モーリシャスのインターネット事情は?おすすめのインターネット接続方法について解説
モーリシャスは日本の東京都と同じぐらいの小さな国ですが、アフリカのなかでは経済的に豊かでインターネット事情もよいです。
ただインターネットが普及した日本と比べると、インターネット環境が整備されているとは言えません。
モーリシャス観光中にインターネットを使いたいときは、事前に準備しておくとよいです。
この記事ではモーリシャスのインターネット事情と、フリーWiFiをはじめモーリシャスで使えるインターネット接続手段の種類を紹介します。
どの手段が簡単で使い勝手がよくおすすめかも解説しているので、渡航前に是非参考にして下さい!
インターネット接続手段比較表
総合評価 | 通信品質 | セキュリティ | 使いやすさ | コスト | |
---|---|---|---|---|---|
海外用レンタル ポケット型WiFi | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
フリーWiFi | △ | △ | × | △ | ◎ |
プリペイドSIM | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
海外ローミング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
- 海外用レンタルポケット型WiFi(★おすすめ)
安全性が高く電源を入れるだけで快適に使える。複数デバイスで利用可能。 - フリーWiFi
無料で使えると言う利点を除くと、通信品質やセキュリティに不安が生じる。 - プリペイドSIM
現地で購入すると安価な反面、煩雑な設定が必要なため最低限の知識が必要である。 - 海外ローミング
設定のハードルは高くはありませんが、他の手段と比べ割高になる事も。
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モーリシャスのインターネット事情
国によってインターネット事情は大きく異なります。
日本のようにインターネット環境が整備された国もあれば、環境整備が遅れ自国民さえあまりインターネットが使えない国も少なくありません。
そうしたなかでインターネット事情がよい国の方が、海外からくる観光客もインターネットを使いやすいのは言うまでもないでしょう。
それではモーリシャスのインターネット事情は、どのような感じでしょうか。
まず世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」※を参考に、モーリシャスのインターネット普及率をみていきましょう。
モーリシャスのインターネット普及率(2022年)
国名/地域名 | 普及率 |
---|---|
モーリシャス | 72.2% |
日本 | 93.3% |
アフリカ平均 | 43.0 % |
モーリシャスのインターネット普及率は72.2%で、日本と比べ20%以上低いです。
インターネットが普及した日本では、観光地でも人が暮らさないような場所でない限りたいていインターネットに接続できます。
インターネット環境が全くなくて困る、といったことはほとんどありません。
インターネット普及率が日本より大分低いモーリシャスでは、日本に比べるとインターネット環境の確保に苦労しそうですね。
モーリシャス観光中にインターネットを使いたいときは、渡航前に準備しておくことをおすすめします。
一方、モーリシャスのインターネット普及率は、アフリカ平均と比べればずっと高いです。
モーリシャスでは、他のアフリカの国よりインターネット環境を確保しやすいでしょう。
次にモーリシャスのインターネット通信速度は、どのくらいでしょうか。
インターネットを使える環境が用意できても、通信速度によっては「ホームページがなかなか表示されない」など期待したようには使えません。
以下、インターネット通信速度測定サイト「SPEED TEST」が集計したデータを参考にモーリシャスの通信速度をみていきましょう。
モーリシャスのインターネット通信速度と順位(2022年8月時点)
固定回線
順位 | 国名 | 通信速度(下り) |
---|---|---|
- | 全世界 | 69.14Mbps |
6 | アメリカ | 167.36Mbps |
10 | 日本 | 131.86Mbps |
114 | モーリシャス | 25.08Mbps |
モバイル回線
順位 | 国名 | 通信速度(下り) |
---|---|---|
– | 世界 | 30.79Mbps |
24 | アメリカ | 61.95Mbps |
46 | 日本 | 39.34Mbps |
89 | モーリシャス | 21.47Mbps |
モーリシャスのインターネット通信速度は、固定回線が25.08Mbpsで日本の1/5以下、モバイル回線が21.47Mbpsで日本の約半分です。
日本ではインターネットの通信速度がたいてい十分で、使っていてストレスになるようなことはほとんどありません。
インターネットを使ったアプリはさくさく動作しますし、動画もスムーズに鑑賞できます。
それに対して日本よりずっと通信速度が遅いモーリシャスのインターネットは、日本人が使うとストレスを感じることが多そうです。
モーリシャスでは、あまりインターネットの通信速度に期待し過ぎない方がよいでしょう。
日本人がモーリシャスでなるべく快適にインターネットを使いたいときは、通信品質が安定した手段をえらぶことをおすすめします。
日本人がモーリシャスに旅行や出張で滞在する際のインターネット接続方法とは?
