タイ旅行でスマホを使うには?設定方法やよりおすすめの通信手段を解説
タイ旅行では、現地でのWeb検索やマップの利用など、スマホが必要不可欠です。
タイ旅行に行く予定があるものの、スマホがちゃんと使えるか不安な人もいるでしょう。
日本の大手通信キャリアと契約していれば、自分のスマホをそのままタイでも使える「海外ローミング」を利用可能です。
本記事では、海外ローミングの概要やキャリアごとの利用方法を解説します。
海外ローミングを利用する際の注意点や、よりおすすめの通信手段も紹介するので、タイ旅行でスマホを使う方法を知りたい人はぜひご覧ください。
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タイ旅行でスマホをそのまま使える!「海外ローミング」の概要とキャリア別の利用方法
海外ローミングとは、国内の通信キャリアを介して渡航先のネットワークを利用し、データ通信を行う方法です。
契約している通信キャリアがローミングに対応していれば、いつも使っているスマホをそのまま渡航先でも使えます。
国内の大手通信キャリア4社は、それぞれタイでのローミングに対応しているため、手順を押さえれば自分のスマホをそのままタイでも利用可能です。
ここでは、各キャリアの海外ローミング利用方法を解説します。
キャリア1.NTTドコモ
NTTドコモでは、用途に応じて2つの海外ローミングプランを利用できます。
プラン名 | 世界そのままギガ | 世界ギガし放題 |
---|---|---|
料金(タイ) | 1時間:200円(不課税) 24時間:980円(不課税) 7日間:5,280円(不課税) 14日間:10,480円(不課税) 30日間:22,480円(不課税) | 約24.4MBまで:1,980円(不課税)/日 それ以上:2,980円(不課税)/日 |
データ量 | 国内契約プランに準ずる | 無制限 |
申込みの有無 | 必要 | 不要 |
申込み方法 | Web・電話・店頭 | ー |
NTTドコモの海外ローミングプランは、利用時間を選べる「世界そのままギガ」とデータ無制限の「世界ギガし放題」の2種類です。
「世界そのままギガ」では国内で契約しているプランのデータ量を消費して通信を行うため、データ量が超過すると速度制限がかかってしまう点に注意しましょう。
そのため、国内で大容量プランを契約している人には「世界そのままギガ」、滞在先でのデータ量を心配したくない人には「世界ギガし放題」がおすすめです。
「世界そのままギガ」の利用方法
「世界そのままギガ」の利用方法は次の通りです。
- 日本国内で「世界そのままギガ」に申し込む(Web・電話・店頭)
- 「ドコモ海外利用」アプリをダウンロードする
- 「ドコモ海外利用」アプリor専用Webサイトから利用予約する
- 滞在先でスマホのデータローミングをオンにする
「世界そのままギガ」は、旅行前に国内で利用申込みを行う必要があります。
ただし、滞在先での作業はスマホのローミングをオンにするだけなので、必要な事前手続きを国内で済ませられるのはメリットでしょう。
また、利用時間ごとに料金が決まっており、自分に合った料金プランを選べます。
「世界ギガし放題」の利用方法
「世界ギガし放題」の利用方法は次の通りです。
- 国内契約プランが「世界ギガし放題」に対応しているかNTTドコモ公式サイトで確認する
- 滞在先でスマホのデータローミングをオンにする
- 帰国後、データローミングをオフにする
「世界ギガし放題」は、対象プランを利用していれば申込み不要で使えます。
滞在先でスマホのローミングをオンにするだけで、すぐにデータ通信が利用可能です。
ただし、帰国後にデータローミングをオフにする必要があるため注意してください。
また、データローミングの設定変更手順はお使いのスマホ機種によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
キャリア2.au
auでは、2024年3月15日から新サービス「au海外放題」が受付開始となります。
プラン名 | au海外放題 |
---|---|
料金(タイ) | 事前予約割:800円(不課税) 通常料金:1,200円(不課税) |
データ量 | 無制限 |
申込みの有無 | 必要 |
申込み方法 | アプリ |
「au海外放題」は、24時間800円(不課税)からデータ無制限で海外ローミングが使えるプランです。
日本国内で事前予約をすると、通常料金よりお得に海外ローミングが利用できます。
リーズナブルな料金で海外ローミングが使える点が魅力でしょう。
「au海外放題」の利用方法
