海外旅行におすすめのeSIM3選!海外での使い方やその他の通信方法も紹介
海外旅行の際の通信方法を検討している方も多いのではないでしょうか。
海外旅行でeSIMを利用すれば、持ち物が増えず便利です。
また、eSIMは契約から実際の利用までオンライン上で完結するので、SIMカードのように配送を待つ必要もありません。
一方で、eSIMの設定方法はスマホ初心者にはハードルが高く、対応している端末も限られているなど注意点もあります。
本記事では、海外旅行におすすめのeSIMの選び方や設定方法、おすすめのeSIMを紹介します。
eSIM以外におすすめの通信方法も紹介するので、海外旅行でeSIMの利用を考えている方はぜひ最後までご覧ください!
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そもそもeSIMとは?
eSIM | SIMカード | |
---|---|---|
メリット | 契約してすぐに使える SIMカードの破損・紛失の心配がない デュアルSIM運用ができる 端末があれば通信可能 | 複数端末で使いまわせる ほとんどの端末で利用できる 設定が簡単 |
デメリット | 設定方法が難しい 対応端末が限られる 複数端末で使用できない | 破損や紛失の心配がある 契約してもすぐに使えない(オンライン購入の場合) |
eSIMとは「SIMカードの機能をデータとして端末本体に内蔵する仕組み」のことで、スマホやタブレット等の端末内にあらかじめ埋め込まれたチップに、インターネット経由で契約情報を書き込みます。
そのため、物理的なSIMカードが必要なく、Web上で契約してすぐに利用できるメリットがあり、最近はeSIMに対応した端末が増えています。
ただし、設定方法がややこしく、スマホ初心者の方には難しく感じるかもしれません。
また、キャリアや端末によってはeSIMに対応していない場合もあります。
eSIM・SIMカードともにデメリットはあるので、より簡単に海外旅行でインターネットを利用したい方は、海外向けポケット型WiFiレンタルも検討してみましょう。
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海外旅行におすすめのeSIMの選び方3つ
ここでは、海外旅行におすすめのeSIMの選び方のポイントを3点紹介します。
- 利用料金を確認する
- 利用するデータ容量を確認する
- 旅行中に利用する期間を確認する
それぞれ詳しく解説します。
選び方1.利用料金を確認する
eSIMを選ぶ際の1つ目のポイントは利用料金です。
海外旅行では、飛行機代などの交通費や宿泊費などさまざまな費用が必要になります。
そのため、通信費にかかるコストは少しでも安く抑えたいものでしょう。
ただし、安さだけを求めると通信速度やデータ容量・サポート体制などで問題が起きる可能性もあります。
利用料金だけでなく、サービスの内容も確認し、コストパフォーマンスのよいeSIMを選ぶように心がけましょう。
選び方2.利用するデータ容量を確認する
旅行先で必要なデータ容量を把握しておくことも重要です。
主な用途ごとのデータ量の目安表
用途 | 1GBで使える分量 |
---|---|
メール | 約2,090通 |
Web検索(ニュースサイト閲覧) | 約3,490ページ |
YouTube視聴(SD480p)※¹ | 約120分 |
YouTube視聴(HD1080p)※¹ | 約27分 |
YouTube視聴(4K)※¹ | 約7分 |
TikTok視聴※¹ | 約2時間 |
LINE(音声通話) | 約56時間 |
LINE(ビデオ通話) | 約3時間 |
Googleマップ | 約4,430表示 |
※1GB=1,000MBとした場合のおおよその目安です。
参考:hi-ho,ワイモバイル,LINEモバイル,LINEモバイル
現地で動画の視聴やビデオ通話などを行う予定があれば、必要なデータ容量も多くなります。
逆に、メールやブラウジングがメインであれば、それほど大容量のプランは必要ないでしょう。
普段の使い方から旅行中に必要なデータ容量を予測し、必要十分なデータ容量のプランを選ぶようにしましょう。
選び方3.旅行中に利用する期間を確認する
旅行中に現地で何日間eSIMを利用するかによっても、最適なプランは変わります。
基本的には、利用期間が長いほど料金が高くなりますが、使用するデータ容量が少ない場合は料金を抑えられるケースもあります。
利用期間だけでなく、旅行中に必要なデータ容量もふまえ、最適なサービスやプランを選びましょう。
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海外旅行におすすめのeSIM3選