モーリシャスは日本に比べると、インターネット環境が整備されていないことをみてきました。
それでは、そんなモーリシャスに日本人が観光や出張で滞在するときは、どのような手段でインターネットに接続できるでしょうか。
考えられる手段として、下記の4つがあります。
- モーリシャスに対応した海外用ポケット型WiFiを日本でレンタルして持っていく
- ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
- モーリシャスで利用可能なプリペイドSIMを購入する
- 日本の通信キャリアが展開している海外ローミングサービスを使う
この4つはどれも、日本人だけでなく海外に滞在する人がよく使うインターネット接続の手段です。
ただ4種類とも使い勝手や通信品質が異なるため、自分にあった手段をえらぶことをおすすめします。
以下、それぞれの手段について特徴をくわしくみていくので参考にして下さい。
1.海外用レンタルポケット型Wi-Fiを利用する【おすすめ手段】
海外旅行や出張で渡航する際、現地のインターネット手段として最も安全で便利なのが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiを使う方法です。
海外用レンタルポケット型WiFiであればお使いのスマートフォンとポケット型WiFi端末を接続するだけで現地でも簡単にインターネットを使うことが出来ます。
SIMカードを差し替える手間もなく、フリーWiFiのように危険に晒されることもなく、スマートフォンのローミングサービスのように高額請求になることもないため、簡単で安全にインターネットを利用できます。
さらに当サイトがおすすめする海外用レンタルポケット型WiFiサービス「海外WiFiレンタルショップ」なら、よりリーズナブルで快適にインターネットを使うことができます。
- インターネットを安全で快適に使える
フリーWi-Fiはセキュリティの脆弱性に問題がありますが、海外用レンタルポケット型Wi-Fiなら個別のネットワークを利用できパスワードで保護されているため安全で快適に利用できます。 - 業界最安値水準の低価格で使える
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さらに電源を入れた日だけ料金が発生するシステムのため経済的に利用できます。 - 事前受け取りや帰国後の返却ができる
出国前に受け取ることができるうえに、返却は帰国後にポストに入れるだけなので簡単便利に利用できます。 - 最大10台まで同時に接続できる
家族や友人など複数人での利用も可能で、スマホやタブレット・パソコンなど様々なデバイスからインターネットに同時接続することができます。 - 1台の端末で世界135ヶ国の周遊が可能
従来の海外用レンタルポケット型Wi-Fiでは、国ごとに端末の切り替えや、SIMカードの入れ替え、再設定などが必要でした。
当サイトおすすめ海外用レンタルポケットWi-Fiは、国をまたぐ度に変更していた設定や手続きが一切不要なため、世界135ヶ国で手軽に周遊利用できます。
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2.ホテルや街のカフェなどに設置されているフリーWiFiを活用する
フリーWiFiとは文字通り、無料で使えるWiFiのことです。
日本でも、フリーWiFiを使える場所は多くなっています。
ホテルや街のカフェ、ファミレス、鉄道駅など様々な場所がフリーWiFiスポットとなっているので、使ったことがある方も多いでしょう。
モーリシャスにもフリーWiFiスポットがあれば、日本人観光客はWiFi経由でインターネットに接続できます。
それではモーリシャスでは、どのくらいフリーWiFiスポットがあるでしょうか。
有名観光ガイドブック「地球の歩き方」では、モーリシャスなどインド洋の国々におけるフリーWiFi事情について以下のように書いています。
近年、インド洋の国々でも急速にインターネット環境が整備され、ホテルはもちろん、レストランやカフェでも無料でインターネット接続可能な場所が増えてきている。
参照元:「地球の歩き方 E12 マダガスカル モーリシャス セイシェル レユニオン コモロ 2017〜18」(P366)
ホテルに関しては、ほとんどのホテルでWi-Fiが整備されているが、公共エリアでしか接続できなかったり、客室で接続できてもスピードがかなり遅かったりすることも。
地球の歩き方の内容をみる限り、モーリシャスではフリーWiFiを使えるスポットが豊富にありそうですね。
ただし地球の歩き方にもあるように、フリーWiFiは通信品質などに問題があるのは否めません。フリーWiFiの問題点は後述しますね。
次の項からはモーリシャスのなかでも日本人がよく訪れる場所で、実際フリーWiFiがどのくらい使えるかみていきましょう。
空港のフリーWiFiスポットは?
