フランス旅行でおすすめのSIMカードは?購入場所や設定方法を解説
フランス旅行のインターネット手段として、海外用プリペイドSIMカードを検討されている方も多いのではないでしょうか?
SIMカードは手持ちのスマートフォンがそのまま使用できたり、通信費を節約できたりというメリットがあります。
しかし、SIMカードの準備や初期設定などの下調べに手間がかかったり、フランスでは本人情報の登録も必要であったりと、デメリットも少なくありません。
本記事では、おすすめのSIMカードやフランスでの購入方法について解説します。
また、設定方法やSIMカード以外のおすすめのインターネット接続手段についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- フランスではSIMカード利用時にパスポートを使った情報登録が必要*
- フランスでは、キャリアショップや自動販売機・たばこ屋などでSIMカードを購入できる
- SIMカードは滞在期間や用途に適したものを選ぶ
- フランスで実際にSIMカードを紛失したり繋がらなかったりなどのトラブルが起こる可能性がある
- フランスでのインターネット手段はより簡単なポケット型Wi-Fiのレンタルがおすすめ
*スペインでは、SIMカード購入時に本人確認が必要です。
とはいえ、日本国内でAmazonなどネットショッピングサイトを介してSIMカードを購入する場合は、本人確認はほとんど必要ありません。
よって、そのままSIMカードを差し替えることでスペインでも使えるようになります。
SIMカードをそのまま使えるか不安な場合は、販売元に問い合わせてみましょう。
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フランスではSIMカードの登録が必要
フランスでは法律に従って、購入したすべてのSIMカードにおいて30日以内に身分証明書を使った情報登録が必要です。
登録方法は各キャリアによって異なりますが、Webサイトにて個人情報を入力しパスポートの写真をアップロードします。
基本的に登録完了までには10日ほどかかるので、余裕をもった登録が必要です。
登録を行わない場合は、30日を過ぎるとSIMカードが一時的に無効化され、60日が経過すると完全に非アクティブ化され利用できなくなります。
そのため、フランスに長期滞在する方は注意しましょう。
*上記の内容は、フランス大手の通信キャリア「orange」公式サイトの情報に基づいています。
フランスでのSIMカード購入方法
フランスでSIMカードを購入する方法は主に3つあります。
- キャリアショップでスタッフから購入
- 自動販売機で購入
- 街中のたばこ屋や売店で購入
キャリアショップでスタッフから購入
フランスでは、代表的な通信キャリアである「Orange」「free」などの店舗が、空港や街中にあります。
キャリアショップで直接スタッフから購入する場合は、パスポートを提示します。
アクティベーションまで行ってくれるようなので、購入や設定に不安がある方におすすめです。
自動販売機で購入
フランスでは通信キャリアによって、ショップ店内の自動販売機でSIMカードを購入できるケースもあります。
基本的にフランス語のみの対応で、プランやSIMカードのサイズなどを選択しながら設定します。
その際に住所(郵便番号を含む)の入力が必要ですが、ホテルなどの住所を登録しましょう。
支払いはクレジットカードのみです。
操作方法が分からない場合は、対応に時間がかかる可能性がありますが、店舗のスタッフにサポートしてもらうとよいでしょう。
街中のたばこ屋や売店などで購入
フランスではキャリアショップ以外にも、街中のたばこ屋( TABAC)や売店(RELAYなど)などでも気軽にSIMカードを購入できます。
陳列されているSIMカードの中から自分に合った容量やキャリアのものを選びましょう。
なお、精算する際にパスポートの提示は必要ないようです。
また、SIMカードを販売しているのは一部のたばこ屋や売店で、全ての店舗で買えるというわけではない点に注意しましょう。
SIMカードはアクティベーションが必要なケースもある
自動販売機や街中の売店などで購入したSIMカードは、基本的にアクティベーションしないと利用できません。
アクティベーション方法はキャリアによって異なりますが、主に各キャリアの登録サイトにアクセスして、4桁のPINコードを入力するようです(電話をかけてアクティベーションする方法もある)。
入力に必要なコードはレシートやSIMカードケースに記載されています。
詳細は取扱説明書やWebサイトを確認しながら設定しましょう。
補足:フランス用のSIMカードを日本で購入する場合
スペイン用のSIMカードは、日本国内でAmazonなどのネットショッピングサイトで購入できます。
販売元によって異なる可能性があるものの、ほとんどの場合本人確認は必要ありません。
スペインに限らず、海外用のプリペイドSIMカードは、そのまま利用できるのがほとんどです(商品によって期日までのアクティベーションが必要なケースはあり)。
日本で買う場合は気にしなくて大丈夫なんだね!
