韓国でタクシーに乗る際の注意点は？乗り方・料金・おすすめ配車アプリを解説

韓国旅行では、荷物が多いときや、早朝・深夜の移動にはタクシーが便利です。

そこで、配車アプリを使うことで気軽に利用できるでしょう。

本記事では、韓国タクシーのおすすめ配車アプリを紹介し、利用時の注意点や利用方法も解説します。

韓国旅行でタクシー利用を検討している方は、安心して利用するためにもぜひ参考にしてください。

韓国タクシーのおすすめ配車アプリ3選

韓国では、タクシーの乗車方法として配車アプリが主流となっています。

韓国でタクシーを利用するのにおすすめの配車アプリは次の3つです。

おすすめ1.カカオタクシー

カカオタクシーは、メッセージアプリ「カカオトーク」で有名な韓国企業が提供するタクシー配車アプリです。

韓国でもっとも利用率の高い配車アプリで、全国各地でカカオタクシーが利用できます。

現地の人のみならず観光客からも人気を集めており、はじめての韓国旅行にもおすすめの配車アプリです。

カカオタクシーの使い方はとても簡単なので、次の手順で登録してみましょう。

カカオアカウントを持っている人は、上記4で「ログイン」を選択してください。

おすすめ2.Uber（ウーバー）

日本でもおなじみのタクシー配車アプリ「Uber（ウーバー）」を韓国でも利用できます。

韓国用に別途アプリをインストールする必要はなく、日本版アプリでそのまま配車できる手軽さがメリットでしょう。

また、Uberは日本のクレジットカードでアプリ決済できるため、配車から決済までアプリで完結できる強みがあります。

Uberは日本でも利用できるため、韓国旅行に行く前に次の手順でインストールしておきましょう。

おすすめ3.TADA

TADAは、先に紹介した2つと比べると知名度はそこまで高くありません。

韓国全体でみると対応エリアは少ないですが、ソウル全域に対応しているため、ソウル観光の際は選択肢となるでしょう。

また、サービスが丁寧で、乗り心地がよいとの評判があるのは魅力です。

TADAを利用するには、携帯電話番号とクレジットカード情報を入力し、本人確認を行う必要があります。

韓国タクシーの種類は3つ

韓国のタクシーは3種類あります。

種類によってサービスが異なることがあるため、それぞれの特徴を押さえておきましょう。

種類1.一般タクシー

一般タクシーは、その名の通り韓国の市街地でもっとも多い一般的なタクシーです。

車体の色はシルバー・オレンジ・白の3色があります。

韓国のタクシードライバーは外国語に対応していないことが多いため、乗車の際は韓国語のメモや翻訳アプリを使用すると安心でしょう。

種類2.模範タクシー

10年以上無事故のドライバーのみ乗ることを許されるのが模範タクシーです。

外見は黒塗りの高級車で、一般タクシーと比べると初乗り料金は高いですが、座席も広く快適なサービスを受けられるでしょう。

また、ドライバーは日本語が話せることが多く、コミュニケーションの不安が少ない点がメリットです。

種類3.インターナショナル（国際）タクシー

インターナショナル（国際）タクシーは、オレンジと黒で装飾された車体が特徴のタクシーです。

車体には「international taxi」と記載されています。

このタクシーの大きなメリットは、ドライバーが外国語に対応しており、言葉の壁の心配がない点です。

もちろん日本語にも対応していますよ。

ただし、インターナショナル（国際）タクシーは市中で捕まえることはできず、24時間前までに予約する必要がある点に注意してください。

韓国タクシーの料金目安

韓国のタクシー料金は、日本と同じく「初乗り料金+追加料金」という料金体系です。

また、夜間（22:00〜4:00）は20%料金が割増となります。

韓国のタクシー料金は、タクシーの種類ごとに異なるため、次の料金目安表を参考にしてください。

韓国タクシーの乗り方5ステップ

韓国タクシーには5つのステップで乗車できます。

初めて韓国タクシーに乗る人は、上記の手順を参考にしてみてください。

ステップ1.タクシーを探す

まず、配車アプリや市中を走るタクシーを見つけるなどしてタクシーを探しましょう。

市中のタクシーを捕まえる場合、日本と同じくタクシーに向かって手を挙げることで停車してくれます。

韓国タクシーは、空車の場合「빈차（ピンチャ）」と表示されるので、表示を目安にタクシーを捕まえましょう。

ステップ2.タクシーに乗車する

無事にタクシーを捕まえたら、次は乗車しましょう。