海外旅行におすすめのeSIMを3つ紹介します。
対象国やデータ容量などは、それぞれのサービスで異なるので、上述した選び方をふまえて比較・検討し、最適なプランを選びましょう。
各サービスの比較表▷▷
サービス名 | trifa | airalo | holafly |
---|---|---|---|
対象国 | 195ヶ国 | 200カ国以上 | 160ヶ国以上 |
SIMの種類 | データSIM | データSIM | データSIM(ヨーロッパのみ電話番号の取得可) |
データ容量 | 1GB〜 | 1GB〜 | 無制限 |
料金(アメリカ) | 1GB/7日間:690円(税込) 3GB/15日間:1,650円(税込) 10GB/31日間:5,000円(税込) | 1GB/7日間:4.50$ 3GB/30日間:11.00$ 10GB/30日間:26.00$ | 5日間:2,400円(税込) 15日間:5,700円(税込) 30日間:8,400円(税込) |
テザリング | プランによる | ⚪️ | プランによる |
特徴 | 日本製のサービス | 世界で500万人以上が利用 | データ無制限(テザリング不可) |
おすすめ1.trifa
料金(アメリカ) | 1GB/7日間:690円(税込) 3GB/15日間:1,650円(税込) 10GB/31日間:5,000円(税込) |
---|---|
データ容量 | 1GB〜 |
テザリング | プランによる |
通話/SMS | × |
trifaは、アプリひとつで世界195ヶ国のeSIMが購入可能なサービスです。
また、他のeSIMとは異なり日本製のサービスであることから、サポートにも安心感があります。
プランは7日間から最大で60日間まで選択でき、データ容量も期間に応じて3段階から選べます。
プランによってはテザリング可能なので、複数端末で利用したい人にもおすすめのサービスです。
海外eSIMアプリはトリファ|スマホそのまま海外でもつながる
ERAKE Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
おすすめ2.airalo
料金(アメリカ) | 1GB/7日間:4.50$ 3GB/30日間:11.00$ 10GB/30日間:26.00$ |
---|---|
データ容量 | 1GB〜 |
テザリング | ⚪︎ |
通話/SMS | × |
siraloは、アプリを通じて世界200カ国以上で利用できるeSIMのサービスです。
選べるプランは旅行する国によって異なり、例えばアメリカであれば6種類のプランが用意されています。
特に、10GBや20GBのプランは他のサービスと比べても割安なので、必要なデータ容量が多めの方は検討してもよいでしょう。
テザリングや利用料金の安さを重視する方にぴったりのサービスです。
Airalo: eSIM 旅行とインターネット
Airalo無料posted withアプリーチ
おすすめ3.holafly
料金(アメリカ) | 5日間:2,400円(税込) 15日間:5,700円(税込) 30日間:8,400円(税込) |
---|---|
データ容量 | 無制限 |
テザリング | プランによる |
通話/SMS | ヨーロッパは可能 |
horaflyの1番の特徴は、無制限のプランに特化していることです。
利用期間によってプランや料金は異なりますが、どのプランでもデータ容量は無制限で利用できます。
また、ヨーロッパであれば電話番号を取得できるのも、他のeSIMと異なる特徴といえます。
旅行先でもデータ量を気にせず使いたい人にはぴったりのeSIMといえるでしょう。
Holafly: Prepaid eSIM Card
Holafly: international eSIM無料posted withアプリーチ
海外旅行時のeSIMの使い方・設定方法
ここからは、海外旅行時のeSIMの使い方や設定方法をiPhone・Androidに分けて解説します。
前提として、eSIMを利用するには、スマホのSIMロックが解除されている必要があります。
2021年10月以降に発売された端末には基本的にSIMロックがかかっていません。
しかし、2021年9月30日以前に購入した端末はSIMロックがかかっている可能性があるため、事前に確認しておきましょう。
SIMロック解除の確認方法は以下の通りです。
SIMロック解除確認方法▷▷
iPhoneの場合
- 本体の設定→「一般」
- 「情報」→「SIMロック」
- 「SIMロックなし」なら解除済み
Androidの場合