そうじゃのう。どうしても不安な場合だけ販売元に事前に問い合わせると安心じゃぞ。
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フランスで使えるSIMカードの選び方
フランス旅行で使えるSIMカードには多くの種類があります。
使用できる容量や期間、追加チャージ可否などさまざまなので、ポイントを押さえて商品を選びましょう。
- 滞在期間に適したもの選ぶ
- パケット通信容量が十分にあるものを選ぶ
選び方1.滞在期間に適したものを選ぶ
まずは、自分がフランスに滞在する期間に合うSIMカードを選びましょう。
フランスだけではなく、海外で使えるプリペイドSIMカードは、基本的に利用日数が決められています。
利用期間を過ぎると速度が遅くなったり通信が使えなくなったりして不便です。
旅行を快適に楽しむためにも、しっかりと滞在期間に合うものを選びましょう。
無駄にならないようにしっかり確認しないとね!
選び方2.パケット通信容量が十分にあるものを選ぶ
滞在期間に合うこととあわせ、利用できるパケット通信容量にも着目しましょう。
主な用途ごとのパケット消費量の目安表
用途 | 1GBで使える分量 |
---|---|
用途 | 1GBで使える分量 |
メール | 約2,090通 |
Web検索(ニュースサイト閲覧) | 約3,490ページ |
YouTube視聴(SD480p)*¹ | 約120分 |
YouTube視聴(HD1080p)*¹ | 約27分 |
YouTube視聴(4K)*¹ | 約7分 |
TikTok視聴*¹ | 約2時間 |
LINE(音声通話) | 約56時間 |
LINE(ビデオ通話) | 約3時間 |
Googleマップ | 約4,430表示 |
*¹1Mbps=0.125MB/s、1GB=1,000MBとして算出しています。
参考:hi-ho,ワイモバイル,LINEモバイル,LINEモバイル
パケット通信容量が自分の使い方に合っていなければ、快適に使えなかったり余計な費用がかかったりしてしまいます。
上記表を参考に、自分が旅行先でどれくらいインターネットを使うかある程度把握し、使えるパケット通信容量に余裕をもつようにしましょう。
基本的に動画再生の消費量が多いわ!
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フランスでおすすめのSIMカード2選
フランスでおすすめのSIMカードは以下の2つです。
なお、SIMカードによって事前のアクティベーションが必要なものもあるため、取扱説明書を確認しましょう。
Orange Holiday
価格(Amazon) | 【30GB】 14日間:6,360円(税込) |
日数 | 14日 |
パケット通信容量 | 30G |
対応回線 | 4G |
通話 | 国内通話:無制限 国際電話:120分 |
SMS | 1000通 |
フランス大手キャリアOrangeのSIMカードで、Orange Holidayは主に旅行者向けです。
Orangeはフランス以外のヨーロッパでも幅広く通信事業を展開しており、ほぼヨーロッパ全域で利用可能です。
そして、フランスのほぼ全地域で4G回線をカバーしており、快適に利用できるでしょう。
14日間で6,360円(税込)と少し割高ですが、容量は30GB・国内通話が無制限、国際電話も120分付いているため、通話やSMSをよく利用する方におすすめです。
なお、パッケージや取扱説明書に日本語表記はありませんが、日本語対応のカスタマーサポートがあるため、不明な点やトラブル時には活用しましょう。
Mewfi
価格(Amazon) | 【8GB】 30日間:1,880円(税込) 【10GB】 30日間:1,980円(税込) 【12GB】 30日間:2,580円(税込) |
日数 | 30日 |
パケット通信容量 | 8GB・10GB・12GB |
対応回線 | 4G |
通話 | かけ放題 |
SMS | 使い放題 |
約72ヵ国で利用できるSIMカードです。
香港に本社を置き、世界各国で通信事業を展開するThree回線を利用しています。
通話とSMSの使い放題付きで、さまざまな容量が選べます。
1日100円以下で利用できるため、通信費を安く抑えたい方におすすめです。
フランスでSIMカードを差し替えて使う手順
フランスでSIMカードを差し替えて使う基本的な流れを解説します。
- 使いたいスマートフォンがフランスの周波数に対応していることを確認する
- スマートフォンの電源を切りSIMカードを入れ替える
- 電源を入れ通信できるか確認する
