海外旅行に必要な持ち物とは?リストでわかる必需品・便利な物を紹介|2024年最新
日本の国内旅行と比べ、海外旅行ではパスポートをはじめ持っていくべき必要なものが多いです。
必需品でないものの経験者でないと分からないような、「海外旅行であると便利なもの」も少なくありません。
この記事では海外旅行に必要な持ち物から、あると便利な持ち物までカテゴリごとに分類して紹介しています。
初めての海外旅行で心配が大きい方も多いと思いますが、旅行準備も楽しみの一つです。
最後に、海外旅行の荷造りの際に便利な持ち物チェックリストも用意しているので、是非活用して下さい!
あなたの旅が素敵なものになりますように。
海外旅行で必要な持ち物・必需品
行き先に関わらず、海外旅行へ行く際に必要となる持ち物・必需品は以下の通りです。
これらのグッズは絶対に忘れないように、自宅を出発する前などに忘れていないか確認するようにしましょう。
海外旅行で必ず必要な持ち物・必需品
海外旅行へ行く前に必ず準備しなくてはいけない持ち物は下記の通りです。
パスポート | 有効期限が十分に残っているか(少なくとも3~6ヵ月以上)確認しましょう。渡航先の国によって入国に必要なパスポートの有効期限は異なり、有効期限が足りないと入国を拒否されてしまいます。不安な方はコピーを控えておくと良いでしょう。 |
ビザ(査証) | 国によってはパスポートの他にビザも必要です。査証やVISAと表記する場合もあるため覚えておきあしょう。また、人気観光地のグアムやハワイなどのアメリカ領に長期間滞在をする場合はESTAの事前申請および発行・取得が必要です。 |
航空券(eチケット) | 航空券は、メールなどで送られてくる電子的な「eチケット」の場合もあります。eチケットは印刷が必須ではありませんが、入国時に提示を求められる場合もあるので印刷しておくと安心です。利用する航空会社に応じて準備しましょう。 |
財布 | 万が一盗まれても被害を少なくできるように、ブランド物のような高価な種類でなく、安価なものを使った方が安心です。 |
現金(日本円) | クレジットカードがあっても、国内の空港に行き来する際の往復の交通費や現地で両替して使用する分など、必要最低限のお金はもっていきましょう。 |
現金(渡航先の通貨) | 現地や空港で両替することも可能です。レートを確認し、より条件のよいエ場所で両替するとよいでしょう。ただ現地ですぐに両替できない可能性もあるので、少額でも日本国内で両替しておくと安心です。 |
クレジットカード | 渡航先で使えなくなってしまわないように、旅行前に暗証番号(PINコード)を確認しておきましょう。渡航先のお店によっては、特定の国際ブランドに対応していない可能性も。国際ブランドの異なるクレジットカードを複数持っていくと安心です。クレジットカードなら現地での買い物でもポイントが付与されることもあります。 |
乗車券・ホテルなどのバウチャー | 空港へ行く際のバス乗車券、ホテルのバウチャーなどがあれば、必ず忘れないようにしましょう。 |
医薬品(常備薬) | 常備薬など必要な薬は忘れないようにしましょう。想定外の状況(天候不良で飛行機が飛べないなど)で旅先での滞在日数が長くなる可能性もあるので、いざというときに使えるように多く持参すると安心です。 |
国際運転免許証 | 海外で運転する人に限ってですが必要です。 |
スマホ | スマホは必須アイテムです。たとえ海外専用のSIMカードがなくても、持っていきましょう。フリーWiFiに接続すれば世界中どこでもマップアプリも使用できますし、現地情報も検索することができます。海外専用モバイルルーターなどの機器があると移動しながらスマホが使えるため、より便利でしょう。 |
海外旅行で一般的に準備する持ち物
ここからは、海外旅行で準備しておく優先順位が高い持ち物を紹介していきます。