「au海外放題」の利用方法は次の通りです。
- 日本国内で専用アプリをダウンロードし、初期設定を行う
- アプリを起動して予約する
- 海外到着前に「モバイルデータ通信」と「データローミング」をオンにする
- 海外到着後に機内モードをオフにする
「au海外放題」は、予約をせず海外到着後に利用することもできます。
ただし、その場合は予約割が適用されず、通常料金の1,200円(不課税)/24時間がかかるため注意しましょう。
キャリア3.ソフトバンク
タイでソフトバンクのスマホを使う場合、「海外あんしん定額」プランを利用可能です。
プラン名 | 海外あんしん定額 |
---|---|
料金(タイ) | 3GB:980円(不課税)/24時間 9GB:2,940円(不課税)/72時間 |
データ量 | 3GB/9GB |
申込みの有無 | 必要 |
申込み方法 | Web・SMS |
「海外あんしん定額」では、国内契約プランのデータ量を消費することなく、24時間あたり3GBのデータ通信を980円(不課税)で使えます。
国内契約プランのデータが消費されないため、国内で大容量プランを契約していない人でも使いやすいのはメリットでしょう。
また、3Gケータイを使っている人は、2,980円(不課税)/日でデータ使い放題の「海外パケットし放題」も選択肢となるでしょう。
「海外あんしん定額」の利用方法
「海外あんしん定額」の利用方法は次の通りです。
- My Softbankで「世界対応ケータイ(無料)」を確認する
- 専用サイト・SMSから「海外あんしん定額」に申し込む
- スマホの「データローミング」をオンにする
- 滞在先でソフトバンクから届くSMSを確認する
- SMSから専用サイトにアクセスして利用開始する
「海外あんしん定額」は現地到着時にソフトバンクから届くSMSから申し込むこともできます。
国内で申込みを忘れてしまっても大丈夫なのは心強いでしょう。
キャリア4.楽天モバイル
楽天モバイルでは、月2GBまで無料で海外ローミングを利用できます。
プラン名 | ー |
---|---|
料金(タイ) | 月2GBまで:無料 それ以上:500円(不課税)/GBで高速データチャージ可能 |
データ量 | 月2GB超えの場合、1GBずつチャージ可能 |
申込みの有無 | 不要 |
申込み方法 | ー |
楽天モバイルにて、2GBまで無料で海外ローミングを利用できる条件は次の通りです。
- 「Rakuten最強プラン・Rakuten最強プラン(データタイプ)」を契約している
- 渡航先とご利用端末が海外ローミング(データ通信)の対応エリアに該当している
月2GBを超えた場合、低速モードで引き続き海外ローミングを利用できますが、500円(不課税)/GBで高速データをチャージすることも可能です。
また、楽天モバイルの海外ローミングは国内契約プランのサービスに含まれているため、別途申込みを行わずに済むのはメリットでしょう。
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キャリアの海外ローミングを利用する際の注意点2つ
ここでは、国内通信キャリアの海外ローミングを利用する際の注意点を2つ紹介します。
- 日本国内よりも通信料が高額になる場合がある
- 国内契約プランによっては使いにくい
注意点を把握し、海外ローミングを使うべきか判断しましょう。
注意点1.日本国内よりも通信料が高額になる場合がある
キャリアの海外ローミングを利用する場合、日本国内よりも通信料が高額になる場合があるため注意が必要です。
キャリアの海外ローミングでは、多くの場合24時間あたりなど時間制の料金体系となっています。
この料金体系では、ローミングを使っていない時間も通算されてしまううえに、現地の滞在日数が多くなるほど費用がかさみやすいでしょう。
日本国内と同じ感覚で使ってしまうと、思わぬ高額請求につながる可能性があるため注意しましょう。
注意点2.国内契約プランによっては使いにくい
キャリアの海外ローミングは、国内で契約しているプランによっては使いにくいでしょう。
国内で大容量プランを契約している場合は、海外でも気兼ねなくインターネットを使いやすいかもしれません。
しかし、そうでない場合は海外で使うことですぐにデータ上限に達してしまい、わずらわしさを感じてしまうでしょう。
また、国内用のデータ大容量プランは料金が高めに設定されているため、海外利用を想定した一時的なプラン変更もお得になるとは限りません。
利用中のキャリアによって異なりますが、契約しているプランによってはかえって使いにくいケースがあることを念頭に置きましょう。