海外旅行をしたときに、空港で退屈な時間を過ごしたことがある方も多いのではないでしょうか。
入出国の手続きや搭乗待ちなどで、空港にいる時間が長くなることもあります。
そのため空港でインターネットが使えれば、観光情報を調べたりニュースサイトをみたりできて便利。
それではモーリシャスの空港では、フリーWiFiが使えるでしょうか。
モーリシャスのなかで、日本人が特によく使うと考えられるのは首都ポートルイスにあるサー・シウサガル・ラングーラム国際空港です。
サー・シウサガル・ラングーラム国際空港の公式サイトには、フリーWiFiの提供について以下のように記載されています。
(当サイトが日本語に訳しています。)
Airport Terminal Operations Ltd (ATOL) では、旅客ターミナルの公共エリアでフリーWiFiを提供中です。
参照元:サー・シウサガル・ラングーラム国際空港公式サイト
当空港のフリーWiFiは全てのユーザーに一貫した体験を提供することを目的としています。
そのため、音楽やビデオのストリーミング、大容量のダウンロードなど高帯域幅の操作には対応していません。
最新ニュースのチェックやソーシャルメディアへの投稿など、一般的なインターネット利用にお使いいただけます。
※参照元に、空港内でフリーWiFiを使う方法についても掲載されています。
公式サイトの記載をみる限り、サー・シウサガル・ラングーラム国際空港で日本人観光客はフリーWiFiを使いインターネット接続できそうですね。
ただ動画をみるときなどに必要な高速な通信速度は期待できないので、その点は注意した方がよいでしょう。
観光地にはどのくらいフリーWiFiスポットがある?
はじめに結論をまとめると、モーリシャスで人気の観光地周辺では複数のフリーWiFiスポットを見つけられることが多いです。
アプリなどを使って事前に探しておけば、実際に観光地へいったときに周辺のフリーWiFiスポットを簡単にみつけられるでしょう。
ここでは世界中のフリーWiFiスポットを検索できるアプリ「WiFiMAP」※で各観光地のフリーWiFi提供状況を調べています。
WiFi Map:インターネット、eSIM、VPN
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WiFiMAPでは、フリーWiFiスポットを青い丸のマークで表しています。
青い丸の中に数字が書かれているマークは、周辺にその分だけフリーWiFiスポットがあるということです。
また灰色の丸マークは、WiFiMAP上で長い間使われた形跡が確認できていないフリーWiFiスポットになります。
コーダンウォーターフロントは、ポートルイスの港沿いに作られた巨大エンターテインメントエリア。
ショッピングセンターやレストラン、免税店、カジノなどが集まっています。
コーダンウォーターフロントでは、たくさんの傘が飾られた通りもSNSで人気です。
WiFiMAPをみると、コーダンウォーターフロント周辺に多くのフリーWiFiスポットがあるのがわかりますね。
コーダンウォーターフロントには、世界的にも貴重な切手「ブルーペニー」が展示されたブルーペニー博物館もあります。
モーリシャスのホテルではフリーWiFiが使える?