海外旅行で一般的に準備しておくべき持ち物
渡航先などの条件に関わらず、海外旅行で一般的に準備しておくべき持ち物を紹介します。
(「海外旅行で必要な持ち物・必需品」で紹介したものは除く)
日程表 | ツアーなどに参加している場合、日程表は持参しましょう。 |
衣類 | 滞在日数にあわせ、必要な分の着替えを用意しましょう。機内での体温調整のために上着もあると便利です。ベルトも忘れずに。靴は革靴ではなく履き慣れた軽量なスニーカーがおすすめです。ドレスコードがある際は革靴の持参も検討しましょう。 |
下着類やタオル | 滞在日数によって、必要な分を用意しましょう。ぴったりではなく、予備もあると安心です。滞在日数が長期となる場合は、現地で洗濯することも検討します。タオルは汗を拭く時などに便利です。ハンカチや靴下も忘れないようにしっかり準備しましょう。 |
ルームウェア | 海外のホテルではルームウェアの用意がないこともあります。パジャマなど、部屋で過ごしやすい衣類を用意しておくと便利です。 |
雨具 | 折りたたみ傘やレインコートなど、コンパクトに収納できる雨具があると安心です。スコールなどの気候や天候が変化する国では必須でしょう。 |
渡航先で使うカバン | ブランド物のバッグなど高価なものは避け、渡航先で使いやすい安価なものがおすすめです。 |
セキュリティポーチ | パスポートなどの貴重品を収納して、服の下で持ち運べるポーチです。スリなどに貴重品を盗まれてしまうのを、防ぐことができます。 |
エコバック | 海外では買い物をした際に、ビニール袋を渡してくれないことも少なくありません。コンパクトに収納できるエコバックを、バッグに入れておくと役立ちます。 |
ビニール袋・ジッパーバック | 化粧水などの液体を機内に持ち込む際は、ビニール袋に入れる必要があります。その他、洗面用具や小物類を整理したり、汚れ物を入れるゴミ袋代わりにしたりなど、いろいろ活用できて便利です。 |
歯ブラシ・歯磨き粉 | 海外のホテルではこういった日用品が用意されていないこともあります。 |
クシ・ブラシ | 海外のホテルでは用意されていないこともあります。 |
石鹸・ボディソープ・シャンプー・リンス | 海外のホテルでは用意されていないこともあります。また用意されているものが肌に合わない場合もあるので、不安な方は小さいサイズのケースなどに入れて持参した方が安心です。 |
整髪料 | スプレータイプはカバンの中に入れて手荷物として機内へ持ち込むことは制限されています。必ず預ける必要があります。 |
ポケットティッシュ・ウェットティッシュ | 海外のレストランによっては用意されていないこともあります。持参した方が安心です。 |
コンタクトレンズ(保存液も)・眼鏡 | 保存液や保存容器など、海外では入手が難しい可能性があります。必要な方は忘れないようにしましょう。 |
カメラ(充電器) | 今ではスマートフォンですます方も多いですが、カメラで撮影したい方は持参しましょう。デジタルカメラを持っていく場合は、充電器も忘れずに。 |
腕時計 | ツアーの集合時間など、海外では時間を確認する必要があるシーンも少なくありません。スマートフォンでも時間が確認できますが、腕時計の方が簡単にチェックできます。またスマートフォンの充電が切れた場合や、万が一盗まれてしまった場合にも腕時計があれば時間をチェックでき便利です。 |
電源プラグ/変換アダプター/変圧器 | 日本とは異なる種類を使う必要がある場合もあります。行き先にあわせて必要な種類を用意しましょう。 |
Wi-Fiルーター/海外用プリペイドSIM | 海外でスマホを使う場合は、Wi-Fiル―ターか海外用プリペイドSIMがあると便利です。海外専用レンタルWiFiは、事前に予約が必要な場合が多くあります。 |
