiFiに接続する際にも利用可能です。
公式サイトをみる限り、ジャージー空港で日本人はWiFiを使いインターネットに接続できそうですね。
観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある?
まず結論から書くと、ジャージーの人気観光地周辺では複数のフリーWiFiスポットを見つけられることが多いです。
イギリス本土と比べれば少ないものの、専用アプリを使うなどすれば比較的簡単に、行き先周辺のフリーWiFiスポットを見つけられるでしょう。
ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」※で、各観光地のフリーWiFi提供状況を調べています。
WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN
WiFi Map LLC無料posted withアプリーチ
WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。
青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその数字の分だけフリーWiFiスポットがあるということです。
また灰色の丸マークは、WiFiMAP上で長い間使われた形跡が確認できていないフリーWiFiスポットになります。
セントヘリア沖合の小さな島にたつ「エリザベス城」は、16世紀に建築された要塞です。
冬季以外は、要塞の内部を見学することもできます。
要塞から眺望できる、周辺の島々と海が織りなす絶景も必見です。
WiFiMAPをみると、エリザベス城にフリーWiFiスポットがあるのが確認できますね。
ジャージーのホテルではフリーWiFiが使える?
海外へ行ったときに宿泊するホテルでは、テレビをみても言葉が分からず楽しめないので、何もすることがなく退屈な時間を強いられることも。
そんなときにインターネットが使えれば、観光情報をチェックしたり動画をみたりして退屈せずにすみます。
それではジャージーのホテルでは、フリーWiFiが使えるでしょうか。
ここでは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、ジャージーのホテルにおける提供状況を調べました。
結果は以下の通りです。
ジャージーのホテルにおけるフリーWiFi設置状況
都市 | 掲載ホテル数 | フリーWiFiが設置されたホテル数 | 設置割合 |
---|---|---|---|
ジャージー全域 | 73 | 72 | 約98% |
Booking.comのデータをみる限り、ジャージーにあるほぼ全てのホテルでフリーWiFiが提供されていました。
この結果から、ジャージーのホテルで日本人観光客はWiFi経由でインターネットに接続できそうですね。
ただBooking.comに未掲載でWiFi設備がないホテルもないとは言えないので、確実に使いたいときは事前に確認するようにしましょう。
ホテルによっては、「ロビーのような公共エリアでないとWiFiがつながらない」なんてことも。
確実に部屋でもWiFiを使いたいときは、同じWiFiサービスでも手元にWiFiルーターを置ける、ポケット型WiFiレンタルの方がおすすめです。
フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない
ジャージーの空港、人気の観光地周辺、ホテルではフリーWiFiを使える場所が多いことをみてきました。
そのため、他のインターネット接続手段を用意する必要性を感じていない方もいるでしょう。
しかし実際のところフリーWiFiにはいろいろと問題が多く、ジャージーでメインに使うインターネット接続手段として適していません。
以下、どんな問題があるか具体的に解説しますね。
1.個人情報を盗み見られるリスクがある
WiFiの通信を周りの人に見られないようにするためには、暗号化の設定を行う必要があります。
暗号化せずにWiFiを使うのは公共の場にいながら、周りに聞こえるような声で話をするようなもの。
周囲の人は、その気になれば簡単に通信の内容を覗きみることができてしまうのです。
しかしフリーWiFiのスポットでは、運用の手間をかけないため暗号化されていないことが少なくありません。
仮に暗号化されていたとしても、暗号を解除するのに使うパスワードは公開されています。
そのためフリーWiFiで個人情報を送受信すると、それが盗み見られてしまう可能性があるのです。
クレジット決済やアプリ決済を行った場合は、クレジットカード番号が盗み見られ不正利用される可能性も否定できません。
同じWiFiでも、レンタルしたポケット型WiFiなら、きちんと暗号化が行われている上にパスワードは公開されていません。そのため、通信内容を盗み見られてしまうような不安はないわけです。
2.「なりすまし」による被害も多い
フリーWiFiの偽物である「なりすまし」による被害も少なくありません。
なりすましへ接続してしまうと、悪意のある第三者に通信内容を全て見られてしまう可能性があります。
その結果、個人情報を盗み見られたりウイルスに感染させられたりするのです。
さらに、なりすましか本物か見分けるのは、WiFiの利用や設定に慣れている方にとっても簡単ではありません。
なりすましと知らずに接続してしまい、大分時間がたってから被害に気付くなんてこともありえるのです。
こんな風に、フリーWiFiはセキュリティの不安が小さくはありません。
ただでさえ治安に不安がある海外では、日本に比べて安心して使えないですね…。
同じWiFiでもレンタルしたポケット型WiFiでは、なりすましに必要なSSIDが公開されていません。