- 本体の設定→「端末情報」
- 「ステータス情報」→「SIMロックの状態」
- ステータスが「許可」なら解除済み
SIMロックが解除されていれば、eSIMをインストールし、設定に進みます。
なお、ここでは多くのeSIMで採用されているQRコードを使ったインストール方法を紹介しますが、trifaなど一部のサービスではアプリ内の操作でインストールが完結するものもあります。
その場合は、QRコードの読み取りは飛ばして設定を進めましょう。
iPhoneでeSIMを設定する方法
海外旅行先におけるiPhoneのeSIMの設定・切り替え方法は以下の通りです。
まずは、国内で以下の設定を済ませます。
- 「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」
- 届いたQRコードを読み取る
- eSIMのインストール・アクティベート
- eSIMの名前をわかりやすいように変更しておく(任意)
次に、旅行先に到着後は以下の設定が必要です。
- 「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」
- 「モバイル通信」を主回線からeSIMに変更する
- 「データローミング」をONにする
うまく繋がらない場合は、データローミングをON/OFFするか、端末を再起動してみてください。
また、eSIMをインストールした瞬間からeSIMの利用がスタートするので注意しましょう。
AndroidでeSIMを設定する方法
海外旅行先におけるAndroidのeSIMの設定・切り替え方法は以下の通りです。
まずは、国内で以下の設定を済ませます。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」
- 「SIMをダウンロードしますか?」をタップして次へ
- 届いたQRコードを読み取る
- eSIMのインストール・アクティベート
- eSIMの名前をわかりやすいように変更しておく(任意)
次に、旅行先に到着後は以下の設定が必要です。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」
- 「モバイルネットワーク」の横にある+マークから「SIMを使用」をオン
- 利用するeSIMを有効化する
- 「モバイルデータ」と「ローミング」をオンにして設定完了
うまく繋がらない場合は、ローミングやモバイルデータをON/OFFするか、端末を再起動してみてください。
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海外旅行でeSIMを使う4つのメリット
以下に、海外旅行でeSIMを使う4つのメリットをまとめました。
- 契約してすぐに使える
- SIMカードの破損・紛失の心配がいらない
- デュアルSIM運用できる
- 端末さえあれば通信可能
それぞれ詳しくみていきましょう。
メリット1.契約してすぐに使える
eSIMの大きなメリットは、契約後すぐに使えることです。
購入から利用開始までオンライン上で手続きが完了するため、申し込んだその日に利用を始められます。
また、SIMカードが届くのを待つ必要もありません。
eSIMは設定さえ済ませればすぐに利用できるので、現地でWi-Fiを使っての購入も可能です。
ポケット型Wi-Fiレンタルなど、他の通信手段のバックアップとしての利用にも適しているでしょう。
メリット2.SIMカードの破損・紛失の心配がいらない
eSIMは端末本体に内蔵されているため、そもそもSIMカードが不要です。
そのため、SIMカードの入れ替えなどの作業も不要で、SIMカードを失くしたり入れ替えの際に破損したりといった心配はいりません。
物理的なSIMカードを利用する際の破損や紛失のリスクを抑えたい方は、eSIMの方が安心でしょう。
メリット3.デュアルSIM運用できる
ほとんどのeSIM対応端末では、eSIMを利用したデュアルSIM運用ができます。
デュアルSIMとは、1台のデバイスで2つの通信契約を利用できるスマホの機能のことで、SIMカードとeSIMを併用するケースや複数のeSIMを併用するケースなどがあります。
そのため、複数国を旅行する際は、国ごとに簡単にSIMを切り替えられるeSIMの方が、SIMカードよりも便利でしょう。
メリット4.端末さえあれば通信可能
前述の通り、eSIMは端末本体に内蔵されているため、端末さえあれば通信が可能です。
SIMカードも不要で、Wi-Fiルーターやルーターを充電するモバイルバッテリーも必要ありません。
海外旅行で少しでも荷物を減らしたい方は、eSIMの利用を検討してみましょう。