モバイルバッテリー | ホテルなど充電できない場所で、携帯電話等が充電切れになって使えなくならないように持参しましょう。モバイルバッテリー付きの海外専用レンタルWiFiプランもあります。 |
変換プラグ/変圧器 | 海外で電化製品を使うときは必要です。行き先や使う電化製品によって必要な種類が異なるので、事前にチェックしておきましょう。 |
海外旅行保険証 | 海外旅行保険に加入した場合は持参するとよいです。手元になくても補償は受けられますが、海外旅行専用の保険証があれば、問い合わせ時に役立ちます。 |
連絡先をまとめたメモ | クレジットカードを紛失してしまった際の連絡先や現地の日本大使館(領事館)など、連絡先をメモにまとめておきます。 |
パスポートなど重要書類のコピー | パスポートをはじめとした重要な書類は、コピーして原本とは別に保存しておくと何かトラブルがあったとき役立ちます。 |
証明写真(4.5×3.5cm)2枚 | パスポートを紛失した際に必要となります。現地で調達することも可能ですが、あらかじめ準備しておくと手続きがスムーズです。 |
海外旅行で行き先や季節によって必要となる持ち物
行き先や季節によっては、持って行った方がよいものもあります。
ここにあげたものに関しては、ご自分の状況にあわせ選んで持参してください。
水着 | 海やプールなどへ行く場合は必要です。 |
サングラス | 日差しの強い夏場や国では、持っていくと安心です。 |
帽子 | 夏は日除けとして、冬は防寒用に持参するとよいです。 |
虫よけ | 行き先の国やエリアによって必要であれば持参しましょう。なおスプレー缶は機内に持ち込みできないので、預ける必要があります。熱帯などの地域によっては必需品かもしれません。 |
日焼け止め | 暑さ・紫外線対策のために、日差しの強い環境の暑い国へ行く際は準備しましょう。高地をトレッキングする際などでも役立ちます。 |
カイロ | 温まる目的で使用します。ヨーロッパ北西部の寒さが堪える国などでは、寒さ対策のためにあった方が便利でしょう。 |
エコバッグ | 破れやすいビニール袋よりは強度があるため重宝します。 |
リップクリーム | 機内は乾燥するのであると便利です。 |
サンダル | 海へ行く場合など、必要であれば持参しましょう。 |
防寒具 | ダウンや手袋、マフラーなど、寒い国へ行く場合は必要な分だけ持参しましょう。 |
ドレスコードに合わせた衣服・靴 | 高級なレストランなどへ行く場合、ドレスコードに合わせた衣服・靴が必要となる場合もあります。 |
コロナ関連の書類 | 渡航先によってはワクチン接種証明書などコロナ関連の書類が必要となる場合があります。 |
海外旅行で持っていくと便利なもの
必ず持参する必要はないものの、あると便利な持ち物も少なくありません。
必需品以外にスーツケースに入れる余裕があれば、持っていくことを検討しましょう。
このリストであげたものは、100円ショップで用意できる安価なタイプも多いです。
観光ガイドブック・会話集 | 現地を観光する際に、紙媒体のガイドブックなどがあれば、インターネット環境がなくても渡航先の情報をすぐに調べられて便利です。機内や滞在先のホテルなどで行き先の予習をしておくこともできます。 |
ネックピロー・アイマスク・耳栓 | 機内で寝るときなど、これらがあると快適です。特に長時間のフライトでは疲れやすいため、睡眠の手助けとなるアイマスクは重宝します。 |
スリッパ | 機内やホテルなどでスリッパがあれば、靴を脱いで快適に過ごせます。(ホテルによっては、スリッパが用意されていません。)使い捨てのタイプでもよいでしょう。 |
洗濯用洗剤 | 滞在日数が長くなる場合など、洗剤があれば現地で洗濯できます。 |
ボールペンなどの筆記用具 | 機内で記入しておける書類などもあるので、文字が書けるペンなどがあると便利です。 |