そのため、ポケット型WiFiに接続している限り、なりすましの被害を心配する必要はないです。
ポケット型WiFiであれば、海外でも安心して使えます。
3.専用スポットが多いエリアでも使える場所が限られる
フリーWiFiが使えるのは、専用の設備(=WiFiルーター)が設置された場所の近くに限られます。
たとえば一番近くにある専用スポットが300m先のレストランなら、WiFiを使えるのは原則としてそのお店の中だけです。
日本の観光地であれば、周りに何もないような路上でも電波さえ届けばインターネットに接続できます。
道に迷えば手元のスマートフォンでGoogle Mapを調べられますし、撮影したばかりの写真をLINEで友達に送ることも可能です。
けれどジャージーでフリーWiFiしかインターネット接続の手段がないと、そんな風にスマートフォンを便利に使えません。
老若男女がスマートフォンを使いこなす日本人にとって、そんな環境は不便でストレスになるのではないでしょうか。
同じWiFiでもレンタルしたポケット型WiFiなら、日本にいるときと同じように電波さえ届けばどこでもインターネットに接続が可能。スマートフォンを便利に使えます。
4.通信品質に不安が残る
フリーWiFiの通信品質は、同じエリアでもスポットによって違います。
何のストレスもなく快適に使えるスポットも多いですが、通信速度が遅くSNSの表示にも時間がかかり過ぎるなんてスポットも少なくありません。
フリーWiFiを使いたくて入ったカフェで、通信品質が悪く思うようにインターネットが使えなかったらがっかりですね…。
仮に使えなくても、WiFiはあくまでおまけ的なサービスに過ぎませんから、カフェ代は支払わないといけません…。
同じWiFiでもレンタルしたポケット型WiFiなら、以下にあげる理由で通信品質は比較的安定しています。
- 一定以上の品質をもつWiFiルーターを使っているレンタルプランが多い
- WiFiルーターをすぐ近くに置けるから、常に強くWiFiの電波をキャッチできる
- WiFi環境を自分専用で使えるので、混雑の影響を受けにくい
※フリーWiFiスポットは、多くの人が集中して接続してしまい、混雑で通信品質が悪化することも多いです。
無料で手軽に使えるフリーWiFiですが、その一方でこんな風に問題が多いことは注意しましょう。
ジャージーへ行く際は、他のインターネット接続手段を用意しておくことを強くおすすめします。
フリーWiFiは何かの事情で他の手段が使えない場合に限り、個人情報の送受信をさけ必要最低限だけ使うようにしましょう。
データ通信量を節約するため、YouTubeなどで動画を視聴するときだけホテルなどの比較的信頼性の高いWiFiを使うという手はあります。
同じWiFiでもレンタルしたポケット型WiFiなら、ここにあげたような問題もなく安心かつ快適に使えます。
フリーWiFiって無料で気軽に使えると思ってたけど、、、
フリーWiFiは簡単に使える反面、デメリットが多いことも覚えておくんじゃぞ。
フリーWiFiよりモバイル通信の方が圧倒的に使えるエリアが広い
ジャージーではフリーWiFiに比べ、これから紹介するモバイル通信系のサービスが使えるエリアが断然広いです。
以下、高速なLTEによるモバイル通信の提供エリアマップをご覧ください。
JTのモバイル通信(LTE)提供エリアマップ【ジャージー全域】
ご覧のように、ジャージー全域がすっぽりLTEによるモバイル通信の提供エリア内です。
つまりジャージーでは、わざわざフリーWiFiスポットを探さなくても、モバイル通信があればインターネットに接続できる可能性が高いわけです。
そういった意味でも、これから紹介するモバイル通信系のインターネット接続サービスをおすすめできます。
3. ジャージーで利用可能なプリペイドSIMを購入する
プリペイドSIMとは、前払いシステムのモバイル通信サービスです。
必要な分だけ購入して使うことができ最低利用期間などの縛りがないことから、観光中だけ使うインターネット接続手段として適しています。
プリペイドSIMで、たとえば2GB/10日というプランであれば、有効期限が10日間で合計2GBまでモバイル通信が可能です。
モバイル通信であれば、通信内容を盗み見られてしまうような不安なく安全に使えます。
日本でスマートフォンを使うのと同じように、電波さえ届けばどこでもインターネットに接続可能です。
当サイトが調べたところ、ジャージーでは以下のようなプリペイドSIMプランが販売されていました。
JT※
プランの内容 | 料金 | 日本円 |
---|---|---|
500MB/7日 | £5 | 約805 円 |
3GB/14日 | £10 | 約1,609 円 |
10GB/30日 | £25 | 約4,023 円 |
※掲載しているのはプランの一部内容です。プランの詳細やここに掲載していない他プランについては公式サイトを確認下さい。
※£1=160.90円(2023/1/11時点のレート)で計算しています。
上記のようなプランをジャージー現地で購入して使うこともできます。
ただ、その場合は店員と英語やフランス語で会話をしなくてはなりません。
海外では現地の事情が分からない外国人相手に、実際よりずっと高くプリペイドSIMを売りつける例も多いです。
そういったことが不安であれば、日本国内のAmazonなどでプリペイドSIMを購入して持ち込む方が安心とは言えます。
ポケット型WiFiであれば、日本にいる間に日本語で手続きしてレンタルできます。
またオンラインで簡単に手続きできて、手間もかかりません。
インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい
プリペイドSIMを選ぶときに、もう1つ注意が必要なのは使えるようにするための設定や条件が簡単ではないことです。