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海外旅行でeSIMを使う5つのデメリット
続いて、海外旅行でeSIMを使う5つのデメリットについて解説します。
- スマホ初心者には設定方法が難しい
- 対応端末が限られている
- 複数端末で使用できない
- 現地の電話番号が付属しない場合が多い
- 現地でのトラブル対応が難しい
それぞれ小さいデメリットではないので、eSIMの利用を考えている方は、上記のデメリットを理解したうえで利用を検討しましょう。
デメリット1.スマホ初心者には設定方法が難しい
eSIMの設定方法は、スマホ初心者には難しく感じるかもしれません。
SIMカードであれば、購入したSIMカードを端末に差し込めば通信でき、それほど複雑な設定も必要ないことがほとんどです。
一方で、eSIMは契約後に通信用のプロファイルをインストール後、オンラインでアクティベーションしなければ通信できません。
全ての作業をオンライン上やアプリ上で済ませる必要があるため、なおさらスマホ初心者にとっては難しいと感じる可能性があるでしょう。
デメリット2.対応端末が限られている
eSIMは便利な一方で、対応している端末が限られているというデメリットがあります。
iPhoneであればiPhone(XS/XS Max/XR)以降は対応していますが、AndroidはGoogle PixelやXperiaなどの一部機種しか対応していません。
eSIMの普及が進んできているとはいえ、SIMカードに比べるとまだまだ対応端末は少ないのが現状です。
海外旅行に行く前に、自分の端末がeSIMに対応しているか確認しておきましょう。
デメリット3.複数端末で使用できない
eSIMは端末に内蔵されている機能なので、SIMカードとは異なり、基本的にはその端末でしか利用できません。
そのため、複数端末で使用したい場合や、他の人とシェアしたい場合は、別の通信方法を選んだ方がよいでしょう。
なお、eSIMサービスの中にはテザリングが利用できるものも多いですが、データ容量やスマホのバッテリー消費が激しいので、あまりおすすめできません。
複数端末で使用したい場合は、後述するポケット型Wi-Fiレンタルがぴったりでしょう。
デメリット4.現地の電話番号が付属しない場合が多い
ほとんどのeSIMはデータ通信専用であり、現地の電話番号は付属していません。
もちろん、LINEなどのインターネット回線を利用した通話は可能ですが、安定性や通話品質の面では劣ります。
また、レストランの予約やホテルへの連絡など、現地の電話番号が必要な場面では不便を感じる可能性もあります。
現地で電話番号が必要な方は、他の通信方法も検討してみましょう。
デメリット5.現地でのトラブル対応が難しい
eSIMは、現地でトラブルにあった場合の対応が難しい点にも注意が必要です。
eSIMのサービスによってはサポート体制が不十分なものもあり、海外製のeSIMの場合は日本語のサポートが受けられないケースもあります。
楽しみな海外旅行中に、ずっとeSIMのトラブル対応に追われてしまっては旅行が台無しです。
どうしてもeSIMを利用するのであれば、24時間年中無休で安心してサポートを受けられるサービスを選ぶようにしましょう。
eSIMは現地で使えないトラブルが絶えない
実際に海外旅行時にeSIMが使えないトラブルに関する口コミを紹介するので、事前にチェックしておきましょう。
現地でeSIMのトラブルがあり物理SIMに変更した口コミ評判
現地でトラブルがあって物理SIMにしたという口コミです。
到着されたんですね!初海外!
— メウ🌼แมว WinFancon💚HOLIDATE (@maew_maeu) November 10, 2023
わたしも台湾でeSIMトラブルあって今回は物理SIMにしました🥺繋がりましたか?
いくらeSIMが便利とはいえ、現地で利用できないと意味がないですね。
少しでもリスクを減らすためにも、利用予定のeSIMの口コミを確認したうえで購入する必要があるでしょう。
eSIMを設定したものの使えない口コミ評判
eSIMの設定やインストールまではできたのに、現地で使えないという口コミも目立ちます。
楽天モバイルの海外ローミングが関空出発前に中断してて、今まで全然反応しなかったけどマレーシア来てから設定したら繋がってました😭
— SORA | 一人旅を楽しむ人😋 (@skyall0072) August 5, 2023
eSIMは上手くいかなくて使えないままですが、楽天モバイルが繋がるならとりあえず良しとしよう。#楽天モバイル
海外行く時、AiraloでeSIM買った人いない、、、??