- アクティベーションと本人情報の登録をする
なお、基本的な流れは以上の通りですが、詳細についてはSIMカードの取扱説明書を確認しましょう。
手順1.使いたいスマートフォンがフランスの周波数に対応していることを確認する
まずは、フランスで使いたいスマートフォンが現地の周波数に対応していることを確認しましょう。
周波数はバンドとも呼ばれ、スマートフォン本体がフランスの周波数に対応していないと利用できません。
また、キャリアで購入した端末でSIMロックがかかっているものもプリペイドSIMを使うことはできず、必要に応じてSIMロック解除手続きが必要となります。
なんだか難しそうだね…
手順2.スマートフォンの電源を切りSIMカードを入れ替える
続いて、スマートフォンの本体の電源がオフになっていることを確認し、SIMスロットを開いてSIMカードを入れ替えましょう。
SIMスロットの場所は機種によって異なりますが、本体側面についているケースがほとんどです。
SIMスロットはそのまま開けられるものがありますが、ほとんどの場合はSIMピンが必要です。
万が一SIMピンがない場合は、クリップのような先の細いもので代用しましょう。
SIMカードの読み込み面はあまり触らないように注意じゃぞ!
手順3.電源を入れ通信できるか確認する
SIMカードを入れ替えたら、本体の電源を入れて通信ができるか確認しましょう。
SIMカードを入れ替えるだけで通信できるケースもあれば、APN設定しなければならないケースもあります。
APN設定とは
APN(Access Point Name)設定とは、スマートフォンにインターネット接続先を認識させるための設定のこと。
要するに、差し替えたSIMカードでインターネット通信ができるようにするために必要な設定ってことよ!
電源を入れた際、画面にアンテナやキャリア名が表示されたもののインターネット通信ができない場合はAPN設定が必要です。
購入したSIMカードの取扱説明書に沿って設定しましょう。
なお、電源を入れた際に圏外表示が出る場合は、端末の再起動で解決する可能性があります。
手順4.アクティベーションと本人確認の登録をする
各キャリアのWebサイトにてアクティベーションと本人確認の登録を行います。
SIMカードによってはアクティベーションしないと、スマートフォンが使用できないものもあります。
主なアクティベート方法は、レシートやSIMカードのケースに記載してあるPINコードの入力です。
詳しい手続きは、各キャリアのWebサイトや取扱説明書を確認しながら進めてください。
また、アクティベーションとあわせて、パスポートを使った個人情報の登録もWeb上で行いましょう。
必要事項を記入し、パスポートなどの身分証明書の写真をアップロードすれば手続きは完了です。
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フランスでSIMカードを差し替えて使うメリット
ここでは、フランスでSIMカードを差し替えて使うメリットを解説します。
- 通信費を節約しやすい
- 荷物が少なくて済む
- 必要に応じて通話もできる
メリット1.通信費を節約しやすい
フランスでプリペイドSIMカードを差し替えて使うことで、滞在時の通信費を節約しやすいでしょう。
サービスによって異なりますが、期間によっては国内と変わらないほどの料金で通信ができます。
前述したMewfiのSIMカードは、8GBプランの場合30日間1,880円(税込)で、1日あたり約63円で利用可能です。
特に、留学やワーキングホリデーなどの長期滞在の場合は、費用面でみるとコストを抑えられる可能性があります。
メリット2.荷物が少なくて済む
SIMカードの差し替えは、現地に持ち込む荷物を減らせます。
ポケット型Wi-Fiをレンタルした場合など、Wi-Fiルーターや充電器、モバイルバッテリーなど荷物が多くなってしまいがちです。
しかし、SIMカード差し替えの場合はいつものスマートフォンと同じ感覚で持ち運べるので、移動時の負担を減らせるほか、盗難などのリスクを軽減できます。
メリット3.必要に応じて通話もできる
フランスで使えるプリペイドSIMカードは、必要に応じて通話も可能です。
インターネット環境があれば、LINEなどのIP電話を利用できますが、お店や宿泊先とのやり取りなどで通話が必要となるケースもあります。
電話番号で通話ができれば万が一の際に役立つことがあるでしょう。
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フランスでSIMカードを使う際は注意点も多い