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海外ローミングだけじゃない!タイ旅行でスマホを使う方法3つ
ここでは、タイ旅行の際に海外ローミング以外でスマホを使う方法を3つ紹介します。
- 現地のフリーWi-Fiを利用する
- 海外用SIMを購入する
- ポケット型Wi-Fiをレンタルする
海外ローミングとの違いを比較しながら確認しましょう。
方法1.現地のフリーWi-Fiを利用する
方法1つ目は、現地のフリーWi-Fiを利用することです。
フリーWi-Fiの最大のメリットは、無料でインターネットに接続できる点でしょう。
タイでもフリーWi-Fiが提供されており、空港やホテル・商業施設などさまざまな場所で利用できます。
ただし、フリーWi-Fiはセキュリティ対策が不十分であり、個人情報を盗まれるリスクがゼロではありません。
そのため、安易に利用するのはできる限り避けたい方法です。
方法2.海外用SIMを購入する
海外用SIMを購入するのも1つの手です。
この方法では、あらかじめ海外用SIMを購入して、現地のネットワークを利用し通信を行います。
商品や端末によってはAPN設定が必要なことがあるものの、基本的にはSIMを入れ替えるだけで使えるようになるため簡単です。
タイで使えるSIMは現地でも契約できますが、国内で事前に購入することもできます。
慣れない海外でSIMを購入しなくてよいため、国内で購入できるのは嬉しいポイントでしょう。
一方海外用SIMは、利用する際現在使っているSIMと入れ替える必要があり、SIMフリーのスマホを用意しなければなりません。
また、現地で使おうとしたらなぜか繋がらないなど、何かとトラブルが起こりやすい点にも注意が必要です。
方法3.ポケット型Wi-Fiをレンタルする
ポケット型Wi-Fiをレンタルするのもおすすめです。
ポケット型Wi-Fiは持ち運び可能のため、いつでもインターネットが使える点が魅力です。
また、ポケット型Wi-Fiは複数人で利用できるため、グループみんなでインターネット環境をシェアできるのもメリットでしょう。
さらに、現地で電源を入れるだけで普段通りの感覚でWi-Fiを使えるので、多くの人にとって使いやすい方法です。
一方、ポケット型Wi-Fiはルーターを持ち運ぶ必要があるため、荷物になりやすい点はデメリットといえます。
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タイ旅行でスマホを使うなら海外ローミングよりポケット型Wi-Fiのレンタルがおすすめ!
タイ旅行でスマホを使うなら、海外ローミングよりポケット型Wi-Fiのレンタルがおすすめです。
海外ローミングはいつものスマホをそのまま海外で使えて便利ですが、費用が高額となりやすいほか、テザリングを使うとデータやバッテリーを消費しやすいなどデメリットもあります。
- 手続きや設定が簡単
- 通信が暗号化されておりセキュリティ面も安心
- 通信費を節約しやすい
ここでは、海外ローミングよりポケット型Wi-Fiのレンタルをおすすめする理由を3つ解説します。
理由1.手続きや設定が簡単
ポケット型Wi-Fiであれば、面倒な初期設定は必要ありません。
現地でルーターの電源を入れるだけで、すぐに快適なインターネット通信が利用できます。
また、ポケット型Wi-Fiはスマホだけでなくパソコンやタブレット端末も接続できるため、ルーターが1台あればストレスなくインターネットを利用しやすいでしょう。
理由2.通信が暗号化されておりセキュリティ面も安心
海外ローミングが国内契約プランのデータ量を消費するタイプの場合、データ節約のために現地のフリーWi-Fiを利用する場面もあるでしょう。
現地のフリーWi-Fiは、通信が暗号化されていないなどセキュリティ対策が不十分な可能性があります。
セキュリティ対策が不十分だと、悪意のある第三者からクレジットカード情報を盗まれたり、端末にウイルスを送り込まれたりするリスクもゼロではありません。
しかし、ポケット型Wi-Fiであれば、通信が暗号化されておりパスワードを知らないと利用できないため、セキュリティ面も安心しやすいでしょう。
理由3.通信費を節約しやすい
ポケット型Wi-Fiは、海外ローミングよりも通信費を節約できる可能性があります。
例えば「海外WiFiレンタルショップ」は1日あたりの料金が500円(不課税)〜であるため、24時間の利用で1,000円近く必要な海外ローミングと比べて割安です。
また、ポケット型Wi-Fiは、ルーター1台を複数人でシェアできます。