海外旅行をしたときに、宿泊先のホテルですることもなく暇な時間を過ごした経験がある方も多いでしょう。
海外旅行の際は観光とおなじぐらいの時間を、ホテルのなかで過ごすこともあります。
そのためホテルでインターネットが使えれば、明日行く観光先の情報を調べたり動画をみたりできるので便利です。
それではモーリシャスのホテルでは、フリーWiFiが使えるでしょうか。
ここでは世界最大級のホテル予約サイト「Booking.com」のデータを参考に、モーリシャスのホテルにおけるフリーWiFiの設置状況を調べました。
結果は以下の通りです。
モーリシャス主要観光地のホテルにおけるフリーWiFi設置状況
都市 | 掲載ホテル数 | フリーWiFiが設置されたホテル数 | 設置割合 |
---|---|---|---|
モーリシャス全土 | 472 | 328 | 約69% |
ポートルイス | 11 | 9 | 約82% |
グラン・ベ | 72 | 55 | 約76% |
ご覧の通り、Booking.comのデータをみる限りでは、モーリシャスの7~8割程度のホテルでフリーWiFiが使えるようです。
ただ「地球の歩き方」にもあるように、使えてもロビーなどの公共エリアだけだったり速度が遅かったりする可能性もあります。
モーリシャスでは、ホテルのフリーWiFiにもあまり期待し過ぎない方がよいです。
またホテルのフリーWiFiを使いたい場合は、宿泊先で提供しているかや部屋でも使えるか予約前に確認した方がよいでしょう。
フリーWiFiはセキュリティ的にも利便性にも問題がありおすすめできない
モーリシャスの空港や人気の観光地周辺、ホテルではフリーWiFiを使える場所が複数見つかる場合が多いことをみてきました。
そのため、モーリシャスのインターネットはフリーWiFiですませようと考えている人もいるかもしれません。
けれどフリーWiFiは、セキュリティ面でも利便性の面でも問題が多いです。
モーリシャスで安全かつストレスなくインターネットを使いたい場合、フリーWiFiはメインで使うインターネット接続手段として適していません。
以下、その理由を詳しく解説しますね。
1.フリーWiFiの通信は簡単に盗み見られてしまう
WiFiの通信を他人に見られないようにするためには、暗号化が必須です。
けれどフリーWiFiの通信は、暗号化されていないことが少なくありません。
仮に暗号化されていても、暗号を解除するためのパスワードが便宜上公開されています。
そのため悪意のある第三者にとって、フリーWiFi上の通信を盗み見ることは技術的に難しくありません。
フリーWiFi上で個人情報をやりとりすると、それが盗み見られてしまう可能性があるのです。
フリーWiFi上でクレジット決済やアプリ決済を行った場合は、クレジットカード番号が盗み見られて不正利用されてしまうリスクもあります。
2.フリーWiFiの偽物=なりすましによる被害も多い
フリーWiFiの偽物=なりすましによって、被害を受けてしまう可能性もあります。
なりすましのWiFiに接続してしまった場合、通信内容を丸ごとみられてしまったりウイルスに感染させられたりする危険性があるのです。
その上、なりすましか本物かはフリーWiFiを使い慣れている方でも簡単ではありません。
なりすましへいつの間にか接続していて、何日もたってから被害に気付くなんてこともあるのです。
このようにセキュリティ上の不安が大きいフリーWiFiは、ただでさえ治安の不安がある海外で安心して使いにくいですね…。
3.フリーWiFiが使えるエリアは限られる
フリーWiFiが使えるのは、専用設備がある限られたスポットの中だけです。
たとえばフリーWiFiスポットがカフェなら、原則としてそのお店のなかでしかフリーWiFiは使えません。
最寄のフリーWiFiスポットが300m先のカフェだけなら、わざわざそこへ行って客として入店しないとフリーWiFiは使えないのです。
日本国内ではフリーWiFiスポットが近くになくても、電波さえ届けば手元のスマートフォンをいつでもどこでもインターネットに接続できます。
路上で道に迷っても、地図アプリで検索したり行き先の連絡先を調べて場所を確認したりすることも可能です。
けれどモーリシャスでフリーWiFiしかインターネット接続の手段がないと、スマートフォンをそんな風に便利には使えません。
「なくては困る」ぐらいスマートフォンを愛用する日本人にとって、フリーWiFiしかインターネット接続手段がないのはストレスになるでしょう。
4.フリーWiFiは通信の品質がよいとは限らない
フリーWiFiの通信品質はスポットによって差があります。
十分な通信速度で快適に使えるスポットも多いですが、接続が不安定ですぐ使えなくなるなど通信品質が悪いスポットも少なくありません。