SIMカードの差し替えはメリットもありますが、注意しなければならない点も多くあります。
特に、フランスの滞在期間や目的などによって向き不向きがあるので、メリットとあわせて確認しましょう。
- スマートフォンが現地の周波数に非対応だと使えない
- APN設定など初期設定の知識が必要
- 指定の日数を超えると通信が使えなくなる
- 複数のデバイスを使いたい場合は不便
- 万が一のトラブルが起きた場合に対応が難しい
注意点1.スマートフォンが現地の周波数に非対応だと使えない
そもそもスマートフォンがフランスの周波数に対応していないと、SIMカードを差し替えても利用できません。
さらに、NTTドコモやauなど、国内の大手キャリアで購入した機種の場合はSIMロック解除の手続きをする必要があります。
SIMロック解除とは
特定のキャリアの回線でしか使えない状態のSIMカードをほかのキャリアでも使えるようにする手続きのこと。
大手キャリアでスマートフォンを購入し回線契約を結ぶと、その端末はそのキャリアの回線しか使えない(=SIMロック)*。
SIMカードを差し替えたとしても、お使いのスマートフォンがフランスでそのまま使えるわけではない点に注意しましょう。
*2021年10月1日以降に発売された機種は原則SIMロックがかかっていないため、SIMロック解除の手続きは不要です。
しかし、それ以前に購入した端末の場合はSIMロックがかかっている可能性があるため、詳しくは端末を購入したキャリアでご確認ください。
なお、販売されている端末にSIMロックがかからなくなったタイミングはキャリアによって異なります。
注意点2.APN設定など初期設定の知識が必要
SIMカードの差し替えは、APN設定などある程度の知識が必要です。
初期設定方法は購入したSIMカードの取扱説明書に記載されていることが多いですが、不慣れな場合は手間や時間がかかるでしょう。
スマートフォンの扱いに慣れている方であれば問題ありませんが、基本的に少しハードルが高いインターネット手段なのです。
スマートフォンの下調べと合わせると結構な手間ね。
注意点3.指定日数を超えると通信が使えなくなる
利用日数が決められているプリペイドSIMカードは、指定の日数を超えると通信ができなくなります。
滞在日数が変更となった場合、インターネットが使えなくなる可能性があるため注意しましょう。
サービスによっては追加チャージで日数を延長できるケースもありますが、すべてのSIMカードが対応しているわけではありません。
飛行機の遅延など、予期せぬトラブルによって帰国が遅れることもあり得ます。
万が一の際に対応できなくなる可能性があることは認識しておかなければならないでしょう。
注意点4.複数のデバイスを使いたい場合は不便
SIMカードを差し替え、テザリングでタブレットやパソコンなど複数のデバイスを使いたい場合は、不便さを感じるでしょう。
海外用プリペイドSIMカードは、基本的にスマートフォンでインターネットを使うためのものです。
テザリングに対応しているSIMカードも多いですが、速度制限がかかるとテザリングができなくなるものもあります。
そもそも、テザリングは親機となるスマートフォンのバッテリー消費が激しいなどのデメリットがあるため、複数デバイスの使用には向かないのです。
注意点5.万が一のトラブルが起きた場合に対応が難しい
海外用SIMカードの差し替え利用は、現地でインターネットに繋がらないなど、渡航先での万が一のトラブルに対応しにくいでしょう。
海外用SIMカードはサポート体制が整っていない商品もあり、サポートを受けられても日本語に非対応であるケースも考えられます。
特に、フランスに着いたもののインターネットが使えない、通信速度がかなり遅いというトラブルは十分起こり得ます。
フランス対応のSIMカードでも、現地についてみないと実際に使えるかは明確にどうかわかりません。
フランスに着いてから何かあったら大変だね…。
現地で使えるかは到着するまでわからないから対策も難しいのじゃ…。
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フランスでのSIMカードトラブルに関する口コミ評判
ここでは、フランスでのSIMカードトラブルに関する口コミや評判を紹介します。
SNS上ではネガティブな口コミが多くなりやすいので、あくまでも参考として確認してください。
なお、次の記事では、海外用SIMカードに関するよくあるトラブルを一気に紹介しているので、あわせて参考にしてください。
トラブル1.フランスでのSIMカード登録の手続きが面倒だと感じた口コミ評判