衛生用品 | 体温計やマスク、消毒液などは使い慣れたものを持参した方が便利です。 |
輪ゴムなど袋を閉じられるもの | 袋のお菓子を閉じたりする際に、あると便利です。 |
オペラグラス・双眼鏡 | スポーツや舞台を観戦する際にあると便利です。また世界遺産の大聖堂など、目の前で細かい彫刻を観察できないこともあるので、あった方がじっくり鑑賞できて便利でしょう。 |
インスタント食品 | 海外の食事が口に合わなかった場合、日本食が恋しくなった場合など、インスタント食品が活躍します。 |
衣服圧縮袋 | 帰りはお土産ものなどで、スーツケースのスペースが足りなくなることも。圧縮袋があれば、スーツケースの容量を減らすことができるので重宝します。 |
クリアファイル | パンフレットやレシートなどをまとめておくのにあると便利です。 |
S字フック | ホテルやレストランなどで、いろいろなものをかけるのに使えます。 |
携帯用ハンガー | 現地で洗濯をする際などにあると便利です。 |
水の入ったペットボトル | 現地ですぐに飲み物を確保できないこともあります。そのため、1本だけでも水の入ったペットボトルを荷物に入れておくと便利です。 |
絆創膏 | 万が一ケガをしてしまったときに、あると便利です。 |
荷物はかり | 飛行機に搭乗するとき、荷物の重量によっては追加料金が必要です。荷物はかりがあれば、事前に重量を測り必要に応じて不要なものを捨てるなど調節できます。 |
海外用タコ足コンセント | 特に複数人で海外を旅行する場合は、ホテルのコンセントが足りなくなる可能性があります。そのため渡航先に対応したタコ足コンセントがあれば便利です。 |
海外旅行に必要なもちもの【男女別】
男女によっても、海外旅行へ行く際に準備するものは異なります。
ここからは男女別に必要な持ち物を紹介していきましょう。
女性に必要な海外旅行の持ち物
海外旅行の際は、女性に限って必要となる持ち物も少なくありません。
女性の方は、ここにあげたものも忘れないように注意しましょう。
女性に必要な海外旅行の持ち物
化粧品 | 化粧品類は、現地で調達できないものも多いです。使い慣れた化粧品は必要な分だけ持参しましょう。化粧水やマスカラなど液体のものを機内に持ち込むときは、ビニールに入れておく必要があります。 |
洗顔料・メイク落とし | こちらも使い慣れたものを持参しましょう。メイク落としシートは、機内に持ち込みが可能です。 |
ヘアアイロン | 海外に対応したタイプを選びましょう。種類によっては、別途海外用の変換プラグなども必要です。 |
生理用品 | 現地ですぐに調達できない場合もあるので、必要な分だけ持参するとよいです。 |
男性に必要な海外旅行の持ち物
女性ほどではないですが、男性に限って海外旅行で必要となる持ち物もあります。
男性に必要な海外旅行の持ち物
カミソリ・髭剃り(電気シェーバー) | 現地のホテルに備え付けられていない場合もあります。使い慣れたものを持参するとよいでしょう。 |
海外旅行用持ち物チェックリスト
海外旅行の持ち物を、もれなく用意できたかはチェックリストがあれば確認しやすいです。
以下URLでは、本記事でまとめた持ち物のチェックリストをPDF形式でダウンロードいただけます。
チェック欄もつけているので活用して下さい!
海外旅行は準備も含めて楽しもう
海外旅行ではパスポートやクレジットカードなどの必需品から、機内で練る際に役立つネックピローまで、持ち物の種類が少なくありません。
そのためチェックリストなしで漏れなく揃えるのは、非常に困難です。
実際、持ち物を忘れて海外へ行ったときに後悔した経験のある方も多いでしょう。
当サイトで紹介したリストやダウンロード用のチェックリストを参考に、忘れ物をすることなく海外旅行を楽しんできていただければ幸いです。