フリーWiFiが使いたくてわざわざ入ったカフェやレストランで、通信品質が悪くてアプリも全く使えない状態だと楽しい気分が台無しですね…。
このようにフリーWiFiは問題が多いです。
モーリシャスへ観光などで出掛ける際は、フリーWiFi以外のインターネット接続手段を準備することを強くおすすめします。
フリーWiFiは何かの理由で他の手段が使えない場合にのみ、個人情報の送受信を控え必要最低限だけ使うようにしましょう。
もしくは動画をみるときだけ、比較的信頼性の高いホテルのフリーWiFiを使うという手はあります。
フリーWiFiって無料で気軽に使えると思ってたけど、、、
フリーWiFiは簡単に使える反面、デメリットが多いことも覚えておくんじゃぞ。
モバイル通信の方がフリーWiFiより使えるエリアが断然広い
モーリシャスではフリーWiFiに比べ、次項以降で紹介するモバイル通信系サービスの方が断然使えるエリアが広いです。
以下、モーリシャスにおけるモバイル通信の提供エリアマップをご覧ください。
my.tのモバイル通信(LTE)提供エリアマップ【モーリシャス全域】
ご覧のように首都ポートルイス全域をはじめ、モーリシャス国内の大部分がモバイル通信(LTE)の提供エリア内となっています。
これらエリアでは、フリーWiFiスポットが近くになくてもモバイル通信でインターネットに接続できる可能性があるわけです。
またWiFiMAPで調べたところ、モーリシャスで人気のビーチリゾート「イル・オ・セルフ」では、フリーWiFiスポットが見当たりませんでした。
しかしモバイル通信(LTE)では、以下の通り、イル・オ・セルフ全域がすっぽりと提供エリア内となっています。
my.tのモバイル通信(LTE)提供エリアマップ【イル・オ・セルフとその周辺】
イル・オ・セルフのビーチでは、フリーWiFiスポットがなくてもモバイル通信ならスマートフォンでインターネット接続できる可能性があります。
3.モーリシャスで利用可能なプリペイドSIMを購入する
プリペイドSIMとは前払いで使える、モバイル通信によるインターネット接続サービスです。
プリペイドSIMは最低利用期間もないので最初に必要な分だけ購入して使うことができます。
そのため、旅行中だけインターネット接続手段を確保したい観光客によく使われているのです。
プリペイドSIMで、たとえば2GB/7日というプランであれば有効期限が7日間で合計2GBまでインターネットが使えることになります。
当サイトが調査したところ、モーリシャスでは以下のような観光客向けプリペイドSIMプランが販売されていました。
my.t※
プランの内容 | 料金 | 日本円 |
---|---|---|
100GB/30日 | 15ユーロ | 約2,148円 |
※掲載しているのはプランの一部内容です。プランの詳細やここに掲載していない他プランについては公式サイトを確認下さい。
※1ユーロ=143.22円(2022/9/21時点のレート)で計算しています。
上記のようなプリペイドSIMプランを、モーリシャス現地で調達することも可能です。
ただし、その場合は店員と英語やフランス語などでコミュニケーションをとらなくてはなりません。
海外では、言葉の分からない観光客に実際よりずっと高い価格でプリペイドSIMを売りつけようとする例もあります。
そういったことが不安であれば値段は高くなる可能性がありますが、日本のAmazonなどでプリペイドSIMを購入して持ち込む方が安心です。
インターネット設定に慣れた方でないと、プリペイドSIMを使うのは難しい
プリペイドSIMを使うときに、もう1つ注意が必要なのは使えるようにするための設定や条件が簡単ではない点です。
プリペイドSIMを使えるようにするためには、以下にあげる条件・設定を自分でクリアしないといけません。
- 「SIMフリー」というタイプのスマートフォンを持っている
※キャリアで購入した端末は、別途「SIMロック解除」という手続きをしなければならないことも多い - 使っているスマートフォンが、現地キャリアの周波数帯域に対応している必要がある
- 自分でSIMカードを端末に挿入し「APN設定(接続先情報設定)」ができる
上記項目を見ただけで内容を理解でき、問題が発生しても自分で解決できるインターネット設定に慣れた方でないとプリペイドSIMは難しいです。
自信のない方は、せっかく購入しても使いこなせずインターネットに接続できない可能性があります。
自信のない方は、海外用レンタルポケット型WiFiを利用する手段の方が簡単でおすすめです。
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4.キャリアの海外ローミング
日本国内のスマートフォンユーザーの約9割がドコモ・au・ソフトバンクのいずれかのキャリアを使っているというのは有名な話です。
恐らくあなたもその一人ではないでしょうか?