韓国のタクシーは日本のタクシーと違い、ドアの開閉が自動ではありません。

乗車の際に自分でドアの開閉をする必要がある点に注意してください。

ステップ3.行き先を伝える

次に、ドライバーに行き先を伝えましょう。

韓国語の発音に不安がある場合は、行き先をメモした紙やスマホを見せるのがおすすめです。

口頭で行き先を伝える場合は「〜に行ってください」を意味する「〜가 주세요（カ ジュセヨ）」というフレーズを覚えておくと便利です。

ステップ4.降車することを伝える

目的地に近づいたら、タクシーを降りることをドライバーに伝えましょう。

そんな時に便利なのが「ここで降ろしてください」を意味する「여기서 세워 주세요（ヨギソ　セウォ　ジュセヨ）」というフレーズです。

自分が降りたいタイミングで言うのはもちろん、ドライバーから「この辺りでいいですか？」と聞かれた際にも使えるフレーズなので、覚えておいて損はないでしょう。

ステップ5.料金を支払う

最後に、料金を支払いましょう。

韓国のタクシーでは、主に次の決済方法が利用できます。

• 現金
• クレジットカード
• T-moneyカード

メーターを確認して、決済方法をドライバーに伝えましょう。

現金の場合、お釣りの端数が細かいとまれにドライバーが端数分のお釣りをくれないことがあるので注意してください。

お釣りが気になる人は、クレジットカードや韓国の交通カード「T-moneyカード」を利用するのがおすすめです。

韓国タクシーに乗車する際の注意点4つ

韓国旅行でタクシーに乗車する際は、次の注意点を押さえておきましょう。

注意点1.ぼったくりや違法タクシーに注意

近年は被害が少なくなっていますが、ぼったくりや違法タクシーがゼロになった訳ではないため注意しましょう。

特に、コンサートなどの大規模イベントの後や終電後の深夜の時間帯に、観光客目当てで客引きをしているタクシーがいたら、乗らない方がよいでしょう。

また、ぼったくりや違法タクシーの場合、メーターを使わずに料金を請求してくることもあります。

もしそのようなタクシーに乗ってしまった場合はレシートをもらうようにしましょう。

レシートという証拠があれば、後ほど韓国の旅行支援センターにて、ぼったくり被害の相談を聞いてくれる可能性があります。

注意点2.早朝や深夜は乗車拒否されることがある

週末の終電後の深夜・早朝には、タクシーに乗車拒否される可能性があります。

これらの時間帯には地下鉄やバスも動いておらず、タクシーを捕まえたい人同士で奪い合いとなることも少なくありません。

タクシー側も、遠距離の客を優先したい心情から、近距離の場合だと乗車拒否されてしまうことがあるのです。

早朝・深夜にタクシーを利用する際は、配車アプリを使ったりあらかじめ予約したりするなどして乗車拒否されない工夫をするのがよいでしょう。

注意点3.ドアの開閉は自分で行う

韓国のタクシーは、日本のタクシーと違いドアの開閉が自動ではなく、乗客が手動でドアを開閉する必要があります。

タクシーを捕まえたのに、日本と同じ感覚でドアが開くのを待っていると、ドライバーから冷やかしと思われてしまう可能性もあるでしょう。

韓国のタクシーを利用する際は、自分でドアを開閉するということを把握しておきましょう。

注意点4.小銭のお釣りはもらえないことがある

ごくまれに、細かい端数のお釣りをくれないタクシーがいます。

お釣りのやり取りが不安な人は、クレジットカードや韓国の交通カード「T-moneyカード」などお釣りが生じない決済方法を利用するのがおすすめです。

韓国旅行でタクシーを配車するならポケット型Wi-Fiレンタルがおすすめ

韓国では、タクシーへの乗車方法として配車アプリが主流となっていますが、韓国旅行でのアプリの利用には快適なインターネット環境が欠かせません。

韓国旅行時のインターネット手段はいくつかあり、それぞれメリット・デメリットが異なります。

中でも、せっかくの韓国旅行で、スマホをストレスなく使いたいならポケット型Wi-Fiのレンタルがおすすめです。

ここでは、ポケット型Wi-Fiのレンタルがおすすめな理由を詳しく確認しましょう。

理由1.持ち運び自由でいつでもインターネットに接続できる

ポケット型Wi-Fiは持ち運び自由であり、エリア内であればいつでもどこでもインターネットに接続できます。

滞在先のホテルやレストランのフリーWi-Fiは、その場を離れてしまうとインターネットに接続できなくなってしまいますが、ポケット型Wi-Fiならその心配はありません。