フランスでSIMカードを購入した際に、個人情報の登録手続きを煩わしく感じた口コミです。
フランス旅行でのsimカード購入と登録は面倒であった。購入後、携帯会社にログインして、顔写真やパスポートコピーなどをアップロードする必要があるのだ。それが済んで開通。おそらく、犯罪に使われるからだろう。でも、EU内は国内通話と同じだから、緩い国でSIM購入しても使えちゃうのねえ。。
— Kam-ma-lay (@Kam_ma_lay) September 24, 2020
フランスで購入したSIMカードは、30日以内に本人情報の登録が定められています。
通常は差し替えるだけで利用できるSIMカードですが、アクティベートしたり登録方法を調べたりという手間があると、少しハードルが高く感じるでしょう。
トラブル2.日曜日に店舗が休みだったためSIMカードが買えなかった口コミ評判
フランスで日曜日に店舗が休みだったためにSIMカードが購入できなかった口コミです。
しかしさすがフランスの田舎。日曜は店が閉まっていてOrangeのSIMカードが買えない。
— Masami Hasegawa (@m33h) August 21, 2011
フランスのお店は宗教的な理由で、基本的に日曜日は閉まっています。
日本と違い、海外では曜日や時間帯に関係なくいつでもお店を利用できるとは限りません。
いつでもスマートフォンが使えるように、余裕をもって事前にSIMカードを準備するか別のインターネット手段を考えるなどの対策が必要です。
トラブル3.フランスでSIMカードが繋がらなかった口コミ評判
フランスの空港でスマートフォンのアンテナ表示があるにも関わらず、SIMカードが繋がらなかったと思われる口コミです。
現在フランスでプリペイドsim入れてみたけど、電波マックスなのに全くネット繋がらない( ノД`)
— 招金🐾 (@athlete_bone) October 6, 2019
しかたなく今空港Wi-Fi使ってる
せっかくの旅行でインターネットが使えない状況は困りますよね。
繋がらないなどのトラブルがあった場合は、通信キャリアやSIMカード会社に問い合わせると解決する可能性があります。
トラブル4.フランスで日本のSIMカードを紛失してしまった口コミ評判
日本で使っていたSIMカードをフランスで紛失してしまい、しばらく日本でスマートフォンが使えなかったと思われる口コミです。
フランスでプリペイドsimを入れてiphoneを利用していたのだけれど、日本のsimをどこかで紛失してしまった。再発行手続きを申し込みましたが、8月20日ごろまで携帯電話は使えません。
— 片山 幹生 (@camin) August 9, 2016
小さいSIMカードは取り出した際に落としたり、紛失したりする可能性があります。
しかも、再発行まで時間がかかる可能性も。
そのようなリスクに備えて、保管用のケースを準備すると安心です。
トラブル5.SIMカードの音声案内がフランス語で理解できなかった口コミ評判
フランス大手キャリア(Bouygues)のSIMカードの音声案内がフランス語のみで、翻訳機能も使えず苦労したと思われる口コミです。
BouyguesのプリペイドSIMのチャージがもうすぐ切れるのでチャージしようとしたけど音声案内がフランス語ONLYでしかも超早口でGoogle翻訳も太刀打ちできないので断念した。月曜日にフランス人にやってもらおう…。なんで英語音声がないんだ…。
— IZAWA (@izawak) January 10, 2015
現地でSIMカードを購入したりチャージしたりする際に、対応できる言語が現地の言葉だけの可能性があります。
翻訳ツールやアプリを利用しても、話すスピードや癖などによってうまく翻訳できないケースもあるでしょう。
フランスでのSIMカードトラブルに関する口コミ評判まとめ
SIMカードは通信費が安く抑えられたり、手持ちのスマートフォンをそのまま利用できたりというメリットがありますが、一方で、インターネットが繋がらなかったり紛失してしまったりなどのトラブルもあります。
特にフランスでは、SIMカードは本人情報の登録をする手間があったり、日曜日はお店が休みになるためすぐに購入できなかったりと、デメリットも少なくありません。
紹介した口コミはほんの一例なので、SIMカードを購入する際の参考にしつつ、最適なインターネット手段を検討しましょう。
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フランス旅行時はSIMカードよりもポケット型Wi-Fiレンタルがおすすめ!