キャリアのサービスには「海外ローミングサービス」と言って、SIMカードを入れ替えなくても事前に手続きを行うことで海外でもお使いのスマートフォンをそのまま使える機能があります。
各キャリアの利用料金については下記表をご覧ください。
サービス名 | 内容 |
---|---|
ドコモ | ■パケットパック海外オプション 200円/1時間〜 980円/24時間 2,480円/3日間 3,980円/5日間 5,280円/7日間 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は30GBが上限 ■海外パケ・ホーダイ 24.4MB /日|1,980円 無制限/日:2,980円 ◇通話:従量課金 →利用にはWEB/店頭/電話から申込手続きが必要 |
au | ■世界データ定額 (利用日数:1日から30日) 490円/24時間〜 690円/24時間〜 980円/24時間〜 ※国内パケット通信量から消費 ※パケット上限なしプラン利用の場合は60GB-80GBが上限 ◇通話:従量課金 →利用には「世界データ定額アプリ」から申込手続きが必要 |
ソフトバンク | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 |
ahamo | ■非対応 |
povo | ■対応※ |
LINEMO | ■海外パケットし放題 25MB以下/日:0-1,980円(税込) 25MB以上/日:2,980円(税込) ◇通話:従量課金 ※My Menuから事前申し込みが必要 ※新規契約から5ヶ月以上経過していないと利用不可 ※アメリカ放題非対応 |
UQ mobile | ■対応 |
楽天モバイル | ■非対応 |
※povo1.0の一部ユーザーは使えない可能性があります。
注意しなければならないのは、ドコモ・auに関しては海外で使用したパケット通信量が国内で契約しているパケットプランから差し引かれるという点です。
パケット上限がないプランに加入していれば問題ありませんが、そうでない低容量プランの場合は海外での利用料金に加えてパケット代金も発生してしまうため、高額請求となる場合も考えられます。
ソフトバンクユーザーに関しては国内パケット通信量から引かれることはありませんが、その分一日当たりの利用料金が高額となっています。
キャリアの海外ローミングサービスは非常に便利じゃが、このように落とし穴があるんじゃ。
特にソフトバンクを使っている人やそれ以外のパケット無制限プランに加入していない場合は注意するんじゃぞ。
まとめ
モーリシャスの空港や人気の観光地周辺、ホテルではフリーWiFiを使える場所が多いです。
けれどフリーWiFiはセキュリティ的な不安が大きい上に、使える場所が限られるなど利便性もよいとは言えません。
モーリシャスでは、メインで使うインターネット接続の手段を他に用意しておくことをおすすめします。
たとえばプリペイドSIMであれば、フリーWiFiスポットの近くでなくても利用可能。
フリーWiFiのようなセキュリティの不安もありません。
ただプリペイドSIMは、インターネット設定に相当慣れた方でないと使いこなせない点は注意が必要です。
一方、海外ローミングや海外用ポケット型WiFiはプリペイドSIMと同等以上に使いやすい上に、設定や条件が難しくありません。
インターネット設定に慣れていない方でも、たいてい簡単に無理なく使いこなせます。
ただ海外ローミングは、契約中のキャリアが対応していないと使えません。
海外ローミングは設定やプランによっては、思ってもなかった料金が請求される可能性もあります。
その点、海外用ポケット型WiFiは契約中のキャリアに関わらずレンタル可能。
海外用ポケット型WiFiは完全定額制のプランが多いので、想定外の費用が発生することもありません。
たとえばポケット型WiFi「海外WiFiレンタルショップ」なら、モーリシャスで1GB/日のモバイル通信を1,050円/日の完全定額制で使えます。
簡単で快適なインターネット接続手段を確保して、モーリシャスでの観光を思う存分楽しんできてください!
やはり海外で一番簡単にインターネットができるのは日本国内から「海外専用ポケット型WiFi」を持っていくことじゃのう!
モーリシャス旅行へ行くなら海外WiFiレンタルショップがおすすめだよっ!
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