また、電源を入れたらすぐ使用できるため、使い方に困りにくい点も魅力でしょう。

理由2.フリーWi-Fiと比べてセキュリティ面が安心

現地のフリーWi-Fiは、通信が暗号化されていないなどセキュリティ対策が不十分な可能性があります。

セキュリティ対策が不十分だと、悪意のある第三者からクレジットカード情報を盗まれたり、端末にウイルスを送り込まれたりするリスクもゼロではありません。

しかし、ポケット型Wi-Fiであれば、通信が暗号化されておりパスワードを知らないと利用できないため、セキュリティ面も安心しやすいでしょう。

理由3.複数人でシェアできてお得

ポケット型Wi-Fiは、ルーター1台で複数人がインターネットを利用できます。

グループでシェアすれば1人あたりの料金を下げられるため、海外でもお得にインターネットが楽しめるでしょう。

韓国旅行におすすめのポケット型Wi-Fiは「海外WiFiレンタルショップ」

韓国旅行にもっともおすすめなのが「海外WiFiレンタルショップ」です。

端末代金は別途かかりますが、通信料は1日あたりなんと500円(不課税)から利用できるのは驚異的でしょう。

しかも、電源を入れた時しか通信料が発生しない仕組みで、現地で使わない日は通信料が発生しないのも大きな特徴です。*日本時間での計算

そのため、韓国旅行でポケット型Wi-Fi以外の通信手段を検討している場合に、万が一通信ができなかった際の「保険」として持っていくのもおすすめ。

補償も非常に安価で、盗難・紛失・破損などをすべてカバーして330円(税込)／日と、他社と比較しても非常にお得な内容となっています。

海外WiFiレンタルショップを利用して、韓国旅行を目いっぱい楽しみましょう！

まとめ

本記事では、韓国でタクシーに乗る際の乗り方や注意点、おすすめの配車アプリを解説しました。

韓国のタクシーは日本と共通している部分も多く、はじめての韓国旅行でもしっかりと乗り方を押さえておけば、トラブルなく乗車できるでしょう。

韓国ではタクシー乗車の際に配車アプリを使うのが主流となっていますが、アプリの利用には快適なインターネット環境が不可欠です。

そのためにも、ポケット型Wi-Fiを持ち運ぶのがおすすめ。

ポケット型Wi-Fiが1台あれば、対応エリア内でいつでもどこでも安定したインターネット環境が確保できるため、現地でもスマホのストレスなく過ごせるでしょう。

スマホの準備をばっちり行い、韓国旅行を快適に楽しんでください。

韓国タクシーに関するよくある質問

韓国のタクシー利用方法について、よくある質問をまとめたのでぜひ参考にしてください。

韓国・ソウルでおすすめのタクシー配車アプリは？

韓国・ソウルでおすすめのタクシー配車アプリは？

韓国・ソウルでタクシーを配車できるおすすめの配車アプリは次の3つです。

• カカオタクシー
• Uber（ウーバー）
• TADA

いずれもおすすめの配車アプリですが、カカオタクシーで配車できない場合はUberを使うなど、複数のアプリを併用するのがおすすめです。

韓国タクシーの止め方は？

韓国タクシーの止め方は？

韓国のタクシーの止め方は日本と同じで、手を挙げて停車してもらいます。

ただし、週末の終電後の深夜・早朝などは、タクシーを利用したい人が大勢いるため、手を挙げてもなかなか捕まらない可能性があります。

そのような場合は、配車アプリなど確実に乗車できる方法を選びましょう。

韓国タクシーが空車か確かめる方法は？

韓国タクシーが空車か確かめる方法は？

韓国タクシーは、空車の場合「빈차（ピンチャ）」と表示されるので、表示を目安にタクシーを捕まえましょう。