グループでシェアすれば1人あたりの料金を下げられるため、海外でもお得にインターネットが楽しめるでしょう。
タイ旅行におすすめのポケット型Wi-Fiは「海外WiFiレンタルショップ」
海外WiFiレンタルショップの概要▷▷
パケット通信容量/日 | 1GB/無制限* |
---|---|
通信料金/日(タイ) | 1GB:500円(不課税) 無制限:650円(不課税) +220円(税込)(端末レンタル料) |
端末レンタル料/日 | 220円(税込) |
往復送料 | 1,100円(税込) |
契約事務手数料 | 0円(税込) |
受取方法 | 宅配(自宅・コンビニ)/店舗 |
返却方法 | ポスト投函 |
補償 | 全トラブル無償:330円(税込)/日 破損・水没無償:165円(税込)/日 |
オプション | マルチ変換プラグ:110円(税込)/日 事前受け取り:550円(税込)/箱 |
支払い方法 | クレジットカード/ペイディ(あと払い) |
タイ旅行にもっともおすすめなのが「海外WiFiレンタルショップ」です。
端末代金は別途かかりますが、通信料は1日あたりなんと500円(不課税)から利用できるのは驚異的でしょう。
しかも、電源を入れた時しか通信料が発生しない仕組みで、現地で使わない日は通信料が発生しないのも大きな特徴です。*日本時間での計算
そのため、タイ旅行でポケット型Wi-Fi以外の通信手段を検討している場合に、万が一通信ができなかった際の「保険」として持っていくのもおすすめ。
補償も非常に安価で、盗難・紛失・破損などをすべてカバーして330円(税込)/日と、他社と比較しても非常にお得な内容となっています。
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まとめ
本記事では、タイ旅行でスマホを使う方法を解説しました。
海外ローミングは自分のスマホを海外でも使える便利な手段ですが、使い方次第では思わぬ高額請求につながったり、データやバッテリーの消耗が激しくなったりする可能性もあります。
一方ポケット型Wi-Fiのレンタルであれば、スマホのデータやバッテリーを消費せず、いつでも快適なインターネット環境を利用できるでしょう。
タイ旅行でスマホを利用する際は、自分に合った通信手段を見つけて、快適な時間を過ごしてください。
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タイ旅行でスマホを使う方法についてよくある質問
タイ旅行でスマホを使う方法についてよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
タイ旅行でスマホ・携帯電話を使う方法は?
- タイ旅行でスマホ・携帯電話を使う方法は?
-
タイ旅行でスマホを使う主な方法は、次の通りです。
- 海外ローミングを利用する
- 現地のフリーWi-Fiを利用する
- 海外用SIMを購入する
- ポケット型Wi-Fiをレンタルする
それぞれの通信手段のメリット・デメリットを確認し、自分に合った手段を選びましょう。
日本の通信キャリアをタイでも使えるの?
- 日本の通信キャリアをタイでも使えるの?
-
日本の通信キャリアのスマホや携帯電話を海外で使う方法は、キャリアによって異なります。
とはいえ、基本的に公式サイトやアプリから申し込み、必要に応じて設定を済ませれば使えるようになります。
大手4キャリアをタイで使う場合の海外ローミング料金は、次の表の通りです。
キャリア サービス NTTドコモ 世界そのままギガ:200円/時間(不課税)~
世界ギガし放題:最大2,980円/日(不課税)au au海外放題
事前予約割:800円(不課税)
通常料金:1,200円(不課税)ソフトバンク 海外あんしん定額24時間:980円(不課税)~ 楽天モバイル 月2GBまで:無料*
月2GB 超
低速モード(最大128kbps)で通信可能
500円/GB(不課税)で高速データ追加可能*Rakuten最強プラン/Rakuten最強プラン(データタイプ)を契約している場合 詳しい利用方法や料金はキャリアによって異なるので、公式サイトで確認しましょう。
タイで購入できるおすすめのSIMカードは?
- タイで購入できるおすすめのSIMカードは?
-
タイで購入できる主なSIMカードは次の通りです。
- AIS
- truemove
- dtac
いずれも現地の空港やコンビニなど、身近な場所で購入できるため入手しやすいでしょう。
キャリアによってデータ量や料金などサービスが異なるため、利用する前に各SIMの特徴を押さえておきましょう。