フランス旅行時のインターネット手段として、SIMカード差し替えよりもポケット型Wi‐Fiをレンタルするほうが簡単でおすすめです。
SIMカード差し替えは、利用期間や滞在目的によってフランス滞在時にかかる通信費を節約できるなどのメリットがあります。
一方で、APN設定に手間や時間がかかったり、現地でのトラブル対応が難しかったりなどデメリットも多いです。
ポケット型Wi-Fiであれば、国内で手軽に手続きや端末の受け取りが可能なうえ、現地で電源を入れるだけでインターネットを使えるので非常に簡単です。
難しい知識も不要で、タブレットやパソコンなど複数のデバイスを接続する場合でも問題ありません。
便利なオプションも選択でき、旅行など短期間の滞在の場合は特にお得に利用できるでしょう。
ここでは、なかでもおすすめのポケット型Wi-Fiレンタルサービスを紹介します。
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パケット通信容量/日 | 1GB/無制限* |
通信料金/日 | 1GB:700円(不課税) 無制限:950円(不課税) |
端末レンタル料/日 | 220円(税込) |
往復送料 | 1,100円(税込) |
受取方法 | 宅配(自宅・コンビニ)/店舗 |
返却方法 | ポスト投函 |
補償 | 全トラブル無償:330円(税込)/日 破損・水没無償:165円(税込)/日 |
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まとめ
本記事ではフランスでおすすめのSIMカードや購入方法について紹介しました。
フランスでSIMカードを使う際は、30日以内に本人情報の登録が必要です。
SIMカードは手持ちのスマートフォンをそのまま差し替え、気軽に使えるのがメリットです。
一方、アクティベートや登録に手間がかかる可能性があり、現地で繋がらなかったり紛失してしまったりと、思わぬトラブルに遭遇する可能性も否定できません。
しかし、ポケット型Wi-Fiであれば日本で事前に準備ができ、難しい設定なしにフランスですぐに利用できます。
特に、海外WiFiレンタルショップであれば1日700円(不課税)からと業界最安値水準で利用でき、万が一のトラブルも日本語対応で安心です。
快適な通信環境を楽しむためにも、フランス旅行時はSIMカードだけではなくポケット型Wi-Fiもぜひ検討してください!
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フランスで使うSIMカードに関するよくある質問
フランスで使うSIMカードに関するよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
フランスのSIMカードはどこで買える?
- フランスのSIMカードはどこで買える?
-
オンラインショップはもちろん、フランスでは主に以下の場所で購入できます。
- 空港
- キャリアの店舗
- たばこ屋や売店
- ショッピングモール
キャリアの店舗のように購入の際にパスポート提示が必要な場合があるので、あらかじめ準備しておくとスムーズでしょう。
フランス以外の国でも使えるSIMカードはある?
- フランス以外の国でも使えるSIMカードはある?
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フランスだけではなくヨーロッパでも利用できる、周遊タイプのSIMカードがおすすめです。
Mewfiでは約72ヵ国、Orange Holidayは40ヵ国以上で利用可能です。
利用できる国や容量は商品によって異なるので、詳しくは取扱説明書を確認しましょう。
フランス留学でおすすめのSIMカードは?
- フランス留学でおすすめのSIMカードは?
-
留学の際は、長期間使える大容量のプリペイドSIMカードがおすすめです。
SIMカードによって利用できる期間やパケット通信容量が異なるので、滞在期間に合うものを選びましょう。
フランスで代表的なキャリアは以下の4つです。
- オランジュ(Orange)
- SFR
- ブイグ・テレコム(Bouygues Teledom)
- フリー・モバイル(free)
なお、フランスの法律で、30日以内に本人確認の登録をする必要があります。
登録を行わない場合は、30日を過ぎるとSIMカードが一時的に無効化され、60日が経過すると完全に非アクティブ化され利用できなくなるようです。
そのため、特に留学などで長期間利用したい場合は、必ず登録しましょう。
フランスのSIMカードでテザリングは可能なの?
- フランスのSIMカードでテザリングは可能なの?
-
通信キャリアや種類によって異なりますが、テザリングに対応したSIMカードもあります。
しかし、SIMカードによっては速度制限がかかると利用できなかったり、スマートフォン自体のバッテリー消費が激しかったりとデメリットも考えられます。
あくまでもSIMカードはスマートフォンでインターネットを使用するものであり、テザリング向きとはいえません。
複数デバイスを接続するなら、ポケット型Wi-Fiのほうがおすすめです。