— Risa (@svt040206) August 29, 2023
繋がって入るけどアクティベートされてないのか使えない😅
設定がうまくできても、なぜか使えないこともあるようです。
上記のほかにも、海外旅行時におけるeSIMのトラブルは多くあります。
eSIMのトラブルが心配な方は、他の通信方法を検討するのがおすすめです。
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海外旅行時のeSIM以外の通信方法4つ
ここでは、海外旅行時に利用できるeSIM以外の通信方法を4つ紹介します。
- 海外用ポケット型Wi-Fiをレンタルする
- 渡航先で使えるSIMカードを購入する
- キャリアの国際ローミングを利用する
- 渡航先のフリーWi-Fiを利用する
それぞれ詳しく解説するので、自分の利用方法に合う通信方法をみつけましょう。
各通信方法のメリット・デメリット▷▷
通信方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ポケット型Wi-Fiレンタル | 1台で複数人の利用可能 パソコンやタブレットも接続可能 利用できる端末数を考えると安い | 貸出と返却の手続きが必要 荷物が増える |
海外SIM | プリペイド式なので利用する分だけ購入できる | スマホ初心者には初期設定が難しい 現地で購入する場合は手続きが不安 |
キャリアの国際ローミング | 利用中のプランによっては安い 申込みが簡単 | プランによっては割高 データ通信できるキャリアが限られている |
フリーWi-Fi | 無料で利用できる | セキュリティ面で不安 利用できる場所が限られている |
方法1.海外用ポケット型Wi-Fiをレンタルする
eSIM以外の通信方法で最もおすすめなのは、海外用のポケット型Wi-Fiレンタルです。
貸出・返却の手間や荷物が増えるデメリットはありますが、SIMカードや国際ローミングと異なり、テザリングを使用しなくても複数の端末で同時に通信できるメリットがあります。
そのため、家族でシェアしたり、タブレットやパソコンに接続したりしたい場合にはぴったりでしょう。
複数人で利用すればより割安に利用できるので、貸出・返却の手続きや荷物が増えるのが気にならない方には、おすすめの通信方法です。
方法2.渡航先で使えるSIMカードを購入する
eSIMの代わりに、海外でも使えるプリペイド型のSIMカードを購入する方法もあります。
eSIMよりも手軽に利用できますが、SIMカードの入れ替えや初期設定の手間がかかり、SIMカード自体を破損・紛失するリスクもあります。
また、渡航前に購入を済ませなければ利用できないので、あらかじめ家電量販店や通販サイトなどで購入しておく必要があります。
なお、空港で購入できる場合もあるので、事前に用意できなかった場合は活用しましょう。
方法3.キャリアの国際ローミングを利用する
ポケット型Wi-FiやSIMカードの他に、キャリアの国際ローミングを利用する方法もあります。
手持ちのスマホそのままで使えるのが1番のメリットで、他に何も用意する必要がありません。
利用料金は割高なものが多いですが、キャリアやプランによっては割安に利用できるケースもあります。
ただし、格安SIMの場合は多くが音声通話・SMSの利用のみとなるので、使用中のキャリアがデータ通信に対応しているか必ず確認するようにしましょう。
方法4.渡航先のフリーWi-Fiを利用する
渡航先の空港やホテル、商業施設などのフリーWi-Fiを利用する方法もあります。
フリーWi-Fiは無料で手軽に利用できるメリットはありますが、通信が暗号化されていないケースが多いなど、セキュリティ面に不安が残ります。
また、使える場所が限定されるため、フリーWi-Fiだけで旅行期間全てを過ごすのは現実的ではありません。
あくまでも他の通信方法のサブとして利用するのがよいでしょう。
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海外旅行にはeSIMよりもポケット型Wi-Fiレンタルがおすすめ
ここまで海外旅行におすすめのeSIMや設定方法を解説しましたが、より手軽に海外旅行でインターネットを楽しみたい場合は、海外用ポケット型Wi-Fiのレンタルがおすすめです。
eSIMにもメリットはありますが、利用できる端末が限られていたり、複数の端末で使用できなかったりといったデメリットが目立ちます。
また、eSIMは初期設定が難しい点が気になる方も多いでしょう。
その点、海外向けのポケット型Wi-Fiをレンタルすれば複雑な設定は不要で、現地で端末の電源を入れればすぐに通信可能です。
また、複数の端末で利用できるので、家族旅行の際にも最適です。