プリペイドSIMを使うためには、以下にあげる設定や条件を自分でクリアする必要があります。
- 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い - 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
- 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる
これらの意味が理解できて、多少の問題なら自分で解決できるくらいインターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMは使えません。
自信のない方は、海外用レンタルポケット型WiFiを利用する手段の方が簡単でおすすめです。
ポケット型WiFiなら、数ステップの簡単なWiFi設定だけですぐに使えます。
普段自分でインターネットの設定をされない方でも、無理なく簡単に利用可能です。
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4.キャリアの海外ローミング
日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。
恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?
キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。
各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。
サービス名 | 内容 |
---|---|
ドコモ | ■パケットパック海外オプション 200円/1時間〜 980円/24時間 2,480円/3日間 3,980円/5日間 5,280円/7日間 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限 ■海外パケ・ホーダイ 24.4MB /日|1,980円 無制限/日:2,980円 ◇通話:従量課金 →利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要 |
au | ■世界データ定額 (利用日数:1日から30日) 490円/24時間〜 690円/24時間〜 980円/24時間〜 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限 ◇通話:従量課金 →利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要 |
ソフトバンク | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 |
ahamo | ■非対応 |
povo | ■対応※ |
LINEMO | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 ※アメリカ放題非対応 |
UQ mobile | ■対応 |
楽天モバイル | 非対応 |
※povo1.0のみ順次対応が開始されています。
注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。
パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。
ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。
キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。
レンタルしたポケット型WiFiなら、契約中のキャリアに関係なく多くの国で利用が可能です。
まとめ
ジャージーの空港、人気観光地周辺、ホテルではフリーWiFiを使える場所も多くありました。
けれどフリーWiFiはセキュリティ的な不安が大きい上に、使える場所が限られるなど不便な点が少なくありません。
ジャージーでは、他のインターネット接続手段を別に用意することを強くおすすめします。
次にプリペイドSIMであれば、モバイル通信で暗号化されているためセキュリティの不安はありません。
また利用場所が一部に限定されることはなく、電波さえ届けばどこでも使えます。
ただし使えるようにするまでのハードルが高く、インターネット設定に慣れた熟練者でないと使いこなせません。
その点、同じモバイル通信でも海外ローミングやポケット型WiFiレンタルなら、難しい設定や条件がなく簡単に使えます。
もちろん両方ともモバイル通信であるため、安全かつ便利に使えるのもメリットです。
ただ海外ローミングは、契約中のキャリアが対応していないといけません。
設定やプランによっては想定外の費用が発生してしまう点も注意が必要です。
その点、ポケット型WiFiであればキャリアに関わらずレンタルして利用が可能。
ポケット型WiFiなら完全定額制でレンタルできるプランが多く、想定しない費用が発生する不安もありません。
たとえばポケット型WiFi「海外WiFiレンタルショップ」であれば、ジャージーで1GB/日のモバイル通信を1,500円/日の完全定額制で使えます。
簡単で快適なインターネット接続手段を確保して、ジャージー観光を思いっきり楽しんできてください!
やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!
ジャージー旅行へ行くなら海外WiFiレンタルショップがおすすめだよっ!
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