ここでは、数あるポケット型Wi-Fiの中でもおすすめのサービスを紹介します。
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パケット通信容量/日 | 1GB/無制限* |
---|---|
通信料金/日 | 1GB:500円(不課税)~ 無制限:650円(不課税)~ |
端末レンタル料/日 | 220円(税込) |
往復送料 | 1,100円(税込) |
契約事務手数料 | 0円(税込) |
受取方法 | 宅配(自宅・コンビニ)/店舗 |
返却方法 | ポスト投函 |
補償 | 全トラブル無償:330円(税込)/日 破損・水没無償:165円(税込)/日 |
オプション | マルチ変換プラグ:110円(税込)/日 事前受け取り:550円(税込)/箱 |
支払い方法 | クレジットカード/ペイディ(あと払い) |
海外旅行にもっともおすすめなのが「海外WiFiレンタルショップ」です。
端末代金は別途かかりますが、通信料は1日あたりなんと500円(不課税)から利用できるのは驚異的でしょう。
しかも、電源を入れた時しか通信料が発生しない仕組みで、現地で使わない日は通信料が発生しないのも大きな特徴です。*日本時間での計算
そのため、海外旅行でポケット型Wi-Fi以外の通信手段を検討している場合に、万が一通信ができなかった際の「保険」として持っていくのもおすすめ。
補償も非常に安価で、盗難・紛失・破損などをすべてカバーして330円(税込)/日と、他社と比較しても非常にお得な内容となっています。
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まとめ
本記事では、海外旅行におすすめのeSIMや、eSIMの設定方法やメリット・デメリットを解説しました。
海外旅行でeSIMを利用すれば、他に持ち物を用意する必要がなく便利です。
また、eSIMはオンライン上で全ての手続きが完結するので、契約後すぐに利用できるメリットもあります。
一方で、eSIMの設定方法はスマホ初心者にはハードルが高く、対応端末も限られています。
また、海外でeSIMが使えなかったという口コミも多く、現地でのトラブル対応にも不安が残ります。
そこで、eSIMの利用に不安を感じる方や、できるだけ簡単に海外でインターネットを利用したい方には、海外向けのポケット型Wi-Fiレンタルがおすすめです。
現地で端末の電源を入れるだけで使えるほか、複数端末での利用も問題ありません。
特に、海外WiFiレンタルショップは料金も安く、万が一のトラブル対応も日本語で安心です。
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海外旅行で使うeSIMに関するよくある質問
海外旅行でeSIMを使う際によくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
海外旅行におすすめのeSIMは?
eSIMとSIMカードはどちらがおすすめ?
- eSIMとSIMカードはどちらがおすすめ?
-
eSIM・SIMカードそれぞれにメリット・デメリットがありますが、利便性や今後主流になるだろうことを考えると、eSIMの方がおすすめです。
ただし、現状では対応端末が限られていたり、初期設定が難しかったりと課題はあるので、スマホや端末の操作に慣れていない人は、SIMカードを利用するとよいでしょう。
eSIMの対応機種は?
- eSIMの対応機種は?
-
eSIMの対応機種は以下の通りです。
iPhone:2018年に発売されたiPhone XS/XS Max/XR以降は対応
Android:メーカー(シリーズ)によってeSIM対応状況が異なるAndroidの場合は、各メーカーやキャリアの公式サイトで使用中の端末がeSIMに対応しているか確認するようにしましょう。
海外でeSIM以外に通信する方法は?
- 海外でeSIM以外に通信する方法は?
-
海外でeSIM以外の通信方法は、以下の4つです。
- 海外用ポケット型Wi-Fiのレンタル
- 海外で使えるSIMカードを購入する
- キャリアの国際ローミングを利用する
- 渡航先のフリーWi-Fiを利用する
なお、ポケット型Wi-Fiであれば、複数端末でも問題なく利用でき、現地で端末の電源さえ入れればすぐに使えて便利です。
eSIMを海外で切り替えるタイミングは?
- eSIMを海外で切り替えるタイミングは?
-
eSIMを海外で切り替えるのは、現地に到着後すぐがおすすめです。
iPhoneとAndroidで切り替え方法は異なるので、上述した「海外旅行時のeSIMの使い方・設定方法」を参考に設定を済ませましょう。